魔王学院の仮面ライダー ~傍若無人な仮面ライダー、始祖の学校でカメンライドする~ 作:たかきやや
「サーシャ様。敵陣に三つの城が建てられました」
「恐らく二つは罠ね。残りの一つに、向こうの魔王キングが潜んでいるはずよ」
「一つずつ城を破壊しますか?」
「いいえ。この短期間じゃ、ミーシャでも完全な魔王城は創造できないわ。時間を稼いで、その間に堅牢な魔王城にするつもりでしょう。その前に叩くわ」
「了解。ご指示をください」
「魔剣士、治療士、魔導士、召喚士の部隊編成で、それぞれの魔王城に向かってちょうだい」
「了解しました!」
指示を出し終えるとサーシャは機嫌を良さそうに鼻で笑う
「城の完成前に乗り込めばそれでお終い。ネクロンの片割れに近づくだけあって馬鹿な勝負をするわ」
サーシャは机に座って髪をいじりながら呟く
「せいぜい友達くらいは守って見せなさい。自称魔王さま(笑)」
「悪いが、俺はそこまで弱く無い」
と何処からか聞き覚えのある声と共に、二発の銃弾がサーシャの足を撃ち抜く。
「きゃああああ!」
「さ、サーシャ様!誰だ!?」
と近くにいた生徒が銃弾が放たれた方を向くとソコにはオーロラカーテンが存在しており、カーテンから一人の男が現れた。
「くっ………ディケイド・マスクドライド…………」
サーシャはその瞳に『破滅の魔眼』を浮かべ、睨みながら言うが俺には効かない。何でかって?反魔法を常に纏っているからだ。
―さて、ここまで弱いとつまらないから帰るか―
そう。ディケイドの立てた作戦とはいたってシンプル。適当に遊んでつまんなくなったらネガライダーに任せて帰る。の外道戦法だ!
「それじゃあ。任せようかな?」
と俺は新たにオーロラカーテンを二つ開き、片方から立ち去る
サーシャ班の生徒が追いかけようとしたその時!
『Are you ready?』
反対側のオーロラカーテンから誰かからの問いが聞こえた
「な、何だ?」
他の生徒が、困惑の声を上げると〝奴〟は現れた
『コブラ! コブラ! エボルコブラ!』
『フッハッハッハッハッハッハ!』
二匹の蛇が睨み合う様なデザインの複眼と肩には地球駒、胸には正座表をモチーフにしたアーマーを纏っている。腰には赤いボディカラーに青と金色の装飾、惑星図のような円盤と青いレバーのついたもの。【エボルドライバー】を巻いた赤黒く禍々しい仮面ライダー──エボルトこと、『仮面ライダーエボル コブラフォーム』が姿を表した。
「やあ、魔王学院生徒諸君。楽しんでるかい?」
「な、何なんだコイツ!」
「俺はエボルト。お前らの相手だ」
「な、何なんだよコイツは…………!」
と生徒達は同様するが彼女だけは違う
「うろたえないで!ソイツは多分アイツの使い魔。私達全員でかかれば倒せるわ!」
と、サーシャの声に生徒達は我を取り戻しエボルトに攻撃をするが
「ハハハハッこんなお遊びで俺を倒せると思ったか?」
エボルトは笑いながら全てを捌き、サーシャに近づく
「皆!サーシャ様を守れ! 」
と、一人の生徒の掛け声で集まって守ろうとするが、
「邪魔だよ」
と言い残して二匹の大きなコブラを呼び出し、薙ぎ払う。
「な、何なのよ………アイツは………」
「さーて、そろそろ終わらせるか」
エボルトは腰に巻いてある【エボルドライバー】のレバーに手を掛けて回す。
すると、待機音が流れ、レバーから手を離して回すのを止めると
『READY GO』
と共にエボルトは蹴りを構えて放つ
『エボルテェックフィニッシュ!』
放たれた蹴りはサーシャを捉え、そのまま城の外に放り出した
『チャ~オ♪』
オマケ
「……美味しい………」
「ふむ、まさか試験中に、こんな美味しい物を食べれるとはな。これは何と言う食べ物だ?」
「それは光る蕎麦だ。旨いだろ?」
「ああ」
「……うん」
魔王城でのんびりご飯の図(サーシャ班の人はネガライダーにコテンパンにされました)