発狂眼帯に転生!しかしそこはフォドラの大地だった………   作:ナナシのG愛好家

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 今回、ガンダムネタをほのめかす言葉が出ます。正体が解れば、コメントください。少し難易度が高いです。分かるかな?


第十四話【敵の意思は何処に?後編】

 ガルグ・マク大修道院、中庭、多くの生徒が集まり、茶をたしなみ談話にふける。娯楽施設の無い修道院の娯楽といえば、ここでの談話や茶会か、書庫の本を読みふける事だろう。

 そんな中庭で、

 

「聞こう、ぺトラ、」

「何、でしょうか、フェリクス。」

「俺達は何故こんな所に居る?」

 

 フェリクスがそう問いかけるのも無理は無い。何故なら、彼らは木の上に居るからである。木の上で、生徒たちの声に耳をそば立てているからだ。

 

「ここ、人、集まる、します。よって、情報、共に、集まる、します。フォドラ、ことわざ、あります、何、でしたか?」

「親父がよく言っていた。『人の口にとは建てられない。』だ。」

「そう、それ、それです。しかし、何故、人の口、戸、建てる、言います?」

「昔兄上が教えてくれた。それはだな………。」

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「という訳だ。」

「なるほど………。あ!いけません。任務、途中、でした。」

「そうだったな………。ん?ちょっとまて、あそこの生徒、」

「はい、少し会話を聞いてみます。」

 

 ぺトラが耳をそば立てる。そこから聞こえて来たのはこんな会話だった。

 

「なあ聞いたか?帝国のアスノ侯爵、異民族相手にまた勝利したって。」

「ああ。すごいよな。アスノ領の領主様はもうかなりの高齢だ。『灰色の獅子』といい勝負なのに、前線指揮官として、まだ戦っているらしい。」

「仕方がないだろう。何せ、ご子息は行方不明。ご子息の残した子孫も、まだ幼いって話だ。」

「ああ。しかし、異民族の方も連戦連敗でよくやるよな。マーズレイ、だっけ。」

「それはあそこで流行ってる病気な。異民族の名なんざ忘れたよ。しかし、恐ろしいよな。不治の伝染病なんだろう?」

「ああ。なんでもそこで起こる魔力の磁場の歪みのせいで起きてるって話だ。」

「怖いな。伝染病なんだろ。」

「ああ。そんな汚れた奴らに、フォドラの大地を踏ませてやるかよ。だいたいな………」

 

 段々と差別的な発言に代わって来たので、会話を聞くのをやめた。

 

「おい、次はあそこの生徒の会話を聞いてみてくれ。」

「はい。」

 

 次にフェリクスが目を付けたのは、二人のカップルだった。

 

「なあなあ、聞いた?死神の噂。」

「え?何だよそれ。」

「最近噂になってるの。このガルグ=マク郊外をうろつく、漆黒の鎧をまとった騎士なんだって。」

「へぇ、でも、なんで死神って呼ばれてんだ?」

「なんでも、闇夜にきらめく漆黒の鎌が由来なんだって。」

「へぇ。」

「なんでも、夜な夜な人の命を漆黒の馬にまたがり悍ましい仮面を付けその首を狩りに来るのだとか………」

「おそろしいな。」

 

「くだらん。ただの噂話か。外れだな。」

「収穫、ありません。どうします?」

「帰るしかないだろう。他の奴の収穫を待つしかあるまい。」

「承知。しました。」

 

 そう言い、二人は木から飛び降り、帰路に就いた。

 

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「では、そちらも収穫は無しと。」

 

 フェリクスの報告を聞いて、ザビーネはため息を付いた。

 

「情けない事ですね。リシテア、リンハルト、フェリクス、ぺトラ、ザビーネ殿、ドロテア、カスパルたちの収穫は、ハンネマン先生の珍妙な紋章アイテムをもらっただけですか。」

 

 ヒューベルトも同様にため息を付いた。

 

「あとは、我が主と先生を待ちますかな。」

 

 どうか頼みますよ。と、願うヒューベルトだった。

 

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「で、何故大聖堂に来たのかしら?師。」

 

 エーデルガルトは、パイプオルガンの音が響く大聖堂に来ていた。

 

「ヒューベルトが言っていただろう?今日じゃなきゃいけない事情があるかもしれないと。」

「そうね。」

「だとしたら、その日のみ一般公開され、なおかつ大司教暗殺で他に警備に目が行くところといえば、」

「ここ、大聖堂にある、『聖廟』。」

 

 その前に居たのは、アロイスだった。

 

「おお、ベレト殿とエーデルガルトか。如何なされた。」

「それがかくかくしかじか………」

「ふむ。ここが狙いではないかと。しかし、ここには大したものは無いぞ?前方から十傑の遺体があり、その奥に四聖人の遺体があり、その奥に聖者セイロスの遺体がある。ただの墓だ。まさか奴らも墓泥棒の為にここまでのリスクは冒すまい。」

 

 そう言うアロイスに対し、エーデルガルトは、

 

「墓………遺体………まさか………。」

 

 何かを考え込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………。」

 

 その様子を、同じ白髪の青年が見ていた。




 どうでもいい解説!!

 オリキャラたちの役職解説。

 ハマーン・カーン

 帝国領カーン領の宰相。幼君を支える騎士。役職は、『プライムミニスター』王の隣に立ち、王を支えるもの。

 グレミー・トト

 ハマーンの従者だが、出自などが闇に包まれており、謎の多い青年。役職は、『アサシン』

 マシュマー・セロ

 ハマーンの従者。薔薇騎士の異名を持ち、職業は『フォートレス』

 ディミトリは生存ルートと死亡ルート、どちらがいいでしょうか?(皆さんの選択で、この後の展開が大きく変化します。)

  • 生存ルート
  • 死亡ルート
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