わああああああぁぁぁぁぁ!!!!
ようこそグランドラインへ!!!!
島を警戒する皆に釣られてメアも緊張していたが、待ち受けていたのはまさかの歓迎の嵐だった。真逆のそれに最初は困惑するメアだったが、段々注目されている状況に恥ずかしくなったのかゾロの足にひっついてしまった。それを見て更にかわいいーといった声が掛かる。
それにますます顔をリンゴのように赤くする。
『///』
なんだかはずかしいな…
メア、初めての照れである。
その後、イガラッポイというウィスキーピークの町長が挨拶に来た。この町は酒造りと音楽が盛んな町のようで、それらでメアたちをもてなしてくれるようだった。
「「「喜んで!!!!」」」
「三バカ……」
ルフィ、ウソップ、サンジはその誘いにすっかり浮かれてしまっている。ナミとゾロは未だ警戒が抜けていないようだが。ナミがログの溜まる時間を聞いてもイガラッポイは旅の疲れを癒やすようにというばかりで、質問に答えない。
メアには何だかあの男が答えをはぐらかしたようにも見えた。少しの不安が芽生え、ゾロの足をギュッと両手で掴む。
「…大丈夫だ。」
それに気づいたゾロはメアの頭を撫で落ち着かせる。
いよいよ宴が始まるようだった。
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宴は随分と盛り上がっていた。
ウソップは法螺話に花を咲かせ、サンジは綺麗な女性に囲まれてうっとりとしてしまっている。
ルフィはコックが倒れるほど料理にがっついていた。
メアは近くにゾロとナミもいる安心感からか殆ど何も食べる事も無く眠ってしまっていた。恐らくは昼間の事でかなり疲れていたのだろう。持ってきてもらった毛布を掛けて、この煩さの中でもスヤスヤと眠っていた。
メアが眠っている間にも宴は続く。ナミは乾杯競争に参加するようだった。勿論賞金が出るものだ。皆思い思いにこの宴を楽しんでいる。
「いや、ホント…何よりで…」
そんな一味に気づかれないようにイガラッポイは裏の顔で笑った。
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ゾロとナミもベロベロに酔ってしまい、ルフィもコックが三人倒れるほどの料理を食べ尽くしていた。
ウソップとサンジもそれぞれ酔っ払っているようだ。
しかしこれはウィスキーピークの町民全てがグルの暗殺計画だったのだ。
皆より早く眠っていたメアは、皆が眠った後、コソコソと動き回る町民たちを怪しみ、ひっそりと後を尾けてイガラッポイ…いやMr.8の話を聞いていた。
たいへんだ…このままじゃみんなやられちゃう…
そうメアが焦ったその時、
「なぁ、ワリぃんだが、アイツらを寝かしといてやってくんないか?昼間の航海で皆疲れてんだ。」
ゾロ…!よかった…!
ゾロは油断していなかったようだ。町民の殆どが集まっているようだが、ゾロの強さを知っているメアは大丈夫だろうとその場を後にする。なんだか安心したからか眠くなってきたのだ。ここはゾロに任せてもう一眠りしようと、メアは再び部屋に戻り眠りについた。
Q,いくらなんでも暗殺者がいて、また部屋に戻って寝るものなのか?
A,幼女なので仕方ありません。眠いんです。