リコリス・ラジアータ   作:暇を司りし神

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リコリスラジアータ

 あの人は……最後に託してくれました。暇神さんはとても重要なものを残してくれました。

 

「それがこの……バリアダヨーン!」

「……なによダヨーンって。アホ面にはちょうどいい語尾ね」

「なんだぁおめぇ、ぶっ殺すぞ」(悟○風)

 

 いや、いい感じにあの人みたいな顔になるかと思ってダヨーンって言ったんですよ。そもそも、闇乘弌一護さんは概念だったようですね。それを確認するための暇神さんにかかっていたバリア。

 そして確認した上で保護してるのが闇乘弌一護本人。さっき破壊されたのは闇乘弌一護さん本人。まあでも確認できなきゃ破壊なんて出来ない。だから本当は偽物を掴まされたのね! フランお姉様は!

 

「でも、なんで私はあの人に護られないんでしょうかね……?」

「ちょっ……アッサさん。いきなり情報量が多すぎます。少しづつですね」

「簡単に言うと、闇乘弌一護さんは見えないんですよ、誰にも。そして一護さんは他人になれる。見えないからこそ、見えるように実態が必要なんです」

「条件みたいなもので……バリアが必要と?」

「まあそういうことですね」

「騙されないわよ! フランッ!! その小娘をさっさと汚い花火にしなさい!」

「嫌だね〜! ベーッ!」

 

 いつの間にやら目が覚めていた……訳ではなく、無意識的に動くフランお姉様。何故かって? そりゃ簡単ですよ。

 

「この、こいしちゃんも居たのだ!」(キラーン!)

「流石こいしちゃん! 可愛いよ! 最強だよ!!」

「馬鹿な?! その小娘の意識も、無意識も、死んだはずじゃ……」

「死んだんだけど〜また復活させたのら☆」

「……そう言えば、こいし嬢は無意識を司っていたね。タナトスのせいで」

「げッ! あの時の娘か!?」

「なんでもありだね、私って! なんて罪な女の子〜!」

「可愛いよ! 最強だよ!! こいしちゃ〜ん!!!」

 

 私がオタクみたいだって? 今更やろ? オタクな女子でも恋が出来る裏技があるんですよ!(某サボテン)

 それがですね、女の子同士でって馬鹿野郎! こんなこと考えてる場合かっての!

 こいしちゃんはなぁ……タナトスのせいじゃないんだよ!(多分) 多分じゃダメじゃない? ダメみたいですね……(説明諦め)

 まぁでもフランお姉様はこれで動かせないはず……

 

「つまり、これで私の本気が見せられるって訳ですよぉ?!」

「くッ!? 貴女程度が本気を出したところで私が倒せるとでも?」

「その顔、綺麗だな。ちょっと見させてくれ……おっと、その必要はなさそうですね。なにせ……その顔面今からパンパンに膨れあがるんですからねぇ!!!!」

 

 そういうと私はかつて暇神さんが得意としていた、デトロイトスタイルを取ると、速攻でフリッカーを繰り出し始めた。

 

「オラオラ、死ねとまでは言わねぇけど死ね!」

「ちょっ、ヘブッ! どっちなのよ!」

「つまり死ね!

 『アダマスの鎌 薙刀 〜雪月花〜 』 くらいやがれぇぇええええ!!!!」

「や、やめろぉぉおおお!!!」

 

 辞めるかバカヤロウ!! まずは一歩目じゃ!!

 

「まずは上から振り下ろす!!」

「そんな、そんなものぉ……」

 

 次に二歩目ぇぇぇえええ!!!

 

「次に左から薙ぎ払う!!!!」

「そ、そんな……ものぉぉ!」

 

 ラストぉ!! 三歩目ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!!

 

「下から思いっきりッ! 一回転して終わりッ! 閉廷ッ!!」

「そんなものぉぉぉぉおおぉぉぉ?!」

 

 最後まで見てなかったな? だからさっきのタナトスの雪月花じゃあ暇神さんにトドメまではいかなかったんですよ!

 

「お前の敗因はたったひとつ! 私を……【人】にしたことだ。あ、違う! 怒らせたことだ……」

「ノワァァァァアアア!!!???」

「あれ? まだくたばってないんですか? じゃあ最後にフランお姉様と一緒に〜?」

「「『キュッとしてドカーン』」」

「あ、ぁぁ……」

 

 最後の一撃は切なくて儚いとはよく言ったものですね。本当に悲しくなりそう……いや、ないわ〜。今のは無いわ〜自分。

 

「タナトスが死んだし、これでフランお姉様も……?」

「戻ったよ、アッサ!」

「さっすがフランお姉様!!」

 

 うん。これでハッピーエンド、多分。いや、もうちょっとだけ続くんじゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「はぁ?!」」

「いや、あのですね、本当に申し訳ないというか。なんと言いますか……」

「闇乘弌一護がまだ死んでないってどういうことよ!!??」

「いや、ですからね? 彼は概念であって……」

「だから生きてるって!? もうふざけてんのか(憤慨)」

「大真面目ですよ、フランお姉様 」

 

 いやぁ……思ってた以上にフランお姉様激おこだね!(白目) まぁ私の師匠って立場はある意味、フランお姉様の位置ではあったよね……。

 ま、まぁでもフランお姉様が元祖だし?! 大丈夫でしょ?!

 

「まぁ、そうだけどね。じゃあアッサはその彼岸花……捨てちゃうの?」

「捨てませんよ。死んじゃいましたけどね」

 

 あの時、全ての力を使い切ったようであの戦い以降、一切喋らず、その上枯れてしまったのだ。

 ……まぁ、召喚したの【人】とか、神に近い人呼んでますからねぇ、流石に無茶のし過ぎですよ? ゆっくり休んで……どうぞ(慈悲) でも悲しいですね、これからは常に一人ですよ私ゃ。

 

「一人じゃないですよ、アッサさん」

「さとりん……」

「私が居ますからね。それに……義姉さん達もですよね?」

「ですよね言いたいだ──」

「もうそのネタに頼るのNGにしない?」

「それ言ったらアッサさんノリノリで悟○やってたじゃないですかぁ!!??」

「そ、それはですね……えーと…そのに〜げるんだよ〜!!」

 

 後ろから待てやゴラァと言わんが如くの顔で迫りよってくるさとりん。うん、だいぶさまになってきたじゃねぇか……ってところでこの作品はここまで! またいつか〜!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???side

 

 

 

 

「てぇ訳よ。なんで俺があの時ぶっ殺されなきゃいけねぇんすか!?」

「いやね、それは別になんてことは無い理由で……」

「でもよ〜? 納得がいかねぇんだよ。どうしてこの行動がダメなのか、これがどーしても知りたくてよお〜?」

「その言い方。N○Kのドラマの岸辺露伴○○○ないの【くしゃ○○】のセリフの一部に似てるね」

 

 なんて冗談を言っただけなのに、暇神はすぐにビビり散らす。やれやれ、本当に誰に似たんだかねぇ?

 

「親父に似たんだろうがよ!? なんでそんなことも分かんねぇかなぁ……」

「それはこっちのセリフだよ。というか、別に死んでまでアッサちゃんに伝える必要はなかったでしょw」

「それはなぁ……言われちゃ仕方ねぇか。闇乘弌一成にはお見通しってか?」

「うるさいなぁ、ぶっ殺すよ? 」

 

 まるで今死んだ後の世界にいるんだからもう殺せないだろって感じの顔をしたね? 僕には余裕で殺せるんだよね。まぁ関係ないからこの話はここで終わりにしたいんだけどね〜?

 まぁ最終話だし、この回で次回作の伏線でも貼っておきたいんでしょ?

 簡単に言えば僕らの──

 

「あー!! バカ親父!! 言うんじゃねえよ! これから楽しみにしてる可能性が僅かながらにもある読者の楽しみってやつを奪う気か親父!?」

「おっと、それはいけないことをしたね。まぁ、ここではアッサちゃんの発言の一部を纏めておこうってね。そういう寸法だよ」

「文字数稼ぎの権化かコノヤロウ……」

 

 まぁまずは、闇乘弌一護の話から。

 あの子はアッサちゃんのが言った通り、概念だ。闇乘弌一護っていう概念。唯一無二の概念だから、誰にも認知することが出来ない。勿論、僕以外はだけど。

 で、この子概念だから、色んなものになれるんだよ。闇乘弌の家の血のせいだね☆ んで、フラン君が破壊したのは、偽物……では無くて、本物の闇乘弌一護だよ。だけど概念までは破壊出来なかったみたいだね。実はあの時、何も壊せてないんだよ。

 だって、【目】が無いもん、アレらには。いやぁ、壊れた時は何してんだこのバカ息子(暇神)って思った(小並感)

 ほいで、壊れた原因はさっき言おうとした通り、暇神のせい。あのバリアはかけられた人の意思で壊れるようにしといたからね〜。

 んで僕の存在だけど、それはまたいつかね〜それじゃあごきげんよう!!




これで完結です。く〜つか!()
ちなみにリコリスラジアータって名前はエタリオウさんが考えてくれてたり……マジ感謝です。
いつもエタリオウさんが誤字報告してくれてたおかげで何とかここまで来れましたからね……
んで次作ですが、まだ完全には設定が決まってないのでもう暫くお待ちください。
何分、浪人生やってるもんでそろそろ勉強に本腰を入れなければならないので、投稿が遅れるかもしれないですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。
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