圧倒的劣等な弟の癒し   作:斉藤努

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第27話

今日もしかしなくてもマネキンになるかもしれない。リサだけで10着、単純に30着。助けて欲しい、足が疲れる。

 

リサ「疲れちゃった?じゃあ少し休む?2人に内緒でどっか甘いもの食べる?」

 

翔也「うん、じゃあ行こっか。何食べたい?」

 

リサ「うーん、アイス?新しくできたとこあるらしいよ」

 

翔也「いいね、どこ?」

 

リサ「あっちの方だったはず。ほら、行くよ」グイッ

 

力強いって、苦しくはないんだけどね。

 

 

 

 

〜アイス店〜

 

リサ「ここだよね、美味しいって評判らしいよ」

 

翔也「へぇ。リサは何食べる?」

 

リサ「ストロベリーが美味しいらしいからそれで。翔也は?」

 

翔也「俺は……リサと同『駄目!』なんで?」

 

リサ「翔也はすぐそうやって人と合わせるから。……それに翔也と食べ比べしたいから///

 

翔也「ごめん、俺の悪い癖だよね。じゃあ……バナナ。美味しそうだし、食べたい」

 

リサ「うん、順番来たね。バナナとストロベリー、一個ずつお願いします」

 

めちゃくちゃ顔赤くて可愛いんだけど。やっぱ俺幸せ者だなぁ。あ、お金出さないと、リサも渋々出すことを許してくれたし。

 

リサ「じゃ、じゃあ座ろっか。あれ?紗夜と日菜⁉︎なんで居るの?」

 

紗夜「日菜がどうしても食べたいと言うので仕方なく。今井さんも随分楽しむつもりだったようですね」

 

リサ「えへへー、ごめんっ!許して、食べよっ」

 

紗夜さんも『しょうがないですね』と言って食べ始める。こういうの初めて食べるかも。凄く美味しい。

 

リサ「ね、翔也。ちょっと食べさせて」

 

翔也「いいよ。ほら、取って」

 

日菜「…………翔也くん?え、ちょっと待って、リサちー、これってそういう事だよね」

 

リサ「しょうがない、翔也だから。翔也、アタシは翔也に食べさせてほしいの。わかった?」

 

翔也「あ、うん///はい、じゃあ、あーん///」

 

リサ「あーん、これも美味しいね。はいじゃあアタシの。あーん」

 

翔也「う、うん。あーん///めっちゃ恥ずかしい。見ないで紗夜さん、日菜さん」

 

日菜「ん、私のも食べたい?ほらあーん、なんてねー。可愛いよ」

 

紗夜「もう、日菜。翔也君が可愛いのは事実ですがやめてください。今井さんが嫉妬してしまうでしょう?」

 

リサ「そのとおーり。翔也はアタシの彼氏なんだから」

 

リサは嫉妬してくれてるのか?嬉しいんだけどさ、俺なんかでいいのか?そりゃ彼氏だから普通なんだろうけど。てか、俺なんかがリサと付き合ってるって公表したら色んな人に殺されそう。

 

リサ「おい、コラ!その卑屈精神を捨てなさい。翔也はすごいの。アタシを惚れさせた凄い人間なの。だから自信を持って」

 

翔也「そう、だよな。ごめん。リサの彼氏だもんな」

 

日菜「あの2人とも?人前でイチャコラしないでくれないかな?」

 

翔也「ごっ、ごめんなさい///」

 

紗夜「はいはい、一服もしましたし本来の目的に戻りましょうか」

 

リサ「そうだね、翔也。まだまだ終わらないからね!」

 

またマネキン状態か。悪くはないから良いかな?

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