今年もよろしくお願いします!
Q月T日
あ~やっちゃたよ………やっちゃったよ~。
収容所からの脱獄。
これで俺もお尋ね者か。
なんて思っていたけど、ニュースや新聞にはカタロンとソレスタルビーイングが収容所を襲った……と報じられていた。
脱獄した俺のことまでは報じられなかったことに、やったー!と思って喜んじゃったよ。
だけどね……何か行く先々でアロウズに襲われるんだよね。
はぁ~アロウズの上層部には俺の正体がバレてるのか?
あ……そういえば沙慈君は大丈夫だろうか?
あの時は確認せずに収容所を出たからな。
無事だといいんだけど。
っと、またアロウズが来たよ。
Q月U日
アロウズに加えて何でかブリタニア軍にも追われる日々に疲れたよ……。
そんな中、エリア11ではなんとゼロが復活したそうだ。
ゼロは破界事変で処刑されたと言われてたけど、復活して早々に総督であるカラレスを派手な戦略で亡き者にした。
その後は全世界のテレビ回線をジャックして、自身の復活を堂々と見せつけた。
いつも思うけど、やることが派手だな。
まあ、派手さなら流派東方不敗もまけないけどね!
Q月V日
………何でかな。
何かアロウズにブリタニア軍に加えて、怪しい力を使う集団も追ってくるんだけど。
例えると某ライダーの怪しげな
とりあえず撃退はしたけど、こいつらって何処に所属してる人なんだ?
アロウズやブリタニア軍は服装に武装とかで何とか見分けはつくけど、この超能力者集団はわからないんだよな。
う~ん……よし!
考えてもわからないから気にしないようにしよう!
それにしても………どうして俺の居場所がバレてるんだ?
Q月W日
あぁ………久しぶりにまともな食事が胃に染み渡る……。
俺は今カタロンの基地にいる。
理由としては色んな勢力から逃げ回っていた時、俺はある危機に陥っていた。
それは………空腹だ。
あれは大変だった。
手持ちの食料はなく、辺りにも食べれそうな物もなかった。
そんな時、カタロンの構成員が救いの手を差し伸べてくれた。
どうやら俺のことを避難民と思って助けてくれたようだ。
こうして俺はカタロンの方々から食事を頂いていたというわけだ。
本当に感謝しきれないよ。
だって少ない物資から出してくれたんだよ!
こんな見ず知らずの俺に、本当にうれしかった。
そう思った矢先に基地内に警報が鳴り響く。
基地の人に聞くと、アロウズがこの基地を発見して攻撃してるらしい。
またアロウズか!
基地内ではMS部隊が防衛のために発進している。
だけど、発進しているMSは旧3大国のMSだ。
アロウズの太陽炉搭載MSでは歯が立たないはずだ。
となればやることは決まってるね。
「クラウスさん」
この基地のリーダーであるクラウス・グラードにジンは近づく。
「君は……ジン・カミノギだったか。すまないな、こんなことに巻き込んで……」
申し訳なさそうにするクラウスにジンは首を振る。
「何言ってるんですか。倒れている俺を助けてくれたじゃないですか」
「しかし……」
「それにそんな簡単に諦めては駄目です。諦めなければ、必ず希望はきます」
「希望か……。しかし、この状況では……」
諦めるなと言われても戦力に差がある状況に、クラウスは不安を払拭できずにいた。
「必ず希望はありますよ。例えば……正義の味方とか」
「正義の味方か……。この世界でそう呼べるものは彼らしか」
クラウスが想像するのはおそらくソレスタルビーイングや黒の騎士団などだろう。
「今は出来ることをしましょう」
「そうだな。ジン、ありがとう」
クラウスが去ったことを確認したジンは外を見る。
外ではやはりカタロンの防衛部隊がアロウズに苦戦している。
「さて、ふぅ……来い!ガァァンダァァムッ!」
窓から飛び出たジンの呼び声に応じ、空より飛来する機影が見える。
機影はジンを掌にのせ、コックピットへ移す。
突如大地に降り立ったクーロンガンダムに、アロウズとカタロンのMS部隊は攻撃の手を止める。
「いくぞ、アロウズ!」
現れたクーロンガンダムはアロウズのMS部隊へ吶喊するのであった。