乙女剣士と戦闘狂の暗殺教室   作:ニック

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修学旅行の時間①

そんなところで月日は流れ修学旅行当日

 

「お兄様!!一緒の席に座りませんか!?」

「お兄様!?」

 

俺がクラスメイトのところに向かおうとした時俺は本校舎の生徒に捕まった

しばらく話し、そして残念そうな佐伯さんに軽く手を振り

俺は席に向かうとそこには矢田さんと倉橋さん、八重樫さんが既に座っていた

 

「お兄様って?」

「……いや。俺なんか女性からお兄様って呼ばれることが多いっつーか。剣道やっていると昔の八重樫もそうだけどオシャレとか気につかない人も多くて……んでいつのまにかお兄様って言われていることが多いんだよ」

「あなた結構私たちの部活で有名だったわよ?時々教えたりしているのわよね?」

「男女問わずな。一応八重樫流で師範と同格には強いんだぞ?剣道ってよりも剣術の方が強いけど、何しろお姉様と戦って一本取ったことも関係しているんじゃねーか」

 

とからかいながら話すと八重樫が睨んでくる

すると倉橋さんが不思議そうにしているのだが

 

「お姉様?」

「ん」

 

俺は八重樫さんを指さす。転校生は面倒見の塊という噂が流れている

俺も中学校のころは元々兄貴肌であることがあり別にお兄様扱いは慣れているので天之河という門下生であり文武両道で成績ではいつもトップ。中学総体でも俺以外に負けたことがないという何でもできてさらにイケメンである生徒がいるから目立たなかっただけで結構人気はあったのだ。なお、適当にサボったりしていたりアニメやスポーツの基本的な情報もリークしているので男性にも人気があるのだ

なお八重樫さんは男らしい性格でありながら面倒見がいいというから女性から人気がある。なので女性からという意味で義妹集団が周辺にはいるのだ

 

「って雫ちゃん、いっくんと戦ったの?」

「えぇ。手も足も出なかったけど」

 

倉橋さんは最近いっくんと呼び始めた。

一番八重樫さんとは異なる意味で近いのは倉橋さんだろう

 

「えっと?ついでに雫ちゃんはどれくらいに」

「小学生から公式戦では一度も負けたことがなかったはずだぞ?男女混合のころは俺も八重樫さんに負けていたから」

「…えっ?」

 

まぁ覚えてないか

 

「小学校の低学年のころは弱かったんだぞ?俺。というよりもパワーじゃこのクラスの寺坂には劣るはず。あんまり体脂肪率が伸びないのもあって、力勝負に憧れていた俺にとっては目指す道を間違えていたんだよ。俺の親父が力強さで強かったからな。俺が覚えている限り一切剣では敵わなかった」

「……敵わなかった?井岡くんが?」

「あぁ。親父も母さんも剣術に関してはずば抜けていたんだよ。裏をやってなかったとしてもかなり綺麗な剣筋で少し前まで研究員だった」

「へぇ〜少し見て見たい気がするけど……」

「それはちょっと無理かな。母さんと一緒に少し遠いところに行ってしまったから」

 

俺は少しだけ苦笑いをしてしまう。

どういう意味かは言わないことにした方がいいだろう

それからさりげなく生き物の話題を振り、八重樫さんや倉橋さんと話ながら新幹線の中移動時間を楽しんだ

 

 

「1日目ですでに瀕死なんだけど」

「新幹線とバスに酔ってグロッキーとは」

「いっくんも大丈夫?」

「あぁ。酔い止めは飲んできたから……」

 

少しだけぐったりしている俺。

昔から大型車両のバスなどが苦手で遠足はいつも袋と酔い止めを持っていたのだ

 

「二人とも寝室で休んだら?」

「俺はそうしようかな?って言いたいところだけど神崎さんの日程表見つかったか?」

「ううん。確かにカバンに入れたはずなのに」

「とりあえず予備のやつ貸そうか?」

「うん。でもいいの?」

「一応三つ持ってきているから大丈夫。一応忘れた人ようにコピーは取ってあるから」

 

すると俺はカバンの中から日程表を取り出し神崎さんに渡す。

なお殺せんせーから渡された修学旅行のしおりはかなり厚くみたいところが見えづらいという困難があるため簡易型の日程表になる

俺たちのところは連絡役なので全員の班の行動ルートをまとめてあるのだ

 

「んじゃ少し早いけどごめん。お先に」

「うん。本当に大丈夫?」

「大丈夫。んじゃおやすみ」

 

と少しだけ顔を青くしながら寝室に向かう。疲れもあったのか布団に入った瞬間俺はすぐさま眠りにつくのであった

 

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