魔王学院の仮面ライダー ~傍若無人な仮面ライダー、始祖の学校でカメンライドする~ 作:たかきやや
夕食の準備ができたということで、アノスとミーシャは居間に移動した。
食卓にはアノスの大好物であるキノコのグラタンを始めとして、豪華な料理が並べられていた。
「さあ、召し上がれ。二人ともも、沢山食べてね」
イザベラさんがそう言って、大皿に入ったグラタンを、小皿に取り分けてくれる。
「……ん……」
「いただこう」
俺はスプーンでグラタンをすくう。
「これは……?」
アノスは驚いた。それもそうだ、このグラタンには、キノコが三種類も入っている。いつもは一種類だけなのだから。
エリンギ、マッシュルーム、ポルチーニダケ。
「お母さん、奮発しちゃったわほらほら、召し上がれ」
アノスはうなずき、グラタンを口に含んだ。
するとアノスは凄く幸せそうな顔をする
「ふふー、アノスちゃんはすぐに大きくなっちゃったけど、食べてるときの顔はまだまだ子供だよねー」
イザベラさんがそんなことを言う。
アノスは夢中になって、グラタンに食らいついていた。
「ところで、お母さん、ちょっと訊きたいんだけどね……」
そう前置きをして、イザベラさんは笑顔で。
「二人は、アノスちゃんとどんな風に出会ったのかな?どっちから声をかけた?」
「……声をかけてきたのは、アノス……」
「だね。確か二人の親と俺の親が応援してた時にだね」
と、俺は内容の詳細を補足を付け加えていく
「へ~、どんな風に声をかけられたの?」
「……お互い苦労するな……」
「それで? 二人はなんて答えたの?」
「……ん、って……」
「だな、と」
「凄いわね~アノスちゃんはまだ一ヶ月なのに。これは将来が凄く楽しみだわ」
「……一ヶ月……?」
「そうなのよ、びっくりするでしょ? アノスちゃんってすっごく賢くて、生まれたときから喋れたのよ。それに魔法も使えて、『成長』でこんなに大きくなっちゃったの」
「あ、『成長』なら俺も使えますよ?」
と、手を上げると場が静まった
「ん?何か?変な事言った?」
と首をかしげるとイザベラさんが
「もしかして…………アノスちゃんと同い歳!?良かったわねアノスちゃん!同年代のお友達よ!」
と、凄くはしゃぐ。楽しそうで何よりです
あれよあれよという間に夕食は終わり、デザートに俺が作ったアイスを食べながら、そのまま賑やかに喋り続けている間に夜もすっかり遅くなってしまった。
途中までミーシャを送るということで、俺たちは外に出た。
まあ、送ると言ってるけど、『転移』させるだけだけどな。
俺はアノスがミーシャを送った後、オーロラカーテンを開き
「じゃあな、アノス。学院で!」
「ああ、じゃあな。」
俺はオーロラカーテンを抜けていく
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数日後――
俺はフクロウが届けてきた制服に身を包み、デルゾゲード魔王学院へ足を向けた。もちろん、白服。
校章は五芒星といたって普通の生徒だ
俺の名前は2組の欄にあった。アノスと同じ組だ。教室は第二教練場である。
多少、迷いながらも教室を見つけた。
扉を開け、第二教練場に入る。机と椅子がずらりと並んでいる。中には生徒達がいたが、皆アノスの方を向いている
「やあ」
挨拶すると、アノスと隣にいたミーシャは俺に目を向けた。
「おう」
「……おはよう……」
「隣いいか?」
「ああ」
椅子を引き、アノスの隣に座る。ついでに聞いてみようと思った。
「さっきからずっと見られている気がするんだが、なにか知ってるか?」
「……噂になってる……アノスが……」
「俺がか? なんて?」
「……怒らない……?」
「こう見えて、怒ったことはない方なんだ」
「……その烙印……」
ミーシャがアノスの校章を指す。
「魔力測定と適性検査の結果を表してる」
「ああ、そういうわけか。どういう仕組みなんだ?」
「多角形や、芒星の頂点が増えるほど、優良」
「へー」
と、俺は自分の星を見る。三角形よりも四角形、四角形よりも五芒星の方が魔力測定と適性検査を足した結果が良いってわけか。
「俺の校章は芒星すらなくて、十字だが?」
アノスの三角形でも四角形でもない。それが示す事は一つ。
「……魔王学院で初めての烙印……」
「どういう意味なんだ?」
ミーシャが間を開けて言う
「不適合者……」と
ディエンドいる?
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いらない
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レイと同じ時期に転校で
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勇者側に
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ディエンドらしく神出鬼没でお宝狙いで