圧倒的劣等な弟の癒し   作:斉藤努

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どうも、斉藤努です。
タイトルにある通り、ホワイトデー回です。
そしてリクエストBOXです。↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=257161&uid=318005


記念回
ホワイトデーは幼馴染みとともに。


今日は3月10日。ホワイトデーの為に用意をしなきゃいけない。バレンタインデーはリサとお姉ちゃんから貰った。だからお返しをしなきゃいけないんだけど……何をあげればいいのかいまいちわからない。

 

ネットを見ると花束とか書いてあるけど、そんなキザな事は俺に似合わない。無難にチョコ?うーん……あっ、そうだ!リサがいつも作ってくれてるクッキーを作ろう。

 

と言ったもののクッキーの作り方なんて知ってる訳がない。あれ、そういえば紗夜さんがなんか作ったってリサとお姉ちゃんが言ってたような……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「はぁ、それで私を呼んだ、という事ですか」

 

翔也「そうです。クッキーなんて作ったことないんですよ」

 

紗夜「分かりました。では私の家にいきましょうか。材料はまだあるはずです」

 

よかった〜、紗夜さんがダメだったら一人で作るところだった。早速紗夜さん家にお邪魔するとしよう

 

〜氷川家〜

 

紗夜「着きましたよ。どうぞ、上がってください」

 

翔也「お邪魔します。どっちに行けばいいですか?」

 

紗夜「キッチンは正面の扉を開けてください。私もいきますので」

 

翔也「分かりました。いきましょうか」

 

 

翔也「今日は本当にありがとうございます。頑張って習いたいと思います」

 

紗夜「ふふっ、そこまで硬くならなくて良いですよ」

 

翔也「そうですか。じゃあ紗夜さん、作りましょう」

 

紗夜「はい、じゃあそこの砂糖を取ってください」

 

翔也「これですね。どのぐらい入れればいいですか?」

 

紗夜「翔也君?それは塩なのですが。気をつけてくださいね」

 

翔也「すみません。ないようにします。次はなんです?」

 

紗夜「ではその後は──」

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁー、やっと作り終わった!疲れたし時間かかったなぁ。早速味見してみるか。……苦っ、焼きすぎたのかなぁ。

 

紗夜「少し火力が強かったようですね。ですがまだ4日もあるので頑張って作ってください。お家に湊さんがいるのならここを貸しますので」

 

翔也「紗夜さん、ありがとうございます!」ダキッ

 

紗夜「しょ、翔也君!?なにしてるんですか!すぐ離れてくださいッ!!」

 

 

 

いつもリサが喜ぶ時に抱きつかれているからなのか紗夜さんに抱きつくと怒られてしまった。しょうがないけど。

 

紗夜「大体、翔也君も今井さんも異性に対する配慮が足りないんですよ!……デート一つで顔を真っ赤にするカップルがどこにいるんですか!?どちらもウブすぎるんです、一つ屋根の下で夜を過ごした男女なんですよね?」

 

翔也「は、はいぃ。すみませんでした」

 

紗夜「私も少しカッとなってしまったのでそこは謝ります。ですが、交際をしているのだから気をつけてくださいね。翔也君も今井さんも異性に人気なんですから」

 

紗夜「はい……善処します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからの4日間は必死に練習した。紗夜さんの家に入り浸ってたからリサにバレそうになっていたけどなんとか話を逸らして事なきを得た。え、4日っていう事は今日はホワイトデー当日だ。二人を家に呼んでる、不思議そうにしてるんだね、かわいい。

 

リサ「翔也?急にどうしたの?」

 

友希那「リサ、そうやって急かすと翔也が言い出しにくなるわよ」

 

翔也「あははー、確かにそうかも。それでさ、リサ、お姉ちゃん?これ、バレンタインデーのお返し。頑張って作ったんだ!」

 

リサ「えっ、これ翔也が作ったの?すっごい嬉しい、友希那もそうでしょ?」

 

友希那「そうね。こ、これはっ!にゃーんちゃん♡かわいいわねありがとう、翔也。好きよ」

 

翔也「2人ともありがと///喜んでくれて俺も嬉しい」

 

リサ「ねえ、友希那?翔也が凄い照れてる、もっと照れさせる方法があるけどどうする?」

 

友希那「同感ね、リサ。私にも名案が一つあるわ」

 

え、なに?2人とも悪い目してるんだけど。しかも少しずつ迫ってきてるし、本当に何?ひぃやぁ!

 

へ?2人が両腕に抱きついてきてるんですけど!しかも超近い、なんだ、片方はお姉ちゃんだけど美女が両腕にしがみついている状況。穴があったら入りたい〜。

 

 

 

 


“リサ”

 

よーし、狙い道理。翔也真っ赤っか。あれ、なんで友希那もなの?もー、2人とも可愛すぎ。だけど、そんな2人の事が好きだよ!って意味を込めて翔也と友希那に抱きつく。

 

翔也「リ、リサ!?ちょ、恥ずかしいって。離れてよ」

 

リサ「やだもーん!2人から離れない!!」

 

うん、絶対離さない。離したくないよ。だから、ずっとアタシの隣に居てね、翔也。

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