ビルド杯皆さんお疲れ様でした。
生まれて初めて見た景色の事を、私は覚えてる。
気が付いたら周りに緑色がいっぱいあって。
ゆらゆら揺れてるのをずっと見ていた。
触ってみたら固いような、思ったより柔らかいような。
何て言うんだろう、この感覚。
「あれ?いつのまに人が…」
気がついたら後ろに誰かいた。
自分と同じぐらいの背をした子。
その後ろにいるすっごくおっきい子。
顔が全然似てない2人、だけど、凄く仲がいいんだろうって、目を見たら分かった。
「ねぇ…貴方…名前は?」
名前、名前って…この言葉の事だろうか
「…モカ?」
これが初めての出会い。私は──私はモカ、彼女はアキちゃん
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「もしかしてELダイバーってやつなのかも。モカちゃん」
「えるだいばー?」
「GBNで生まれた電子生命体。そうだったら確か…ELバースセンターだっけ……?あ、えっとね、モカちゃんはまず運営の人に──あれ?」
「このひらひら何〜?」
「ああそこにいたんだ、それはちょうちょって言って─って!?そこ崖!危ない!戻ってーー!!!カムバーーーーック!!!」
「?」
ちょうちょ、というのを手に掴んでアキちゃんのもとへ戻る。
アキちゃんが言うに、私はELダイバーってものらしい。電子生命体?の事はよく分からないけど、色々あって彼女についていく事になった。
「かわいいね〜ちょうちょ〜」
「はは…うん、そうだね……」
何だかアキちゃんがぐったりしてる気がするけど、取り敢えずちょうちょがすっごく手の内で動くから、一回手を離してあげる。また戻ってくるんだぞ〜。
「ねぇアキちゃん」
「ん?どうしたの?」
後ろの子に指を指しながら彼女の友達の事を聞く。
「その子、なんて名前なの?」
「ん?…あー、この子はね、ストライクガンダム」
「…すとらいくがんだむ?」
「うん、機動戦士ガンダムSEEDって作品のMSで…」
「…がんだむ?もびるすーつ?」
「…あーそこからなんだ……GBNで生まれたからって知ってるわけじゃないのか」
「…?」
「えっと…詳しくは確かバースセンターの人が教えてくれるんだっけ…」
すとらいくがんだむ、この子はずっとアキちゃんを見ている。心配性みたいだ。アキちゃんもすとらいくがんだむを気にしてて、2人ともお互いの事を大切にしている…ってすとらいくがんだむは言ってる。
「…乗ってく?」
「…すとらいくがんだむに?」
「うん。きっと気持ちいいよ」
「…うん!」
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そこから、ストライクガンダムに乗って、空を飛んで、花を見て、ELバースセンターに行く為にロビーに行って。
「多分そこの人が色々教えてくれるから、頑張ってね」
アキちゃんがそう言ってこちらに手を振って。
「ねえ」
「…?どうしたの?」
「また会える…?」
「──うん!うんうん!また会おう!」
初めて、友達ができた。
まだまだこの作品は続く予定、一応