Q月C日
やっと到着しましたギアナ高地。
Gガンダムで修行場所でギアナ高地といったら、ありきたりかもしれないけどここじゃないとだめ。
そうして日本から太平洋を長い時間をかけて、無事に横断することができたよ。
さて、修行を始めよう。
これまでのようなトレーニングではだめだ。
あまり悠長に時間をかけず、短時間でアレを会得して見せる!
そのためにUG細胞をフル活用する。
そして、クーロンガンダムの周りにUG細胞の一つ自己増殖によって、デスアーミーを生み出す。
移動中に思いついたが、何事もなく成功したよ。
俺はクーロンガンダムに乗り込むと、デスアーミー達と少し距離を取る。
デスアーミー達は金棒型のビームライフルをこちらに向けて構える。
こちらも同様に構える。
それじゃ始めるか!
Q月D日
はぁ……はぁ……これで1000機……目!
最後の一機のデスアーミーの胸に手を突き立てる。
今までジンはデスアーミーを増殖させながら、休みなく戦っていた。
そのせいで疲労がたまったのか、クーロンガンダムは膝をついてしまった。
でもここで休んではいられない。
次の修行に移ろう。
次に生み出したのはクーロンガンダムだ。
ただのクーロンガンダムではない。
このクーロンガンダムには俺が知る限りの東方不敗の動きのデータが入っている。
といってもアニメで見た動きだから、役に立つかわからない。
でも、アレを会得するならこうしなければいけない気がする。
作り出されたクーロンガンダムは構え、こちらも同様に構える。
いくぞぉぉぉぉぉ!
「でりゃぁぁぁぁぁ!」
互いのクーロンガンダムの拳と拳がぶつかり合う。
「ぐわぁぁぁぁ!」
しかし、破れたのはジンのクーロンガンダムのほうだった。
「流石に……この状態の戦いは……キツイな。だが!」
ジンは立ち上がりコピークーロンガンダムに突っ込む。
ジンのクーロンガンダムとコピークーロンガンダムは組み合う。
だが、少しずつジンのほうが押され始める。
「ここで止まるわけにはいかないんだ!」
負けじと押し返そうとするも、極限まで疲労したジンではどんどん押され始める。
「なら、これはどうだ!」
クーロンクロスでコピーを巻き付けようとするも、クロスを身軽に避けると逆にクロスを巻き付けられ縛られてしまう。
「のわぁぁぁぁ!」
巻かれたクロスによる痛みが体に走り、コピーは縛ったジンに連続でキックをくらわす。
「っ!まだまだ!」
巻きつかれたクロスを力づくで破り、コピーにキックを放つ。
しかし、ジンのキックは当たらずコピーはキックした足に乗っていた。
「こうもやると、流石はマスターのコピーというべきか……」
原作でもドモンのキックした足に乗っており、コピーでもこれをやることに驚く。
「ふん!でもこれではだめだ。殺す気で来い!」
その言葉を合図にコピーの動きが変わった。
先程までとは違い、容赦のない攻撃がジンに襲い掛かる。
「かはっ!コピーで……これほどとは、本当に東方不敗は凄いな。だけど、極めるって決めたんだーー!」
すでに片腕を破壊された上にボロボロの状態になりながらも立ち上がる。
そんな立ち上がったジンの目に映ったのは、手の形を貫手にしてこちらに突き出すコピーの姿だった。
「死ぬ!?このまま…死ぬのか?……なんだろう、この世界に来てからのことやそれまでのことが全てがどうでもよく感じる。あるのはただ自分が死ぬということ……!」
走馬灯のようにこれまでのことを思い返すがどうでもよく感じる中、ジンはそれが幻なのかわからないが水の一滴が見えた。
「見えた!!」
突き出される貫手を紙一重で回避すると、逆にジンはコピーの胸に貫手を突き刺す。
コピーにはジンの貫手が深々と突き刺さり、コピーは動かなくなった。
貫手をコピーから外したジンはコックピットの中で、極度の疲労と先程の戦いのよるものか倒れてしまった。
「今のが……今のが明鏡止水の心なのか?」
あまりの一瞬のことでジンには明鏡止水の心を会得できたのか実感がわかなかった
「わだかまりやいやしさのない澄んだ心。一瞬だけど感じたあの力……偶然なのかどうか知らないが……絶対にものにしてみせる!」
今回の修行でどうにか会得できた明鏡止水の心。
この力を極めた次は、必ずあの技を会得して見せるとジンは決意した。