ではどうぞ
私がこういうのもなんだが、霊夢と魔理沙、そして幽々子さんの戦いは少々つまらないものであった。
まあ、とりあえず一部始終を見てもらった方が早いかもしれない。(メメタァ)
最初から説明していくと時間がかかっちゃうので始めの部分は簡潔に……まず霊夢が面倒くさそうに幽々子さんの弾幕を避けて、魔理沙が少しやりづらそうに避けていたのを覚えてます。
その後に、霊夢はスキマから出てきた紫さんと、魔理沙は幽々子さんと話し始めて、その後からですかね。
魔理沙も霊夢も、急に目の色を変えてやる気を出し始めたんですね。
「さて、幽々子! こっからは私も本気でいかせてもらうぜ! まずは景気付けにこいつを喰らえ!
恋符【マスタースパーク】」
「私も少しやる気を出してあげるわ。 あんたをとっちめなきゃいけなくなったしね。
夢符【二重結界】」
「あらあら、これは私も少し力を出さなきゃね〜
桜符【桜吹雪地獄】」
魔理沙からは十八番の高火力ビームが、霊夢からは結界が幽々子さんに向かっていく。
そして、まるで桜の花びらが舞うように儚く綺麗な幽々子さんの弾幕がそれらを相殺した。
幽々子さんの力は相も変わらず底知れない。本人がその気でなくても、わざと隠しているようにしか思えない。
……正直、幽々子さんの普段の態度から考えると絶対にその気だろうけど。
「むぅ…いくら景気付けの一発とはいえ、あっさりと防がれるのもなんか気に食わないぜ」
「そうね、というか前に会ったそんなスペカあったの?」
「最近、何となくで作ったのよ〜。 じゃあ私からも攻めようかしら?
亡舞【生者必滅の理 ‐魔境‐】」
そういうと幽々子さんから蝶弾の列が四つ現れ、それらが時計回りに回転し始め、遠くになればなるほど偶数弾、奇数弾とかなり避けにくいものとなっている。
その上、大弾が発射されている。それは最初こそ、誰も狙っていないように見えるが、少しすると魔理沙や、霊夢を直接狙って飛んでいく。
魔理沙は幽々子さんの周りを回転することで、かなりギリギリではあるが避けている。 霊夢は少し遠くにいながらも、涼しい顔をして躱していく。
「私にはこれは避けにくいな……綺麗ではあるけど」
「そうね、美しさって意味じゃこの亡霊が一番かもね。認めたくないけれど」
「あらあら、褒めてくれて嬉しいわね〜。 だからと言って手を抜くつもりは無いけれど〜
華霊【バタフライディルージョン】」
最初に、周りにあったと思われる霊魂が霊夢がさっきまでいたところに集まったと思ったら、まるで花火のような弾幕が現れた。 その後も霊夢を狙ったり、魔理沙を狙ったりしている。
また、十六方位にまるで矢印のような形をしている小弾の塊が一回だけ発射される。
更に、奇数弾、偶数弾、奇数弾の三つの弾で構成された中弾位の大きさの弾が何回も何回も発射される。
魔理沙も霊夢も、これは割と難なく避けている。
「これも余裕ね。 相も変わらず綺麗な弾幕なのがイラつくけど」
「ふう、これなら私にとっても簡単だな。 綺麗だからそれについつい目を奪われて、うっかり当たりそうになるが」
「綺麗ってよく言われるのよね〜、私が綺麗だからかしら〜」
幽々子さんがそう言うと、魔理沙がイラッときたのかよく分からないが、少し避けるのが雑になってきた気がしたけど、多分気のせいですはい。 (白目)
ちなみに私はなんとなく幽々子さんに母親の面影のようなものを感じてました。 なんででしょうね (すっとぼけ)
……というか、何故こんなにも遅くて、軌道が読みやすい弾幕を魔理沙や霊夢は手こずりながら避けてるんですかね本当に。
「ま、魔理沙? なにムキになってるのよ」
「何となくだが癪に障るんだぜ!」
「……そんなアンタは美に執着してないでしょうが」
「最近は家の掃除とかも頑張ってるんだぜ? こう見えても」
「こう見えてもとか言ってるじゃない……。全く、呆れたものね」
「ふふふ、話している最中に悪いけど、これで終わりにさせてもらうわね?
蝶符【花蝶風月】」
幽々子さんがスペルカード宣言をすると、霊夢と魔理沙の背後に大量の蝶弾が現れ、その後霊夢と魔理沙に向かっていく。
その様子はさながら大量にあるタンポポの綿毛があちらこちらへと飛んでいくかのごとくの自由さであった。
そんな霊夢と魔理沙にとっては避けにくいであろう弾幕は、見事に二人に直撃したのであった。
……とまあ、そんな感じで最後はあまりにもあっけなく終わったのが、霊夢と魔理沙、そして幽々子さんの戦いでした。
いやぁ正直に言って、見ていてあまり面白くはなかったです。 どうしてこんなのが避けれないのか? って疑問に思ってしまうほどには。
ついつい霊夢と魔理沙を煽ってしまうほどに謎でしたね。
「……愛杉、アンタそんな性格だったっけ?」
「そうだぜアッサ。 あまり人を煽るのは良くない。 なんなら今この場でその精神、叩き直してやろうか?」
「魔理沙、そんなボロボロの体じゃ動くのも大変なんだから…あんまり無理しないでよ。 霊夢も、今はあんまり動かないこと……分かった?」
「さっき煽ってきた人物とは思えない、変貌ぶりね」
「そんなこと言ってると、回復魔法かけないよ?」
「私は別に自分でかけられるから平気だが……、霊夢はどうかな?」
魔理沙はここにきて、霊夢を見ながらニヤニヤしている。 ……明らかに煽ってらっしゃる。 さっき私に煽るなって言った人のやることです?
「まあ、いいわ。 取り敢えず私に回復魔法でもなんでもかけてちょうだい」
「うん、分かった。 ちなみに私は魔法がすっごい苦手だから失敗したらごめんね」
「ちょっ、愛杉!? 今それ言うの?! ま、待って。 お願い─―」
「えい!」
そんなこんなで、霊夢はよくなりましたとさ。
どうだったでしょうか?
今回も楽しんでもらえたら幸いです。
ではまた次回。