リコリス・ラジアータ   作:暇を司りし神

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えぇ……

「アッサ……それどういう冗談よ?」

「さ、流石に嘘だよね? 【人】になったって……嘘だよね?」

「あのですね、さっきから言ってますがお姉様方、本当なんです」

 

 さっきから私が【人】になってしまったことをお姉様達に説明しているのだが、全くもって聞いてもらえない。でも、それもそうか。フランお姉様に限って言えば、嫌な奴と好きな奴が付き合ってました的な感覚ですよね。

 いや、取り敢えずレミリアお姉様は納得しましょうよ……? あ、よく見たら納得してる顔になってる。レミリアお姉様もなんだかんだでわかり易いですよね。私は人のこと言えないみたいですけど……ま、まあ今後顔に出ないように練習すればなんとかなるはず!

 

「アッサ、なんとかならないわよ。それすら思いっきり顔に出てるわ」

「なんで私はこんなにも顔に出るんだ?!」

「正直、最近サードアイを使わずとも、アッサさんの心が読めるようになってきたのは嬉しいですけどね」

「照れながら可愛いこと言ってるさとりさん可愛いヤッター!」

「か、可愛い……//」

「流石に可愛いわね。アッサに同意よ」

 

 フランお姉様すら落とした……?! さとりさん最強説あるなこれ。勝ったな、風呂入ってくる(フラグ)。

 

「ちょっとアッサ君。サラッとフラグ立てるのはどうかと思うよ?」

「何言ってるんですか?! さとりさんの可愛さですよ??? 勝てる奴いないでしょ??!!」

「私を忘れてはいないかい?」

「あ、忘れてましたァ……あ!? 忘れてた?! 勝てる人がいる。いや、妖怪がいる! こいしさんじゃん!」

「いえーい、ピースピース!」

 

 そういえばいたなぁ?! 最近出てこないからびっくりしたァ……あれ? 本当に最近居なかったのかな? だってこいしさんって

 

「うん。ずっと一緒にいたよ? 無意識の中に潜んで……ね?」

「うん、ヤンデレかな?」

「違うよ〜? あ、そうそう。アッサちゃんが【人】? ってやつになったのも私のせいだよ。私が無意識に封じてる力を無理矢理出させたからね」

「……はぁ?」

「ま、まさかこんな娘がまだ幻想郷にいるとはね……」

「闇乘弌さんも驚いてる場合じゃないですよ?! これこいしさんをなんとかしてやめさせるようにしないと?!」

 

 こんなの誰でも使いたくなってしまう。いや、割と幻想郷にいる人たちってそんなに強さに固執してないような? あーでも、魔理沙は少し固執してるところあるからやめて欲しいなぁ……。

 というかいつの間にそんな力を……?

 

「えっとね〜いつだったかな〜? 忘れちゃったぁ〜あはは!!」

「忘れちゃいけないところ忘れちゃってるよこの人……」

「さて、タナトスのせいなのは凡そ察せたからいいとして」

「なんで察せるのかな〜この【人】は……」

 

 相変わらず察しの能力が人を超えてますね。まあそりゃ【人】だからね、しょうがないね。

 まあともかく、タナトスのせいだとしていつの間にやったんだそんなこと……無意識を司るとかになるのかな? だってやってること、ドラ○○ボール○の老○○神と同じだよ? 潜在能力以上を引き出してるよ? おかしいよこの姉妹(誰が言ってるんだ)

 

「まあ、どうすればいいっていうのは簡単でしょ?」

「私が危ない人を無意識に感じられれば問題はなし!」

「それもそうですけど……やっぱり不安ですよ。知らない男の人に近寄ってちょっといい事してあげるって言って潜在能力以上を引き出しそうで怖いですよ」

「すっごい早口で言ったけどもしかして別の想像しちゃってたり?」

「それは無いので安心してください、こいしさん」

 

 いや、疑いの目で言われても本当に何も無いから。いや、本当は寺子屋の男の子を一人ずつ誘い出して、一人一人襲ってそうとか考えてないですし。どちらかといえば女の子誘ってそうとか考えてないですし。

 

「思いっきりエッチなこと考えてるじゃ〜ん! も〜エッチ」

「なんか、こいしさんにエッチって言われてもあんまりムラムラしないなぁ?」

「えぇ〜? なんかそれ酷くな〜い?」

「……エッチ//」

「ブフォアァァ!!!!」

「アッサ君が死んだ!」

「この人でなし!」

 

 私がさとりさんのエッチに殺られてから数時間後はたった後、さとりさんから天誅を食らいました。はい、めっちゃ痛かったです。

 それと、どうやらいい加減戻らないと秘書が怒る可能性が高いとのことなので、闇乘弌さんは帰ってしまいました。なんかちょっと残念というか、寂しいというか。

 まだ私と闇乘弌さんとさとりさんの三人で馬鹿やってたかったけど、そういう訳にもいかないというわけでして。まあ、高々その辺の【人】の言うことにゃ聞く訳にはいかないということで……。というよりも、そもそも闇乘弌さん達の血筋以外で【人】が出来てしまったことについて話し合わなければならないらしく……

 まあ当然のごとく、私が呼び出される訳でしてはい。ちなみにこいしさんもですけど。何聞かれるんですかねぇ……やっぱりなった経緯ですよね普通に考えて。後はなってしまってどう感じたかとか諸々聞かれるんだろうなぁ……あぁ、胃痛が痛い。

 まあでも、それも数日してからとの事なので……なんとかなるっしょ!(盛大なフラグ)

 ちなみにこの頭の中の会話というか独り言をさとりさんに聞かれてしまったのでオワタ方式でしたけどね初見さんも初見さん以外も!




今回迷走気味ですね。
ではまた次回
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