ベルリン編3話視聴完了…3話切りさせない作画は流石としかいえませんね。しかし宮藤、復活の代償として魔力制御がポンコツになるとは…これは終盤まで足を引っ張ることになりそうですね。そして次回予告では何やら仲良しコンビに亀裂が…?どうやら3期では部隊内での人間関係にも変化が起こりそうですね。ネウロイも増々厄介になっていますが、1期のウォーロック、2期のネウロイ化大和ときて、3期ではどんな最終兵器が出てくるのか…流石にもうネウロイ化は無いと思うが…
ではどうぞ
ノイエ・カールスラント技術省。カールスラント政府が首都ベルリンを放棄した後に、南リベリアン大陸に興した新生国家における、兵器開発の最前線となる施設である。ここで開発された技術は国内にて厳密な試験が行われた後に、リベリオンやブリタニアを通じて世界中の戦線に普及される。まさに世界の技術の先駆けを担ってると言っても過言ではない。
そんな技術省の研究員の一人に、エーリカの双子の妹…ウルスラ・ハルトマン中尉が在籍していた。
「…中尉、ハルトマン中尉…!」
「…んん?」
乱雑に積み上げられた資料と本の山、そして組み上げかけのストライカーのパーツが散乱した部屋の中で寝落ちしていたウルスラを、下士官の青年の呼びかけとノックの音が目覚めさせた。流石にこの部屋を見られるのは沽券にかかわると判断したのか、眠そうな目でほんの僅かに扉を開けてウルスラが返事をする。
「…なんですか?所長からでしたら、定例報告はもう少し待って欲しいと伝えてください。まだジェットエンジンの魔力変換装置が安定していないので…」
「いえ、そうではなく…中尉に来客が見えています。中尉とそっくりでしたので、おそらく中尉のご家族のエーリカ・ハルトマン中尉かと…」
「姉さまが…?わかりました、すぐに行きます」
「ああ、それと…姉君と一緒に、扶桑人らしい男の方も見えられています」
「男…扶桑人、姉さまが一緒に……まさか、そんな…ッ!?」
「中尉?」
「すぐに行きますッ!その2人は何処に!?」
「は、はぁ…応接室にてお待ちの筈ですが…」
バンッ!!
「ちゅ、中尉!?」
居ても立ってもいられないといった勢いで扉を開け放つと、ウルスラは部屋の中が丸見えになっているにも関わらずそのままの恰好で走り出していた。
「ハッ…ハッ…!」
途中同僚と何人かすれ違おうとも、研究漬けで落ちた体力のせいで息が切れようとも走り続けたウルスラは応接室までたどり着くと、そこで一旦立ち止まって呼吸を整え…意を決して、扉を開けた。
ガチャ…
「…お!よーウルスラ、お姉ちゃんですよー!」
「…はは、ホントにウルスラだな。お前と一緒で変わってないや」
「なにおう!?…って、そんなことよりウルスラ、こいつ誰だか分かる…」
「スバルさんッ!!」
エーリカがニヤニヤしながら問いかけるのも聞かず、ウルスラはその答えを叫んで隣に座っていた昴に抱き着いていた。
「うおっとぉ!?」
「スバルさん、スバルさん、スバルさん…ッ!ああ、本当にスバルさんなんですね…」
「…ああ。随分心配かけちまったな、今まで音沙汰無くて済まんかった」
「いいえッ…!私、きっとスバルさんは生きてるって…必ずまた会えるって、信じてました…!だから、今までずっと…頑張って…」
「…そうか、よく頑張ったんだな。偉いぞ、ウルスラ」
「…ッ、はい…はいッ…!」
「…ちょいちょい、ウルスラ~?無視されてお姉ちゃんは悲しいゾ~…」
「…ぐすっ、今忙しいんです、姉さまは少し待っててください」
「なにこのぞんざいな扱い!?お前そんなキャラじゃないだろ!」
「強かになったなあ…ウルスラ」
「…じゃあ、スバルさんはあの日にウィザードになってネウロイから生き延びたんですか…!?」
「まーな。それからちょいとばかし苦労はしたが、良い人にもたくさん出会えたんでな。なんとか今日まで生き残れたんだよ」
「まったく、人騒がせな奴だよねぇ」
ひとしきり泣いて落ち着いたウルスラを座らせ、3人はかつてのような雰囲気でこれまでにあったことを互いに語り合っていた。
…と、そこでふとウルスラが思い至る。
「…そういえば姉さま。来てくれたのは嬉しいんですが、姉さまが来て良かったんですか?今姉さまが居る501はガリア解放の最前線で、ここまで来れる程の長期の休暇をとれるとは思えないんですが…」
「あー、それは大丈夫だよ。明日のお昼までに帰ればいいってミーナも言ってくれてるしね」
「明日の昼って…もう昼過ぎですよ?民間機で来たのならもう間に合わないですが…それともストライカーで来たんですか?それなら今から出ればギリギリ間に合いますけど…」
「それも大丈夫!スバルなら夜中に出ても間に合うから、ここが終わったら家に帰ってパパとママにもスバルのこと教えに行くよ」
「スバルさんがですか?」
「ああ。俺なら最速でぶっ飛ばせば10時間ちょいで基地まで帰れるからな。…それを聞いたらこいつ一緒に行くって言いだしてよ、しょうがねえから背中に乗せてここまで来たんだよ」
「じゅ、10時間ですか!?ここからブリタニアまで1万キロ以上あるから…時速1000km以上ですよ!世界最速のウィッチのシャーロット大尉でもまだ800km台なのに…一体どうやって?」
「こいつ、お前が研究してるっていうジェットエンジンって奴で空を飛ぶんだよ。しかもストライカーも無しに」
「いやまあ、仕組みが似てるってだけでジェットエンジンとは少し違うんだが…」
「ジェットエンジン!?」
その言葉を聞いた瞬間、ウルスラは涙で潤んだ瞳を今度は好奇の色に輝かせて昴に詰め寄った。
「う、ウルスラ?どうしたよ?」
「す、スバルさん…スバルさんが飛ぶところ、見せてもらっていいですか!?今私の研究ちょっと行き詰ってて…何か掴めるかもしれないんです!」
…数分後、昴は建物から少し離れた場所で上空をウルスラの指示通りに飛び回り、ウルスラはその様子をストライカーを履いて間近で観察し、手元のメモに凄い勢いで何かを書き込んでいた。
「凄い…本当に凄い…!あれだけの出力のジェットを、ここまで完璧に制御できるだなんて…。私の研究よりも、ずっとずっと先の段階をモノにしてるだなんて…。凄い、悔しい、羨ましい…!」
「…お~い、ウルスラや~い。…ダメだ、聞こえちゃいないよ」
隣の姉の呼びかけにも全く反応せず、ウルスラは瞬きすら惜しまんばかりの集中で昴を見上げ、自身の目指す先に至った昴への興奮を抱きつつも、未だそれに届かない自分への悔しさに唇をかみながらデータ取りに一生懸命であった。そんな妹の様子に呆れるエーリカに、上空の昴から無線が入る。
『おいエーリカ、ウルスラはまだ満足してないのか?』
「あ~…あとちょっと頑張って。こうなったウルスラは外からじゃ止まんないし」
『集中した時のお構いなしぶりも相変わらずか…OK、とことん付き合ってやるよ。悪いがエーリカ、親父さんたちへの挨拶は遅くなりそうだ』
「だね…」
結局、その後日暮れまでデータ取りに付き合うこととなった昴とエーリカは、我に返って心底申し訳なさそうなウルスラを宥めてから技術省を後にし、せめて挨拶だけでもと疎開先のハルトマン家を訪ねた。ハルトマン夫妻は昴が生きていたことを心底喜び、急遽拵えた食事を振舞って短い時間ではあるが娘と友人の忘れ形見の帰還を祝ってくれた。
「昴君、君が生きていてくれて本当に良かった。…色々迷惑をかけるかもしれんが、エーリカのことをよろしく頼む」
「はい。勿論です、ハルトマン先生」
別れ際に固い握手と言葉を交わし、2人は夫妻に見送られながら月夜の空へと飛び去って行ったのだった。
翌日の10時頃、2人はようやく501の基地へと到着した。
「ふぁあぁ~…、疲れた~。全く、ウルスラのせいで全然ゆっくり出来なかったよ」
「飛んでる間中グースカ寝ておいてよく言うなお前…。ふぁ…俺はもう流石に限界だ。悪いがちょっと寝させて貰うわ」
ほぼ休み無しで大西洋を2度も南北に縦断した昴は疲労の限界といった様子で、エーリカ共々大あくびをしながら部屋へと戻ろうとしていた。
「…あれ、ドッグに誰か居るよ?」
「あれは…シャーロット大尉か?宮藤さんたちもいるな」
その途中、格納庫の中で自身のストライカーをいじくっているシャーリーと、その様子を見ている宮藤、リーネ、ルッキーニの姿を見つけた。
「おーい皆、何してんのさー?」
「あ、ハルトマンさん、岩城さん。おかえりなさい!」
「おー、早かったな2人とも。南リベリオンまで行ってたんじゃなかったのか?」
「おう、一昨日の夜中から飛びっぱなしだったから疲れたぜ。…で、大尉はストライカーに何してるんで?」
「シャーリーでいいよ、畏まったのは嫌いなんだ。ちょっとストライカーの改造をしてたんだけど、試験飛行で飛ばしすぎてなぁ~。今整備中なんだよ」
「凄いんだよシャーリー!今日は時速850㎞超えて新記録だったんだから!」
「おお!そりゃ凄い、レシプロでそんだけ出せるとは流石だなぁ」
「…ちなみに、岩城さんって最高で何キロくらい出せるんですか?」
「俺?正確に計った訳じゃねえけど…大体時速1500㎞、マッハ1.3くらいが限界だな。30分ぐらいしか継続して飛び続けられないけど」
「…そんな言い方されても嫌みにしか聞こえないぞ?けど、マッハ1.3かぁ…まだまだ遠いなぁ」
自身の最速をあっさり凌駕する昴のスピードにむくれつつ、シャーリーは届きそうで届かない音速という壁に溜息を吐く。
「しかし、いくら魔導エンジンとはいえレシプロ機構じゃそれ以上のスピードを出すのは危険だぞ。無理に出力を上げれば機体だけで無く乗り手自身すら壊しかねない。安全が保障されない乗り物は乗り物じゃ無くて只の自爆装置でしかない」
「そうだよねぇ…。ウルスラもその辺りがうまくいかないって言ってたしね」
未来の記憶を持つ昴は、レシプロ機の最高速度が今回シャーリーが到達した850㎞、ジェットエンジンを併用したものでも950㎞までであったことを知っている。そして、以後それを超える記録が無いと言うことは、それ以上のスピードを出すのが危険だからということも理解していた。
「分かってるって!アタシだって元レーサーだ。クラッシュ上等のマシンに乗るほどイカれちゃいないよ」
「なら良いんだが……くぁぁぁ~、つーかもうマジに限界だ。俺、もう部屋戻って寝てるわ~…」
「あ、私も~…」
「…岩城さんはともかくハルトマンさんって今日日勤だったような…」
「まあ、ネウロイの出現予測まではまだしばらくあるし大丈夫じゃないか?…あ、そうだ。ハルトマン、明日水着用意するの忘れんなよ」
「ほいほ~い…」
「水着?」
「あれ?スバル知らないの?明日は海に遊びに行くんだよ!」
「遊びにじゃなくて、水上訓練なんですけどね…」
翌朝…
ドンガラガッシャーンッ!!
「うじゅぁぁぁぁぁッ!!?」
「いやっほ~い!」
「海だ海だー!」
幸運にも天気に恵まれた快晴の下、501隊員たちは各々水着に着替えて基地を出てすぐにあるビーチへとやってきていた。一応表向きは『海難事故を想定しての水泳訓練』となっているが…彼女たちにとってはそんなものはもはや建前でしかない。シャーリーとルッキーニは海岸に来るなり意気揚々と海に飛び込んだ。
「元気がいいねぇ。おーい、ストレッチくらいしとかないと足攣っても知らねえぞー」
「なにカタいこと言ってんのさスバル。それとも、この私の悩殺水着が直視できないのかにゃ~?」
「……フッ」
「テメーッ!鼻で嗤いやがったなコンニャローッ!!」
どこかの写真集で見たのか際どいポーズを昴に見せつけるエーリカだったが、当の昴の冷めた反応にキレて殴りかかる始末であった。
「HAHAHAHA!ハルトマンじゃ興奮出来ないってか?…じゃあアタシなんかどうよ?このグラマラス・シャーリーの水着姿見てなん言う事とかないのかよ~?」
その様子を見ていたシャーリーは海から上がると、エーリカの前に割って入って昴に肢体を見せつける。501でもダントツのスタイルの持ち主であるシャーリーのセクシーポーズ、滴る水が色気を際立たせるその姿は、世のほぼ全ての男性を釘づけにするに十分なものであった…が。
「ん…ああ、似合ってるぜその水着。やっぱりシャーリーには赤い色がぴったりだな」
「え……あ、うん…」
当の昴から返ってきたのは水着の感想だけであった。余りにもそっけない…というか素のリアクションに、シャーリーだけでなくエーリカもルッキーニもポカンとしてしまった。
「…あれ?ナニコレ…?」
「反応薄い…薄くない?シャーリーのアレであんな反応したの初めて見たよ…」
ひそひそと話すエーリカとルッキーニを他所に、シャーリーは呆然とした表情のまま、さっきの勢いは何処へやらまるで入水するかのようにひっそりと海に戻っていった。
「おいリベリアン、何を遊んでいるか!いくら水着だとはいえ、一応訓練なのだから真面目に泳ぐくらいは…」
「……なあ、バルクホルン」
「?」
「アタシ…縮んだりしてないよな?それとも老けたのかな…?」
「り、リベリアン?」
一向に泳ぐ気配のないシャーリーに注意をしに来たバルクホルンに、シャーリーは生気のない目で自慢のバストをまじまじと見つめたり揉んだりしながらそう尋ねるのであった。
と、この様な一幕がありながらも隊員たちは軍服を脱ぎ捨てたことで多少なりとも開放的な気分で海を満喫していた。
…ただし、そういう訳にはいかない者もいる。
「な…なんでこんなのを履くんですかぁ!?」
坂本とミーナの命令で、宮藤とリーネはストライカー(訓練用のモックアップ)を履いたまま連れてこられていた。
「何度も言わせるな!戦闘中に海に落ちた時を想定しての訓練だ、いざというときに泳げなければどうする?」
「他のみんなもやっていることですし、必要なことなのよ」
「で、でも…これじゃ泳げませんよ…」
「つべこべ言わず…飛びこめぇッ!!」
「「は、はい~ッ!!」」
坂本の剣幕に押され、2人は半ばヤケクソ気味に海に飛び込んだ。…ちなみにペリーヌも軍属経験が短いこともあって同じ訓練を受けているが、2人と違ってあっさり海に入ると要領がいいのかすぐに慣れて優雅に泳いでいる。
「軍人さんって大変だなぁ…」
そして昴はというと、どこからか調達した釣り竿を垂らしてそんな光景を傍観していた。正式な軍属ではない昴は訓練を受ける義務は無い…が、そもそもそれ以前に必要が無いこともあった。
「なんだ岩城、暇そうだな。なんなら、お前も参加していいんだぞ?任意参加する分には問題ないからな」
「いや、俺水着持ってないですし。…というか、俺ストライカー使わないですし」
「…そうよねぇ。貴方、ストライカー使わないほうが速く飛べるんですものね。一応聞くけど、泳ぎは大丈夫なのよね?」
「そりゃまあ、人並みには。それに、短時間だったら水中でもジェット噴射が使えるんで。…というか、あの2人まだ浮いてきませんけど大丈夫なんですかね?」
「む…そろそろマズいか。流石に飛ぶようにはいかんか…」
と、坂本が2人を回収しに行こうとした時
「…ぷはぁッ!?く、苦しい…」
「息が…足、重たくて…浮かないぃ…!」
必死に腕の力だけで浮き上がってきた宮藤とリーネが顔を出したが、足に着いた重りに引き戻されるのを堪えるのが精いっぱいでジタバタ藻掻き苦しんでいた。
「お、上がってきたか。…いつまで犬かきやっとるか、ペリーヌを見習えー!」
「全くですわ。見苦しいこと…」
「で、でもぉ…」
「…無理に動くから余計に沈むんだよ。落ち着いて、足を広げ過ぎないようにゆっくりを水を掻くんだ。動けば動くほど水圧の抵抗が大きくなるだけだからな。最初は沈むが、直に浮いてくるからとにかく落ち着いてやるんだ」
「は、はい…」
2人は昴に言われた通りゆっくり足を動かしながら丁寧に水を掻く。すると、徐々に浮力が安定してやがてなんとか立ち泳ぎが出来る程度にはなったのだった。
「ほ、本当だ…なんとかなりました!」
「だろ?ただの鉄のカタマリならともかく、ストライカーが航空機をモデルにしてるんならそれだってちゃんと浮くはずなんだ。無理に動かすから余計に重く感じるだけなんだよ」
「はい、ありがとうございます!」
「岩城…あまり甘やかしてやるな。こういうのは一度自覚させることが大事なんだぞ」
「少佐は厳しいねぇ…。とはいえ、素人があまり茶々を入れるのも悪いのは確かだしな。ここじゃあんまり釣れないし、ちょっと沖のほうまで行ってきますわ」
「あまり遠くに行きすぎちゃ駄目よ。ネウロイはともかく、領海を出ればブリタニア海軍の哨戒網に引っ掛かるから目を付けられないようにね」
「ほい、アラホラサッサー」
坂本のジト目から逃げるように、昴は釣竿を担いで沖の方へと飛んで行った。
「…アラホラ…何?扶桑の言葉なのかしら?」
「さあ?聞いたことが無いが…宮藤知ってるか?」
「ええ…?わ、私もさっぱり…」
約30年後に流行るアニメの名台詞である。
それから30分後…ようやく訓練を終えた宮藤とリーネがへとへとになって海から上がってきた頃であった。
…キィィィィッ…!
「…ん?あれは…岩城が戻ってきたのか」
「随分早いね。…ていうか、なんか凄いスピード出してない?」
海の彼方から猛スピードで戻ってきた昴が海岸へと降り立った。…その両手には大きなカツオを持っており、なぜか服が濡れていたが。
「おお、これはまた大物を釣ったじゃないか!今日はカツオのたたきだな!」
「…悪いが少佐、そいつはまた後でだ!中佐、ネウロイが出たぞ!」
昴の一声に、バカンス気分だった皆に一気に緊張が走る。
「ネウロイ…!また予測よりも早く…数と方角は?」
「数は2体、ガリア方面と北欧方面から一体ずつ来ている。どちらもかなり速いぞ、あと数分で内陸部に入り込まれる。目的地は進路から考えて…おそらく首都」
「ロンドンか…!挟み撃ちとは厄介な…」
「とはいえ、北の方は無視していいだろう。俺たちはガリア方面からくる奴を迎え撃とう」
「え?でも…」
「心配するなリーネ。…中佐、ちょっと電話借ります。先に出撃の準備をしておいてください」
「電話…?え、ええ…わかったわ。総員、緊急出撃よ!」
ミーナの号令で、皆は大急ぎで海から上がって格納庫へと走る。昴は一足早く空を飛んで窓からミーナに執務室に入ると、どこかへと電話をかけ始める。
「よっしゃ一番乗り!イェーガー機、いつでも行ける!」
やがて足の速いシャーリーが一足早く格納庫へとたどり着き、ストライカーを履いて出撃ゲートが空くのを待っていると、昴が駆け込んできた。
「シャーリー!今話がついた、北のネウロイは俺の知り合いが何とかする。俺たちは南から来るネウロイを倒すぞ!」
「何とかって…お前他にもウィッチの知り合いがいたのか?」
「ああ。…舌が何枚生えてんのか知れねえ絵に描いたようなブリ〇スだが、信頼できる奴だ。任せても大丈夫だろう。それより、俺も一緒に行く。さっさと片付けるぞ!」
「応よ!」
格納庫の扉が開け放たれると、シャーリーと昴は互いのエンジンをフル稼働させる。
「イェーガー機、出る!」
「岩城昴、出撃する!」
レシプロとジェット、2つの轟音を響かせながら2人は格納庫を飛び出して大空へと舞い上がったのだった。
オリ主の冷めた反応ですが、別に女体に興味がない訳ではありません。ただ、基本的にスタンダップ!しにくいだけなのです。理由は次で明らかになりますが、バルファルクの生態が関係している…とだけ言っておきます。…設定知って思うのはマガラ骨格の古龍って動物っていうより植物とか菌類みたいな性質に近い感じがする。具体例を挙げればアニメゴジラのゴジラ・アースみたいな。あれも動物と植物の中間生命体みたいなもんだし
ではまた次回