その男、バーニング!   作:柳之助@バケつ1~4巻発売中

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1話と2話を微修正しました。

ウイニングスターアーマーをウイニングスターフレームに。


奔れ、雷光

 ビームを握りつぶす異形のガンダム。

 クリアパーツの黄金の輝きは、勝利へ導く星のように。

 巨大化した両腕は下半身とのバランスが取れていないほどに大きく、腕を下ろせば地面に着いてしまうほどのサイズだ。

 

『これは……RGシステムとプラネッツシステム……の亜種!? では、このガンプラの製作者は―――』

 

 ウィンドウからメイジンから何か言っているが聞き流す。

 

「――――熱いな、ソウルバーニング」

 

 変形した機体からパワーが、熱が伝わってくる。

 握らせた拳は先ほどよりもさらに固く、力強い。

 

『それは、ホシナ・フミナの……!』

 

 SSクアンタが叫びと共に量子ビームを連続して放つ。

 それを回避することはなかった。

 両腕をクロスさせることで受け止め―――ビームが装甲を拡散させる。

 

『ナノラミネートアーマー……いや、コート!?』

 

 純粋な驚きの声が耳に届くが何が驚きなのか分からない。追加展開された装甲と掌にあるビームを拡散させる特殊装甲は1年前にGBNに実装されたばかりの最上位加工の一つだから、というのはグレンにはあずかり知らぬところ。GBNでそれを発揮するために専用の超極薄デカールを数枚精密に張り重ねなければならず、実装から1年たった今でも正常に作用する機体がほぼないものだ。

 

「いぃーーーくぜッ!」

 

 操縦桿を前に押し出し、

 

「っておぉ!?」

 

 スターウイニングがバランスを崩して転びかける。慌てて操作し、直立させるが巨大な拳が地面とこすれてしまう。

 

「んん……じゃじゃ馬……!」

 

 一目見てわかる上半身と下半身のバランスの悪さ。それ故に先ほどまでのソウルバーニングとは動かし方がまるで違うのだ。

 おまけに、

 

「硬いな……」

 

 操縦桿を動かした感覚が、それまでよりもさらに固い。馬鹿みたいにただ押し出すだけでは振り回されるし、力が弱ければこんどはまともに機体が、特に両腕が動かない。そういう関節の具合だ。

 ソウルバーニングを超える扱い難さ。あちらはバトル前の数分動かすだけでコツが掴めたが、そんな易しいものではないし、そんな時間もない。

 だったらと、グレンは割り切った。

 

「これなら、関係ねぇ―――ァ!」

 

 まともに動くことはできないから。

 両腕を思い切り地面に叩きつけて―――その反動を使って飛び出した。

 

『なっ!』

 

 豪快な山なり軌道だが、スターウイニングのパワーだけはとんでもないので速度も勢いも絶大だ。

 咄嗟にSSクアンタが飛びのき、しかし流石上位ランカーに名を連ねているシアも伊達ではない。後退しながらもウィニングスターの着地地点を予測し、GNパルチザンを振るう。軌道上にGN粒子を再現したプラフスキー粒子が斬撃となって放たれる。

 

「それは、さっき見た!」

 

 着地の瞬間、ウイニングスターは片腕だけを地面に叩きつける。着地というよりも墜落に近いが空いた片腕を粒子斬撃にぶつけることで拡散反射しダメージを無効化させた。

 

『私だってまだ使えていないものを……!』

 

 憎らし気にシアが吐き捨てる。だが同時に、

 

『――――ソードビット!』

 

 左肩の翼のような装備、GNバインダーが機体から分離し、分解。6本のソードビットとなって宙を駆る。

 ナノラミネートアーマーは使用者は極めて少ないが、しかし実装されて一年経っているものだ。当然ながら対処方法は発見されている、というよりそもそもアニメやゲームで登場している。まずそもそも、ビーム兵器ではなく純粋な物理衝撃で相手を叩き潰すか。

 或いは、

 

『全方位のレーザー攻撃!』

 

『気を付けたまえグレン君! 君の両腕の装甲は一方方向からのビーム攻撃は拡散無効化できるが、全方位から同時に攻撃を受けると拡散しきれずにダメージを受ける! 今の君の機体では一発で行動不能になるぞ!』

 

「ハッ―――そうこなくっちゃなァ!」

 

 ウイニングスターを中心に展開されたソードビットは全て目で追いきれない。かろうじて光の尾が拾える程度。

 だが、狙いは全てウイニングスターだ。

 

「ッッ――――バーニング!」

 

 腹の底から吠え――――ウイニングスターの両腕を思い切り回転させた。

 発生する膨大な遠心力。同時に両腕の肩と二の腕に装備されたプラウスキー粒子スラスターを最大噴射。二つの力により生まれたのは局地的な竜巻だ。

 その竜巻が量子ビームを弾き、反射させ、ウイニングスターの体を傷つけさせない。それどころか、偶然ではあるが反射したレーザーの一つがソードビットに直撃し、破壊する。

 

『――――やるわね』

 

『見事! だが……!』

 

『ソードビットは止まらない』

 

 残った五機のソードビットの内、二つがSSクアンタの下に戻り、GNパルチザンと結合。残り三機が再びウイニングスターを取り囲む。

 竜巻を作ればGNパルチザンの量子光線でぶち抜き、ナノラミネートコート自体は各方向からのビームで反射を防ぐ手筈。

 シンプルで無駄のないトドメの態勢だ。

 

「ピンチ……!」

 

 思わず冷や汗が流れる。

 シアの詰みもそうだが、先ほどのガンダムコマは普通にグレン自身にも負担がかかった。

 再現された疑似重力と回転により軽く吐きそう。だから竜巻防御を再現することはできない。

 そして、今のグレンに三方向全てをナノラミネートコートの両腕を使って防ぐことはできない。

 ソウルバーニングガンダム・ウイニングスターではこの状況は切り抜けられないのだ。

 

「だったら」

 

 機体表示に視線を落とし、そして笑う。

 答えはそこにあった。製作者のことは誰だか知らないが随分と親切なのか、凝り性だったのだろう。

 

「――――――ユナイトシフト!」

 

 ウイニングスターの表示が解除され、再び生じる三色のトライアングル。

 点滅する二色。赤と青。ソウルバーニングではどうしようもない。

 だったら選ぶべきは一つ。

 

「バーニング・ウィズ・ライトニング!」

 

 宣言と同時、直前までウイニングスターの両腕を構成していた装甲が棒状に戻りながら、ボディのレールを伝い移動。

 棒状装甲―――エグゾフレームは下半身へと至り、再び展開する。両足に4本づつ、腕と同じようにそれらが外装となってソウルバーニングの足に装着され二回りは大きな足が構成される。

 同時、SSクアンタとソードビットから量子レーザーが射出され、

 

『――――!?』

 

 標的の姿が掻き消えた。

 それに気づいたシアは着弾に構わず即座に機体状況を確認し、そして周囲へのレーダーを確認する。

 反応は、SSクアンタのずっと背後。

 コロシアムの外壁地点。振り返り、見た先にいたのは外壁を踏みしめながらも赤と青のツインオッドアイを向けるガンダム。

 両足に青く輝くクリアパーツから弾けるスパークは鋭い稲妻のように。

 

「ソウルバーニングガンダム―――――ライトニングストライダーフレーム!」

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

「なんという機体だ……! よもや、二度の形態変化とは……!」

 

 ライトニングストライダーへの変更を目にし、メイジンは驚愕を隠せなかった。

 

「トライバーニングガンダムを基に輝くクリアパーツはRGとバーニングバースト。変形し、ナノラミネートコートを持つのはガンダムフレームの改造か? 内部骨格であるガンダムフレームを外骨格かのように纏うとは……!」

 

 1年半前、エルドラミッションの直後にビルドファイターズの機体が実装された。その半年後に鉄血のオルフェンズが。さらにその半年後、つまり半年前にファイターズトライの機体がアップデートによりGBNに誕生した。元々ファイターズ系列は既存シリーズの改造機だから大きな影響はさほどなかったが、オルフェンズの実装にはナノラミネートアーマーやガンダムフレームなどの登場により大いに盛り上がった。

 特にガンダムフレームはリアルでの価格の安さと作成難度の低さから――ナノラミネートアーマーを除けばだが――初心者向けだったと言える。

 元々オルフェンズ系列はそのナノラミネートアーマーの使用上、泥臭い近接戦が多い作品であった。

 その上で、ソウルバーニングガンダム。近接戦闘のみを行うトライバーニングガンダムにその要素を付け加えるというのはむしろ極めて順当と言っていい。

 故にあの機体は、

 

「あのエルドラミッション後の1年間のGBN、その集大成ともいえる機体! サンタ君! あれを作れるビルダーを私は過分にして一人しか知らない! 何故あれがレンタル機体に!?」

 

「どうも隣町だったらしいんですよね。あの人のリアルと。で、店員に聞く限りじゃ『作ったはいいけど俺には必要ないからうまく使ってほしい』って」

 

「…………なるほど! それもまた宿命!!!」

 

 身もふたもない地理的な話である。 

 だが、そう宿命。

 ただ偶然、手にしたが故にそれは宿命だ。

 カミキ・セカイをなぞる様な少年が、キジマ・シアのロールの少女と戦っている。

 それをそう呼ばずに何というのか。

 

「しかし……グレン君。最初とキャラが変わっていないかね?」

 

「あぁ、火が付いたんですよ」

 

「火?」

 

 メイジンの問いに、サンタは苦笑した。

 

「あいつは昔からなんというか、スロースターターで。基本的に器用で、才能もあってやればなんでもできるですけど、やる気にならなくて。中学から高校の時は喧嘩に火が付いて地元でテッペン取って、去年からはうちの姉に教えてもらいながらも勉強に火が付いて1年で大学の推薦貰って。その後火が消えてたんでGBNに誘ったんですよ」

 

 サンタが大好きな世界で幼馴染の火が付けばいいと思ったから。

 火が付くのは遅いが、燃え始めれば大きな炎になりうるということを知っていたから。

 そして、今、

 

「君は友達思いなのだな」

 

「いやいや普通ですよ」

 

 だって、

 

「幼馴染と一緒に遊びたいってだけですから」

 

 ただそれだけだ。

 

「さてこからどうなるかな?」

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

「どーすんだこれ……!」

 

 グレンは笑いながら声を上げた。

 ソウルバーニングガンダム・ライトニングストライダーフレーム。

 それはウイニングスターと同じくらい、それ以上のじゃじゃ馬だった。ライトニングストライダーの追加外骨格装甲の機能の大半がプラフスキー粒子の加速スラスターだ。それらによって生じる加速度と速度は尋常ではないもの。

 コロシアムの直径は約250メートル。その3分の2を一瞬で移動可能であり、最高速まで加速すれば音速を超えることも可能。

 だが、それゆえに飛行中の扱いは非常に難しい。

 

「すまん、ソウルバーニング!」

 

 それは飛行などと言えるほどまともなものではない。

 外壁から飛び出したと同時に、スラスター制御が甘かったのか真っすぐに飛ぶことができずに外壁をぶち当たり、削り円を描きながら強引に飛ぶ。

 真っすぐ飛ぼうとするも、何度か外壁をバウンドし、ようやくまともに進んだと思えば、

 

「このっ……!」

 

 低く飛べば地面に、上昇すれば超速度故に天蓋に激突する。

 それでも頭部や胴体などからぶつかって、エネルギーゲージを削り切らないあたり、サンタにやれば何でもできると言われるグレンのセンスの現れだろう。

 

『……なにあれ』

 

 滅茶苦茶な飛行に、思わずSSクアンタの動きを止めてシアも呆れてしまう。

 速度だけは大したもので、ソードビットでも負いきれないほどなのだが如何せんマニューバが酷すぎる。

 

『白けるわよ。ちょっと、それ解除したほうがいいんじゃない?』

 

「言ってくれる……!」

 

 それではソウルバーニングに、ライトニングストライダーに申し訳が立たない。

 

「もっと……もっとだ……!」

 

 疑似重力に歯を食いしばりながら操縦桿を握りしめる。スラスターを点滅させるように吹かし、機体制御のバランスを探る。

 一瞬でいい。

 今必要なのはその一瞬。

 最初と同じように外壁へ着地し、

 

「――――バーニング」

 

 一瞬だけ、全ての加速器をSSクアンタへと至るために全開にした。

 瞬間的に生じる疑似重力と膨大な加速。だが、それを制御するための外骨格スラスターを操縦し続ける技術はグレンにはない。

 だから――――加速の直後に、外骨格スラスターを全てオフにした。

 

『――――上手い!』

 

 メイジンの声が上がる。

 終着点へ向け出発点のみ加速し、それまでの間はソウルバーニングの背や腰の通常スラスターのみでの姿勢制御。

 物理法則エンジンが働き、慣性の法則が再現されているGBNだからこそ。強襲の最中で体の上下を入れ替え、足をSSクアンタへ向ける。

 

「オ―――ラァッ!」

 

 ぶち込んだ。

 SSクアンタはGNパルチザンで受け止め、その瞬間に外骨格スラスターを再点火。 

 

『ッッ―――――』

 

「おおおおおおおおおおッ!!」

 

 操縦桿を無理やりに押し込む。接触状態であれば、もはや精密操作は問題ではない。

 グレンは胸の中の熱を自覚した。

 燃えている。

 熱くなれと。

 もっと熱くなれと。

 そうでなければ、この白翠を倒せないから。

 この一瞬に熱を叩き込み、

 

 

 

『―――――温いわ』

 

 

 

「あ?」

 

 ふわりと、機体が浮いた。

 感じる既視感。

 盛っていた炎が、絶対零度の風にかき消される。

 一番最初の時にマニュピレーターでやられたことを、彼女はGNパルチザンで行ったのだ。

 だが、最初とは状況が違う。ライトニングストライダーの最大加速。それすらも彼女は受け流し、勢いを消失させる。

 一体どれほどの操縦スキルとそれ実行させる機体性能。

 雷撃の如き蹴撃すらもその繊細極まる技量の前ではそよ風のように。

 

 燃え上がりかけていた炎が――――かき消される。 

 

 そして今度はグレンのリカバリーも間に合わない。

 しかし、SSクアンタに遅れはなく。機体を翻し、GNパルチザンを振り上げた。

 

 

 ――――――その光景に、胸の奥に何かが焼き付いた。

 

 

 

 ウィンドウ一杯に天蓋とライト。逆光の中にあるのは、鋼の巨人。

 美しいと、素直に思った。

 忘我を許さない状況だったのにも関わらず、思わず見惚れてしまった。

 時間が止まったかのように。

 

 何かが、奥底で揺らめいた。

 

「ガッ―――!」

 

 直後、白翠の槍が自分の鋼の体にぶち込まれる。

 コックピットが揺れ、仮想空間故に痛みがないが純粋な衝撃が全身を襲い、

 

『 YOU LOSE ! 』

 

『弱い』

 

「っ……」

 

 音声のみのウィンドウから、対戦相手の声が届く。

 凜とした銀嶺の声は、しかし絶対零度の切れ味。

 

「期待外れだわ――――偽物さん」

 

 

 その言葉に――――――胸の奥で何かが燃えている。

 

  

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

「お疲れ、グレン」

 

「おう」

 

「素晴らしいバトルだった。GBN1日目とは思えない」

 

「ありがとう」

 

 バトルを終え、エントランスロビーに戻りグレンはサンタとメイジンに迎えられる。

 つい先ほどまでグレンのバトルを見ていた観客も、最後のバトルへの感想を口にしながら散っていく。

 

「どうだったよ、ガンプラバトルは。燃えたか?」

 

「んー」

 

 サンタの声を受け流しつつ、グレンはロビーを見渡した。

 

「あの女は?」

 

「シアスタル? エントランスじゃ見てないから別にフィールド行ったか、ログアウトしたんじゃない?」

 

「そうか」

 

 小さく頷き、グレンはメイジンへ向き合った。

 

「メイジン」

 

「何かね?」

 

「あいつは、俺を通して別の誰かを見ていた。セカイ、だったか? 偽物だとか」

 

「うぅむ。聊か機嫌を損ねたかね? 確かに少々礼に欠いた物言いだったが」

 

「いや」

 

 そんなことよりも。

 

「どうすればあいつに勝てる? どうすればい―――あいつが、俺を見る?」

 

 真っすぐに紅蓮の瞳がメイジンへ向けられる。

 バトル中のようなテンションではない。しかして最初の温い雰囲気でもない。

 目の奥に、そして心の、魂の奥に、静かに燃えているものがある。

 それをメイジンは感じた。

 思わず頬が緩む。

 その在り方は、

 

「実にバーニングだ……!」

 

 思わず自分もグレンとバトルをしたいという衝動が沸き上がる。

 だがそれは今ではないし、その熱は自分に向けられたものではない。

 

「グレン君! 今の君に必要なものは二つ! 一つはまずガンプラバトルの技術! ソウルバーニングガンダムは素晴らしいガンプラだが、しかし君は使いこなせていないっ。バトルを重ねこのGBNで学ぶことは多い!」

 

 そして、

 

「その上で君がそのバーニングなガンダムと共に行くならば、会わなければならない者がいる!」

 

 彼こそは、

 

「フォース、BUILD DiVERSのヒロト! そのソウルバーニングガンダムの作成者だ!」

 

 

 

 

 

 




ライトニングストライダーフレームのシルエットはスカイグリッドマンイメージです。


ソウルバーニングガンダム
トライバーニングガンダムの改造機。
基本性能はトライバーニングのままだが、腰部に8本の変形型外骨格装甲エグゾフレームを備え、RGシステムの発動に伴いエグゾフレームも起動することで以下のフレームを装着可能となる。
エグゾフレームの外装はナノラミネートコート、内部はプラフスキー粒子のクリアパーツ。
格闘性能を極限まで向上させてあるために、各部関節のジョイントが非常に頑強かつ強固であるため、操縦性が著しく低い。


ウイニングスターフレーム
両腕に4本ずつエグゾフレームが装着され、巨大な両腕を形成する。
肩と二の腕が粒子スラスターになっており、移動の補助と拳撃の威力強化が可能。
ナノラミネートコートは掌と上腕部に展開される。

勝利の道をこじ開ける星の拳。


ライトニングストライダーフレーム
両足に4本ずつエグゾフレームが装着され、巨大な両足を形成する。
足の裏、踵、ふくらはぎ、膝がそれぞれ粒子スラスターになっており、空中機動の超高速化と蹴撃の威力強化が可能。
ナノラミネートコートは足の裏とふくらはぎ全体に展開される。

彼方まで至る雷光の脚。

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