閑「おめでとう。梨璃さん。」
梨璃「ありがとう閑さん!・・・で、何が?」
閑「あなたのレギオンが正式に発足したんでしょ?」
梨璃「あ、うん!お姉様のレギオンだけど。さっき申請が正式に受理されたって。」
閑「それと、稲葉先生と仁科先生の特別なレギオンも正式に発足したって聞いてるよ。」
梨璃「相変わらずよく知ってるね。」
閑「えぇ。っで、部隊名は?」
梨璃「え?あー、まだちゃんと決めてないから・・・お姉様と皆と相談しなきゃ。」
部隊名は決まるのか。
CHARMを用いて戦い続けている
ヒュージの前に
後日。百合ヶ丘女学院にあるレギオンの施設に新たな部屋が設けられた。
梨璃「ん?」
その名は・・・
一柳隊。
梨璃「一柳・・・隊!?」
楓「一柳隊がどうかしまして?」
二水「えぇ。一柳隊ですよね?」
ミリアム「うむ。一柳隊じゃな。」
神琳「確か一柳隊だったかと。」
雨嘉「私も一柳隊だと思っていました。」
梨璃「私達、白井隊では?」
鶴紗「どっちでも良い。だから一柳隊で良い。」
梅「もう一柳隊で覚えちゃったよ。」
夢結「じゃあ、一柳隊で問題無いわね。」
梨璃「え・・・ええ!?」
こうして、レギオン一柳隊が発足された。
一柳隊・控室。
梨璃「で、でも!これじゃあ私がリーダーみたいじゃないですか!」
楓「私はちーっとも構いませんが?」
ミリアム「梨璃の働きで出来たもんじゃからな。」
梨璃「ええ・・・?」
梅「ま、梨璃はリリィとしてもまだちょっと頼りないけどな。」
夢結「まだまだよ。勿論、梨璃の足りない所は私が補います。責任を持って。」
梨璃「良かったぁ・・・ですよね・・・うわっ!?」
急にブリューナクを向けられた。
夢結「つまり何時でも私が見張ってるって事よ!!弛んでたら、私が責任を持って突っ突くから覚悟なさい!!」
梨璃「は、はい!!」
”コンコン”
京輔『一柳隊、居るか?』
梨璃「は、はい!!」
控室に創炎組の京輔と龍馬が入った。
京輔「外から聞こえたが、随分と賑やかだな。」
龍馬「夢結、何でブリューナクを梨璃に向けてるんだ?」
夢結「私が責任を持って、梨璃の足りない所を補う宣言よ。」
龍馬「そ、そうか。」
梨璃「先生・・・私がリーダーになってしまったんですが・・・」
京輔「そう弱気になるな。自分の部隊は自分で指揮する事だ。自信を持て。」
夢結「そうよ。良いわね?」
梨璃「は、はい・・・」
梅「あはは!これなら大丈夫そうだな。」
楓「クッ・・・!なんて羨ましい・・・!!」
鶴紗「リーダーを突っ突きたいのか?」
雨嘉「百合ヶ丘のレギオンって、何処もこんななの・・・?」
神琳「そうでもないと言いたい所だけど・・・結構自由よね。」
京輔「まぁ俺はこんな感じが好きだけどな。賑やかで楽しそうだし。」
二水「と、兎も角こうして!9人揃った今ならノインヴェルト戦術だって可能なんですよ!」
ミリアム「理屈の上ではそうじゃな。」
梨璃「それって・・・これだよね?」
ポケットから1発の弾丸を出した。
二水「ん?何ですか?」
京輔「そいつはノインヴェルト戦術に使う特殊弾だ。」
二水「わぁ!実物は初めて見ました!」
梅「それな、無茶苦茶高いらしいぞ?」
梨璃「そ、そうなんですか!?」
龍馬「値段はかなり高価だが、発足されたばかりのレギオンのリーダーに1発だけ支給されるんだ。」
夢結「ノインヴェルトとは、9つの世界と言う意味よ。
京輔「だが1度でも失敗したらダメになるリスクの高い代物だ。」
雨嘉「出来るかな・・・?私達に・・・」
神琳「今はまだ難しいかと。何よりもチームワークが必要な技ですから。」
楓「ま、目標は高くと申しますわ。」
梨璃「・・・そうですよね。」
夢結「・・・」
落ち込む梨璃に、夢結は未だに疑問を抱いている。
廃墟の屋上。
梨璃「ここで見学ですか?」
天葉「私達の戦闘を見学するなら、特等席でしょ?」
ここでアールヴヘイムの戦闘を見学する事に。
依奈「あの夢結がシルトの為に骨折りするなら、協力したくもなるでしょ?」
天葉「あはは。夢結をこんなに可愛くしちゃうなんて、あなた一体何者なの?」
梨璃「え?私はただの新米リリィで・・・」
夢結「ありがとう天葉。」
天葉「気にしないで?貸しだから。」
依奈「ノインヴェルト戦術が見たいんでしょ?お見せする間もなく倒しちゃったらごめんなさいね?」
アールヴヘイムが待機に行った後。
京輔「アールヴヘイムの戦術、前に模擬で見た事あるけど。」
龍馬「本気の戦術が見れるのは光栄だな。」
夢結「時に梨璃。あなたのレアスキルは何か分かったの?」
梨璃「え?あれから何も・・・私にレアスキルなんてないんじゃないですか?」
彼女はレアスキルのカリスマを持ってる事を知らない。
祀『レアスキル・カリスマ。類稀なる統率力を発揮する支援と支配のスキル。』
夢結『梨璃のレアスキル?まさか・・・』
祀『まだ審査中だけど、孤高の一匹狼と呼ばれた夢結さんとシュッツエンゲルの契りを結び、レギオンに引き入れる。それだけでも奇跡だわ。』
夢結『私が梨璃の手の内にあると?』
夢結「・・・そう。気にするこ事ないわ。何であれ、私のルナティックトランサーに比べれば・・・」
梨璃「いけません!そう言うの!そんな風に自分に言うの!お姉様は・・・何をしたって素敵です!!」
夢結「・・・そうね。そうありたいと思うわ。」
梨璃「・・・」
クローズドラゴン「ーーーーーー!!」
そこにクローズドラゴンが戻って来た。
龍馬「ヒュージが来るぞ。」
海底からヒュージの触手が出現し、アールヴヘイムに向けて触手を振り回した。アールヴヘイムは避けた。
依奈「私達に陽動を仕掛けた!?」
亜羅椰「ヒュージの癖に小賢しいじゃない!!」
天葉「あっ!!」
海底から、巨大ヒュージが現れた。
梅「押されてるな。アールヴヘイム。」
京輔「躊躇なく攻撃するあのヒュージ、一体何なんだ?」
夢結「えぇ。あのヒュージ、リリィを丸で恐れていない。」
ヒュージが触手を振り回し、亜羅椰がCHARMで防いだ。
亜羅椰「此奴!戦いを慣れてる!?」
天葉「アールヴヘイムはこれより!上陸中のヒュージにノインヴェルト戦術を仕掛ける!!」
ノインヴェルト戦術用の特殊弾を装填し、
依奈「ハァッ!!」
夢結「よく見ておきなさい。」
梨璃「はい!」
二水「ノインヴェルト戦術はその威力と引き換えにリリィの
亜羅椰「不肖、遠藤亜羅椰!フィニッシュショット、決めさせて貰います!!」
フィニッシュショットを巨大ヒュージに向けて発射した。
龍馬「行けるか!?」
京輔「いや。」
だが、巨大ヒュージがバリアを展開してフィニッシュショットを受け止めた。
天葉「何!?」
壱「フィニッシュショットを止めた!?」
亜羅椰「嘘!?」
ミリアム「何じゃーーーー!?」
龍馬「バリア!?何であのヒュージが!?」
夢結「!?」
そんな中夢結は、バリアに浮かんだ
天葉「こんにゃろーーーーーー!!!!!!」
大ジャンプした天葉がフィニッシュショットにグングニルを振り下ろして威力を上げようとした。だが・・・グングニルが破壊されたと同時にフィニッシュショットがバリアを貫いて巨大ヒュージに直撃して大爆発を起こした。
樟美「もぉ・・・天葉お姉様危ないです。」
爆発に巻き込まれた天葉だが、樟美に助けられた。
天葉「不本意ですが、アールヴヘイムは撤退します。・・・クッ!」
見学していた一柳隊と創炎組は。
楓「アールヴヘイムが、ノインヴェルトを使って仕損じるなんて・・・」
すると梨璃が飛び出した。
二水「梨璃さん!?」
梨璃「あのヒュージ、まだ動いています!!」
巨大ヒュージはまだ健在だった。
梨璃「黙って見てたら、お姉様に突っ突かれちゃいます!!」
楓「どさくさに紛れて、一柳隊の初陣ですわね!!」
すると周囲に文字式が出現した。
雨嘉「これは・・・」
横を見ると、京輔と龍馬がフルボトルを振っていた。
『忍者!』
『コミック!』
『ベストマッチ!』
『ウェイクアップ!』
『クローズドラゴン!』
2人はボルテックレバーを回した。スナップライドビルダーが形成させた。
『Are You Ready?』
京輔・龍馬「変身!!!」
スナップライドビルダーが作動して、京輔と龍馬に2つのハーフボディを纏わせた。
『忍びのエンターテイナー!』
『ニンニンコミック!』
『イエーイ!』
『Wake up burning!』
『Get CROSS-Z DRAGON!』
『Yeah!』
仮面ライダービルド・ニンニンコミックフォームと、仮面ライダークローズに変身した。
『四コマ忍法刀』
『ビートクローザー!』
2人は4コマ忍法刀とビートクローザーを握った。
京輔「俺達も戦うぞ!」
龍馬「おう!」
夢結「お姉様・・・私達を守って・・・!」
理事長室。
高松「ヒュージがノインヴェルトを無効化するとはな・・・損害は?」
史房「人的な損失はありません。ただCHARMが半壊6に全損1。これだけでも甚大な損害です。アールヴヘイムは当面戦力外になるでしょう。」
高松「リリィが無事なら何より。バックアップは?」
史房「非公式に戦闘に居合わせていた一柳隊と創炎組が一時的に引き継いでいます。」
高松「一柳隊?結成されたばかりじゃないか。創炎組・・・我が学院に赴任された仮面ライダーか。」
史房「はい。一柳隊は実力者が多いものの、何せ個性派揃いなので、レギオンとして機能するのはまだ先かと。今は時間稼ぎで精一杯でしょう。」
戦場。
夢結「練習通りにタイミングを合わせて!」
梨璃「は、はい!!」
夢結(っ!古い傷のあるヒュージ・・・これもレストアなの?)
あのヒュージに古傷が残っている。
梨璃・夢結「ハアァァァァ!!!!」
グングニルとブリューナクを同時に振り下ろす。すると巨大ヒュージの体内にある謎の光が発動した。グングニルとブリューナクが巨大ヒュージに大ダメージを与えた。
京輔「こっちも行くぜ!!」
『分身の術!』
4コマ忍法刀のトリガーを押すと、ビルドが分身して6人となった。巨大ヒュージが触手を振り回すが、ビルド達が忍者のように華麗に避けながら打撃を与える。そして6人同時にヒュージの周りを走り続ける。
『火遁の術!』
ビルド達が全身に炎を纏った。
『火炎斬り!』
『ヒッパレー!』
『スマッシュヒット!』
京輔・龍馬「ウオオオォォォォ!!!!」
本物のビルドとクローズが大ジャンプし、火炎斬りとスマッシュヒットで巨大ヒュージを斬り裂いた。すると巨大ヒュージの胴体が割れた。
京輔「割れた!?」
楓「何ですの!?」
神琳「あの光は!?」
梨璃「・・・!?あれは・・・」
ヒュージの胴体から輝く光の正体。それは・・・
梨璃「CHARM!?」
胴体から現れたのは、CHARMだった。
夢結「・・・!!あれ・・・私のダインフレイフ・・・!!」
あのCHARMの正体は、嘗て夢結が使用していたCHARM・ダインフレイフだった。
龍馬「ヒュージにCHARM・・・!?」
京輔「あれは・・・ダインフレイフ・・・!?」
龍馬「ダインフレイフ・・・まさか!夢結が嘗て使用していた・・・!?」
夢結「・・・ダインフレイフ・・・!?」
二水「夢結様の動きが・・・止まっちゃいました・・・」
レアスキル・鷹の目を使っている二水が戦況を確認していた。
夢結「・・・・・」
嘗て自分が使ったダインフレイフに、夢結が戦意を失っていた。そこに巨大ヒュージの触手が迫り来た。
梨璃「お姉様!!」
前に出た梨璃が触手を弾き返す。
京輔「梨璃!無茶をするな!!」
別のフルボトルを振った。
『ローズ!』
『ヘリコプター!』
『ベストマッチ!』
『Are You Ready?』
京輔「ビルドアップ!!」
『情熱の扇風機!』
『ローズコプター!』
『イェーイ!』
仮面ライダービルド・ローズコプターにビルドアップした。
京輔「ウオオオォォォォ!!!」
大ジャンプして、右手から黒い茨を出して鞭のように縦横無尽に振り回してヒュージの触手を弾く。
京輔「梨璃!夢結を連れて撤退しろ!」
梨璃「はい!!はっ!!」
だが、触手が梨璃を包み込んだ。
夢結「梨璃!!!」
京輔「あの野郎!!」
ボルテックレバーを回した。
『Ready Go!!』
『ボルテック・フィニッシュ!』
『イエーイ!』
背中のプロペラを回転させて飛翔し、プロペラでヒュージの触手を斬り刻み続ける。
京輔「梨璃を離しやがれ!!」
斬り刻まれたヒュージの触手が大爆発を起こした。
爆煙が晴れ、夢結が目を覚ました。
夢結「梨・・・梨璃・・・皆・・・何処・・・?」
ヒュージの触手は無傷だった。
夢結「・・・!!」
触手が退いたが、梨璃の姿がなかった。
夢結「・・・・!!!!!!」
再びあの時のトラウマが目覚めてしまった。
夢結「梨璃・・・!美鈴・・・様・・・!」
抑え切れなかった夢結が再びルナティックトランサーを覚醒させてしまった。
夢結「ウアアアアアアアアアア!!!!!!!」
ルナティックトランサーを覚醒させ、ブリューナクを握って巨大ヒュージの光弾を躱しながら急接近する。
梨璃「お姉様!!」
しかし梨璃はビルドに助けられて無事だった。
二水「夢結様・・・なんて戦い方・・・!」
龍馬「ルナティックトランサーか・・・!」
ミリアム「あれじゃ近寄れんぞ!」
梅「可愛いシルトを放っておいて何やってんだ!」
神琳「夢結様、ルナティックトランサーを・・・」
梨璃「・・・私・・・行かなくちゃ!」
楓「梨璃さん!今の夢結様は!」
京輔「梨璃!俺も行く。」
梨璃「先生・・・!」
京輔「彼奴を説得するぞ!」
梨璃「・・・はい!!」
京輔が懐からハザードトリガーを出した。
『ハザードオン!』
ハザードトリガーをビルドドライバーに挿して、フルボトルを振る。
『ラビット!』
『タンク!』
『スーパーベストマッチ!』
『ドンテンカン!ドーンテンカン!』
『ドンテンカン!ドーンテンカン!』
ボルテックレバーを回すと、ハザードライドビルダーが形成された。
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
『Are You Ready?』
京輔「変身!!」
『アンコントロールスイッチ!』
『ブラックハザード!』
『ヤベーイ!』
仮面ライダービルド・ラビットタンクハザードフォームに変身した。
夢結「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
『マックスハザードオン!』
『オーバーフロー!』
『ヤベーイ!』
夢結「ハァッ!!!!」
京輔「ダァッ!!!!」
オーバーフローモードになったビルドが、ハザードフィニッシュで夢結が振るうブリューナクを受け止めた。
梨璃「お姉様ーーーー!!!!」
そこに梨璃も駆け付けた。しかし夢結は暴走を制御出来ず、ビルドに何度もブリューナクを振るう。ビルドも負けじとハザードフィニッシュで何度もブリューナクをパンチとキックで受け止める。
梨璃「お姉様!!引いて下さい!!傷だらけじゃないですか!!」
楓「梨璃さん!先生!普通だったら今ので2、3回切られていますわ!!」
ミリアム「敵に集中せんか!!」
『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』
『メガヒット!』
龍馬「喰らいやがれ!!!!」
京輔「冷静になれ!!夢結!!」
夢結「ウアアアァァ!!!」
ビルドが地面にパンチし、衝撃波で夢結を吹き飛ばして転倒させた。転倒した夢結を梨璃が抱き締める。
梨璃「私なら大丈夫です!京輔先生や梅様や皆が助けてくれたんです!」
夢結「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・!」
しかし夢結がブリューナクを持ち上げて梨璃を自分ごと突き刺そうとしたが。
京輔「ハァッ!!」
ビルドがブリューナクを蹴り上げた。
梨璃「ここを離れましょう!!」
夢結「・・・ダメ・・・あのダインフレイフは私とお姉様の!!!だから!!!」
梨璃「・・・お姉様!!!」
夢結「っ!!!」
梨璃が夢結を抱えてここを離れた。
京輔「よし!」
続いてビルドもここを離れた。
雨嘉「行って!梨璃!先生!」
梨璃「すみません!すぐ戻りますから、ちょっと待ってて貰いま・・・あ痛!!」
途中で転んでしまった。
京輔「梨璃!?」
梅「大丈夫か!?梨璃!!」
梨璃『大丈夫ですーーーー!!』
鶴紗「本当に大丈夫か?」
京輔『龍馬!!残りのメンバーと共に牽制してくれ!!』
龍馬「任せろ!!!」
雨嘉「待ってろって?」
神琳「持ち堪えろって意味ですわね。」
梅「人遣いが荒いぞ。ウチのリーダーは。」
ミリアム「どうする?ワシ等も他のレギオンと交代するか?」
楓「ご冗談でしょ?リーダーの死守命令は絶対ですわ!」
二水「そこまでは言ってないと思いますけど!楓さんに賛成です!」
神琳「あのヒュージはCHARMを扱い切れず、
クローズが変身を解いた。
二水「龍馬先生?何故変身を?」
龍馬「解除じゃない。強化だ。」
スクラッシュドライバーを装着した。
『スクラッシュドライバー!』
楓「新しいベルト?」
龍馬「お前達を、俺が守る!」
ドラゴンスクラッシュゼリーのキャップを捻って、スクラッシュドライバーに装填した。
『ドラゴンゼリー!』
龍馬「変身!!」
レンチ型のレバーのアクティベイトレンチを押してドラゴンスクラッシュゼリーを潰した。すると龍馬に巨大なビーカーとケミカルライドビルダーが形成され、龍馬が青い液体を纏い、頭部から青い液体を放出した。
『潰れる!流れる!溢れ出る!』
『ドラゴンインクローズチャージ!!』
『ブラァ!!』
仮面ライダークローズチャージへ変身した。
二水「龍馬先生の新しいクローズ!?」
龍馬「仮面ライダークローズチャージ!」
ツインブレイカーを握って、ヒュージに立ち向かう。
白い空間。夢結が亡くなった美鈴に抱擁されている。
美鈴『ヒュージの力によって齎された
廃工場。
梨璃「お姉様・・・」
京輔「夢結、しっかりしろ。」
夢結「見ないで・・・私を見ないで・・・ルナティックトランサーは、とてもレアスキルなんて呼べるものじゃない・・・こんな物・・・ただの呪いよ・・・憎い・・・何もかも憎くなる!憎しみに呑み込まれて・・・周りにある物を傷付けずに居られなくなる・・・呪われてるのよ・・・私は・・・!美鈴様を殺したのは私だわ!私が・・・この手で・・・あのダインフレイフで・・・!」
梨璃「・・・!!」
京輔「・・・・夢結!!しっかりしろ!!冷静になれ!!」
夢結「嫌よ!!私はヒュージと何も変わらない!!」
梨璃「お姉様!!」
夢結「嫌!!見ないで!!」
梨璃「こっち向いて下さい!!美鈴様はヒュージと戦ったんです!!!・・・お姉様のせいじゃありません!!!」
夢結「そんなの梨璃に解る訳がない!!!」
梨璃「解ります!!!お姉様がこんなに思ってる人を手に掛けるはず無いじゃないですか!!!」
夢結「・・・・・」
彼女は涙を流した。
夢結「私は・・・あなたを守れない!!!シュッツエンゲルになる資格も無い!!!」
梨璃「・・・・!」
夢結「独りで居たかった訳じゃない・・・独りでしか居られなかっただけよ・・・私には・・・何の価値も無い・・・」
梨璃「お姉様とシュッツエンゲルになれて、私、凄く嬉しかったんですよ!」
夢結「解らない・・・私には解らないわ・・・あなたの気持ちなんて・・・私に愛されるのが・・・嬉しいなんて・・・」
梨璃「美鈴様だってきっと私と同じです!!!」
夢結「あなたに何が解るのよ!!!!」
京輔「いい加減にしろ!!!!!」
梨璃・夢結「!?」
痺れを切らせた京輔が激怒した。
京輔「黙って聞いていたら、自分の事ばかり責めやがって。何故そうやって自分自身を責める!?美鈴を殺したからか?それとも自分が醜いからか?独りでしか居られない選択を選んだ?そんな事をしても、美鈴が喜ぶと思ってるのか!?」
夢結「・・・!!」
京輔「俺もお前の気持ちは解らない。けど、理解している。」
梨璃「そうですよ。お姉様。・・・お姉様がルナティックトランサーを発動したら、また私が止めます。何度でも止めます!何をしても止めます!例え、刺してでも・・・だから・・・」
夢結「・・・・」
京輔「夢結。お前には頼もしいシルトが居る。シルトを信じるのが姉の役目じゃないのか?」
夢結「・・・・ありがとう、梨璃。ありがとう、先生。」
彼女は笑顔お取り戻し、2人にお礼を言った。
梨璃「・・・はい!お姉様!」
京輔「フッ。」
戦場では。
『Ready Go!!』
クローズチャージがツインブレイカーにクローズドラゴンを装填し、スクラッシュドライバーのアクティベイトレンチを押した。
『レッツブレイク!』
龍馬「ドルアアアアア!!!!」
クローズドラゴン・ブレイズ型のエネルギーを発射し、巨大ヒュージの触手を破壊した。
二水「ヒュージの腕は残り2本です!先端部は大町3丁目と6丁目交差点に展開中!」
梅「あのダインフレイフ!絶対取り戻す!」
楓「無論です!ヒュージがCHARMを使うなんてありえませんわ!!」
すると梅がレアスキル・縮地を発動させ、超高速で急接近し、ダインフレイフを掴んだ。
梅「あ!くそっ!」
だがダインフレイフが抜けない。そこに楓と鶴紗が駆け付けてくれた。
梅「お前等・・・!」
楓「急ぎましてよ!」
だがそこにヒュージの触手が現れた。
神琳・雨嘉「ハァッ!!」
そこに神琳と雨嘉が駆け付け、触手を弾いた。
ミリアム「ワシも目立ちたい!!」
更にミリアムも駆け付け、触手を弾いた。
神琳「仁科先生!!」
雨嘉「今です!!」
クローズチャージが、ビートクローザーにロックフルボトルを装填した。
『スペシャルチューン!』
『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー』
『メガスラッシュ!』
『レッツブレイク!』
龍馬「オリャアアアア!!!!」
メガスラッシュとレッツブレイクの合体攻撃で触手を破壊した。
二水「わ、私も行かなくちゃ!!」
梨璃「待って!!」
夢結「待ちなさい!!」
京輔「待ちやがれ!!」
二水「あっ!!」
そこに梨璃と夢結が飛翔して駆け付け、京輔がマシンビルダーに乗って駆け付けた。
二水「梨璃さん!夢結様!京輔先生!」
梨璃「二水ちゃんはそこに居て!!」
京輔「一気に行くぜ!!」
グングニルとブリューナクとドリルクラッシャーの同時連射が巨大ヒュージに命中した。その衝撃でダインフレイフが抜けた。
楓・梅・鶴紗「抜けた!!」
ダインフレイフを持って巨大ヒュージの胴体から引いた。巨大ヒュージの断面から光の棘が射出されたが、棘がヒュージ自信の断面に直撃して大爆発を起こした。
廃墟の屋上。
梅「ふぇ・・・取り返したぞ・・・」
楓「死守命令・・・果たしましたわ!」
龍馬「遅かったな。」
京輔「説得に時間が掛かってな。」
梨璃「大丈夫ですか!?皆さん!これが・・・あのヒュージに?」
梅「これ、やっぱり夢結が使ってたダインフレイフだな。傷に見覚えがある。」
夢結「えぇ。」
だが、巨大ヒュージはまだ健在だった。
雨嘉「彼奴・・・まだ動いてる!」
京輔「しつこい奴だ。さぁ、実験を始めようか!」
ラビットタンクスパークリングを出して振って、シールディングタブを引き起こして起動させた。
『ラビットタンクスパークリング!』
ボルテックレバーを回し、スナップライドビルダーを形成させる。
『Are You Ready?』
京輔「変身!!!」
『シュワッと弾ける!』
『ラビットタンクスパークリング!』
『イエイ!イエーイ!』
仮面ライダービルド・ラビットタンクスパークリングフォームへ変身した。
京輔「っしゃ!」
梨璃「あの!私達でやってみませんか?」
楓「何をです?」
彼女は、ノインヴェルト戦術の特殊弾を見せた。
梨璃「ノインヴェルト戦術です!梅様!最初、お願い出来ませんか?私だといきなり失敗しちゃいそうで。」
特殊弾を梅に渡した。
梅「あはは。人遣いが荒いぞ。ウチのリーダーは。じゃあ梅の相手は・・・」
目線を二水に向けた。
二水「ええ!?わ、私ですか!?」
梅「ほんじゃあ、ふーみんが撃って?」
特殊弾を投げて、グングニルの装填口にスッポリ入った。
二水「ギャアアーーー!?何するんですかーーーー!!!何を撃つんですか!?まさかヒュージですか!?」
梅「梅をだよ!ほら撃て!」
二水「えええ!?気は確かですか梅様!?私は人を撃つなんて出来ま・・・」
梅「早くーーー!!」
二水「ハイイィィィィ!!!・・・えーーい!!」
特殊弾を発射。梅がCHARMのタンキエムで
二水「
梅「感じるぞ!これが二水の
梅「じゃあ次は!」
雨嘉「ええ!?わ、私!?」
梅「わんわん!CHARM出せ!」
走って雨嘉のアステリオンに
雨嘉「梅様!近くありません!?」
梅「前に夢結と梨璃がやってたんだ!こうすればパスは外れないだろ!」
今度は黄色から緑色に変色した。
雨嘉「こんなの教本にない!」
ミリアム「よし!今度はワシに寄越すのじゃ!」
次はミリアムのミョルニールに渡した。
雨嘉「そんなにがっつかないで!!」
緑色から紫色に変色した。
ミリアム「ちゃんと狙うんじゃぞ!鶴紗!」
次は鶴紗のティルフィングに渡した。
鶴紗「切っちゃったらごめん!」
紫色から赤色に変色した。
鶴紗「ほらよ!神琳!」
今度は神琳のマソレリックに渡した。
神琳「もっと優しく扱えません!?」
赤色からオレンジ色に変色した。すぐに楓のジョワユーズに渡した。
神琳「気を付けて!思った以上に刺激的ですよ!」
楓「望む所ですわ!」
オレンジ色から白色に変色した。
京輔「オリャリャリャリャ!!」
龍馬「ダリャリャリャリャ!!」
ノインヴェルト戦術の間に、ビルドとクローズチャージがドリルクラッシャーとビートクローザーとツインブレイカーで巨大ヒュージを牽制している。
楓「私の気持ち、受け止めて下さい梨璃さん!!」
梨璃「み、皆のだよね!?」
グングニルに渡したが、
楓「私の愛が強過ぎました!?」
弾かれた
夢結「いえ!限界よ!無理も無いわ!」
迫り来る触手を華麗に避ける。
夢結「梨璃!いらっしゃい!」
梨璃「お姉様!!」
京輔「勝利の法則は決まった!」
ビルドがボルテックレバーを回し、クローズチャージはアクティベイトレンチを押した。
『Ready Go!!』
京輔・龍馬「ハァッ!!」
夢結「行くわよ!このまま!」
梨璃「はい!」
2人の左右にビルドとクローズチャージが並んだ。
京輔「梨璃!夢結!一緒に!」
龍馬「今の俺達は、負ける気がしねえ!」
夢結「えぇ!」
梨璃「はい!」
グングニルとブリューナクを重ねて、
夢結「大丈夫!出来るわ!」
梨璃「はい!」
『スパークリングフィニッシュ!』
『スクラップブレイク!』
京輔・龍馬「ダアアアァァァァァァァ!!!!!」
梨璃・夢結「ハアアアアァァァァァァ!!!!!」
ダブルライダーキックとノインヴェルト戦術が巨大ヒュージに直撃した。
夢結「梨璃。私は、あなたを信じるわ。」
梨璃「お姉様?」
そこに一柳隊のメンバーが。
楓「何をしておりますの!?」
ミリアム「さっさと離れるのじゃ!」
一柳隊が撤退した。
京輔「このまま貫けえええええ!!!」
龍馬「ウオオオオオオオオオオ!!!」
ビルドとクローズチャージが巨大ヒュージを貫いた。貫いたと同時に
空は夕方になった。
京輔「よっと!」
ビルドがヒュージの細胞をフルボトルに吸収させた。
京輔「ふぅ・・・」
龍馬「今回のヒュージ、手強かったな。」
京輔「あぁ。」
変身を解除した。
2人は一柳隊を探しに歩く。
龍馬「しかし、何故彼奴が夢結のダインフレイフを持ってたんだ?」
京輔「そこも詳しく調べねえとな。ヒュージは興味深い上に厄介な存在だ。今後、どんな手を使って来るか分からない。そこも用心しないとな。」
龍馬「お。居たぞ。」
京輔「ん?」
目の前に草原の上で仰向けになってる一柳隊を発見した。
鶴紗・ミリアム「・・・」
楓・二水・梅「・・・」
神琳・雨嘉「・・・」
梨璃・夢結「・・・」
そんな中、梨璃と夢結は互いを見て微笑んだ。こうして、一柳隊の初陣は成功を収めた。
巨大ヒュージ討伐後。
依奈「ごめんね百由!色々忙しい時にCHARM壊しちゃって・・・あーん。」
ショートケーキを食べさせた。
百由「CHARMを操ってノインヴェルトを無効化するなんて、とんだヒュージも居たもんだわ!」
壱「本当すみません!これもどうぞ!」
チョコケーキを食べさせる。そこに京輔が入って来た。
京輔「百由。今日の収穫だ。」
ヒュージの細胞を採取したフルボトルを渡した。
百由「お!ありがとう!」
京輔「結構溜まったなぁ。ヒュージの細胞。」
百由(だけど、ヒュージの能力が拡大したのは本当にCHARMのせいだけなのかな?そもそも、契約がなければ使えないCHARMを何故ヒュージが操ったのか?)
京輔「なぁ百由。」
百由「何?」
京輔「そのヒュージの細胞、何か活用出来ないかな?」
百由「何それ?もしかして京輔先生、ヒュージの細胞で世界をメチャクチャにする気なの?」
京輔「そうじゃない。実はだな。ごにょごにょ・・・」
百由「え?それって出来るの?」
京輔「物理学者の俺を信じろ。」
果たして、彼が思い付いたヒュージ細胞を活用出来る方法とは・・・
アサルトビルド HAZARD!次・回・予・告
二水「次回は一柳隊に新しいメンバーが加わります!!」
楓「またお邪魔虫ですって!?」
第7話・失われたメモリー
京輔「命名の法則は、決まった!」
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『
別名・クローズビルド
稲葉京輔と仁科龍馬の2人で結成した特殊レギオン。
独自行動の免許があり、一柳隊と共に行動する事が多い。