マスターガンダムでZの世界を生き抜きます   作:ボートマン

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というわけで書いたのはスパロボの新作でした。
色々と迷いましたが、今回はこれに決めました。

ちなみオリ主のモデルはGジェネレーションオーバーワールドの男性マイユニットNo.07で服装はマスターアジアと同じ感じです。

左のキャラのような感じです。
https://www.famitsu.com/images/000/020/612/l_50457e320af1e.jpg


破界編
第1話


「ああ…誰か。誰か、どうしてこうなったのか教えてほしい。………これはどういう状況ですか――――――!?」

 

何かの乗り物と思われる物の中で男こと、ジン=カミノギの叫びが木霊するのであった。

 

叫んでいたジンは少しして、叫んだことで落ち着いたのかゆっくりと深呼吸をする。

 

「うん、うん、とりあえず落ち着こう。まずは状況を確認しよう。まずここは何処だ?」

 

周りも見渡すも周りは真っ暗だった。

 

しかし、ジンはここであることに気づいた。

 

「ん?この服は?」

 

自分が来ている服装に見覚えがあり、さらにあることに気づいた。

 

「この上と下にある機械は?……もしかして?」

 

あることに気づいたジンは物は試しとということで、恥ずかしい気持ちを抑えて息を吸うと。

 

「ガンダーーム!!」

 

辺り一面に木霊するかの如く思いっきり叫んだ瞬間、真っ暗だった空間に周辺と思われる光景が映し出された。

 

「本当に……ガンダムなのか……」

 

試しでやった結果が乗っていたのはガンダムでした~という事実。

 

あり得ない事実にジンは理解できずにいた。

 

「しかも、これって…」

 

ジンは今乗っているガンダムと繋がっている感覚がある。

 

「やっぱりモビルトレースシステムだ」

 

腕を動かすと、黒い腕が先程動かした通りに動く。

 

「ん?待てよ?」

 

動かしたときに見えた黒い腕に、ジンは見覚えがあった。

 

「待てよ?まさか!?」

 

自分の体を見るように頭を動かして見る。

 

「待て待て待て待て!マジで!?ま、ままままマスターガンダムぅぅぅぅ!?」

 

ジンが乗っていたガンダムは、なんとマスターガンダムであった。

 

「ちょっと待って!?え!?本当にマスターガンダム!?」

 

もう一度じっくり見るも、見えるのはマスターガンダムの姿だった。

 

あまりの状況にジンは思わず膝をつき、シンクロしているマスターガンダムも膝をついた。

 

「本当にどういうこと何だよ~?マスターガンダムはガンダム作品の中で好きだから嬉しいけど。こんな状況じゃ受け止めきれないよ~!」

 

頭を抱えてわんわん喚くジンは、ここで重要なことに気づいた。

 

「ま、マスターガンダムっていうことはDG細胞が…ある?」

 

DG細胞、正式名称はデビルガンダム細胞と呼ばれる。

 

この細胞に感染したパイロットは脳まで浸食されるとゾンビ兵になってしまう。

 

ところがこのマスターガンダムのパイロットであるマスターアジアは一味違う。

 

その強靭な精神力で、逆にDG細胞を制御下に置いたのだ。

 

だが、それはマスターアジアだからできたことだ。

 

一般人であったジンにそんなことできるわけがない。

 

「やばい!やばい!とりあえず機体から降りよう!」

 

今は感染しているかわからないが、まだ感染していないなら間に合うとジンは機体から降りようとした。

 

そこへ突如耳鳴りのような音が響き渡る。

 

「な、何だこの音は?」

 

突如響き渡る音に狼狽えていると、空間が歪曲し始めた。

 

「今度は何なんだよ~!」

 

歪曲した空間からは黒い生物が現れた。

 

「え、え~と、こんにちは?」

 

とりあえず挨拶してみると、帰ってきたのは咆哮に加えて突撃だった。

 

「あ、危な!」

 

咄嗟にジンは大きく跳躍して突撃を回避する。

 

何処から見ても友好的とは思えない生物に、ジンは逃げることも考えた。

 

「マスターガンダムに乗ってるのに逃げる?いったい何が起きてるのかはわからないけど、この機体で逃げることはあまりしたくない!」

 

一番好きな機体でもあるためか、ジンは逃げずに戦うことを選択した。

 

そんなジンの意志に呼応したのか、背部シールドが展開された。

 

そして、ジンは黒い生物に対し片足で立って構える。

 

その構えはジンの好きなマスターアジアと同じ流派東方不敗の構えだった。

 

とはいえ、見よう見真似の構えのため、若干形になってなかった。

 

「いくぞ!」

 

先制攻撃といわんばかりに一体に接近すると、パンチの連打をお見舞いする。

 

「ダラララララララァ――――ッ!」

 

最初に一体をパンチの連打で倒すと、突撃してきた一体に今度は回し蹴りをお見舞いする。

 

「デリャァ!」

 

回し蹴りで吹き飛んだ一体の背後に回ると、右手を貫手の形にして突き刺した。

 

「残り二体!……試しにあれをやってみよう」

 

残り二体のうちの一体に右手を突き出して構える。

 

「秘技!十二王方牌(じゅうにおうほうぱい)大車併(だいしゃへい)!」

 

右手を大きく円を描くように動かすと梵字が出現する。

 

そして、小型のマスターガンダムの分身が作り出された。

 

分身は標的に向かってパンチや蹴りを繰り出す。

 

帰山笑紅塵(きざんしょうこうじん)!」

 

分身の攻撃に標的も倒れ、ジンは分身を帰還させる。

 

「お前で最後だ」

 

最後の一体もやられてたまるかといわんばかりに突撃してくる。

 

「これで終わりだ!ダァァァクネス!フィンガァ―――!」

 

掌が黒く輝きだし、掌を最後の一体に突き出す。

 

そして、突き出した掌で頭を掴んだ。

 

「ハァッ!」

 

掴んだ頭を力強く握り、頭部を破壊し最後の一体を倒した。

 

すべての敵を倒したジンは、初めての戦闘だったこともあるせいか倒れた。

 

「はぁ…はぁ…つ、疲れた」

 

通常の格闘はともかく、ダークネスフィンガーなどは気力を使うためかジンは倒れるほど疲弊していた。

 

「これは…色々と考える必要があるなぁ。とりあえずは…休もう…」

 

疲弊したジンは倒れたまま眠るのであった。

 

こうしてマスターガンダムに乗ったまま、どこかわからない場所で眠るジンはとてつもない運命に巻き込まれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回作のアイデア一覧です。

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