森林。
京輔「ナノマシンの開発?」
男性「そう。アルテミスと一緒にね。」
女性「けど、ある日を境に彼女は変わった。彼女は・・・人間である事を捨てたのよ。」
京輔「人間を捨てた?」
しばらく進むと、1つの教会が見えた。
京輔「あの教会は?」
残り時間40分37秒。百合ヶ丘女学院・理事長室。
クラトス「假屋崎麗奈は12年前に突如行方不明となった。だが彼女は、1年前に遺体で発見された。」
鶴紗『死んだはずの人間が、何故今も生きているんだ・・・?』
梨璃『何か秘密があるかも知れません。』
クラトス「皆。」
梨璃達が西港エリアで合流した。
儀式の間。
アルテミス「・・・・・・」
12年前。假屋崎麗奈は、開発チームと共にナノマシンの開発に勤しんでいたが。
麗奈『ナノマシンが暴走してる!?』
ある出来事を切っ掛けに、麗奈はナノマシンで自分の身体をデータ化し、楽園ユートピアの創造主アルテミスとして君臨した。
教会。
女性「アルテミスは世界を滅ぼそうとしている。」
京輔「・・・・」
蝋燭に触れようとしたが、蝋燭はデータ化したもの。京輔は触れられない。
京輔「どうやって止めるんだ?」
男性「これだ。」
京輔「ッ!?」
教会にある土台。その土台に突き刺さってるグングニルを見た。
女性「世界崩壊と言う扉を、開ける為の鍵を使って。」
京輔「あれは・・・・」
グングニルに装填されてる、赤いハザードトリガーを見た。
京輔「アルテミスは最初から、俺を誘き出してハザードトリガーを奪おうと画策していたのか。」
男性「僕達がアルテミスを止める。止めなきゃいけないんだ。」
2人は、グングニルに装填されてるハザードトリガーを抜こうとする。しかし、ハザードトリガーはビクともしない。
男性・女性「・・・・・!!!!」
京輔「・・・・ん?」
そんな時京輔は、2人の手を見た。
女性「・・・ゴメン・・・やっぱり止められない・・・」
男性「もう・・・ダメなのか・・・」
絶望する2人に対し、京輔は。
京輔「・・・俺が、アルテミスは止めてみせる。」
女性「不可能よ!あなたはここから出られない!」
彼女が京輔に触れようとしたが、京輔の身体はデータ化されていた。
女性「え・・・!?」
京輔「出られる。どうやら、俺が本当に居るのはこの世界じゃないみたいだな。」
男性「・・・・」
京輔「アルテミスにぶっ飛ばされた後、ドライバーとフルボトルが俺を守ってくれた。未知の物理学が、俺をこの世界へ送り込んだみたいだ。アルテミスは、俺が止める。」
そう2人に告げて、教会を後にしようとした。
女性「アルテミスに伝えて!!ーーーーーーー!」
京輔「え・・・!?」
彼女が言った言葉に、京輔は驚いた。そして、この世界から京輔が消えた。
残り時間38分59秒。儀式の間付近。
京輔「あ・・・痛てて・・・」
意識を失っていた京輔が目を覚ました。車の上から降りた。
京輔「アルテミスを止めに行かなきゃ・・・」
???「大丈夫ですか?先生。」
京輔「え?」
そこに現れたのは、六角汐里と伊藤閑だった。
閑「怪我はない?」
京輔「汐里・・・閑・・・何でここだって分かったんだ?」
閑「水夕会とシュバルツグレイルが信者達と戦っていた時に、これが落ちて来たの。」
懐からビルドフォンを出した。
汐里「現地では他のリリィ達が巡回しています。」
京輔「そうか。ありがとよ。」
ビルドフォンを閑から受け取った。
『ビルドチェンジ!』
マシンビルダーへ変形させ、搭乗して儀式の間へフルアクセルで向かった。
残り時間37分44秒。儀式の間。
アルテミス「祈り続けろ!!世界の滅亡を!!」
すると、グングニルに装填されたハザードトリガーが真っ赤に染められた。
『ブラッドオン!』
ブラッドトリガーをアルテミスが抜き、儀式の間の中心に立つ。
アルテミス「あなた達の祈りが、世界を滅ぼす力となった!!!!」
”ブオオオォォォォン!!!!”
儀式の間に、マシンビルダーに乗った京輔が再び現れた。
京輔「・・・・」
ヘルメットを脱ぎ、マシンビルダーから降りた。
京輔「アルテミス。お前が創ろうとしてる、楽園ってのは何なんだ!」
アルテミス「良いわ。今見せてあげる。」
右手を突き出すと、血が集まり、ダインスレイフが具現化された。
アルテミス「私のCHARM、このユグドラシルがあなたを地獄へ突き落とす。」
京輔「ッ!!」
左手にラビットタンクスパークリングを持って振って、左人差し指でシールディングタブを引き起こして起動させた。
『ラビットタンクスパークリング!』
ボルテックレバーを回し、スナップライドビルダーを形成させる。
『Are You Ready?』
京輔「変身!!!」
『シュワッと弾ける!』
『ラビットタンクスパークリング!』
『イエイ!イエーイ!』
仮面ライダービルド・ラビットタンクスパークリングフォームへ変身した。
アルテミス「・・・ハァッ!!」
京輔「ダァッ!!」
ドリスクラッシャーとユグドラシルが激突する。
京輔「ハァッ!!」
フルボトルバスターを握り、ユグドラシルの攻撃を防ぐ。
アルテミス「ハァッ!!」
京輔「フッ!!」
ユグドラシルの攻撃をジャンプで避け。
京輔「ダァッ!!」
アルテミス「アアアアア!!!」
ドリルクラッシャーがアルテミスの右腕を粉砕した。
アルテミス「フフッ。」
だが、アルテミスの右腕がナノマシンの力で一瞬で再生した。
アルテミス「無駄よ。私に死と言う概念は存在しない。」
京輔「ナノマシンは、リリィの悪影響を無くす医学だろ!!それを自分の為だけに使うのかよ!!」
アルテミス「・・・・・」
京輔「クッ!!」
ドリルクラッシャーをガンモードにし、サメフルボトルを装填した。
『Ready Go!!』
『ボルテック・ブレイク!』
銃口からサメ型の弾丸を連射した。
アルテミス「グッ!!」
サメ型の弾丸がアルテミスを貫いたが、アルテミスの身体は再生するばかり。
京輔「はぁ・・・はぁ・・・」
アルテミス「その程度かしら?」
”ギイィィン!!”
アルテミス「ッ!?な、何!?」
体内でサメ型の弾丸がアルテミスの胴体を喰い荒らしている。
アルテミス「貴様・・・!!」
京輔「ッ!!」
ボルテックレバーを回す。
『Ready Go!!』
『スパークリングフィニッシュ!』
アルテミス「がはっ!!」
打撃で無数の泡を撒き散らしながらアルテミスを攻撃した。
京輔「ダアァァァァ!!!」
アルテミス「ぐああああああああ!!!!」
大ジャンプからのスパークリングフィニッシュが、アルテミスを直撃した。
アルテミス「がはっ・・・!」
京輔「世界を滅ぼすハザードトリガーを渡せ!!」
アルテミス「・・・違う!!」
台に刺さってるグングニルを引き抜いた。
アルテミス「楽園を創造するトリガーよ!!!!」
『ブラッドオン!』
ブラッドトリガーをグングニルに装填した。
京輔「何!?」
赤色の刃が空に伸びた。
京輔「クッ!!止めろおおォォォォーーーーーーー!!!!!!」
アルテミス「ハアアァァァァァァ!!!!!!」
グングニルを下に突き刺した。巨大な光が降り注いだ。
『消しゴム!』
『タートル!』
『クジラ!』
『ダイヤモンド!』
『アルティメットマッチデース!』
『アルティメットマッチブレイク!』
京輔「ハァッ!!!!」
クジラ級の巨大バリアを展開し、巨大な光を防御する。
京輔「グッ・・・!!!」
祈りを捧げてる信者達が一目散に逃げ出す。
京輔「クッ・・・!うおおおおおおおおおお!!!!!!」
巨大な光が、儀式の間を直撃し大爆発を起こした。
梨璃「あ・・・!!」
叶星「あれは・・・!!」
破壊された儀式の間。
京輔「くそッ・・・!!」
満身創痍の京輔が、力を振り絞って立ち上がる。
京輔「何で・・・こんな事をするんだ・・・!」
アルテミス「・・・・」
地面に突き刺さってるグングニルを引き抜いた。
アルテミス「・・・・・」
グングニルを持って、何処かへ去って行った。
京輔「待ちやがれ・・・!!」
アルテミスを追う。
百合ヶ丘女学院・理事長室。
天葉「さっきの爆発は・・・」
壱「先生・・・」
坂崎「信者が全滅・・・!?」
亜羅椰「信者?」
クラトス「お前達の正体を言え。アルテミスの仲間じゃないのか?」
坂崎「フンッ。私は何も喋らないわ。」
クラトス「・・・理事長代行。」
高松「よかろう。」
クラトス「許可が降りた。アールヴヘイム。ボディチェックだ。」
坂崎「・・・・!!」
アールヴヘイムが坂崎のボディチェックを開始した。
ボディチェックの結果、日用品や非常食等の物が出て来た。
坂崎「私は何も持ってない!」
クラトス「このアタッシュケースには何が入ってるんだ?」
パスワード付きの黒いアタッシュケース。
坂崎「私は絶対に喋らない!!」
高松「ならばこっちに考えがある。アールヴヘイム。」
壱「はい。」
アールヴヘイムがそれぞれのCHARMを握った。
クラトス「よっ。」
縛られてる坂崎を窓側へ配置した。
坂崎「え・・・嘘でしょ・・・?」
依奈「嘘じゃありませんよ?至って本気です。」
アールヴヘイムが坂崎に銃口を向けた。
坂崎「え・・・ちょっと・・・」
壱「打て!!」
アールヴヘイムが弾丸を発射。坂崎に当たらないようわざと外して。
坂崎「い・・・嫌・・・!」
眞悠里「坂崎教官。このままだとどうなるか。」
祀「もうお分かりですよね?」
史房「素直に白杖して下さい。」
クラトス「最後の通告だ。どうする?このまま尋問を超えた拷問を受けるか?」
拳銃を坂崎に向けた。
坂崎「分かった!!言う!!言います!!8739よ!!」
樟美「あ、落ちた。」
百由「オッケー♪」
アタッシュケースのパスワードを入力した。
樟美「開いた。」
アタッシュケースの中に入っていたのは、USBメモリだった。
百由「このメモリ、工廠科に存在してませんよ?」
坂崎「アルテミスから送られたUSBメモリよ。ラフレシアの為の。」
クラトス「ラフレシア?」
西港エリア。二水がパスワードにrafflesiaを入力した。
二水「ヒットしました!」
ラフレシアのサイトが開いた。
楓「あのグングニルの使用者の位置情報ですわね。」
雨嘉「場所は・・・都内のネットカフェ?」
一葉「皆さん、行きましょう!」
セレス「ええ。」
梨璃「・・・」
夢結「梨璃?」
梨璃「私、先生が心配で・・・」
夢結「・・・分かった。皆は先に行ってて。」
千香瑠「ええ。」
梨璃と夢結は京輔の元へ向かう。
セレス「乗って!」
近くに停めてるワゴン車に乗り、特定のネットカフェへ向かう。
百合ヶ丘女学院・理事長室。
坂崎「ラフレシアは、破滅願望の人間が集まる闇サイト。」
依奈「破滅願望!?」
坂崎「サイトの接続者は、世界中で1億人は存在している。」
亜羅椰「どう言う事?1億人の接続者って?」
坂崎「管理人のアルテミスは、私達にとって教祖なの!!」
するとクラトスに通信が入った。
クラトス「楓、どうした?」
楓『クラトスさん、信者の実態が分かりましたわ。セレスさんの解析結果によると、アルテミスと信者達もナノマシンの集合体だったんです。』
クラトス「成る程。つまり、AIナノマシンを制御してアバターを作り出していた。と言う訳か。」
坂崎「ええ、そうよ。」
高松「アバターか・・・世界中で1億人の信者が存在するのも合点が行く。」
都内のメンタルクリニック。
看護師「アルテミスを見失った・・・」
デスクの引き出しからUSBメモリを出し、パソコンに接続した。
アバターの中には、専業主婦やプロゲーマー。更にOLも存在していた。
坂崎「私達は、そのメモリを使ってアバターを操作して・・・人々を襲い、世界を破壊しようとした。アルテミスの言う通りにすれば、楽園へ行けると思って。」
ログインしたアバター達が、破壊された儀式の間を目の当たりにした。
カルミア「何が起きているの?」
都内のネットカフェ。
ユーザー「楽園ユートピア創造の為に。うわっ!?」
個室のドアが開き、セレスがユーザーを引っ張った。
セレス「逃がさないわ。」
叶星「・・・ネットカフェの難民ですね。」
千香瑠「藍ちゃん。」
藍「任せて〜。」
ユーザー「キャアアアーーーーー!!!!!」
藍の関節攻撃で、ユーザーがノックアウトした。楓がUSBメモリをパソコンから抜いて回収した。
楓「アバターを操っていた本体を突き止めましたわ。」
儀式の間付近。セレス達の妨害でネットカフェ難民がログアウトし、アバターが消滅、ログアウトした。
楓「彼女達のUSBメモリを分析すれば、ラフレシアのサーバーの場所が分かるはずですわ。」
セレス「特定したわ。」
サーバーの場所は、台東区にあるビル。
神琳「クラトスさん、今データを送ります。」
サーバーの位置情報のデータをクラトスに転送した。
百合ヶ丘女学院・理事長室。
クラトス「サーバーを破壊すれば、世界中のナノマシンが完全に消滅する。」
坂崎「無駄よ!!あなた達じゃ、アルテミスは止められない!!!」
百由「はいはい。警察が来るまで大人しくFBIに監視されなさい。」
坂崎「・・・あなた達は怖くないの?もうすぐ世界が終わるのよ!?ヒュージによる人類滅亡よりも先に!!」
天葉「確かに私達は怖いですよ。けど、私達には希望があるんですよ。」
樟美「一柳隊。稲葉京輔先生、仮面ライダービルドと仁科龍馬先生、仮面ライダークローズです。」
その頃京輔は、アルテミスを追っていた。
壱「先生や、一柳隊や先生達を信じてここに居る。」
高松「彼女達と彼等。あの子達を信じようじゃないか。」
坂崎「・・・・・・・」