発狂眼帯に転生!しかしそこはフォドラの大地だった……… 作:ナナシのG愛好家
「ベレト、ザビーネ、此度の遠征、大義でした。」
「はっ!」
「ありがたき幸せ。」
現在、我々はレア様に報告に来ていた。
「生徒の中には、民兵と戦うのを躊躇した者も多いとか。」
「ええ。中には、それを手にかけてしまい、後悔するものも、」
「そうでしたか。それは、辛い思いをさせてしまいましたね。しかし、民と言えど、他の民に危害を加えかねない、罪深き者には罰を下さねばなりません。愚かにも天に刃を向けた者の末路。生徒たちも理解できたことでしょう。」
耳が痛いな。かつて
「さて、問題はカトリーヌから報告のあった、『密書』の方だ。」
密書。それは、ロナート卿の懐にあったのを、アッシュが偶然発見したものだ。そこに書いてあった内容は、大まかに言えばこうだ。
「今節、青海の節に開かれる、『女神再誕の儀』に合わせて大司教を暗殺するという、実現性は限りなく低いが、許しがたい内容が記されていた。」
言いながら、セテスは怒りで拳を握っている。
「してセテス様、」
ベレト殿が口を開く。
「女神再誕の儀って、何ですか?」
その質問に、謁見の間に居たベレト殿以外の物がズッコケた。
「女神再誕の儀と言うのは、女神の御住いとされている『青海の星』が空に現れる時期となり、この地に女神が舞い下りてくださる日だ。セイロス教内では一二を争う聖なる日となる。そんな日に
「セテス殿、血が………」
先ほどからセテス殿の拳からは血がしたたり落ちている。怒りで握りしめている証拠だ。それを見かねたレア様は、
「とにかく、貴方達の学級には騎士団の警備が手薄な所の警備を命じます。本来このようなことは騎士団がするべきなのですが、人手が足らず………頼みましたよ。」
「「はっ!!」」
教室で、我々は防衛の計画を練っていた。
「ここと、ここと、ここと、ここが教団の配置する位置。
地図を広げたエーデルガルトを中心に、どこを防衛するかの意見を出し合おうとした時だった。
バン!と音がして、扉が開かれた。そこに居たのは
「フェリクス?今はまだ………」
「リシテア?どうしてここに?」
アッシュとエーデルガルトが反応する。
「アッシュ、お前たちが作戦会議の最中だというのは知ってる。俺がここに来たのはそいつに用があるからだ。」
そう言い、ベレト殿を顎で杓った。リシテアも、
「私も同じです。先生に用あってきました。」
と、頷いた。
「俺は強くなりたい。お前の学級に入れば、さらに剣を磨ける。だから頼む。俺をお前の学級に入れてくれないか?」
「私、貴方の学級に興味があるんですよ。私、もっともっと成長したいんです。マヌエラ先生より、貴方のほうが良いと思いました。お願いできませんかね?移籍。」
どうやら移籍の相談だったようだ。するとベレト殿は微笑み、
「ああ。むしろこちらからお願いしたい所だ。よろしく頼む。」
と言った。それにしても、あの鉄仮面を微笑ませるとはな。珍しい事もある者だ。悪くは無いな。
「さてと、役者がそろった所で一つ、意見をよろしいですかな?」
そう言ったのは、エーデルガルトの傍に影の様に立っていたヒューベルトだ。
「ああ。何だヒューベルト、」
「彼らの狙いは、本当に大司教なのでしょうか。」
「「「「「……………………………………………え?」」」」」
ガルグ・マク周辺一人のメイジが、戻って来た使い魔の報告に微笑んだ。
「敵はあの偽の密書のおかげで、女神の塔周辺に警備を集中させている。ロナート卿は、良い仕事をしたな。」
その報告に、他の者達も、ニヤリ、と口角を釣り上げた。
「ああ。我々の真の目的は大司教の命などではない。それは後々貰い受けよう。今の目標はアレなのだから。」
「万が一ばれた時は頼むぞ。」
そう言ったのはリーダー格のダークメイジだ。その目線には、禍々しい鎧に身を包み、髑髏の仮面を付けた男が、そして、その男の隣には、闇のオーラを出す禍々しい鎌があった。
「死神騎士よ。」
次回、新たなガンダム界からの刺客が登場!ヒルダと同じ髪色のあの人です。
ディミトリは生存ルートと死亡ルート、どちらがいいでしょうか?(皆さんの選択で、この後の展開が大きく変化します。)
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生存ルート
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死亡ルート