TSゲーマー、Vtuberになる(旧題:逆行ゲーマー、Vtuberになる)   作:模芋

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お待たせしました本章も隔日更新となります
あとプロット見直してて逆行要素が弱かったので改題しました
併せてプロットの変更もありましたが投稿済みの内容に修正はありません


5章 お泊りコラボ
[-n日目]そもそもの始まり


 それは社長の炎上の幾らか前、本当にデビューして間もない頃。

 ――と言っても今でも一ヶ月かそこらなので十分間もないのだが――

 私は複数社合同コラボに誘われた。

 

『いやこれ私だけ登録者数が桁違いに少ないですよね』

 

 別に登録者数が全てとは思わない。

 しかしこの時点での私のチャンネルの登録者数は何とか5桁に届く程度。

 対して他の参加予定メンバーは上下差こそあるが基本6桁に届いている。

 はっきり言って場違い感が強かったので断りたかった。

 結局理屈で受け入れることになったわけだが。

 


 

 前提として、Vtuberのジャンルとしての扱いには微妙なところがある。

 その例として、ほぼ生ものなのにカプ概念に巻き込まれるとか。

 まず三次元の人間としての面が出る配信をしており供給量が多いとか。

 その一方でガワは二次元なので一部ではこれに近い認識もされるとか。

 これが組み合わさるとコラボ内容でどうこう言われたりするわけだ。

 

 そして元々はこれを利用したコラボの準備を進めていたとか。

 仲の良いペアを集め『どの組がより気持ちが通じているか』で勝負する。

 要するにそんな感じの企画である。

 勿論可能な限りギスギスする要素は回避する方向で。

 

『この準備でちょっと失敗しまして』

 

 企画主の篠原さん(●●○の中の人)曰く、予定は割と初歩的なところで崩れた。

 

 そもそも現在のニシツキシキのライバーは九人。

 ただペアを作るだけならまだしも仲の良い組み合わせは限られる。

 特にコラボで複数のペアを作ると無理が出易い。

 最初は『それでも良いか』と準備を進めていた。

 だが後に『やっぱりそれでは面白くない』と外部にコラボを持ちかける。

 ここから話が元々の想定以上に大きくなってしまう。

 最終的に四つの箱、進行役を含め計十人が参加する大型コラボになった。

 

 そこまで進んでから問題が発覚。

 予定メンバーの内、西月ノゾミは外部コラボにNGがあったのだ。

 

『説明聞いた段階では内部コラボの予定だったから受けたんだけどね』

 

 とは社長談。

 篠原さんもまさかそこがNGとは思っていなかった。

 そこはちゃんと確認をとれよ。

 私はそう思ったが、よく考えると篠原さんは社会人一年目。

 でもって企画していた頃は忙しかったとも聞いている。

 どの程度かは知らないが聞き辛い状況で後回しにしたと思われる。

 聞こうにも今忙しいし性格的に受けるから大丈夫だろう、とか。

 確認していないので全て推測だが。

 

 この件は各所に連絡と謝罪済み。

 ついでに埋め合わせとして『何でも手伝います券(意訳)』が発行された。

 その後『企画は面白いんだから続けよう』という方向に話が進む。

 改めてニシツキシキの候補として挙がったのが私と江島さんである。

 これには他の大丈夫な候補は時期が噛み合わなかったという理由もある。

 

 この話が私に回ってきた時点ではまず『何で外部NGなの?』と思った。

 今なら分かる。

 複数のVtuberを掛け持ちしていると発覚する危険があったからだ。

 そりゃ下手にコラボできんわな。

 結局別で起きた問題の延焼を回避する為に掛け持ちをバラしたわけだが。

 


 

 この大規模コラボを受ける上で一つ重大な問題がある。

 私と江島さんの関わりの浅さだ。

 

 コラボの性質上『お互いをどの程度知っているか』という話になる。

 プライベートで多少仲が良かったところでまだまだ期間が短い。

 どう考えても圧倒的に不利、なのはこの際諦める。

 私にとって重要なのは、ここで迷惑をかけないこと。

 

 コラボというのはお互いの利益になってこそ意味がある。

 付け加えるなら『できる準備をしないこと』は私の主義にも反する。

 だから私が足を引っ張る要素は削っておきたい。

 その為は私と江島さんがお互い積極的に関わる必要がある。

 というわけで――

 

「一週間宜しくお願いします」

「こちらこそ宜しくね」

 

 大規模コラボ前の一週間に会社寮のお泊りコラボをすることに決まった。




「おかしい、これは何かがおかしいぞ
 プロットは半年以上前に完成済みで
 執筆は前章投稿中から始めている」
「え? そんなに早く?」
「なのに
 二ヶ月何の音沙汰も聞こえないとは
 これは、絶対におかしい
 何かが、あったに…違いない…」

そう、もうお分かりだろう
執筆の時間を取れていないのである!



……すみません書きたかっただけです
環境が変化した都合で更新頻度やクオリティは悪化する見込みになります
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