霊烏路空のヒーローアカデミア〖改〗   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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紅魔館からのとあるお誘い

─ある日の紅魔館─

 

レミリアはいつものように紅魔館のメンバーとディナーを食べていた。

 

「そういえば咲夜、さとりのとこのペットがようやく雄英に合格出来たそうね。」

 

「そうですね。彼女がヒーローになると言い出して、少なくとも9年以上は経っていると思われます。」

 

「まぁ、あの子が受かるとは思ってもみなかったけどね。」

 

パチュリーが辛辣気味に会話に参加する。

 

「本当にね。むしろあの子の頭なら受かるのがはやいくらいだわ。…まぁ、早くなった要因は分かっているのだけれど。」

 

「例の緑髪の少年ですか?」

 

「えぇ、その子も合格しているようだし、今年のヒーロー科に受かった41人+新1年生の担任団とネズを呼んで入学祝いのパーティーを開催しようと思うの。」

 

「えぇ、構いませんよ。日にちは何時になさいますか?」

 

「…そうね。入学式がある週の土曜日なんでどうかしら?」

 

「えぇ、空いていますよ。ではそのように準備、手配致します。」

 

「よろしく頼むわね。」

 

─入学式前日 雄英高校 校長室にて─

 

「やぁみんな!これで全員揃ったかな?」

 

「はい、全員揃いましたよ。要件とはなんです?ネズ校長」

 

「あるヒーロー事務所から今年度のヒーロー科の入学祝いパーティをするから来て欲しいっていう招待状が届いたのさ☆」

 

「そのヒーロー事務所ってどこなんですか?」

 

「それはね…」

 

「「「「「それは…?」」」」」

 

「紅魔館さ☆」

 

「「「「「…紅魔館!?」」」」」

 

「…でもなんで急に入学祝いのパーティなんか開催しようと思ったんでしょうか。」

 

ミッドナイトが疑問をぶつけた。

 

「恐らくというか、十中八九お空が合格したからでしょうね。紅魔館と地霊殿は昔から仲が良かったと聞いています。恐らくは親交の一環でしょうね。もしかしたら地霊殿の人たちも来るかもしれませんね。」

 

「相澤くんの言う通りかもね。…それで招待状に書かれているパーティの詳細なんだけどね。参加者は今年ヒーロー科に合格した41人とその担任団と僕。日付は今週の土曜日。午後5時に雄英高校の校門前にて集合。前服装は自由。急な開催のため参加自由。でもできるだけ参加して欲しい。だってさ☆…僕的には生徒同士の親睦と生徒達と僕達教師の親睦を深めるにはちょうどいいんじゃないかなと思ってるんだ。反対の人やこの日は無理だって人は居るかな?」

 

反対する人は誰1人は居なかった。

 

「じゃあ教師陣は全員参加ということで紅魔館には伝えておくのさ☆みんなも入学式の日に生徒たちにも伝えておいてね☆じゃあ、解散!!」

 

雄英高校入学式当日 校長室にて

 

「1つ伝え忘れてたことがあるのさ☆パーティ当日には着替え持って来て欲しいんだってさ。夜遅くなるかもしれないから寝る時の着替えを持ってきて欲しいんだってさ。『次の日日曜日だし大丈夫でしょ?まぁ、無理ならバスで1人ずつ近くの駅まで送ってあげるわ。』だってさ。子供たちにもそれを伝えておいてほしいのさ☆」

 

雄英高校入学式当日 B組にて

 

「解散する前に大事な連絡をしておく。今週の土曜日の夜、入学祝いパーティがある。」

 

「「「「「入学祝いパーティ!?」」」」」

 

入学してはじめてみんなの意見が揃った。それはそうだろう。高校の入学祝いパーティなんて聞いたことなんてあるはずないのだから。それはそうと、初めてのクラス団結がこんなことでいいのだろうか?(良くは無い)

 

「会場は何処なんですか?」

 

ある女子生徒が当然の疑問を投げかける。

 

「聞いて驚くなよ?それはな…」

 

「「「「「…それは?」」」」」

 

教室内に謎の緊張感がはしる。

 

「紅魔館だ!」

 

「「「「「「「…紅魔館!?」」」」」」」

 

「それってもしかしなくてもヒーロー事務所の紅魔館ですよね!?」

 

「国内でもトップクラスの広さを誇っているとはいえなんでそんな大御所の事務所なんですか!」

 

「…レミリアさんに誘われたからだ。」

 

「「「「まさかの向こうから!!?」」」」

 

その驚きも当然だろう。少なくとも国内では実力もカリスマもトップクラスのヒーロー事務所が直々にお祝いパーティをしようと申し込んできたのだ。驚かない方がおかしい。

 

「…それでだ。今週の土曜日、夕方の5時に雄英高校の校門前に着替えを持って集合だ。ちなみに参加自由な。」

 

「先生、ドレスコードってあるんですか?あと着替えってなんの着替えですか?」

 

「いや、学生たちにドレスコードはない。服装は自由。高校生でそんなの持ってる人の方が珍しいだろうからという向こうの配慮だ。ただ、ヒーロー事務所とはいえ御屋敷レベルでのパーティだからな。ラフすぎる格好はやめておけよ。そして着替えは寝巻きだな。夜遅くなるかもしれないから着替えを持ってくるように。どうしても次の日用事があって帰らねばならない人はバスで近くの駅まで送ってくれるそうだ。…他に質問、もしくはその日行けないという者は?」

 

入学そうそう、大御所のヒーロー事務所で入学祝いパーティをするというのだ。みな不思議だと思うことはあれど、ヒーローを目指す者として興奮しかしていないため、質問所ではなかった。ましてや、行けないと手を挙げるものも居なかった。

 

「よし、では今のところB組は全員参加という事で紅魔館のところには連絡しておく。行けなくなったりしたらその時は言ってくれ。...解散!」

 

 





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