陰陽絶唱シンフォギア~戦姫と十三人の転生者~   作:はんたー

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神様転生ものです
オリ主とかいやという方はここで戻ることをおすすめします

そうじゃない方はどうぞ





原作前
1話


 side??? 

 

 

 

 

 

 ………………

 

「あれ、ここはどこだ……?」

 

 何もない空間の中、俺────( ほむら)太陽(たいよう)は辺りをキョロキョロしていた。

 

 

 えーと、なにやってたんだか記憶があやふやだな

 ひとまず今わかっているのは気が付いたら何もない真っ暗な場所にいたということだけ……

 

 

 

 

 

 いや、本当にどこだよここ!! 

 え、拉致? 拉致られたの俺? 

 

「気が付いたか少年よ」

 

 誰かの声がしたので振り向くとそこには昔の漫画とかでありそうな、いかにも仙人って格好をした老人がいた

 

「あの、あなたは一体……」

 

「私は神じゃ」

 

「神っ!!!??」

 

 え、神様って実在したの? 

 確かにそれっぽい雰囲気は……

 

「知りたいことなんでも教えてあげよう」

 

 そう言いながらWi◯ipediaを開いてあるスマホをかざした

 恐らくポプテピピックを意識しているんだろう……

 ……前言撤回、こいつ絶対オタクだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、座ってお茶でも飲みなさい」

 神様はそう言うと指パッチンでちゃぶ台とお茶を出した

 ……すげー本当に神様なんだ

 

「まずは君の現状を話そう

 簡潔に言えば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 君は死んだ」

 

 

 

 

 

 what? 

 え、死んだ? 誰が? 俺が!? 

 いや、待てよどんどんおぼろげだった記憶が……

 

 そうだ思い出した! 俺はいきなり道路を飛び出して車に轢かれそうになった猫を助けて……

 

 

 そうか、死んじゃったんだ俺……

 なんかショック……

 

 まあ、いいか

 俺が死んで悲しむ人なんかいないだろうし……

 

 だけど一つ気になることが……

 

「あの、猫はどうなりましたか?」

 

「安心しなさい

 君が助けた猫はちゃんと五体満足でいるよ」

 

 そうかよかったー

 これで猫も死んでたら俺無駄死にだしな

 

「で、俺はこれからどうなるんですか?」

 

「通常ならば天国行きじゃが……

 てか自分が死んだってのに随分落ち着いてるね君」

 

「まあ、猫を助けられたのは満足ですし

 元々俺は施設に捨てられた孤児だし、友達も一人もいなかったから悲しむ人なんていませんし……」

 

「そうかそうか

 君も辛いめにあったんじゃのぉ(まあ、知ってたけど)

 そんな君にお知らせじゃ」

 

「?」

 

「君には転生する権利が与えられたのじゃよ」

 

 転生……って今流行りのあれか! 

 

「まじすか?」

 

「まじもまじ、大まじじゃ! 

 君にはこれから双星の陰陽師の焔魔堂ろくろの力を与えよう

 君の名前的にもピッタリだし」

 

 焔魔堂ろくろ

 俺が施設ではまってた漫画の主人公だ

 やったぜ! 

 でも、一つ気になるのは……

 

「なんで俺にそんなたいそうな権利が与えられるんですか?」

 

 俺はそんなに大した人間ではないと思う

 勉強もできないし、スポーツも得意ではないし……

 

「それはまあ、命を助けたご褒美といったところかの

 自分の身を省みず猫を助ける姿は立派じゃったぞ」

 

 ……なんかむず痒いな……

 

 ……で、もう一つだけ気になるのは

 

「俺は双星の陰陽師の世界に行くんですか?」

 

「いや、君が行くのは戦姫絶唱シンフォギアの世界じゃ」

 

 そう神様は言いながらキメポーズを決めていた

 

 

 …………? 

 

 

「……わ、わかりました」

 

 俺の言葉に神様は満足そうに頷き、数枚の札を取り出す。

 

「先に伝えておこう。双星の陰陽師の“共振(レゾナンス)“は知っておるか?」

 

「え? あ、はい……一応……」

 

 “共振”────双星の陰陽師にしか使うことのできない秘術。

 双星の男“太陽”と、双星の女“太陰”が手を繋ぎ、互いの呪力を増幅することで凄まじい力を発揮する────って!? 

 

「そうだよ! “共振”!! いかに“焔魔堂ろくろ(太陰)”の力だけ持ってても、“化野紅緒(太陰)”がいないと駄目じゃん!!」

 

 太陽単体でも強力だけど、進化を発揮するのは太陰と二人の時だ。故に“双星”の陰陽師なのに……そう考えていると、神様は面白そうに笑う。

 

「確かに……焔魔堂ろくろの力をもらってもその片割れ足る化野紅緒……双星の女の方がいなければ共振という最大の攻撃手段を失われ意味がなくなってしまうのぅ。じゃが、安心せい! 転生するに当たり、“共振”の仕様は変更させてもらうつもりじゃ」

 

 そ、そうなのか……それなら、共振もキチンと使えるわけだ。

 

「……その、共振の方法……とは……?」

 

「それはヒ・ミ・ツじゃ。まあ、お主が共振を使えたら、仕様説明で一度だけ連絡しておいてやる」

 

「そうですか……ありがとうございます」

 

 俺が礼を言うと、神様は慈しみを込めた瞳で俺のことを見つめる。

 

「君にはこれから辛いことが降りかかるかもしれん

 だが、猫を助けた時のように命を守るために、

 その力を正しいことに使うことを祈るぞ」

 

「はい!!」

 

「いい返事じゃ……

 では、この扉を潜るがよい

 そうすれば君は赤ん坊として転生する」

 

 神様は突如として現れた扉を叩きながらそう言った

 

「では、行ってきなさい」

 

「ありがとうございます。神様」

 

 俺はそう言って門を潜った

 

 すると光の中に包まれ、どんどん意識が無くなっていった

 

 ただ、一つ疑問に思うことがある……

 

 神様がすごいノリノリに言ってたから聞くのがはずかしいと思って聞かなかったこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦姫絶唱シンフォギアって何? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 side神様

 

 

 

 

 

 

「ふぅ。これで最後の転生者が戦姫絶唱シンフォギアの世界に行ったか……」

 

 神様は少年が扉を潜ったことを見送ると、椅子を召喚し、腰掛ける。

 

「シンフォギア……あの世界には、非業の死を遂げた人物が数多くいる。……そんなのつまらん」

 

 彼は数多の世界を管理する神────その内の担当に、シンフォギアの平行世界が一つだけあった。このまま原作通りに進めば、悲しい死を遂げる者達がいることを、彼は知っていた。

 

「見るのならばハッピーエンドじゃ。彼と儂の選んだ()()()()()()()()()が戦姫絶唱シンフォギアの世界をどう改編していくのか、今から楽しみじゃのう」

 

 そう言って彼は本棚を召喚した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこには漫画・双星の陰陽師全巻と戦姫絶唱シンフォギアの全期のdvdが入っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 side太陽

 

 

 

 

 

 

「太陽は何が欲しい?」

 

「えっと……あ、これほしい……」

 

 転生してから六年が経った

 俺は今、両親と一緒にショッピングモールに来ていた

 

 今は買い物も終わり、モール内のレストランで食事をしている

 

 ……家族と買い物なんて前世ではしたことなかったな……

 

 前世の俺は赤ん坊の時に両親に捨てられ以来ずっと孤児院で暮らしていた

 でも、俺は施設でも馴染むことができずにいた

 

 

 ……よそう、思い出したくもない

 

 それに比べれば今世は幸せだ

 なぜなら今は親がいるんだから……

 

「おいしい!!」

 

 家族と食べる食事は前世の一人で食べる食事と違って美味しく感じる

 

 こんな幸せがずっと続くといいは……

 

 

 

 

 

ドン

 

 

 

 そんなことを考えてたら突如として爆発が起こった

 

「な、なに?」

 

 見れば両親も周りの人たちも何が起こったのかわからないようで混乱している

 

 すると目の前に奇妙な生き物が現れた

 

 なに? あれ……? 

 

ノ、ノイズだぁ────!!!!! 

 

 

 あ、あれがノイズ!? 

 

 ノイズはこの世界に存在する人間の天敵だ

 正体不明の謎の存在で人間を襲い炭素の塊にしてしまうらしい

 

 ノイズを確認するや否や何人かの人がテーブルから飛び上がり逃げようとする

 

「た、助け……うわあ──ー!!!」

 

 するとノイズはその人たちも目掛けて突進し、逃げようとした人たちを炭素の塊に変えた

 

「ひ、ひ──ー!!!」

 

「い、いやだ──ー!!!」

 

(お、俺は、ど、どうすればいいんだ……?)

 

 この時の俺は突如として起こった事態にどうすればいいのかもわからず呆然としていた

 

 すると俺を目掛けてノイズが突進してきた

 

「危ない太陽!!!」

 

 俺は母さんに突き飛ばされ椅子から転げ落ちた

 

 

「か、母さ……」

 

 俺は焦りながら母さんの方を向いた

 しかしそこにあったのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 母さんだった塊だけだった……

 

 

 

「うそ……、母さん……?」

 

 俺は炭素の塊に変えられた母さんに触ろうとした……

 すると俺は父さんに抱えられ、母さんから放された

 

「離してよ父さん! 母さんが! 母さんが!!!!」

 

 俺が暴れても父さんは決して力を緩めない

 

「大丈夫だ太陽。父さんが必ず守ってやるからな……」

 

 父さんは泣きながらそう言った……

 

「!? そんな……」

 

 父さんは俺を抱えながらショッピングモールの出口まで走った

 

 しかし、火災が起きたために防火シャッターが閉じてしまい、通路は行き止まりとなっていた

 

「父さん!! 後ろ!!!」

 

「!??」

 

 後ろには数匹のノイズが迫ってきていた

 

「……」

 

「父さん……?」

 

 それを見た父さんは何かを決意したような顔をして俺を降ろした

 

「……じ、自慢じゃないけど……

 俺、学生時代駆けっこで負けたことないんだぞ……」

 

 父さんは震えながらそう言った

 そして俺に顔を向け……

 

 

 

「頼む。絶対に生きてくれよ。太陽。

 そして、必ず幸せになりなさい。それが父さんと母さんの願いだ……」

 

 穏やかな声でそう言いながら走り出した

 

「こっちだ!! こっちにこいノイズども!!!」

 

 

 そう叫びながら走る父さんを見てノイズたちはターゲットを父さんに絞ったようだ

 

「だ、だめ!! 父さん!!!」

 

 ノイズたちは父さん目掛けてどんどん攻撃していく

 それを父さんはなんとか避けた

 攻撃を外したノイズはそのまま消えていくがまだノイズは残っている

 

「太陽!! お前は速く逃げなさい!!!」

 

 そう言いながら父さんは走り続けていた

 何匹かの攻撃は避けることができてたが

 

「ぐわぁ!!」

 

 最後の一匹のノイズの攻撃を避けきれずに直撃してしまい、炭素の塊に変えられてしまった……

 

 

 

 それを見た俺は……

 

う、うわあ──ー!!! 

 

 叫ぶことしかできなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、俺は幸せを失ったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 ****************************

 

 

 

 

 

 あれから十年……

 

「……見つけたぞ……!!」

 

 鳴り響く避難警報を聞きながら、俺は目の前の敵を見据える

 

 今の俺には一つの目的しか頭になかった……

 

 

 

 この世界でできた父さんと母さんはとても優しい人だった……

 

 前世の顔も知らない肉親とは違い、俺を息子として愛情をたっぷり注いでくれた

 

()()()がくるまで、俺は本当に幸せだったんだ……

 

 だが、六歳の日、遊びに行ったショッピングモールで全てが変わってしまった

 

 こいつらによって、俺の両親は目の前で殺されたのだ

 

 俺は当時、両親に隠れて陰陽師の修行を行っており呪装を使うことも六歳の時点ですでにできた

 

 

 だがその日起きた出来事はあまりにも突然すぎた

 

 逃げ惑う人々、何かが引火したであろう焼ける内装

 

 あまりのことに俺自身どうすればいいのかわからず呆然としてしまった

 

 そこを奴らに襲われそうになり、俺を庇って俺の目の前で二人は死んだ

 

 全ては俺が弱かったからだ……

 

 もしも俺があの日ノイズと戦っていれば父さんと母さんは死ななかったかもしれない

 

 だが、あの時俺は怖くて動くことができなかった……

 

 俺が弱かったから両親を死なせてしまった

 

 俺はそんな弱かった俺が憎い……

 

 だが、それ以上に目の前の元凶が憎い!! 

 

 

 あの日俺は……こいつらに復讐することを誓った

 

「祓へ給へ、清め給へ! 星装顕符! 喼急如律令! 

 

 俺は戦う……

 

 目の前の雑音を祓うために

 

「いくぞ!!! ノイズ!!!!!」

 

 俺は目の前の敵に拳を構え……

 

全員纏めて祓ってやらぁ!!!!!! 

 

 目の前の敵どもに向かっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ****************************

 

 

 side??? 

 

 

 

 

 

「また、先を越されたか……」

 

「相変わらずすごい破壊跡ね」

 

 太陽がノイズを祓ってしばらくした後、

 剣を持った青い髪の少女と槍を携えた赤髪の少女が現れた

 

「この感じ……間違いなく陰陽師の呪装が使われてるね」

 

「ああ、だが一体何者なんだ……」

 

 その後ろには巨大な爪のような装備を持つ少女

 そして赤い羽を持ち槍を携える赤髪の少女よりも濃い真紅の髪を持つ少年がいた

 

 

「二人にもわからないのか?」

 

「ごめんカナちゃん

 私たち他の陰陽師の人と会ったことないから……」

 

「俺たち陰陽師はそれぞれ交じらわずに隠れてその力を使っていたからな

 そもそも俺たち二人が例外のようなものだ……

 スマン……」

 

 

 

「まあ、仕方ないか……」

 

 赤髪の少女……天羽奏はため息をつきながら空を見上げた

 

「……とりあえず司令の元に戻ろう。白、朝鳥」

 

「うん」

 

「そうだな」

 

 

 青い髪の少女……風鳴翼にいわれ

 

 虎居(とらい) (ましろ)朝鳥(あさどり) 飛鳥(あすか)は二課に戻った

 




駄文です
はい、
ちょっとネタを思い付いたので書くことにしました

小説書くのほぼ初めてみたいなもんなので悪い点とかあればビシビシ言ってください

2023/7/3 修整

連載するかは微妙
正直設定は考えているもののいざ文にするた想像以上に大変だったので…

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