「ふむ……何度も現れるから慣れてきたのかな?」
毎度のように突如現れた存在にZEXISは驚きはしたものの、マスターガンダムだと分かると気にしなくなった。
「まあいい、俺の目的は奴だけだ」
ジンはゴール&ブライを見据える。
対するゴール&ブライは雄叫びを上げていた。
「いくぞ!」
マスターガンダムは周りのゲッター軍団を無視して、一直線にゴール&ブライに接近する。
「ん?これは?」
接近していると、マスターガンダムの周りの岩が浮き始める。
浮き始めた岩はマスターガンダムを押し潰すかのように殺到する。
「この程度……舐めるな!」
殺到する岩を破壊しながら接近し、ゴール&ブライに肉薄するとブライをマスタークロスで切り裂いた。
「ガアアアアアア!!」
切り裂かれた痛みにブライは悲鳴を上げ、マスターガンダムを睨みつける。
「グウウウウウウ!!」
ブライの痛みがゴールにも伝わっているらしく、同じようにマスターガンダムを睨みつける。
「グウウウ!」
そして、ゴールは口からインベーダーをマスターガンダムに向けて吐き出した。
「うぇ……。気持ちわる……」
無論、そんな攻撃を絶対当たりたくないジンは回避する。
しかし、ゴールは何度もインベーダーを吐き出す。
その上、ブライも念力で岩を動かして押し潰そうとしていた。
このままでは埒が明かない状況にどうすべきかと考えていると、無数のドリルが岩を破壊した。
「こんな奴相手に何してんだよ!」
鳥型ガンメンを取り込んで翼にしたグレンラガンから、シモンはマスターガンダムを叱咤する。
「では見せてやろう。修行の成果を!」
明鏡止水を発動させ、マスターガンダムが黄金に輝く。
「流派……東方不敗が最終奥義ぃ!」
構えながら自身の気を極限に高める。
「石破天驚けぇぇぇぇん!!」
そして、巨大な拳を気で形成すると、ゴール&ブライに向けて放つ。
石破天驚拳を直撃したゴール&ブライは光に包まれ爆散した。
「ぐぅぅっ!?」
石破天驚拳を放った後、ジンを強烈な疲労を感じ膝をついてしまった。
「何だこの疲労感は……!?」
余りの疲労感に立てずにいると、マスターガンダムの周囲の岩が浮き始める。
「何!まさか……!?」
見れば首だけとなったブライが念力で岩を浮かしていた。
「くっ!なんて生命力だ!」
首だけとなったブライはせめてマスターガンダムだけでも倒そうとしていた。
「ぬぅぅぅ!舐めるな!」
気力を振り絞って立ち上がると、岩が押し寄せる前にマスタークロスをゴールへ伸ばす。
マスタークロスは首だけのゴールを貫き、浮き始めた岩が地面に落ちる。
「どうやらあっちも終わったようだな」
獣人軍はグレンラガンによって後退し、ゲッター軍団も撃破されていた。
ところが研究所から新たにゲッターロボが続々と現れた。
その上、一人の男の掛け声に応じるように、ゲッターロボ軍団が合体し始める。
そこにいるのはあり得ないほどの大きさの物体だった。
「あれが何なのか気になるが、これ以上の戦闘は難しいな」
先程のゴールを倒したことで気力はなくなった。
今は立っていることだけでも精一杯の状態だった。
「悪いが、あとは任せるよ」
あの物体はZEXISに任せ、ジンはこの戦場から後退した。
Q月O日
はぁ~流石に参ったな。
まだまだ修行が足りないな。
一度放っただけで動けなくなるのはヤバいな。
今回はZEXISはあの巨大な物体に集中していたし、敵もこっちのことはきにしてなかったから後退できたよ。
今後の課題は奥義を問題なく使えるようににしないと。
でないと放つたびに膝をつく羽目になる。
よし!頑張るぞー!