ドラえもん のび太の新魔界大冒険~七人の魔法使いと剣戟の英雄 作:幻想英雄
プロローグ
???
「ドラえもぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!」
ここ東京都練馬区すすきヶ原町ではいつものように大声大会に出場すれば上位に食い込むのではないかと思うような超近所迷惑なシャウトが響き渡っていた。
この町では、世界一運の悪い少年であり、しかし同時に誰よりも優しい心を持ち他者や生き物を思いやる優しさと仲間の為なら危険を顧みない勇気を持った少年、野比のび太と、子孫に莫大な借金を残したのび太を助け歴史を変えるため現代にやってきた22世紀の子守り用猫型ロボットお腹についている白いポケットから未来のひみつ道具がいろいろ入った四次元ポケットを持ち、やたら余計な一言が多かったりネズミに対して絶対的な恐怖や憎悪をもっており容姿も少々猫とは形容し難いがのび太にとって‘過去‘現在‘未来を含めて最高の大親友であるドラえもんの二人が中心となって、普段は意地悪だが何だかんだで本当にピンチの時は力を貸してくれる、ガキ大将である剛田武ことジャイアンと骨川財閥の御曹司である骨川スネ夫、そしてそんな彼らのマドンナ的存在で真面目でやさしく落ち込むのび太に発破をかけたり、粗暴なジャイアンや意地悪なスネ夫を叱るなど気の強い面もある少女、源静香。
彼等は非常に下らない子供のいたずらレベルの騒ぎから時には世界中を巻き込むほど大スケールのドタバタに巻き込まれたりそれを解決したりしていた。
そんな彼らの次の大冒険の舞台は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野比家2階のび太の自室。
「うぅ・・・ぐすっぐすっ・・・・・」
脱ぎっぱなしの服や空のペットボトル中身のこぼれたお菓子の袋、あっちこちに散らばったマンガにオモチャそんなこれ以上どうやったら散らかるのだろうかという
‘汚部屋‘の真ん中でこの世のすべてが憎いとでもいうようなそんな表情をした少年が四つん這いになって目や鼻から滂沱の涙やちょっと引くくらいの鼻水を垂れ流して泣き崩れていた。
・・・何を隠そうコレがこの小説の主人公(笑)・・ゲフン・・失礼
・・主人公である野比のび太である。
なぜこんな今にも闇堕ちしそうな状態になっているかと言うとその内容は実にくだらなくいつも通りのことであった。
まず最初に赤点のテストについて先生からのありがたいお話(説教という名の拷問)
(一度だけ赤点を取っただけならまだしも、何回も連続で赤点を取り続けていれば
怒られて当然である。)
その次に空き地で何時も通りにジャイアンやクラスメートたちと野球をしていたのだが、飛んできたボールは取れずに頭に当たりにアウトとなり、打席ではかすりもせず三振、塁に出ても次のベースに届かず見事にアウトになる。その事に対しブチキレたチームメイト(ジャイアンを筆頭)に怒鳴られバットやこぶしでどつかれそうになり全速力で命がけの逃走を図る。
(練習不足&トレーニング不足)
そして、とどめの家に着いてドアを開けた瞬間に散らかり放題の部屋を片付けろという、野比家の魔王(母)玉子からのどぎつい説教。
帰ってきた瞬間に鬼の形相で襟首をつかまれて二階の自室に連れて行かれ
ドアを半ば破壊しそうな勢いで開け放った。
「昨日あれほど言ったのにちっとも片付いてないじゃない!今日と言う今日は全部片付け終わるまで夕御飯は無しです!!」
そう吐き捨てるように言い放ち勢いよくドアを閉めてドスドスと階段を下りていく
少しの間部屋の中が静寂に包まれていると突然ムクリとのび太が泣きながらかたずけを開始した、しかしそのやり方は、よく言っても大雑把、悪く言えば杜撰そのもので
やっぱりというかのび太は床に転がっていたゴムボールを踏みそれによって本棚の本(漫画)が全て落ちてきてかたずける前よりも散らかることとなった。
本の山から顔を出すとそこで限界だったのか自分の親友の名前を叫んだ
「ドラえもぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!」
・・・そして冒頭に戻る。
・・・・運命の瞬間まで残り8時間・・・・・・・
いかがだったでしょうか、
映画の雰囲気を出せていれば幸いです、
それでは、次話でもよろしくお願いします。