おじさんが帰って来た後リサとお姉ちゃんと3人で過ごし、その日は終わった。
学校は面倒臭い、特に月曜日は。なんだろうこの疲労感は、まるで一週間過ごした後の様だ。はぁ、もう学校に着いてしまった。
沙綾「どうしたの?疲れた顔してるけど」
翔也「なんで月曜ってこんなに辛いのか考えてた」
沙綾「でも私は好きだよ。月曜日」
翔也「なんで?」
沙綾「月曜日ってさ、週の始めで新しい出会いとかありそうじゃない?」
翔也「そうかも。じゃ、今日も頑張るか」
沙綾「そういえばさ、今週末文化祭じゃん。翔也は知り合い来る?」
翔也「幼馴染みとお姉ちゃんが来ると思う。沙綾は?」
沙綾「私は、お母さんは来れないけど家族が来るよ」
翔也「大丈夫なの?沙綾のお母さん」
沙綾「心配しないでとは言ってたけど、もしものことがあったら。って思うと気が気で無くてさ。いざとなったら翔也に頼って良い?」
翔也「俺に出来る事なら。話変わるんだけどさ」
沙綾「どうしたの?」
翔也「沙綾は香澄達のバンドに入るの?」
沙綾「香澄達にも私の事を教えたんだよね、教えたって言うか自分の思いを投げつけた。っていうのが正しいのかな?それでね、香澄がドラムの楽譜をくれて。どうすれば良いのかな?」
翔也「俺に聞くなよ、無責任とかじゃ無くて。沙綾が決めた事なら俺は止めないし、止める権利なんて無いからな。沙綾は自分がやりたい事をやれば良いの。難しく考えない」
沙綾「でも、自分勝手にやってこんなに中途半端なのに良いのかなって」
翔也「あと、一週間もあるんだからいっぱい悩めば良いんじゃない?それなら皆納得してくれるよ。家族も、CHiSPAの人達も、香澄達も」
沙綾「そうなのかなぁ?出来るだけ頑張ってみるよ。ありがと、翔也」
翔也「良いって事よ。友達だからな」
沙綾「あはは、翔也本当にありがとう。これからもよろしくね」
翔也「うん、じゃあもう教室だな。また後で」
沙綾「またね、翔也」
あーもう、疲れた。さっさと家に帰ろ。
香澄「あー、しょーくんだ。手伝って」
翔也「断る。やりたくない」
香澄「えーやってよ。ね、お願いしょーくん」
翔也「やんないよ、面倒臭いし」
香澄「本当に重いから、持って」
翔也「あー、わった、わった。ってね本当に重いな。こんなん1人で持ってたって凄いな。どこに持ってくんだ?」
香澄「ありがとう、しょーくん。生徒会室だよ」
翔也「あそこか、あんま行きたくないな」
香澄「なんで?皆いい人ばっかりだよ」
翔也「なんか重苦しいというか、俺には似合わねぇんだよな」
香澄「しょーくんが生徒会…………カッコいい。凄く似合うと思うよ」
翔也「生徒会をなんだと思ってんのか。まあ、着いたぞ。入るか」コンコン
???「ありがとう、香澄ちゃん。えっと、君は、湊翔也君だよね」
翔也「なんで知ってるんですか?」
???「生徒会長だからね。香澄ちゃんのお手伝い?」
翔也「そうですね。えっと、貴女は……」
???「鰐部七菜。この学校の生徒会長だよ。よろしくね、湊君」
翔也「鰐部先輩、よろしくお願いします」
七菜「よろしくね、あと少しだけど」
香澄「それでね、七菜先輩はね、Glitter*Greenでキーボードやってるんだよ。すっごいキラキラしてるの」
翔也「鰐部先輩もバンドにか、意外だなぁ」
七菜「私だってそのくらいはしますよ」
翔也「バンドって流行ってるんですね」
七菜「バンドといってもガールズバンドですけどね」
翔也「そっかぁ、実は俺の親もバンドやってたんですよね。もう、辞めたけど」
七菜「もしかして、shineですか?」
翔也「知ってるんですか?あんな昔の廃れた音楽」
七菜「廃れているだなんて。でも、急に方向性を失った気がします。映像を見た限り楽しそうじゃ無かった」
翔也「that's rightって感じですよ。昔の、デビュー前の方が良かった」
七菜「そうなんですか、ごめんなさいね」
翔也(大人だなあ、この人)
香澄「じゃあ、しょーくん帰ろ」
翔也「鰐部先輩、失礼しました?おい、引っ張るなって」
七菜「行ってしまいました。湊君はちょっと触れば壊れてしまうぐらい脆いかもしれないです」
やまぶきベーカリー
翔也「お邪魔します、千紘さん」
千紘「忙しいのに態々ありがとうね」
翔也「いえいえ、これが私に出来る事なので」
千紘「本当に助かるわね。今は純と紗南の勉強を見てくれないかしら?」
翔也「はい、わかりました。行って来ますね」
山吹家リビング
翔也「久しぶり、純くんと紗南ちゃん」
純「久しぶりー、お兄ちゃんが来た」
紗南「純、お兄さんに迷惑かけないで」
翔也「全然大丈夫だよ、紗南ちゃん。ありがとね」
紗南「お兄さんが褒めてくれた。嬉しい」
翔也「じゃあ、お勉強しよっか」
純「嫌だ、お兄ちゃんと遊びたい」
紗南「私もそうしたい」
翔也「うーん。じゃあさ、勉強したら遊ぼう。約束」
純「本当に?嘘じゃない?」
翔也「2人に嘘はつかないよ」
紗南「じゃあ頑張る、応援してね」
翔也「うん、頑張ってね(2人とも可愛いわ。癒される)」
純「お兄ちゃん、ここ分かんないー」
翔也「そこはね、ここが飛んじゃってるね。ゆっくり落ち着いて」
純「ありがとう、お兄ちゃん」
翔也「どういたしまして」
1時間後
純「終わったー、お兄ちゃん遊ぼ」
紗南「私がずっと前から待ってたから遊んでもらうの」
純「そんなの関係ないよ」
紗南「あるもん、約束したもん」
翔也「喧嘩しないで。喧嘩してると遊んであげないぞ」
紗南「ごめんなさい、一緒に遊ぼう」
純「なにすr『ただいまー』お姉ちゃんだ」ダッ
紗南「ちょっと待ってー」
翔也「沙綾は良いなあ、こんな可愛い兄妹が居て。家の友希那さんの可愛いとは違うんだよなぁ」
沙綾「あ、翔也ありがと。2人から聞いたよ」
翔也「じゃあ、俺は千紘さんに一言言って帰るな」
紗南「行かないで、ご飯食べよ」ギュ
翔也「でも、帰らないとだから、また今度ね」
紗南「約束だよ。守ってね」
翔也「うん、約束するよ。またね」
沙綾「また来てね」
今井家
翔也「ただいまー、帰ったよ」
今井母「遅かったわね、どこ行ってたの?」
翔也「友達の所で友達の兄妹と遊んでたよ」
今井母「その友達と仲良いわね、リサのライバルかしら?」
翔也「ちょ、聞こえちゃうって。静かにして」
今井母「お風呂居るから大丈夫よ。まだご飯まで掛かっちゃうから部屋で待ってて。リサがお風呂出たら入って頂戴」
リサ「あれ?翔也、帰って来てたの?お帰り」
翔也「あ、じゃあお風呂入るね」
リサ「いってらっしゃい」
ふぁー気持ちよかった。ご飯のいい匂いがする。ハンバーグかな?
翔也「お風呂出ました」
今井母「もうご飯運ぶだけだから手伝って」
翔也「はーい、わかりましたー」
リサ「今日は翔也の好きなハンバーグだよー。運んでね」
翔也「ありがと。運ぶね」
今井父「いただきます」
3人『いただきます』
今日のご飯も美味しかった