F月V日
ああ、どうしてこうなったんだろう。
皆さん、私は今変なロボットと戦っています(生身)。
暗黒大陸に入ってひたすら歩いていると、こっちに何かが向かってきたんだ。
どんどん近づいてきたそれは牛のような顔のロボットと馬のような顔のロボットだったんだ。
この大陸に住む原住民との初コンタクトなので、俺は慎重に話しかけたらさ。
相手の返答がこん棒とガトリング砲だよ!
こんなの食らったら普通に死ぬわ!
全力で回避した俺は牛ロボの角に腰布を巻き付けて頭に乗った。
馬ロボは仲間にガトリング砲を撃つわけにもいかず、撃てずにいることを利用して俺は牛ロボを殴りまくった。
うん、凄い痛い………。
やっぱり鉄を直接殴って破壊するのはまだ無理かな?
そんな殴った俺に牛ロボは苛ついたのかこん棒を自分の頭に振り下ろした。
危ないので俺はひょいっと飛び降りたけど、こん棒はそのまま牛ロボの頭に当たった。
あ~あ~力強くやったからへこんでる。
牛ロボは頭がへこんだせいで前が見えないのかふらふらしてるよ。
今度は足に腰布を巻き付けて力の限り引っ張った。
すると、前が見えない牛ロボはつんのめってしまって馬ロボと激突してしまった。
ありゃりゃ酷いことになってるな……あ、起き上がった。
牛ロボはぶつかった衝撃で動けなくなったのか、中から何か出てきた。
何だあの毛むくじゃら?
馬ロボの手の上で毛むくじゃらは捨て台詞を言いながら逃げていった。
T月G日
いや~それにしてもこの大陸には人間はいないかと思ったよ。
だってあんな毛むくじゃらの何かがいたからさ。
そう思っていたけど、すぐにこの大陸で生きる人に出会ったよ。
出会ったのはヨーコというスナイパーライフルを背負った赤いポニーテールの元気な少女。
あの二機のロボットをどうにか撃退した後、しばらく歩いていたら声をかけられたんだ。
食料調達に来ていたヨーコは爆発音を聞いてスコープを覗いたら、先程のロボットと戦う俺を見つけたらしい。
それであのロボットはガンメンと呼ばれるようで、この大陸で地上にいる人間を標的にしているようだ。
ん?地上の人間?
地上のとはどういうことなのか聞いてみると、この大陸の人間の殆どは地下で暮らしているようだ。
ならヨーコはどうして地上にいるのか聞いてみると、ヨーコも元は地下のリットナー村と呼ばれるところで暮らしていたようだ。
だけど、村にある武器庫から毒ガスが発生して、やむなく地上に移り住むことになったそうだ。
ところが地上ではガンメンが人間を攻撃しており、ヨーコたちは武器庫の兵器でどうにかガンメンと戦っていたらしい。
この大陸はそんな危険なところだったとは、これは気を引き締めないとな。
G月B日
そんな俺は今、リットナー村でお世話になっています。
あの後ヨーコから村に来ないかと誘われたんだ。
この大陸のことを知るのも大事だし、何より一人だと……ちょっと寂しくて。
何だよ!何か文句あるかよ!
ちなみに俺は村では物資の運び係をやってる。
これまで鍛えた甲斐があったのか、結構重そうな物を持てるようになった。
この村でよく話す人は村長であるダヤッカと村一のメカニックマンであるリーロンにヨーコだ。
ダヤッカは優しく接してくれて、リーロンは外の世界のことを何度も聞いてきた。
何というかリーロンは科学者みたいな感じだけど、俺を見る目がとても怖いです。
まるで獲物を見つけた狩人みたいで。
そんな寒気を覚えながらも、一番話すと言ったらヨーコかな。
ヨーコも外の世界のことに興味があるようだ。
そんなヨーコだけど、やっぱり目のやり場に困るんだよな。
ヨーコの普段着はビキニとホットパンツのみである。
そのうえ、ヨーコは容姿端麗なこともあり色々とヤバい。
俺はこれも修行の一つだと思って、煩悩と戦うのであった。