発狂眼帯に転生!しかしそこはフォドラの大地だった………   作:ナナシのG愛好家

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少し短いですが投稿します。続けて戦いも書くので、お楽しみに、


第十五話 聖廟の死闘 幕開け

「では、我々はこの、聖廟付近を見張るという事でいいのですね?」

「ええ。敵は、間違いなく表れるわ。」

 

 聖廟前、ヒューベルトの問いに、エーデルガルトは頷いた。

 

「では、遠慮なく待ちかまえさせていただきましょう。」

「みんな、所定の位置に、」

 

 と、エーデルガルトが指示を出そうとしたところだった。

 

「よう、ジェラルドの倅、面白そうなことやってんじゃねぇか。」

 

 と、後ろから声がした。こ、この声は、

 

「………何故ここにいる、アリー=アル=サーシェス。」

 

 出た!!焼け野原ひろし!!!!お前も来てんのかい!!てか、ベレトの口調からして、何か因縁あるな!?殺気出てる、先生、殺気、殺気しまって!!

 

「大司教の大将に雇われてんだよ。ま、俺達サーシェス傭兵団は城下の警護だ。騎士団の人手が足りんのだと。」

「そうか。それなら、今から俺達のやろうとしていることはお前達とは関係ない。さっさと失せろ。」

「つれないねぇ。まあそう言いなさんな。今回は、こいつを預けに来たんだよ。」

 

 そう言うと、後ろにいた青年を指す。っておいおいよく見たらもしかしなくてもこいつ、

 

「シン・アスカです。よろしくお願いします。」

「一度こいつに見せてやりてぇんだ。お前の手腕ってやつをよ。言っとくが、俺はお前を評価してんだぜ?ジェラルドの倅。」

「ベレトだ。そういう事なら間に合って、」

「いえ、(せんせい)、人では多いほうがいいわ。増援は願ったりかなったりよ。」

「………わかった。」

 

 絶対に因縁があるな。

 

「シン、ヒューベルトの隣に着け。この黒髪の生徒だ。」

「はい。よろしくお願いします。」

 

 そう言うと、ヒューベルトの元へと行った。

 

「我々も配置に、」

「ああ。分かっている。」

 

 こうして、侵入者を待ち構えた。

 すると、しばらくした時、白装束を纏った者達と、複数の特徴的な鎧に身を包んだ者達が入っていった。

 

「本当に来るとは、しかし、墓泥棒とはな。しかもあの装束、西方教会の物だったぞ?」

「まさか………ロナート様の背後にあったのは、西方教会?」

 

 アッシュは信じられない、と言う顔をしている。

 

「行くぞ、侵入者は根こそぎ捉える。」

「「「「了解!!!」」」」

 

 そして、聖廟の扉を勢いよく開け、階段を下り、突撃した。

 

「動くな!!大修道院兵だ!!」

 

 先頭はフェルディナント、勢いよく突っ込んだが、魔法や弓矢が飛んできた。

 

「くっ、おっと、はっ、ほっ。」

 

 と、ベレト直伝の回避術で、何とか躱す。

 

「どうやら、徹底抗戦の構えの様だな。」

「ええ。戦うしかなさそうね。」

 

 ベレトも、エーデルガルトも到着する。

 

「ええい!!もう気が付いたか。全く大修道院の連中は仕事だけは早い!!」

 

 ダークメイジは、一番奥にある棺に手を掛け、棺にかけられた封印を解こうとしている。

 

「墓荒らしは一匹たりとも逃がすなよ。行くぞ!!」

「「「「はい、先生!!!!」」」」

 

 こうして、我々の、初めての死闘が幕を開けた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「背教者の犬共め!!我らの裁きを受けろ!!」

 

 と、墓荒らしの連中は攻撃を仕掛けてくる、が、

 

「邪魔なのだよ。死ねぇ!!」

 

 剣士が一人、ランスに貫かれる。

 

「あ、あいつ、上位セイロス騎士の外道騎士だ!!」

 

 誰かが叫んだ。

 

「その呼び名はあまり好きではないな。」

 

 私は、ザンバスターを抜く。

 

「それに、聖なる墓をこじ開け、死者の眠りを妨げようとしておきながら聖職者気取りか。貴様らの方がよっぽど外道だよ。罰を受けろ!!フヒャヒャヒャヒャヒヒャハ―――――――ッ!!!!!!」

 

 奇声を上げながら暴れる私を、生徒はどことなく遠い目で見ている。ドロテアに至っては、

 

「やっぱり、悪役なのね。」

 

 と呟いていた。

 

「チッ、死神騎士とその取り巻きども!!お前たちは強いのだろう!!敵を蹴散らしてくれ!!」

 

 と、敵のダークメイジが呟くと、

 

『貴様の指図など受けん。弱者の相手など、退屈なだけ。』

 

 と、聖廟の中心に立つ、禍々しい鎧の騎士が、そう言った。声は魔法で加工しているかのような、妙な声だ。

 

『俺達とりまきねぇ。何か気に食わねぇ。』

『ああ、全くだな。』

『…………。』

 

 そう言うのは、黒鎧の女騎士、緑鎧の空を飛ぶ男、青い鎧の、槍を持った男の三人だ。

 更に、

 

『少し付き合ってもらうぞ、エーデルガルト=フォン=フレスベルグ。』

 

 そう言い、天井から飛び降りて来たのは、丸みを帯びた、黒と赤の鎧の男だった。

 

「手練れ、中々厄介そうね。」

 

 そう言い、エーデルガルトは左手に大盾、右手に斧を構え、臨戦態勢を取った。

 

「………作戦の障害、取り除かせてもらいます。」

 

 そう言い、飛ぶ男にヒューベルトは魔法弾を放つ、しかし、それは躱される。

 

『アアン?出来んのか?テメェに!!』

 

 そう言う飛ぶ男は、飛びながら魔法弾を放ってくる。

 

「さあ?それは、」

 

 ヒューベルトは左手の指を切り、右手に持つ指輪に一滴の血をたらした。。すると、後方に魔法陣が浮かび、黒い球体が6つ、黒い闇で出来た空飛ぶ刃が、4展開された。

 

「やってみないと、分かりませんよ?ククク………。」

 

 それを見ていた死神騎士と呼ばれた男は、

 

『………はぁ。弱者の相手など、退屈なだけだ。』

 

 と呟いたが、

 

「その鎧、その鎌、ただの噂かと思えばなんという行幸。」

 

 と、呟き、フェリクスが腰に収納魔法陣から取り出した和刀を指し、居合いの構えを取った。

 

「死神騎士とお見受けする。お前に決闘を申し込む。」

『ほう、面白い、かかってこい。』

 

 仮面の下の顔が少し笑んだ気がした。

 一方で私の方にも、

 

『面白そうだな、その武器、お前、紫雷のザビーネだろ?実力を見せてくれよ!!』

 

 そう言って、水色の鎧の男が槍を振るってきた。

 

「フン。貴様を捉えて、情報を手土産にするとしよう。」

 

 私の槍と彼の槍がぶつかり合う。私達も、また死闘を繰り広げようとしていた。

  一方でシンは、

 

「お前の相手は俺だぁ!!」

『………邪魔。』

 

 黒い女騎士と戦っていた。

 

 こうして、私たちの全力を掛けた戦いが始まった。




 もう三人の正体は、分かりますよね?ちなみに、もう一人の黒騎士は、ゼから始まるあの人です。伏線もありますよ~

 ディミトリは生存ルートと死亡ルート、どちらがいいでしょうか?(皆さんの選択で、この後の展開が大きく変化します。)

  • 生存ルート
  • 死亡ルート
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