「「「琉姫ちゃん(お姫ちん)のサイン会!?」」」
その日、私はもちろんかおすちゃんと小夢ちゃんも衝撃を受けた。
お姫ちんの連載している漫画『くんずほぐれつランデブー』が、単行本で発売したことを受けて、記念にお姫ちんの………爆乳♥姫子先生のサイン会を行うことになったという。
「良かったですね!」
「おめでとうございます!」
「全然おめでたくないッ!! だって…!」
だというのに、お姫ちんはあんまり乗り気ではないどころか嫌がっている様子である。
正直、なんで?って感じ。サイン会とは、自分の本を買ってくれたファンのためのもの。それを嫌がる理由なんてどこにもないと思うんだけど。
「『貴様がこのエロ漫画を描いた犯人か』って責められたり、身バレしたりするかも……!」
「いや、そこまで酷くないよ」
お姫ちんはサイン会を盛大に誤解していらっしゃる。違うよ?もっと優しい世界だよ?
そもそも、お姫ちんこの前だって頑張ってたじゃん。連日徹夜だったの知ってるよ?
そう思いながら、お姫ちんが連日頑張っていた日々を振り返る。
お姫ちんのサイン会が始まる数週間前のこと。
きっかけは、お姫ちんの学校へ行く様子がやけに色っぽかった所から始まる。
『学校へ行くときも常にいやらしいことを考えて気分を高めて!』
『締め切り前なの疲れてるの!!』
最初は、常にエロい事を考えているむっつりが二人いることが判明したのかと思った。かおすちゃんったら、色っぽいお姫ちんからそこまで想像しちゃって~とか思った。でも違った。
なんでも、かおすちゃん曰く「徹夜していたのを見たから眠いんだと思う」とのことで、私はすぐに色っぽさがお姫ちんの疲れてる証拠だって判断した。だけど……
『色川、この英文訳してみろー』
『はい……
今夜、あなたの家に行ってもいいですか?』
『!?!?!?』
はっきり言おう。私はこの時、お姫ちんを舐めていた。
彼女が、ここまで色気を醸し出せるキャラを持っていたとは!
今まで見逃していたのが信じられないくらいの逸材だ。今すぐ書き起こして、私の漫画のネタにしなければならない程の天才だ!!!
『真面目に言え!!!
もういい、次だ次! 白沢!コレ訳せ!』
『は~い……
そのサクランボ、食べちゃってもいいよね?答えは聞いてない』
『白沢まで変な言い方するな!!あと答えは聞いてるわ! 余計な文章付け足すな!!』
その日は、やけに色っぽいお姫ちんに対抗する形でボケ倒したのを覚えている。
他にも、着替えでは咥えゴム*1を当たり前のようにやったり、体育の時間ではクラスメートを押し倒したりしていた。特に押し倒したシーンを見た時は、ここに原稿用紙と筆記用具がなんでないんだと後悔の念を感じたことを覚えている。私も咥えゴムとか真似してみたけどお姫ちんには叶わなかった。何故なんだろ。
その日の夜、いつも通りに原稿をあっという間に描き上げて、お姫ちんとつばさんの部屋に行ってみたらかおすちゃんと小夢ちゃんが真っ赤になってた。
原因は、お姫ちんの漫画みたい。確かに……お姫ちんの漫画、たまにガチの合体シーンあるからね~。もしや二人は戦力にならないかなー?
『つばさんつばさん、コレ、お姫ちんの漫画手伝う感じ?』
『そうだ。るっきー原稿! ここの【
『つーちゃんはもっと恥じらって!』
もー、そんな真っ赤になって、お姫ちんは今までどうやって漫画描いてきたのさー。描いてる漫画が漫画なのは分かるけど、家族相手に隠し通せるわけもなし、立派に書店に並んでるんなら、もっと堂々としてもいいでしょ?
『恥ずかしがらないで、お姫ちん。これも立派な仕事でしょ。恥ずかしがってちゃ世話ないよ』
『そんなこと言われても~~夢美…!』
『―――というワケで、私はここの【
『夢美もちょっとは恥じらって!!』
そんな紆余曲折があって、私もアシスタントをすることになった。
途中、かおすちゃんがパソコンを使った作画が大得意なデジタル系さんだってことが判明したり、小夢ちゃんがストーリーに共感したりしていたけど、結局日を跨いじゃったらしい。
らしい、というのは私が11時で力尽きちゃったからだ。うー、漫画描くのにこんなに時間かけたことがないから寝落ちしちゃった。申し訳ないー。
そんなこんなで開催が決定した、お姫ちんの漫画発売記念のサイン会。
「こんなんじゃ読者にがっかりされちゃう……」
お姫ちんのサイン会のイメージの誤解を正したというのに、まだ嫌がってる様子だ。
「読者にがっかりされちゃう」って言ってるけど、一体どこにそんな要素があるっていうんだか……
そこで、お姫ちんの体つきがたまたま目に入って……
「「「「あ」」」」
「気づかないで!!」
「担当さんが勝手につけたペンネームでしたっけ」
そういやそうだった。
お姫ちんったら、ペンネームで爆乳って名乗ってる割には爆乳じゃあなかった。
しかもヒトが勝手に名付けたペンネームだから、思い入れがなさそうだなぁ。
私だったら、どんな手を使ってでもペンネームは自分で決めたい人間だし、気持ちはちょっと分かるかも。
「別にペンネームがそうだからって本人がそうとは言ってないんだろ?」
「それだけじゃないのよ!コミックスの作者コメントとか……」
「作者コメント?」
手に取ったコミックスを開いてみれば、そこには画像加工されたのであろう、巨乳なお姫ちんと『ああ~ん!胸が重くて肩がコリコリこりまくりな姫子タンです(><)』というコメントが載っていて………
…………
………
……
「……お姫ちん。嘘はよくないよ?」
「作者近影を遺影にしたあんたに言われたくないわよ!!」
「アレはただのジョークだって…」
「笑えないからな、夢美。
あとるっきー、これは完全に自分のせいだろ…」
「眠かったの!この時締め切りが重なって眠くておかしかったの!!」
いや、眠いからってこの作者コメント書く?
というか、よく編集さんOK通したねこの作者近影。いや、『爆乳♥姫子』なんてネーミングセンスを持つ編集さんだ。この嘘98.5%のコメント欄も編集さんの策略に違いない。
私と気が合いそうだなー。まぁ、きょーかちゃんほど漫画を厳しく見てくれるかは分かんないけど。
「はぁーーどうしたらいいかな!?
どきどきで何も手につかないー!
…はぁ、かおすちゃん抱いてると落ち着く…」
もうなんかかおすちゃんが精神安定剤みたいになっているお姫ちん。
サイン会なんだから、堂々と出ればいいのに。その結論に至っていない辺り、緊張と嫌さでマトモな思考が出来てるか怪しい。
「小夢ちゃん!私の代わりにサイン会出て!」
「えぇ!!? でも……分かった。やってみる!」
しまいには、小夢ちゃんに代役を頼むことまでしてきた。
恥ずかしくないのか、お姫ちん。というか、小夢ちゃんに代役なんてできるの?
「うっふ~ん。琉姫でーす!」
「私そんなこと言わない!」
「セクシ~~~~琉姫ちゃんビ~~~~~ム!!」
「そんな一発芸みたいなのやらない!あと本名もやめて!!」
あ、無理そう。
「っていうか、夢美ちゃんじゃダメなの?」
「夢美? あぁ……夢美じゃダメなのよ。だって…」
小夢ちゃんがこっちに話振ってきて、お姫ちんが殺気の篭った視線でこっちを見てくる。
あ~~~、私のおっぱいも小夢ちゃんに負けないくらいあるもんね。でもね、私じゃあダメなんだ~。
「私、もう
「え、そうなの!!!?」
「そうなのだ~」
流石に年齢とかは隠してるけど、『ニラカナ』や『夢コロ』の作者が女性であることは周知の事実なんだー。
もし私が代役をやったとして、サイン会に来た人の中に『私のサイン会に来た人』が来ていたら、すぐに影武者だってバレちゃうよ。仮に来なかったとしても、ネットがある以上絶対大丈夫なんて絶対言えないからね。
何より―――私は、私の描くまんがでの評価が欲しいの。サイン会の代役なんて…そんな
泥棒よくない、ダメ絶対ってね。
「あ、そうだ。そこまでおっぱい気にするなら、かおすちゃん抱いて参加すれば? 子持ち設定にすれば、胸元が隠れるから一石二鳥―――」
「そこまで老けてない!」
「そこまで幼くないです!」
「ダメかー……割といい線行ってると思ったのになー」
「どこが!?!?!?」
お姫ちん大人っぽいから、子持ち設定いけるんじゃないかな。
18歳で結婚して、すぐに子供産んだとして、かおすちゃんが見た目小学生だから…最低7歳。足すことの25歳。ギリギリいけそうだなーなんて思ったけども。
ワンチャンスあったこの案も、ボツを食らっちゃった。
「りーりっかちゃん」
「なぁに、夢美ちゃん」
莉々香が振り返る。そこには、思った通りの少女がいた。
白沢夢美。いままんが家寮で、唯一自分を名前で呼ぶ寮生だ。
「いま、ちょっとお話いいかな?」
「洗い物しながらでいいならね」
小学生でありながら『遥かなる
「お姫ちんが、すごーく悩んでるんだ。サイン会が恥ずかしいからやりたくないって」
「そう」
そんな莉々香に夢美が話しだしたことは、意外なことに琉姫の話題だった。
サイン会のことは莉々香の元に琉姫がさきほどやってきたから知っている。それを踏まえて明日赤飯と蛤のお吸い物を作ろうとしたのだったが。そんな莉々香のことはお構いなしに夢美は続ける。
「私ね、お姫ちんの苦悩がまっっったく分からないんだ」
「夢美ちゃん……」
「自分が好きで描き続けた漫画なんだ。サイン会くらい堂々と出ればいい。代役立てようなんてもってのほかだよ。
他にも、色々分からないことがある。なんで嫌なペンネーム変えないのとか、ペンネームの為に担当振り切らなかったのとか………」
夢美には、琉姫の苦悩や葛藤がまったくと言っていいほど分からなかったのだ。
確かに、夢美と琉姫の仲は回復して、今やアシスタントをたまにやる程度の関係にはなった。
しかし、夢美と琉姫の間には残酷すぎるほどに才能の差というものがあった。
自分の思い描いた漫画家になれずティーンズラブを描き続けた琉姫と、自分の思い通りに描いた漫画がミリオンセラーになった夢美。
本人達も知らなかった事だが、琉姫の不満や憤りがいつ爆発してもおかしくなかったのだ。そうならなかったのは、ひとえに琉姫が周りを見ずにひたむきに努力し続けた事と、翼の存在が大きい。
「夢美ちゃん。あなたは、今までの自分自身が間違ってるかもとか、考えた事…」
「ないよ。絶対ありえない。私に、他の道を進めばこうなったかもとか、そんな考えはない」
白沢夢美には、漫画を描くことにおいて「自分が間違っているかもしれない」という考えが存在しない。
もちろん、編集に指摘されたことは直すし、常に面白い漫画を描くために自分自身に出来ることはなんでも行うという意味では頑固ではないのだが、根っこの部分である「漫画を描いていていいのか」「漫画を描いている自分は正しいのか」という疑問は一切ない。というより既に決めているのだ。それも……物心つくか否かの段階で。
だから……漫画を描くことを苦とは思っていない。どんな作風であろうと、どのようなジャンルでも夢美は最高の気分で、その時その時の最高傑作を描けてしまうから。少なくとも、夢美が漫画を描くのを辛く感じるなどありえなかった。
しかし、琉姫の様子を見ていて、疑問が生まれた。
どうして、自分の描いたまんがのサイン会を嫌がるの? どうして、代役を立てたいなんて思うの?
―――漫画を描くのが、好きなんじゃないの?……と。
その様子を見た莉々香は、夢美にこう切り出した。
「夢美ちゃん。誰もがあなたみたいに、強いわけじゃないのよ」
「そうなの? っていうか、私が、強い?」
「強いわよ。自分のやってることを、そこまで堂々と正しいって言えるのって、なかなかないわ」
特に大人になった自分には、そこまで堂々とできる強さはなかなか持てない、と莉々香は考える。年を重ねて色々経験したからこそ、自分が正しいと簡単に言えなくなる。それは同時に、得るものも多いわけだが。
しかし夢美は、常人とは違う精神構造をしている。その事実は、ある一種の強さや異常さが強く証明している。普通の人は、死にかけの人をスケッチしたり、ゴキブリを資料代わりになぶり殺しにしたりしない。培った価値観や倫理道徳が感情となって行動を押しとどめるのだ。しかし、夢美にはそれがない。
それらの事実は、強みになり得るし、集団から浮く要素にもなり得る。
「琉姫ちゃんはね、きっと不安なのよ」
「不安?」
「初めてのサイン会なんだもの。誰だって緊張するものだわ。
まんが家のみんながいい作品を描くために頑張るのと同じように、読者にも何よりも大人で、輝いた姿でいたいものじゃない?」
漫画を描くことに例えた莉々香の言葉は、夢美の中にすんなりと入っていった。
確かにそうだ。自分の最高傑作たちも、自分のイメージをそのまま描くだけでなく、展開を考えたり編集の指摘を反映したりしたものだ、と。
「…そう言われると、そうかも。
りりかちゃん、サイン会やったことあるの?」
「いいえ。でも、わかるのよ」
サイン会をやったことがないのに、サイン会に出ると決まってテンパりまくっている琉姫の気持ちが分かるという莉々香。
夢美は、その発言に疑問を持った。
「りりかちゃん。どうしてお姫ちんの気持ちが分かるの? 心でも読めたりするの?」
悟り妖怪じゃあるまいし、人間の心なんて分かるワケないじゃないか。
そんな純粋だが、夢美らしく少し歪んだ思いが、質問の裏に見え隠れしていた。
莉々香は、それを察したのか笑いながらこう答える。
「そんな大層なものじゃないわ。
人の気持ちが分かる、って言っても、文字通りの意味じゃないのよ。
寄り添って、思いやることなら、誰だってできるってコト。」
「寄り添って、思いやる……」
「夢美ちゃんにも、きっとできるわ」
「そうかなぁ」
「そうよ」
洗い物を終えた莉々香は、貴方にも出来る事よ、と言いながら穏やかに微笑みかけた。
「だって、こうして相談に来たのも、琉姫ちゃんのことを何とかしたいって思ったからでしょ?」
「えっ」
夢美からすれば、実のところ琉姫が悩む姿が理解できなかったから莉々香に話しただけなのだ。彼女の力になろうとは微塵も考えていない。
琉姫が夢を叶えようが諦めようがどうでもいい。だが、彼女は漫画のネタになるから、折れるよりは折れない方がいいな~程度にしか考えていなかった。それが夢美の本心である。
予想外な言葉に固まった夢美の内心を知ってか知らずか、莉々香は続ける。
「まったく理解できないとか、なんでとか冷たい事言っておいて、本心ではそうなんでしょ?」
「え、いや、違……」
「ありがとね、夢美ちゃん。あとは私に任せておいて」
「………」
笑顔のまま立ち去っていく莉々香。
夢美の否定の言葉に被せたのは…琉姫を気にかけた相談という建前を作ったのは………一体、何故か。なんのためか。
「(梗香ちゃん…貴方の悩みが、分かった気がするわ。ウチでもなんとかなるかどうか………夢美ちゃん。どうか、人の痛みがわからない人になって欲しくないわ)」
莉々香は、夢美の担当編集になった友人を思い出す。
彼女のことだ、情に厚い性格のままに首を突っ込んだ結果、自身に連絡がいったのだろうなと思いながら。
そして、あの一見ほんわかしていて、だがあまりに人の心に疎い天才少女の将来を案じながら。
莉々香は、琉姫を着飾る為に化粧箱を取りに行ったのであった。
いやぁ、奇妙なこともあったもんだね~。
りりかちゃんにお姫ちんの行動がわからないって相談したハズなのに、私がお姫ちんを心配してるみたいな感じになっちゃったなー。
そんな事があった数日後。お姫ちんのサイン会当日の朝のことだ。りりかちゃんが、お姫ちんにお化粧を施していた。
「女の子はね、お化粧で違う自分になれるのよ」
髪をまとめ、ピンで止めて、ファンデーションやら眉に塗るペンっぽいやつやらマスカラやらリップやらでお姫ちんを彩っていくさまは、さながらシンデレラに登場する魔法使いのようだ。
メイクを進めていき、終わらせた頃には、服もメイクもアクセサリーも、すべてが輝く大人のファッションのお姫ちんになっていた。
「はい、大人るきちゃん完成~」
「お姉さんっぽい~!」
「イイ感じじゃん」
「お姫ちんが本物のお姫様になったね~」
「何だか、心臓のどきどきが落ち着いたわ」
メイクされたお姫ちんは、鏡の前で髪型を決められずに頭を抱えて葛藤してたメイク前と違って、すっごく落ち着いたように見える。
ずーっと悩んでいたお姫ちんをたった1回のメイクで落ち着かせることができるなんて、りりかちゃんすっごいんだ。さすが大人の女性だよね。
「私、るきちゃんのラブストーリー、大好きよ。どきどきして、たまに切なくて。
きっと、集まってくれるファンの皆も同じ気持ちだと思うわ」
「寮母さん………」
お姫ちんの顔が、安心と嬉しさがにじみ出た表情になる。
きっと、彼女はサイン会をやりきるだろう。だって、今りりかちゃんの言葉が、お姫ちんの背中を押したように見えたから。
そして、サイン会に行くために玄関へ行くお姫ちん達を見送って、私もついていこう……として、
「ねーぇ、りりかちゃん」
「なに?」
「ありがとね、お姫ちんの背中押してくれて」
りりかちゃんに、ひとことお礼を言っておいた。
正直、私は頼んだつもりもないし、お姫ちんが悩む理由が分からないまま何となく解決しちゃって、釈然としないけれど。
悩んでいた本人があんないい顔してサイン会に行くと決めたから、そのきっかけになったであろうりりかちゃんにお礼くらい言っておこうって思ったんだ。
「夢美ちゃんが、琉姫ちゃんのことを話してくれたお陰よ」
りりかちゃんは、私の本心には一切踏み込まないまま、笑顔で見送ってくれた。
その後、サイン会は結果としては大成功。
お姫ちんも、「辛い日もずっと漫画を描き続けていた」「自分が間違っている道を歩んでる気がした」「でも、生まれてきて一番嬉しい日だった、漫画描いてきて良かった」って言っていた。
「漫画を描くことに、間違いなんてあるはずないよ」
いちおう、私はお姫ちんにこう伝えておいたよ。
かおすちゃんもかおすちゃんでお姫ちんを絶賛したし、いい日になったみたいで良かったね、お姫ちん。
琉姫「熱出て寝込んだ時も、実家のわんこ死んじゃった時も、泣きながら漫画を描いてた…それが、全部報われて良かった…!」
夢美「良かったねーお姫ちん。いっぱいファン来て良かったねー。子持ちのお姉さんとか、大人なお姉さんとか」
かおす「姫子お姉様って言ってましたね」
小夢「ねー」
夢美「(きょーかちゃんも、私の漫画好きでいてくれてるかな?とりあえず後で電話してみよ)」
梗香「夢美さんの漫画?ええ、好きですけど、それがなにか?」
夢美『ありがとーきょーかちゃん』ブツッ
梗香「…?????」
誰が好きですか?
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かおす先生
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小夢先生
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姫子先生
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ウイング・V先生
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バク先生