リコリス・ラジアータ   作:暇を司りし神

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今回は早めに作れましたね。
それではどうぞ。


お酒呑みたい

 ちなみにレミリアお姉様の血の味はとても甘かったです。……まあ、確かに毎日プリンとか食べてればねぇといった感じですが…なんか別の要因で甘く感じたような気もしなくはないです。

 うーん……よく分かりませんね(すっとぼけ) とりあえず、近くで嗅いだレミリアお姉様の匂いも甘く感じたとだけ伝えときます、誰に伝わってるのか知りませんけど。 多分闇乘弌一護さんにでも伝わってるんでしょう。

 

「アッサ? 何してるの? 早く行くわよ」

「わ、分かりました。レミリアお姉様」

「アッサ、無理してお酒飲まなくていいからね?」

「ふ、フランお姉様……。そんなに近くで言わなくてもいいじゃないですか。ちょっとビックリしましたよ」

「えっ あ、あぁぁ ご、ごめんね! なんかアッサの口からお姉様の香りがしたからつい……」

 

 え?もしかして、レミリアお姉様の血を飲んだこと……バレてたり?

 それって結構まずくないですか? 私はそうは思いませんけど(確か……エビオ?って人の構文)

 バレてもいいんですけど、なんか気の所為ならフランお姉様の目からハイライトが消えてる気もしなくはないですね……。もしかして、ヤンデレへの第一歩? ヤンデレは面倒くさいって助けてくれた人が言ってましたね。(それと男が好きな要素の一つとも言ってましたね)

 と、兎に角なんとかしなきゃですね。えぇっと……

 そう考え始めた時には、フランお姉様の鋭くとがった八重歯が私の細い首に噛み付いていました。噛まれた部分を見たら、フランお姉様が私の首から出てきている少量の血をコクコクと喉を鳴らしながら、とても美味しそうな表情で飲んでいるところでした。……ついその様子を見入ってしまったのは内緒です。

 

「ぷはぁ、美味しかった! ありがとうアッサ」

「へ? 私なにかしましたっけ?」(すっとぼけ)

「血を飲ませてくれたじゃない。何言ってるの〜?」

「そ、そうでしたね! キモチヨクナッタウエニミイッタナンテイエナイ(小声)」

「ん? なんか言ったかな?」

「い、いえ何も!」

 

 フランお姉様の横を通り過ぎる時、すっごく悪魔っぽい顔をしていたのはわざとやったっていう証拠でいいんでしょうかね?

 ちなみに気持ちよかったのは本当ですよ? なんというか血を抜かれていって、それによって脳が麻痺するような感覚でしたね。吸われる人間側の気持ちになれたって感じでしょうかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「酒を呑む時間だぁ! 野郎ども! 酒をのめぇ!」

「「「「「「イェーイ!!!」」」」」」

 

 そんな、よく分からない掛け声の元、始まった宴会。場所は冥界の白玉楼にてやっております。……というか、今の声誰の声なんですかね? 私は聞いたことがないんですが…まぁいいでしょう。私もお酒を飲んで気持ちよさをゲットだぜ!

 

「などと供述しており……」

「また心の声を読んでるぅ!?」

 

 その時の私は思いっきり涙を流しながら叫んでいたそうです。……またさとりさんには思いっきり引かれたそうです、ちくせう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず、私はお酒を飲みたいんですよ! 早く飲ませてくださいよ!」

「ダメだって……何回も言ってるよ、アッサ? もーお姉様!お姉様からも何か言ってちょうだい!」

「そうね……いくら私の血を少し飲んだからってすぐにお酒が飲める訳じゃないわ。だからもう少し我慢してちょうだい」

「ぶー!フランお姉様もレミリアお姉様も意地悪するぅ! 霊夢!魔理沙! なんか言ってよ!」

 

 そうやってわたしは霊夢と魔理沙に意見を求めるも、霊夢も魔理沙も少し困惑した様子でこう言った。

 

「「私達には何も出来ないわよ(のぜ)」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいよねーフランお姉様とレミリアお姉様はワインが呑めて! 私は匂いで酔っちゃうお酒弱い系吸血鬼だからねー!」

「な、なぁフラン」

「ん? なぁに?」

「アッサって酔っ払うとああなるのか?」

「あーうん。ちょっと面倒というか、なんていうか……まぁそこも可愛いでしょ?」

「うーむ……ちょっと無理やりな気がするがまあいいだろう」

 

 なんか、魔理沙とフランお姉様が話してるけど聞こえない〜!!!

 なんか霊夢とレミリアお姉様も話してるけど聞こえない〜!!!!

 う〜!!!ずるいずるい!なんでみんな私に話しかけてくれないし、お酒を飲ませてくれないの!!!

 

「それは貴女の心の中が荒れてるからじゃないですかね。折角ですし、お話でもと思ったのですが……やめておきましょうかね?」

「やめてください。本当に話し相手がいなくなってしまいます」

「わ、分かりましたよ! なりますよ! なりますから! 土下座までしなくていいですからぁ!」

 

 何故か分からないが話し相手が出来た私でした。

 さとりさんまじ優しい天使かな?

 

「殴りますよ? というかやっぱりお話するのやめましょうか?」

「やめてください。本当の本当に話し相手がいなくなるのでやめてください」

「ちょっ……心の中でも外でも泣くのは反則ですよ! そ、その、可愛く思えちゃうじゃないですか……///

あっちょっと!ニヤけるのやめてください!」

 

 本当に天使でした、対戦ありがとうございました。




今回はアッサちゃんが酔いました()
次回もお楽しみに
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