分かりにくいと思いますのであとがきに能力をまとめています。
分からなくなっ方は1番下へスクロールしてご確認ください。
メルは首を回したり首を振ったりと軽い準備運動を済ませた。
イルミと修行するの久ぶりだなぁ。
私1回も勝てたことなかったけど、今なら1勝くらいはできるかなぁ
「イルミ、手は抜かなくていいからね」
「そのつもりだよ。安心しなよ、看病はしてあげるからね」
私に負けるつもりなんかないってことね。
よし!!強くなったところを見せつけてやるんだから!!!
イルミはやる気満々という表情のメルを見据える。
ヒソカと戦うというならメルの感度をできる限り高めて送り出すのがベスト。
メルに傷はつけたくはないけど、この状況では多少の怪我は仕方がない。
腕の1本や2本は折るつもりでいかせてもらうよメル。
イルミとメルはお互い顔を見合わせたかと思えば突然空気が重たいモノへと変わる。その急激な変化にゴンとキルアは肩を竦め、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
2人は足にオーラを集中させて高く跳躍し、身動きが取りづらい空中で高度な体術戦を繰り広げていた。イルミはメルの腕を吹き飛ばす程のオーラを込めた拳で殴りつけるも、メルはイルミが拳に込めたオーラの割合を完全に見抜いて相殺していく。
わ、驚いたな。メルってばこの速さで誤差0.1%くらいの精度で相殺してきてる。うん、腕を上げたね。じゃぁこれはどう?
イルミは少し距離をとり、死角から容赦なく針をいくつも投げつける。狙った個所は体の関節部分であった。陰を纏った針は修行を積んだ念能力者でも交わすのは難しい。
メルは、イルミが距離をとった瞬間に円を発動させて警戒を怠らなかった。お蔭で針の位置を全て把握することができ綺麗に避けていく。
だがそんなことは数々の経験を積んだイルミには予想通りの結果であった。常に先を考えて打ち込まれる針はメルを確実に追い込んでいった。避けるともうその場所にはイルミの針が飛んできていた。いくら円を使っていても逃げた場所に既に針が飛んできていれば避けるのは難しい。
するとメルの右手にはいつの間にか白い刀が握られている。メルの念能力“
イルミの針!!この針が1本でも刺されば終わりだ。イルミの念能力は強い。刺さってしまえば最後逃れることは決してできない。必ず全て叩き落す!!!!
両者の能力は1度でも触れてしまえば勝負が決まるという程強力なものだった。お互いの能力を知っているからこそ、今まで以上にイルミとメルは自身の感覚を最大限研ぎ澄ませていく。
メルはなんとか距離を詰めようと、速さにオーラを割き更に加速していく。その間もイルミの針は死角を狙って次々に投げられていく。
「っ!」
まったく嫌な所ばかりに投げてくるなぁ。針を投げるスピードがまだ上がってるし。流石にそろそろ全て撃ち落すのは厳しくなってきたな。やはり
メルは
メルの足元には眩しい光をさせながら円形の術式が浮かび上がる。
イルミは少し目を見開く。
驚いた。
カプ。
『はい、マスター。何の能力をご所望でしょうか?』
イルミを捕まえる能力が欲しい。できるかしら。
『もちろんです!確認ですが、どの程度の拘束をお望みですか?ただ単純に動きを数分止められるものなのか、それとも永久に止めてしまうものなのか。それにより条件がかなり異なってきます』
その時だ。
イルミはなんと私との距離を詰めてきたのだ。
「-っ!」
しかも針の数は更に増えており、至近距離で撃ち込まれる針の速さは先ほどとは比べ物にならない。
メルは瞬きする間もないままに、必死に全てを避けようとするもそれは物理的に不可能であることをすぐに察した。鋭利な針先はメルの柔らかい皮膚を抉って後ろにある壁に突き刺さる。針は刺さらなかったものの、頬、腕、足に赤く細い線が引かれた。そこから、たらりと血液がつたい落ちる。
メルは距離を置きながらカプとの話を進める。
イルミの動きを10秒完全に止められたらいい。どのくらいオーラを使う?その他にクリアする条件は?
「メル、俺と戦っているのに他事考えてる暇は与えてやらないよ」
イルミの手には既に次の針が握られている。
「-っ」
オーラをカプに割いている分、メルの逃げるスピードは先ほどよりも確実に遅い。イルミは簡単にメルを追い詰めることができるのだ。
能力発動の為オーラを割いているとは言え、俺の針を少し喰らいながらも避けているのは及第点。成長したねメル。
イルミの瞳は少し細められる。
メルの頭の中ではカプが能力創造に必要な条件について詰めていた。
『了解しましたマスター。この能力創造に必要なオーラは4割程です。その他クリアしなければならない条件は、相手の名前、相手の能力の理解が必要ですが、マスターは既にクリアしていますので問題ありません。直ちに能力の創造へ移らせていただきます』
なるべく早くお願いカプ!!かなりキツイっ!!
メルの体はもう擦り傷だらけになっており、しかもイルミはメルの胴体を狙わずに抉られた傷を更に抉る様に針を投げ込んでいたのだ。
「―っひぅ」メルは小さく声を漏らす。
傷を抉られるたびにメルの顔は少しずつ険しくなった。イルミはゾルディック家で拷問の訓練も受けている為、人間に痛みを与えるにはどうすればよいかしっかりと学んでいるのだ。新たな傷を与えるよりは同じ個所を集中的にダメージを与えた方が効果的。その方が痛みを分散させずに相手に痛みを強く与えることができる。普通の人間ならば既に心が折れて簡単に死を選んでしまうだろう。
暗殺者として前線で活躍していたメルであっても、この状況では流石に息が上がっていた。イルミは、相変わらず涼しい顔をして容赦なく針で傷口を更に広げてくる。
カプに能力創造に必要なオーラをいっきに取られる時、イルミは絶対に見逃してはくれないだろう。
「メル、降参するなら今だよ?」
私の能力について知っているイルミは、これから私に最大の隙ができることももちろん知っている。
恐らくこれは最後の警告。
続けるなら今以上に痛みを与えるよ?ってことが言いたいんだ。
「降参なんてしない!!!」
強く言い切ると、イルミは「ふうん」と言いながら右腕を振り上げる。
その時だ。
私の体からどんどんと力が抜けていき、オーラがカプへと流れていく。すると、今まで少しのオーラで痛覚を麻痺させていたオーラが消えて、私の体には今受けているダメージが全て伝わってくる。
「っっぁ!!!!!」
あまりの痛みに涙がにじむ。
でもしっかりと目を見開きながら振り上げられたイルミの右腕を見据える。
メルは残ったオーラで堅をして、凄まじい勢いのイルミの拳を受け止める。カプにオーラが流れたのはほんの2秒程。3秒後にはメルの体にはオーラが淀みなく流れる。だが、3秒では遅かったのだ。既に受けた衝撃はメルの左腕を完全に砕いてしまう。だが、オーラの流れが通常通りになったことで、痛覚を緩和させる方へオーラを避けただけマシと言えよう。
メルの左腕はダランとしておりもう使い物にはならない。
土煙と共に見えたメルの表情を見て、イルミは少し目を見開く。
「まずいな」
笑ってる。能力が完成したのか。一体何の能力を?
イルミは直ぐにメルから距離を取る。
「“悪魔の首枷”」
メルがそう呟くと同時に、イルミの白い首には禍々しいオーラを纏った黒い首枷が嵌められる。そしてその首枷が繋がる黒い鎖はメルの右腕に握られていた。
「メルってばこんな趣味があったの?」
クリンといつもの様に首を傾げ、あくまでポーカーフェイスを崩さないイルミだが、これ程追い込まれた経験は初めてだった。
強制的な絶状態だ。これはまずい。
メルは素早くイルミへと距離を詰めて右拳にオーラを込める。
イルミは大きな目をぱちぱちと瞬かせる。
うん、このままあの拳で殴られたら俺死んじゃうね。メル、なんて良い目をするようになったの。完全に仕留める気満々の瞳。殺気も申し分ない。十分、合格点だ。
メルの拳はイルミの顔のすぐ横をかすめた。高濃度のオーラは空気のチリとなって消えていく。
そして満面の笑顔で「私の勝ち!!」と言いながら飛び上がっていた。
先ほど鋭い殺気を秘めた瞳をした持ち主だとは思えない程別人のメルの姿を見てイルミはため息を一つつく。
「まさか俺がメルに負けるなんてねー。ていうかこの能力凄くいいね」
そう言いながらイルミは自身に繋がれた首枷に触れる。するとパキンと砕け散りながら消失していった。
「やっぱり時間制限があるんだね。まぁあれだけの能力なら10秒やそこらが限界か」
「それ以上になると更に条件が必要になるみたいでね、そこまでイルミ相手にオーラは割けないよ」
「なるほどね」
「ねぇ、どうだった?私少しは成長したでしょ?」
誉めて誉めてときらきらした瞳を向けるメルを見てイルミは少し考えながら口を開く。
「メルの能力の欠点は明確だよね?なんでまだそこに対して何の対策も取っていないの?
「うぅ」
仕事で
イルミのご指摘はまだまだ続く。
「それに、
あぁ、これだ。
昔もこうやって私と戦って分析しながら修行してくれた。懐かしいなぁ。
「ちょっと聞いてるの?」
イルミはメルの頬を両手で引っ張る。
「いっ、いはい!」
「でもまぁ、昔に比べてメルの動きは数段よくなってたし、課題はあると言えどこの俺を完全に拘束させてしまったのは十分に及第点だよ」
「あひがと」
イルミは私の頬を引っ張るのをやめてぽんぽんと頭を撫でてくれた。
すると、今までイルミを見てた筈だったの段々地面が近づいて見えた。
あれ?
メルが倒れそうになった所をイルミは抱き寄せる様につかんだ。
今まで物陰に隠れていたキルアとゴンは「メル!!」と叫びながらやって来た。
「兄貴!!やりすぎだ!!!」
ぽたぽたとメルの体からは血がしたたり落ちる。
「このくらいしなきゃメルの練習にはならないよ」
言いながらイルミは自分の着ている服を破り、自分が何度も抉った右腕と左足に布を巻き付けて止血する。
「メルは大丈夫なの?」
ゴンは険しい表情でイルミを見上げる。
「メルは自分の能力で自分は癒せない。そんなメルを回復させる専用の部下がルイス家にはいるんだよねー」
そう言いながらイルミは携帯を取り出してエルにかける。
「あ、俺だけどさ、今メルと修行しててちょっと怪我をしちゃったんだよね。彼女、呼んでくれる?……うん、うん。えー、まぁ仕方ないなぁ。じゃあね」
「今から来てくれるの?」
「うん。しかもエルってばメルの部下を2人もこれからずっとつかせるって言うんだよ。邪魔にならなきゃいいけど」
それから5分も経たないうちに、何もない空間から黒い渦を巻いたモノが突如現れる。
そこから女が2人出てきたのだ。
1人はイリア。もう1人は、メルの回復専門の部下リリーだ。
リリーは淡いピンク色の短髪をしており、メルを見るなり駆け寄ってきた。
「メル様!?」
そういうと同時にキッとイルミを睨みつける。
「あなたねぇ!いくら修行だからってやりすぎよ!!」
リリーは昔から俺のことをなにかと嫌っている節があった。まぁ、大好きなご主人様が俺に懐いているのが気に食わないのだろうけど。こいつにメルのことを治療できる能力がなければ直ぐに殺してたところだ。いつもキャンキャン喚いて煩いったらありゃしない。
「メルの成長には必要なことだよリリー。それよりさ早く治してよ」
「言われなくともやるわよ!!」
リリーは壊れ物を触る様に優しくメルに触れる。
血を失って少し冷たいメルの手を握りながらリリーは能力を発動させる。
「“
すると沢山の蓮の花が突然出現しふわふわと空中に浮かんだ。その一つ一つは白く眩い光に包まれていた。花は徐々にメルの周りに集まっていく。花畑の中で安らかに眠っている様な光景であった。
イルミはそれを見て目を閉じる。
毎度思うけどこの光景はまるでメルが死んだみたいだ。それを彩る花も、この神秘的な光も全てメルの死を受け入れている様にさえ感じる。
メルを回復させるのはいいけど、気に食わない能力だ。
イルミが抉った傷は徐々に薄く消えていき、綺麗にその跡さえも消してしまった。
「治療完了。もう少しでメル様も目を覚ますわ」
リリーは横たわるメルを華奢な体で横抱きにする。
見た目よりも力があるんだ、とゴンはリリーを見上げる。
「なに?この子供」
「リリー、彼はメル様の弟子だ」
イリアは静かに答えた。
「えぇ!?こんな子供だったの!?」
ゴンはきらきらした眼差しをリリーに向ける。
「凄い能力だね!!」
「え?…あぁ、ありがとう。でも私の力はメル様にしか使えないから」
「え?メルだけにしか?」
するとイルミは口をはさむ。
「メルの部下には、熱狂的なメル信者が何人かいるんだよー。忠誠を、命を、その人生を全てメルに捧げるドM集団なんだよねー」
イルミのその言葉にイリアとリリーに青筋が走る。
「イルミ、貴方ねぇ!!いくら幼少期にメル様の事を教えたからって良い気にならないで頂戴!!!」
「全くだ。何がドM集団だ。我々はメル様に命を救われた者たちばかりだ。そのメル様に自分の全てを捧げると誓った忠誠心を、貴様にとやかく言われる筋合いはない」
イルミはケロリとした表情で話を続ける。
「とまぁ、こんな感じでねー、メルにしか能力は使えないっていう誓約と制約をして協力な念能力を手に入れてるってわけ。全くよくやるよねー」
「これ以上我々のことを侮辱するのは許さないぞイルミ」
ギラリと殺気を込められた瞳はイルミを見据えている。
両者を見てどうしたら良いか分からずゴンとキルアはあたふたとしていた。
「ん~…、煩いなぁ。なに?」
リリーに抱えられたメルは目をこすりながら目を覚ました。
それにより険悪な空気はスッと消える。
リリーはメルを見るなり涙を溢れさせる。
「メル様ぁああ!!もう聞いて下さいよぉ!!あの鬼畜冷徹男が私たちに酷いこと言うんです!!」
あれ、リリーだ。イリアもいる。そうだ、私意識を失ってしまったんだ……。イルミが電話して呼んでくれたのかな。
それより……
「鬼畜冷徹男?」
リリーの指さす方向を見るとそこにはイルミの姿がある。
メルは直ぐに察した。
前からイルミは私の部下とは仲が悪くて、デリカシーのかけらもないイルミの言葉でよく喧嘩をしていたことを思い出した。
恐らく今回もなにかイルミが言ったのだろうと容易に想像ができた。
メルはよしよしとリリーを撫でる。
「大丈夫大丈夫」
するとリリーは少し顔を赤くさせて嬉しそうにメルを見る。
リリーは、いいだろっと言わんばかりな表情でイルミを見た。
それを見たイルミは「ちょっとメル。いつまで引っ付いてるの」と、リリーからメルを引っぺがそうとする。
「いたたたたっ」
無理やりメルを引っ張るイルミ、それを阻止するリリー。
両者に板挟みになったメルを見てイリアは今までにない怒鳴り声をあげた。
「いい加減にしろ!!!!!!!!!!これ以上やるなら私の
イリアのその言葉で2人はメルから手を放す。
「メル様大丈夫ですか?」
イリアは心配そうにメルを見る。
「うん。大丈夫だよイリア。リリー、怪我を治してくれたんだね。ありがとう。イルミも2人を呼んでくれたんだね」
「まあね。本当はもう帰ってほしいけど、メルの修行するならいつでも回復できるように置いておけってエルに言われてるんだよねー」
エル兄様に?
「……もしかして兄様って私がヒソカと戦う事知ってるの?」
少し考える素振りを見せるイルミは「うん、知ってるよ」とケロリと白状する。
「えぇ!!!お、怒ってなかった?」
「うん、大丈夫だよ。そればかりか応援してるみたいだよ」
「兄様が応援!?」
兄様のことだからヒソカのことをある程度調べてる筈。
危険なサイコキラー男って知ってて私が戦うのを認めた!?あんなに心配性な兄様が?
珍しいこともあるもんだなぁ。
「メル様、サポートなら私たちがしますよ」
「頑張りましょう!!」
正直イリアとリリーがいてくれるのは有難い。身の回りのことはイリアがしてくれるし、怪我したらリリーが治してくれるし、修行に行き詰まったらイルミがサポートしてくれる。疲れたら見てるだけで癒してくれるキルアとゴンがいる。
これ程環境が整うなんて。
最高かもしれない。
「うん、私新技でも何でもやってのけれそうだよ!!」
するとスコーンと針が飛んでくる。もちろん持ち手の所。
「何でも楽観的に考えない」
「はーい」
いたたと頬をさすりながらイルミを見る。
「あ、そうだ。キルア、ゴン。凝はどうだった?イルミ相手だと2人のこと考える余裕なくて、全然見てあげられなかったんだけど、最後まで凝はできた?」
すると2人は自信満々な顔で「あぁ!!」「うん!!」と答えて見せる。
「レベルの差を嫌でも感じさせられたよ。念能力って前メルが言ってたみたいに本当に奥が深いんだな。俺も早く自分の念能力を身に着けてみたいぜ」
「キル、念能力を形にする時は本当に慎重にね。何度も考えてから作るんだよ?1回これだって思いついたのがあれば俺に教えてね」
「はぁ!?嫌だ」
「なんで?」クリッと傾げる兄イルミ。
「俺の師匠はメルなんだから、兄貴じゃなくてメルにまず相談するよ」
その言葉でイルミはギギギとメルの方を見つめる。
「あー、…はは」
イルミの目が怖い!!
「ちょっとイルミ!そんな目でメル様を見ないでくれる?」
するとイルミは「はぁ」とため息をつく。
「いい加減黙らないとヤっちゃうよリリー」
「いい度胸ね!!ヤれるもんならヤってみなさいよ!!」
本当にこの2人は火と油だ。
一緒にいるだけでどんどん燃え上がっていく。
イリアは呆れた顔で2人を見ていた。
「まぁまぁ2人とも、その辺にして。修行の続き始めよう!!」
「まったくメルは見かけによらずタフだよねー。メルは完全に復活したからいいけど、俺かなり消耗してるんだけど」
「あっ、そうだよね」
メルは
「ありがと。じゃ始めるよ」
「うん!!」
それからメルの新技開発の為厳しい修行が始まるのであった。
*メルの念能力おさらい*
1.神の略奪者(テオスプランダラ)
・白く美しい刀の姿を具現化している。
・相手のモノであれば、あらゆる万物を自分のモノにできる能力。
(念能力や相手の体内にある臓器でさえ奪うことができる)
・発動するには条件が4つある。
①相手の名前を知っていること
②相手の血液を刀に吸わせること
③発動時は手に刀を持っていること
(刀を投げて相手の血を吸わせることは不可)
④相手から傷を負っていないこと。
(かすり傷1つでも相手につけられてしまえば相手の能力は奪えない)
2.気まぐれな皇帝(カプリスエンペラー)
・マスターであるメルが望む能力を何でも創造することができる能力。
・発動時はメルを中心に円形の術式が展開される。
・創造する能力によりメルからオーラを吸い取ることによって創造できる。
・1度カプに能力を依頼すると、メルのオーラが0になった時点で命を削ってでも自動的に能力が作り上げられる。(命を削って作られた能力はメルが死んでも発動することが可能)
・カプはメルの脳内で会話をしながら能力を創造する。
・念能力なのに自我を持っており他の能力を多く使用すると嫉妬することも。
・メル自身もまだカプについて分かりきっていない。
3.高貴なる者の義務(ノブレスオブリージュ)
・他人の傷を100%回復させることができる能力。
(肉体だけではなく疲労やオーラ回復も可能)
・他人の傷を修復すると、その痛みや傷は全て記憶されておりメルが半年間能力を使わなかった場合、蓄積された傷や痛みが全てメルに返ってくる。
・自分自身には使うことができない。