マスターガンダムでZの世界を生き抜きます   作:ボートマン

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第14話

「う~ん……やっぱりあれって……でも……」

 

マクロスクォーターのブリーフィングルームでヨーコは何か思い詰めていた。

 

「どうしたヨーコ?トイレか?」

 

そんなヨーコにカミナのデリカシーのない言葉をかけてきた。

 

「違うわよ馬鹿!」

 

「ぶへっ!?」

 

その結果カミナの顔面にヨーコの拳が飛ぶのであった。

 

「って~!だったら、何だよ!」

 

「ふん!」

 

「そ、それでさっきからどうしたのヨーコ?」

 

そっぽを向くヨーコにシモンが何を思い詰めてるのか尋ねる。

 

「シモン、シェリルのライブでガンメンにこん棒を投げた奴のこと覚えてる?」

 

「う、うん。あれは本当に凄かったね」

 

あの時のことはシモンは今でも覚えている。

 

なにせあんな強烈な行動を見せられて忘れるはずがない。

 

「それがどうかしたの?」

 

「あれと似たようなことをジンの奴がやっててね。ジンとあの時の奴が似てる気がして……」

 

「ジン?誰その人?」

 

「ああ、ジンっていうのはZEXISに入る前に出会った奴なの」

 

そして、ヨーコはジンと出会った経緯を話す。

 

「な、何だか兄貴みたいにとんでもない人だね」

 

「へえ~面白そうなやつじゃねえか」

 

生身でガンメンと戦ったジンをシモンは呆気に足られながら聞き、カミナはジンに対して興味が湧いていた。

 

「え?ヨーコもジンと会ったことあるの?」

 

ジンという言葉に傍にいたカレン達が話に参加してきた。

 

「うん。日本でね」

 

カレンもエリア11で出会った経緯をヨーコ達に話す。

 

「ジンの奴そっちでも似たようなことしてたんだ」

 

「聞けば聞くほどとんでもない奴だな」

 

「今頃何してんだろあいつ?」

 

 

Q月T日

 

くしゅん!

 

何だろ、誰かが噂してるのかな?

 

いや~それにしても…………温泉最高——————!

 

やっぱり温泉はいいよね~。

 

しかも景色に熱海の海が見えるのもいいよね~

 

いいねくろがね屋。

 

よし決めた!

 

定期的にくろがね屋に通おう。

 

うん、それがいい絶対通うべき。

 

Q月Y日

 

さて温泉で浮かれていた頭を冷やして改めて考えました。

 

この旅館はヤバい感じがする。

 

いや満足度とか居心地の話ではない。

 

この旅館の従業員がただ者ではない気配を感じる。

 

武闘家としてはまだ未熟でも、それとなくだがただ者ではないことがわかる。

 

もし並外れた実力者なら、正直戦いたいとは思わない。

 

とりあえず明日は朝食をいただいたら出る予定だ。

 

なるべく気を抜かない様にしよう。

 

Q月B日

 

最後に温泉に入ってから旅館を出ようとしたが、そうも言ってられない状況になった。

 

以前映画の撮影に協力したリモネシア共和国で巨大な時空震動が発生した。

 

原因が何かわからないが、発生場所に現れた破界の王と名乗る男ガイオウ。

 

一目で見てわかる今の自分では太刀打ちできない。

 

マスターガンダムで戦ってもどうなるかわからない。

 

そんな相手と戦うことになった時、あれが必要になる。

 

俺は女将である錦織さんに最高の温泉でしたと告げ旅館を出た。

 

目指す場所は一つ。

 

ギアナ高地だ。

 

この場所に意味があるかわからないが、何もしないよりはましだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




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