「《モンスターマスターガール》、アタック!」
「えええ!」
デュエリストの掛け声とともに驚き顔のまどかはヨシヒコへ走り出した。
ヨシヒコの近くまできたまどかは、ペシペシとヨシヒコを叩く!
「ダメージは50!ターンエンド」
ヨシヒコを叩いたまどかはデュエリストの前に戻り、なんだか臨戦態勢。
「えええーなんで?ごめんなさい!ごめんなさい!」
それとはうらはらに、まどか本人は困惑の極みのようだ。
「むう。どうやらマドカは奴に操られているようだな」
「うむ。ふざけた出オチなヤツと思いきや、よもやよもや」
「くそ!卑怯なまねしやがって!」
そうしたマドカを見つつ、ダンジョー、メレブ、ムラサキは憤りを露わにする。
「ヨシヒコ!マドカを傷つけないように解放しろ!」
「あ、はい。とりあえずドロー」
ヨシヒコが引いたカードは《黄3》。
「こ、これは……」
ヨシヒコは緊張に強張った顔で手札を見つめ、唾を呑んだ。
「私は
「ええっ?」
ヨシヒコが三枚のカードを叩きつけるとともに、やはり驚愕する巴マミが魔法少女姿で姿を現したのだった!
「マミさん!」
「鹿目さん?」
突然のことに、二人は混乱状態。
「私の嫁がアタック!ターンエンド!」
驚きに目を瞬かせるマミだったが、ヨシヒコのオーダーに従いデュエリストに射撃!多大なダメージを負わせた!
「その娘はマドカの友人か?」
やはり突如現れたマミに、ダンジョーは驚きの視線を向ける。
「はい!私の嫁で「違います!!」」
ヨシヒコの言葉をマミはキッパリ斬り捨てる。
「ふふ。なかなかやるな」
デュエリストはふらふらと体を揺らしつつ、薄ら笑いを浮かべた。
「なかなか熱くなってきた!俺のターン!ドロー!《黒の射撃手》を召喚!」
「!!!」
カードをセットしたデュエリストの前、まどかの横。なんとほむらが出現したのだ!
「なんてことだ!」
「くっ……」
「あいつ、汚いマネしやがって!」
「うむ。まさによもやよもや。うむ。まさに!よもやよもや!」
少女達を強制的に闘いに巻き込むという卑劣。それも知り合いの少女達だ。ダンジョーとムラサキは怒りに震える。一人メレブは金髪を揺らしつつ、アレに乗っかろうと頑張っていた!
「…………」
突然の事にほむらはすばやく視線を走らせ状況を推察する。どうやらまどかと同じ陣営で、対峙するのは巴マミ?その目が細くなる。
「……あら?マミさんが私とまどかの敵になるの?……本意ではないけれど、これだと仕方ないわよね?」
ほむらの唇がにっこりと吊りあがった。
「あら?そうね。そうよね?とりあえず暁美さんが敵ってことは私も全然本意ではないのだけれど、操られてのことだし仕方ないことよね?」
両手に自動拳銃を構え不吉に微笑むほむらに対し、マミの背後には無数のマスケット銃が浮かびあがった。
対峙する二人は、にっこりと微笑みを交わす。
「ちょ!マミさんもほむらちゃんも、落ち着いて!」
不穏な空気を漂わせるマミとほむらに、まどかは慌てる!
「仲間同士を戦わせるとは、なんとゆう卑劣!」
「ちっ!」
一触即発の状態にダンジョーとムラサキは顔を歪ませたその時。
「こうして場は整った。俺の勝ちだ!」
デュエリストはにやりと唇を歪ませる。
「《モンスターマスターガール》の特殊効果によって、場全ての魔法少女は《モンスターマスターガール》に支配される!」
「ええ!」
それはマミとほむら、どちらの支配権も獲得したというデュエリストの高らかな勝利宣言だった!
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「んん-!んんんー!」
竹を咥え唸るヒサもそのビッグウェーブにのっかる気満々だった!妹故に!
すいません。ヴァンガードはとりあえずのっけてみました……。てへ。