IS×仮面ライダー 炎竜シーズン2 仮面ライダー輝龍   作:柏葉大樹

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 新年一発目、輝龍最新話です。
 遅れました、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 それでは最新話、どうぞ!


仮面ライダー輝龍 第6話

side三人称

 レジェンドルガと戦う輝龍たちの前に現れたのは人々の絶望より生まれる怪物、ファントムと戦う指輪の魔法使い仮面ライダーウィザード、仮面ライダービースト、仮面ライダーメイジだった。

 

 「さあ、ショータイムだ。」(ウィザード)

 「さあ、ランチタイムだ!!」(ビースト)

 「終わりの時よ。」(メイジ)

 

 新たに現れた敵にガーゴイルレジェンドルガのガルグイユとマンドレイクレジェンドルガのドードは不快感をあらわにする。

 

 「邪魔をしないでくれるかな。君たちも殺しちゃうよ!!」(ガルグイユ)

 

 ガルグイユは周囲に大量も水を吐き出す。

 ドードは水を吸って巨大化して体を活かしてウィザードたちを押しつぶそうとする。

 

 ≪チョーイイネ!ディフェンド!!≫

 ≪ド!ド!ドルフィ!≫

 ≪グラビティ!ナウ!≫

 

 ウィザードが炎を帯びた魔法陣でドードの攻撃を防ぎ、メイジがその隙にドードの重力を操作してその巨体を動かす。

 

 「おっしゃ、行くぜ!!」(ビースト)

 

 ビーストは右肩のマントをドルフィンに変えてガルグイユと激しい水中戦を繰り広げる。

 水中で翼を広げて空を飛ぶように動くガルグイユに水中を自由自在に動くビースト。

 

 「こいつでもどうだ!!」(ビースト)

 

 ビーストは自身の専用武器であるダイスサーベルの可動部分を回し、獅子の口にドルフィのビーストリングを押し込んだ。ダイスサーベルのサイコロの目が6と出た。

 

 ≪ドルフィ!セイバーストライクヘキサ!≫

 「よっしゃ!喰らえ!!」(ビースト)

 

 ビーストはダイスサーベルを振るい、6発のイルカ型の魔力弾を発射した。

 イルカ型の魔力弾は水中を高速で泳ぎ、ガルグイユを追尾する。

 

 「っ!ぐあっ!」(ガルグイユ)

 

 水中でガルグイユは逃げきれずに魔力弾が直撃した。

 水中で爆発が起き、ガルグイユが生み出した水中の環境も消滅した。

 一方のドードはその巨体に植物のレジェンドルガとしての能力を生かしてあらゆる場所から植物の蔦を発生させるが魔法と専用武器のウィザーソードガンによる遠距離攻撃で対応するウィザードとメイジには効果が薄かった。

 

 ≪エクスプロージョン!ナウ!アンダースタン?≫

 ≪チョーイイネ!スペシャル!サイコー!≫

 「「はっ!!」」(ウィザード、メイジ)

 

 ウィザードとメイジは爆発と火炎、二つの強力な魔法を同時に放ち二つの魔法の相乗効果で威力を上昇させた合体技をドードに放った。

 大量の水を吸収していたドードを一撃で倒すことは出来なかったものの彼に決して浅くはない傷を与えることに成功した。

 

 「まさか、古の魔法を扱える奴が居るなんて。」(ガルグイユ)

 

 倒れ伏すガルグイユがそう言うとドードはガルグイユを抱えてレジェンドルガの紋章を描き、その場から逃走した。

 

 「おいおい!待てよ、俺の飯!!」(ビースト)

 

 ビーストが逃走したガルグイユとドードを追おうとするがウィザードとメイジが止める。

 

 「おい、仁藤。逃げられちまった以上は仕方ないだろ。」(ウィザード)

 「マジかよぅ。そろそろキマイラが魔力を欲しがるのによぅ。」(ビースト)

 「この間のファントムを倒したから余裕があるんじゃないですか?」(メイジ)

 「その後、ずっとファントムじゃない奴を相手に戦っているだろ。それでキマイラの奴、そろそろ魔力が切れるぞってうるせえんだよ。」(ビースト)

 

 戦っていたというのに和気あいあいと話し出すウィザードたち。彼らを見て消耗した体に鞭を打って輝龍たちが駆け寄る。輝龍たちは変身を解除してウィザードたちに話しかけた。

 

 「あ、あの、あなた方は?」(大樹)

 

 大樹たちが近寄って来たのに気付いたウィザードたちも変身を解除する。

 

 「俺は操真晴人。さっきも見た通り魔法使いだ。」(晴人)

 「俺は仁藤攻介だ。考古学者をしてんだ。そして、俺も魔法使いだ!」(仁藤)

 「私は稲森真由です。私も魔法使いです」(真由)

 

 変身を解除したウィザードこと操真晴人、ビーストの変身者である仁藤攻介、メイジの稲森真由らが自己紹介をした。この時に大樹、一夏、マドカの三人は心の中で「魔法使いって...本当に居たんだ」と割と目の前の三人に失礼なことを思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 IS学園に戻った大樹たちは晴人たちを連れて応接室に入っていた。

 

 「お待たせしました。」(千冬)

 

 そこに千冬と真耶が入って来た。その二人が入ったのを見た晴人と真由は立ち上がり、頭を下げたが攻介だけはソファーに座りながら「お、先生が来たのか」と呑気に言っていた。

 

 「それで、あなた方は?」(千冬)

 「俺は操真晴人。魔法使いだ。」(晴人)

 「考古学者で魔法使いの仁藤攻介だ。」(攻介)

 「私は稲森真由です。晴人さんと同じく魔法使いで普段は国安0課にいます。」(真由)

 

 千冬の問いに晴人たちが当然のように決まっているその答えを言った。それを聞いた千冬と真耶がお互いに見合わせ、それから二人は晴人たちを連れてきた大樹たちへと視線を変えた。

 

 「いや、変な人とかじゃなくて...ねえ。」(大樹)

 

 大樹がマドカと一夏に同意を求めた。

 

 「その、本当の魔法使いの人達、見たい。」(マドカ)

 「信じられないだろうけど、本当なんだ千冬姉。」(一夏)

 

 そして、一夏とマドカもそう答えた。それを聞いてもまだ疑いのある千冬と真耶。

 

 「まあ、信じられないよな。」(晴人)

 

 晴人はそう言うと右手に指輪をはめてバックルにかざした。

 

 ≪コネクト!プリーズ!≫

 

 晴人は魔法陣を出すとそこに手を突っ込んだ。晴人が魔法陣から取り出したのはなんとドーナッツである。

 

 「晴人さんがしたほかにはこのような魔法もあります。」(真由)

 「それじゃ、俺もやるか。」(攻介)

 

 今度は真由と攻介が魔法を披露する。 

 真由は白い鳥の姿が描かれた指輪を、攻介は緑色のこれも鳥らしき絵が描かれた指輪をバックルにかざした。

 魔法陣から今度から出たのはランナーにはまっている2つのプラモデルだった。ランナーから外れたパーツが空中で合体すると白い鳥の姿をしたホワイトガルーダ、幻獣グリフォンの姿を模したグリーングリフォンになった。

 召喚された使い魔を見て千冬も真耶もようやく信じる気になった。それを表情からすぐに察した晴人と真由は視線を二人に向けた。

 

 「それであなた方は一体何が目的で我々に接触したのですか。」(千冬)

 「俺達は最近現れた謎の敵を追っていた。その中で俺達がずっと戦っているファントムが関与している噂があってな。それを調べていたんだ。」(晴人)

 「私達が調べる中で新しい敵と戦っていたこちらの生徒さんたちのことを知りました。それで協力をお願いしようと思って来ました。」(真由)

 

 晴人と真由の説明を受けて納得のいった千冬。そして、真由の答えに対して真耶が続いて質問をした。

 

 「ファントムと言うのは?」(真耶)

 「ファントムと言うのは魔力を持った人間が絶望した時に生まれる怪物です。私達魔法使いの魔力の源でもあります。」(真由)

 「それはあなた方もその怪物になる可能性があるのですか?」(真耶)

 「いや、俺と真由ちゃんは自分でファントムを抑え込んだんだ。だから、魔法使いになれた。仁藤は少し特殊だけどな。」(晴人)

 「俺はベルトに封印されたキマイラと契約することで魔法使いになったんだ。だから、元は魔力のない人間だったんだ。」(攻介)

 

 晴人たちの話を聞いて千冬と真耶は一度別の所で話をすることにする。

 

 「すまないが後日別の場所でまた話し合いをしたい。ここにいる私達の生徒たちとも関係のある人物たちにも話を聞いてもらいたい。」(千冬)

 「良いぜ。それで時間と場所は?」(晴人)

 「それは後日伝える。それと私の弟と妹を助けてくれたことに感謝する。」(千冬)

 「当然のことをしたまでさ。礼には及ばないさ。」(晴人)

 

 晴人たち3人を見送るために大樹たちが学園の校門前へと案内した。

 

 「危ないところを本当にありがとうございました。」(大樹)

 「さっき、晴人さんがあなたたちのお姉さんに言ったとおりに当然のことをしただけです。」(真由)

 「ま、そういうことだ。じゃ、またな!」(攻介)

 「ああ、それと何かわかればここに訊ねてくれ。大抵、俺はそこにいるから。」(晴人)

 

 晴人がそう言って渡したの「面影堂」と書かれたある宝石細工の店の名刺だった。

 後日、外出届を出した大樹とマドカは話し合いの場が出来る前に晴人が渡した名刺の場所へと訪ねていた。しばらくぶりに私服でデートと洒落込んで来た二人は一見すると寂れた佇まいの面影堂へと到着した。

 

 「お店はやっているみたい。」(マドカ)

 「じゃあ、入ろうか。」(大樹)

 

 そのまま、二人は店の中へと入っていった。

 扉を開けるとそのまま扉に備え付けられた鈴が鳴る。

 

 「は~い。」(???)

 

 奥にある工房から老年の男性が現れた。

 

 「いらっしゃい。これはまた若いカップルのお客様だな。おい、瞬平!お茶をお出ししろ!」(???)

 「いや、待ってください!新しい指輪を彫っているところなんですよ!」(???)

 「良いから、お客さんが優先だ!ごめんなさいね、うちの弟子が気が利かなくて。」(???)

 

 男性はそのまま奥に居る弟子らしい人物に大樹とマドカにお茶を出すように言った。そのやり取りの中で大樹はどうやら自分たちが普通の客としてこの店に来たと思われていることに気付く。

 

 「あの、僕たちはその...。」(大樹)

 

 大樹が話をしようとする奥から30代の男がお茶を出して来た。

 

 「すみません、お待たせしました。それではこちらの席へどうぞ。」(???)

 「あ、いや、僕たち、その...。」(大樹)

 「若いカップルってことは指輪ですか?うちの師匠、こう見えてかなりの腕なんですよ。」(???)

 「瞬平、良いから話が聞けないだろう。それではどのようなご用件で?」(???)

 

 流れで座ることになり、大樹とマドカはそのまま席を座ることに。

 

 「あの、僕たち、操真晴人って人からここを教えてもらって。」(大樹)

 「ええ!晴人さんが!」(???)

 「珍しいもんだな。あいつがこんな若い子たちにここを教えるなんて。もしかして、君達はゲートなのかい?」(???)

 

 晴人の名前を出したところで老年の男性とその弟子の表情が重くなった。その瞬間に大樹は別の話題を出すために考えるが。

 

 「あの、ゲートって何ですか?私達、晴人さんに会いたかったらこのお店に来て欲しいって言われて。」(マドカ)

 「ゲートではないんですか?」(???)

 

 そこで大樹は普段から隠し持っている戦極ドライバーを二人に見せた。

 

 「僕達、俺とマドカは先日危ないところを晴人さんに助けていただきました。それで、改めてお礼を言おうと思ってきました。」(大樹)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 老年の男性、指輪職人の輪島繁とその弟子の奈良瞬平は晴人の協力者であった。普段は指輪職人をしている二人は晴人が使う魔法の指輪の加工も行っていた。

 

 「そうか、ファントムもだいぶ居なくなったとは思ったが似たような奴はまだまだ居るのか。」(輪島)

 「だから、最近晴人さんも出ているんですね。」(瞬平)

 「ついこないだ、レジェンドルガという神話上の生物に似た怪人が破壊活動をしていました。そいつらのことを晴人さんたちが追っていたらしく。なんでもファントムが協力しているとか。」(大樹)

 「そういうことは晴人たちが詳しいから俺と瞬平は詳しいことは知らないんだ。すまないね。」(輪島)

 

 大樹とマドカは出されたお茶を飲みながら輪島と瞬平と話をする。その中でマドカは自分が使っているウィッチドライバーと指輪を輪島たちの前に出した。

 

 「あの、このベルトのことって何か分かりませんか。私のお父さんが大樹のお父さんから渡されたって聞かされたので。」(マドカ)

 「ふむ、どれどれ。」(輪島)

 

 輪島と瞬平はマドカが出したウィッチドライバーと指輪を見る。

 

 「ベルトは晴人さんと真由ちゃんが使っているものにそっくりですね。」(瞬平)

 「指輪は仁藤君のものに近いな。だが、はまっているのは俺達が加工している魔法石に近いな。これはどこで?」(輪島)

 「さあ、俺の両親が死んでからかなり経っているので詳しいことは。」(大樹)

 「今度はマドカちゃんのお父さんとお母さんも連れて来てくれ。詳しい話を聞いてみないと分からんな。」(輪島)

 

 輪島と瞬平は見ていたウィッチドライバーと指輪をマドカに返す。

 

 「あの、ところで晴人さんは?」(大樹)

 「悪いな。あいつ、今日はカミさんと愛娘と一緒に居るんだ。」(輪島)

 「「ええ!?」」(大樹、マドカ)

 「そうは見えんだろ。まあ、しばらくすれば顔を見せるだろうから待ってなさい。」(輪島)

 「その間、指輪とかを見ていきませんか。魔法の指輪じゃなくて普通の。」(瞬平)

 

 ここで大樹は「あ、営業入って来てる。下手すると買わされる。」と思った。一言、断りを入れようと考えたのだったが。

 

 「ペアリングとかエンゲージリングもありますから是非。」(瞬平)

 「おい、瞬平。そういうことで来ているんじゃないんだぞ。」(輪島)

 「でも、せっかく来てもらったんですし。どうですか?」(瞬平)

 「ああ、いや、その、僕達まだ学生なんで。」(大樹)

 「あと、オーダーメイドもしているのでそちらも。」(瞬平)

 

 矢継ぎ早に飛んでくるセールストーク。生来、大樹はこういうものに不得手だった。なので、こうも来られると単独での対応は難しいのだ。そこで助けを求めるようにマドカを見たのだったのだが「ああ、キラキラした目で俺を見てる~~!これ、俺が折れないとダメじゃん。」と即座に思う程にマドカが「ねえ、見させてもらおうよ」というキラキラした目をしていた。

 

 「ああ、じゃあ、ちょっとだけ見させてもらって良いですか?」(大樹)

 

 なんだかんだで彼女に甘い男であった大樹である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 亡国機業本部廃墟、そこでファブニールはここまでの情報を整理していた。

 

 「俺を含めてこの世界にやって来た十三異界覇王は9体。ダグバ、アマゾンネオ、初代オーズ、アギト、ダークドライブ、ゲムデウス、アーク、ドラス。この世界の仮面ライダーにダグバと初代オーズ、アギトが倒され、アマゾンネオは俺の手でやった。これで残るはまだこの世界に来ている分からない、キルバスと他の3人を含めて9体か。」(ファブニール)

 

 壁に書き記していくのはここまで分かっている情報だった。

 

 「ここまでで戦闘を続けているのはダークドライブとドラス、アークはそもそもこちらの世界で完全覚醒していないから活動の大半は配下のレジェンドルガたちが行っている。キルバスの配下のブラッド星人たちもどこかに潜伏中か。なら、次はダークドライブかドラス、ゲムデウスのどれかか。」(ファブニール)

 「次に狙う奴がその3体のどれかか?」(???)

 

 ファブニールを背後から声を掛けたのは眼鏡をかけた壮年の男性だった。

 

 「その顔にする必要はないだろ、魔蛇。」(ファブニール)

 「つれないな。」(魔蛇)

 

 ファブニールは振り返らずに冷たく言い放った。壮年の男はその姿を骸骨の顔を持った怪人へと変貌させた。

 魔蛇、かつてはこの星を去った葛葉紘汰から力の大半を奪い取ったヘルヘイムの森の邪悪なる化身の一体である。

 

 「その3体は今は辞めといたほうが良いぞ。」(魔蛇)

 「どういう意味だ。お前としても俺が奴らを倒す方が都合がいいだろ。」(ファブニール)

 「ダークドライブ、ドラス、ゲムデウスで潰し合いが始まったからだよ。」(魔蛇)

 

 魔蛇の言ったことにファブニールが魔蛇を見る。

 

 「三つ巴の戦いってことか。」(ファブニール)

 「まあ、そういうことだ。あいつら、お互いの戦闘空間を展開したせいで俺でも感知できん。」(魔蛇)

 

 魔蛇の言ったことにファブニールがその場を出ようとする。

 

 「どこへ行くんだ?」(魔蛇)

 「決まってる。あいつら、3体が戦えばどうなるか。それを少しでも防ぐ。」(ファブニール)

 「相変わらず、結局お前は仮面ライダーとして戦うんだな、柏葉大樹。」(魔蛇)

 「俺は、柏葉大樹じゃない。それと、魔蛇。お前の本当の目的はなんだ。ただ、単に俺達を戦わせるだけなんてことは無いだろ。」(ファブニール)

 「俺は全ての世界を手にする力を完成させる。それが俺の目的だ。お前はその力を手に入れて自分に関するすべての並行世界を閉じる、それは忘れていないよな。」(魔蛇)

 

 そう言う二人の間に緊迫した空気が流れる。

 

 「忘れていない。だが、その力を手にする前に戦いの場であるこの世界が壊れては不都合だ。この世界だけ閉じたとしても他の世界に行けないなら意味はない。」(ファブニール)

 

 そう言うとファブニールは黄金の果実を出してクラックを開く。そして、クラックの向こう側へ移動して姿を消した。

 

 「お前がどう考えようがお前は結局俺の前に立ちはだかった仮面ライダーたちと変わらん。それを自覚していないのがお前の世界が滅んだ最大の原因かもな。」(魔蛇)




 魔法使いたちとの邂逅を経て、大樹とマドカ新たに手にした力を使いこなすべく特訓を始める。一方で暗躍するレジェンドルガたちとその協力者が姿を現す。そして、ダークドライブ、ドラス、ゲムデウスの三つ巴の戦いに参戦したファブニールに待ち受けるのは。





 異世界の宇宙より来訪したブラッド星人たちの襲来が再び。


 「まあ、良い。戦うのなら戦うだけだ。」

 すべてを屠る漆黒の飛竜が再び姿を見せる。
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