魔王学院の仮面ライダー ~傍若無人な仮面ライダー、始祖の学校でカメンライドする~ 作:たかきやや
『サーシャ班『魔王軍』消滅。勝者、アノス班』
と梟の声を聴いてアノス達は窓からサーシャ班の魔王城を見るとサーシャが落ちて来ていた。
「親方、空から女の子が!」
「いや、貴様のせいだろう」
アノスは的確に突っ込みを入れた。本当にその通りである
「うん…………何か悪い事したな………」
ディケイドは少し反省した。エボルトではなくブラットスターク辺りに止めけば良かったかもと思った。
「まあいい、サーシャを助けて来るとしよう」
「お願いします」
「 …………お願い」
二人の言葉を背にアノスは『転移』を使い、飛んで行った
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一方、上空のサーシャは魔王城からどんどん地面に近づいて来ていた
―ああ、落ちて行く………―
サーシャは自身が刻一刻と死に近づく中、走馬灯が巡る。
―私が死んだら、あの子がオリジナルになるのかしら………―
―もしそれならそれでいいわ。サヨナラ、ミーシャ―
圧倒的な力と自身に近づいてくる死を前にしてサーシャは諦めた様に目を閉じる。
その時何かがサーシャに触れる
―え!?―
驚いたサーシャは目を開くと目に入ったのはさっきまで戦ってた相手。アノス・ヴォルティゴードだった
そして、現在空中でお姫様抱っこに加え、足を治療中と異常な状態にサーシャは狼狽える。
「な、何でアンタがいるのよって!何で助けたのよ!」
「言っただろ?配下にすると。だから助けたのだが」
「そ、そう………」
アノスは「それに」と続ける
「試合はもう終わった。だったら敵も味方も関係無かろう」
「でしょうね………なんなの………あの化け物は………」
「ディケイドの話では奴は星が主食らしく、アレで2%程の力らしい」
「アレで2%ってアレを使役するアイツどんな化け物よ………」
サーシャは表情が引きつっているが、アノスはサラリと答える
「そうか?あの程度の猛者なら2000年前にはゴロゴロといたぞ」
「アレがゴロゴロと………考えたく無いわね………」
サーシャは更に表情を引きつらせ、これ以上追求するのを諦めた。
「ねえ。一つ聞くわ」
「なんだ?」
「わたしを誘ったのは、あの子のため?」
「まあ、そうだな。ミーシャがお前と仲良くしたそうにしていた」
「そ。ふーん」
興味がなさそうに彼女の視線は明後日の方向を向いた
「ああ、それともう一つ」
「なによ?」
「お前の魔眼が綺麗だった」
途端に、サーシャの顔が真っ赤に染まった。
彼女は逃げるように顔をそらした
「言っておくが、本当だぞ。そんな綺麗な魔眼は見たことがない。まあ、今はまだ未熟にもほどがあるがな。………聞いているのか?」
そっぽを向いたままのサーシャにそう言うと、彼女はまたこっちを向いた。
「……聞こえないわよ、馬鹿……!」
アノスに褒められて照れたのか、弱々しく言うばかりだった。
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「………後で詫び入れよう」
「………ん」
『遠見』の魔法で、二人を見るディケイドとミーシャであった