IS×仮面ライダー 炎竜シーズン2 仮面ライダー輝龍   作:柏葉大樹

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 皆さん、お久しぶりです。これにて、アナザーオーマジオウ襲来編は最終話です。それでは、前回のあらすじからどうぞ!



 アナザーオーマジオウとの激戦、愛する者たちを取り戻すために大樹はそれに身を投じる。
 龍玄とナックル、ジオウたちの助力でアナザーワールドへ突入するべく輝龍バハムートアームズの力を発揮するのだった。


仮面ライダー輝龍 第35話 十三異界覇王大戦編第2章 蒼龍姫乱舞 アナザーオーマジオウ襲来

side三人称

 アナザーワールドに通じる灰色のオーロラ、ついにそれを輝龍は斬り裂いたのだった。

 灰色のオーロラに生じた亀裂に仮面ライダー輝龍は身を投じるのだった。

 

 「万夏ああああああああ!!」(輝龍)

 

 愛する人を取り戻す、その思いから輝龍はこれまでに経験したことのない戦いに赴くのだった。

 

 「ふん、あいつ。自分からアナザーワールドに取り込まれに行ったのか。もう、終わりだな。」(アナザーオーマジオウ)

 

 輝龍がアナザーワールドへ行った姿を見たアナザーオーマジオウはそれを嘲笑った。

 

 「違う!彼は自分の仲間たちを、大切な人たちを取り戻しに行ったんだ!」(ジオウ)

 

 輝龍を嘲笑うアナザーオーマジオウにジオウは反論する。そこからジオウはジオウトリニティライドウォッチを起動する。

 

 《ジオウトリニティ!》

 

 ジオウはジオウトリニティライドウォッチをジクウドライバーにセット、ジクウドライバーを操作する。

 近くで戦っていたゲイツとウォズ。迫ってくるダークライダーに攻撃、距離を取る。そこからゲイツとウォズはジオウと合体する。

 仮面ライダージオウトリニティ。ジオウ、ゲイツ、ウォズの3人の仮面ライダーが一つとなった形態。ジオウが変身する形態の中でトップクラスの力を有する形態である。

 ジオウトリニティはゲイツが使用していたジカンザックスとウォズが使用していたジカンデスピアを持つ。

 

 「はっ!」(ツクヨミ)

 

 仮面ライダーツクヨミがダークライダーの動きを時間停止で止める。

 動きが止まったダークライダーたちをジオウトリニティがジカンザックスとジカンデスピアで撃破する。

 

 「流石は我が魔王、華麗なお手前で。」(ウォズ)

 「おい、ウォズ!油断するな!まだ、来るぞ!」(ゲイツ)

 

 ジオウの手際を称賛するウォズ、それに対して油断するなと言葉をかけるゲイツ。

 彼らの前にアナザーオーマジオウが立ちはだかる。

 様子を見ていた龍玄とナックルはジオウたちに加勢しようとするがアナザーワールドから新たなダークライダーが現れたことでその対処に追われていた。

 

 「今度こそ終わりだ、常磐ソウゴ!」(アナザーオーマジオウ)

 「いいや、俺に終わりはない。平成ライダーがいる限り、俺の道に終わりはない!!」

 

 ジオウトリニティはジクウドライバーを操作する。

 ジオウ、ゲイツ、ウォズのオーラが現れ、ジオウトリニティと一体になる。

 ジオウトリニティはアナザーオーマジオウにライダーパンチを放つ。

 アナザーオーマジオウもライダーパンチを放つ。

 2つのライダーパンチが衝突する。

 衝突したライダーパンチは拮抗し、どちらも退かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side万夏

 私を抱きしめる大樹。

 私はただ抱きしめ返す。だけど、すぐに大樹を押し返す。

 

 「ごめんね、もう私は大丈夫。」(万夏)

 

 私は大樹から離れる。

 

 「前の世界はずっとここで待ってた。あなたのことをずっと待ってた。いつになるか分からないあなたの帰りをずっと待ってた。」(万夏)

 

 ここがどんな場所かやっと分かった。そして、それと同時に私自身のことも分かった。

 

 「でも、それはどこまで行っても前の世界の記憶。この世界で生きてきた私が覚えている記憶。」(万夏)

 

 前の世界のことは今でも自分のこととして思い出せるし、自分の記憶だって考えている。でも、やっぱり私にとっては記憶でしかなかった。

 

 「だから、ここは前の世界の私の記憶、私がやり直したいって一度思った過去の世界。もう、私の生きる世界じゃない。」(万夏)

 

 幼い頃、沢芽市から引っ越してきた大ちゃんと初めて出会った。幼い時から私のことを守ってくれた大切で、大事で、大好きで、最愛の人。ずっと、ずっと一緒に居た大樹とこれからも一緒にいる。そのために、待っているだけでいるのはおしまい。それは、去年の春の終わりに、タッグトーナメントの始まる時に決めたこと。

 改めて分かった、私は前の世界の事も今の世界の事も自分の世界として生きてきた。

 

 「今の私には前の世界の事も大事。だけど、今の世界はそれ以上に大事になったの。もう、私は待っているだけの織斑マドカじゃない。愛する人と一緒にいる秋宮万夏だから。」(万夏)

 

 否定する訳では無いけど、私は大丈夫。だって、一緒にいようとすることに不安なんてないから。

 

 「だから、もう辞めて。こんな世界、あの世界を生きてきた私達を否定する世界なんていらない。」(万夏)

 

 私の眼の前にいる大樹に似た誰かに言う。うんうん、もっと別のこの世界を作った人に言う。

 

 「私の思い出を汚さないで。」(万夏)

 

 そう言うと同時に、大樹に似た誰かがかき消える。私のいるこの世界を壊すように、見慣れた姿が見えた。

 

 「万夏!!」(輝龍)

 「大樹!!」(万夏)

 

 変身が解除されて、傷だらけの大樹の姿が見える。

 フラフラの大樹に駆け寄って抱きしめる。

 もう離さない、どこにいるのも一緒。

 だから、私は負けない。

 

 

 

 

 

 

 

side三人称

 輝龍=大樹と万夏がアナザーワールドで合流した時と同じく。ジオウトリニティと戦っていたアナザーオーマジオウは異変を感じた。

 

 (なんだ?力が入らなくなった?)(アナザーオーマジオウ)

 

 先程まで感じていた力が徐々に失われている感覚を覚えたのだ。

 力が消えていくことに、なぜと一瞬考えるがすぐに戦闘へ集中する。

 

 (まあ、いい。まだ、常磐ソウゴを殺すには十分な力がある。この程度、大したことはない。)(アナザーオーマジオウ)

 

 アナザーオーマジオウは変わらずにジオウトリニテに攻撃を繰り出していく。

 一方、ジオウトリニティはと言うと、アナザーオーマジオウの力が落ちていることに気付いていた。

 ジオウトリニティの精神世界内にて、そのことに気付いたソウゴたちが話していた。

 

 「おい、ソウゴ。気付いたか?」(ゲイツ)

 「うん、大樹がやってくれたと思う。」(ソウゴ)

 「なるほど、我が魔王はこうなることを見越していたのですか。さすが、我が魔王。」(ウォズ)

 

 ソウゴはこうなることを確実に予想していた訳では無い。だが、輝龍=大樹の持つ力ならばアナザーオーマジオウのアナザーワールドを覆すことができるのではないかと予感はしていた。

 その予感は時期に明確な形で的中する、ジオウはそれを確信していた。

 

 「ふん、これで終わりだ。」(アナザーオーマジオウ)

 

 アナザーオーマジオウは腰にあるオーマジオウドライバーを操作、エネルギーを右腕に集中させてジオウトリニティにパンチを放つ。

 ジオウトリニティはサイキョーギレードを召喚、オーマジオウの攻撃に合わせていく。

 衝突する2つの強大な力、その衝撃は戦いの場となっている洋館を吹き飛ばす。

 

 「死ねええええええええええええええええええええええええ!!」(アナザーオーマジオウ)

 「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」(ジオウトリニティ)

 

 どちらも全く退かない。拮抗勝負となる両者の激闘は、アナザーワールドにいる大樹と万夏によりその均衡が崩れることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「大樹、大樹!大ちゃん!!良かった、良かった!」(万夏)

 「ごめん、待たせてごめん。ただ、もうちょっと、優しく、ああ、良いよ。」(大樹)

 

 アナザーワールド内、大樹をキツく抱きしめる万夏。この世界に閉じ込められていた不安から開放されたことで、大樹の存在を確かめるようにキツく抱きしめる。

 大樹の方はと言うと、万夏に遅れたことを謝る。だが、彼女が自身をキツく抱きしめることで、黒龍との戦いでできた傷が痛む。そのことを伝えようとするも、彼女の様子から言うことをやめる。

 しばらく、万夏が大樹の胸に顔を埋め、抱きしめていたが顔を上げる。

 

 「会いたかった。」(万夏)

 「うん、俺も会いたかった。」(大樹)

 

 しばし、見つめ合い唇を合わせる二人。ほんの一瞬だが、お互いの気持ちを確認するには十分だった。

 

 「みんなは大丈夫?」(万夏)

 「ここに来るまでの間で、起きれるようにはした。あとは、ここを破壊するだけ。」(大樹)

 

 そう言うと大樹は戦極ドライバーを万夏に渡す。

 その戦極ドライバーのフェイスプレートにはヴァルキリーの横顔が書かれたそれは万夏のものだった。

 それを受け取った万夏の姿は前世の黒のワンピースからIS学園の制服に変わる。

 

 「うん、こんな場所は全部壊そう。」(万夏)

 

 万夏は戦極ドライバーを装着、リヴァイアサンロックシードを取り出す。

 大樹は龍王ドライバーを取り出す。それと同時に3つのドラゴンロックシードが龍王ロックシードに合体した。

 

 「「変身!」」(万夏、大樹)

 

 万夏は仮面ライダーヴァルキリーリヴァイアサンアームズに、大樹は仮面ライダー輝龍龍王アームズに変身した。

 最強形態になった二人はそれぞれのドライバーを操作、手にしている武器にエネルギーがチャージされていく。

 

 「行こう、大ちゃん!」(ヴァルキリー)

 「うん。手加減はなしだ。」(輝龍)

 

 輝龍とヴァルキリーは手にしている武器を振るい、巨大な斬撃を放つ。

 ヴァルキリーが放った蒼色の斬撃、輝龍が放った金・赤・黒の斬撃が空間を切り裂きアナザーワールドを破壊していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現実世界、拮抗するジオウトリニティとアナザーオーマジオウ。その均衡はアナザーオーマジオウが持っていたアナザーディケイドウォッチが破壊されたことで崩れた。

 

 「何!?」(アナザーオーマジオウ)

 

 自身が持っていたアナザーウォッチが急に爆発したことに驚くアナザーオーマジオウ。

 一瞬の隙が生じたことでジオウトリニティの攻撃がアナザーオーマジオウに直撃、アナザーオーマジオウが所有していたいくつかのアナザーウォッチが破壊される。

 破壊されたアナザーディケイドウォッチから無数の光の玉が放出される。その中に輝龍とヴァルキリーの姿があった。

 

 「馬鹿な、アナザーワールドを破壊するなんて。一体、何をしたんだ!?」(アナザーオーマジオウ)

 

 アナザーオーマジオウにとってありえないこと、アナザーワールドが破壊されたことを、その原因を輝龍とヴァルキリーに問う。

 

 「リヴァイアサンの力で、破壊した。私の力は未来を切り開く力、だから不可能なんてない。」(ヴァルキリー)

 「そこに俺も加わっているんだ。内側から破壊することはできるさ。うっ!」(輝龍)

 

 アナザーオーマジオウの問いに答える輝龍とヴァルキリー。

 輝龍は急に腹部を押さえる。そこにヴァルキリーが輝龍を支える。

 

 「はあ、はあ、ごめん。ちょっと休む。」(輝龍)

 「うん、あとは私がやるから。大ちゃんは休んでいて。」(ヴァルキリー)

 

 ヴァルキリーは近くに来たツクヨミに輝龍のことを頼む。

 

 「あの世界を作ったあなたを許さない。私の思い出を弄んだこと、後悔させてあげる。」(ヴァルキリー)

 

 そう言うとヴァルキリーはアナザーオーマジオウに肉薄、手にしたリヴァイアガンソードを振るう。

 その姿は正しく戦乙女、その戦いは乱舞と言えるほどに美しく、苛烈であった。

 当初、アナザーオーマジオウはヴァルキリーのことを自身より格下と侮っていた。いくつかのアナザーウォッチを失うも、最強の平成ライダーであるアナザーオーマジオウの力を持つ自身が負けることはないと思っていた。だが、アナザーオーマジオウの予想を裏切り、ヴァルキリーはアナザーオーマジオウを追い詰めていた。

 ヴァルキリーの縦横無尽な攻撃はアナザーオーマジオウにとって未体験のものであった。

 一息つく間もない乱舞、その攻撃は無敵かと思われたアナザーオーマジオウの鎧に無数の傷を刻み込む。

 

 「よし、俺も行く。」(ジオウ)

 

 ジオウはジオウトリニティの変身を解除、仮面ライダーオーマジオウへ変身する。

 

 《終焉の時!逢魔時王必殺撃!》

 

 オーマジオウは必殺技を放つ準備をする。

 同じくヴァルキリーも戦極ドライバーを操作し、必殺技の準備をする。

 

 《カモン!リヴァイアサンスパーキング!》

 

 ヴァルキリーの右足にリヴァイアサンの頭部を模したオーラが出現する。

 

 「はっ!」(ヴァルキリー)

 

 ヴァルキリーは飛び上がり、右足にオーラを纏わせたまま延髄斬りのフォームでアナザーオーマジオウの頭部を蹴りぬく。

 エンプレスサファイアレッグ、ヴァルキリーの最強技の一つがアナザーオーマジオウに炸裂した。

 

 「ぐあああああああああああ!!」(アナザーオーマジオウ)

 

 ヴァルキリーの攻撃を受けたアナザーオーマジオウ。体勢が大きく崩れる。

 アナザーオーマジオウが大きなダメージを受けた瞬間、オーマジオウは飛び上がり必殺の逢魔時王必殺撃を放つ。

 金色のエネルギーを帯びたライダーキックがアナザーオーマジオウのドライバーを破壊、そのままアナザーオーマジオウのアナザーウォッチを全て破壊した。

 地面に転がるアナザーオーマジオウこと加古川飛流。持っていたアナザーウォッチ全てを失い、戦う力を全て失った。

 

 「うあああああああ!!こんな、こんなことがあってたまるか!!」(飛流)

 

 地面に拳を何度も叩きつける飛流。憎悪を宿した瞳をオーマジオウ=ソウゴへ向ける。

 

 「お前さえ、お前さえ居なければ!俺から全てを奪ったお前さえ居なければ!!」(飛流)

 

 飛流の近くに集まる一同。

 憎悪の感情をソウゴに向ける飛流。その場にいる誰もが飛流に対してお門違いの憎悪をぶつけるだけの人物と思っていた。たった一人を除いて。

 

 「俺も、僕もそのことを何度思ったことか。」(大樹)

 

 ツクヨミの手当を受けた大樹だけは飛流に言葉をかけた。

 

 「僕も、自分の家族を奪った兄貴のことを何度憎んだことか。でも、憎み続けたところで家族が戻ってくるわけじゃなかった。それに、周りは僕のことを人殺しの家族って言って、酷いよね皆。最初はなんでって思った。それが周囲への怒りに変わるのも時間はかからなかったと思う。だけど、その怒りや憎悪を燃やし続けることはできなかった。そうしたら、自分に限界が来るのが分かったから。」(大樹)

 

 この場で飛流の境遇に最も近いのはソウゴと大樹だった。

 すでに、ソウゴは自身の世界にいる飛流との関係から和解は難しいことは分かっていた。だからこそ、言葉をかけることはなかった。だが、大樹は言葉をかけずに居られなかった。

 

 「辛くない、一人で全てを憎む続けるなんて。」(大樹)

 

 自身と似た境遇の相手を見て、大樹は突き放すことができなかった。飛流の根底にあるものが決して邪悪なものではないことを理解しているからこそ。

 穏やかに話しかける大樹に対して飛流は驚いていた。先程まで戦っていた相手にこんな風に話しかける相手を、飛流は知らなかった。

 

 「別世界の君のことはツクヨミさんから聞いた。君も、自分の家族を失ったんだろ。」(大樹)

 「どうして、どうして俺にそんなことを聞く?お前は、お前は何も関係ないだろ!!」(飛流)

 「大樹は、大ちゃんは優しいの。お父さんとお母さんが死んで、一人ぼっちだったのに私のことをずっと守ってくれた。」(万夏)

 

 飛流の疑問に万夏が答える。その中で、大樹に寄り添う。

 

 「自分と似たあなたが、全てを憎み続けていることをどうしても見過ごせない。自分の大切なものを奪ったあなたを見過ごせない、そういう人なの。」(万夏)

 「そんな、そんなやつが居てたまるか!どいつも俺のことを分かった口をきくな!」(飛流)

 

 飛流の言葉に、その心に根深くある憎悪はそう簡単に消えない。それでもなお、大樹は言葉を続ける。

 

 「誰も、全てを理解なんてできない。でも、それはずっと辛いよ。辛かった、だろ。」(大樹)

 

 他人の本質を見抜くことに長けている大樹。眼の前の人物がすでに限界を超えていることを見抜いていた。だからこそ、敵としてではなく、一人の人間として理解しようとしていた。

 

 「やめろ、やめろ!その目で、その目で、俺を、俺を!」(飛流)

 

 大樹の眼差しから目を背ける飛流。これにより、歪曲逢魔時王アナザーオーマジオウは倒されるのだった。

 

 「うっ!」(大樹)

 「大ちゃん、大丈夫?」(万夏)

 「ちょっと、ヤバい。」(大樹)

 

 限界が近かった大樹。大樹を支え、声をかける万夏。

 

 「もう、休もう?十分戦っているから。」(万夏)

 「そうだな、しばらく休むかな。」(大樹)

 

 大樹はそう言うと万夏に支えられながら、その場を後にする。

 

 




 アナザーオーマジオウとの戦いで傷を負った大樹。
 主力の離脱と同時に新たな十三異界覇王の情報を得る。

 「さあ、死神のパーティータイムだ。」

 「風都は俺の地元、なら俺が適任だ。」

 「俺が、俺が皆を守るんだ。」

 風が吹く街に永遠の名を持つ死神が姿を現す。
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