ユニコーン来ました!
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ーインダストリアル7
「ふうー。確かここら辺かな。作戦のポジションは」
ネェル・アーガマ配属になった俺は、副隊長としてモビルスーツ小隊の指揮を取っている。
特別カスタムしてくれた俺の【リゼル】は、機動力と持久戦が上がっている。
「あー眠い。突然極秘任務とやらに巻き込まれ、その結果これねぇ。まあ、歴史の重要なターニングポイントに入れたのは嬉しいけどね」
ちなみに回線はOFFにしてあるので、聞かれることはない。
「【クシャトリヤ】の攻撃に巻き込まれるのはごめんだぞ…」
そうこうして、一時間弱。
そろそろ、イベントが発生してもおかしくない頃だ。
一年戦争から約十八年。
俺も年を重ね、今年で三十三歳になり、立派なオッサン。
それなのに、あんまり年を取っていないようで、俺を初めてみる人だと、二十歳前半と勘違いされる。
喜んでいいのやら、嘆けばいいのやら…
不意に、回線が繋がれる。
「大型のファンネル搭載機がそっちに向かってる!謎のモビルスーツも一緒だ!」
リディ少尉が叫ぶ。
ミノフスキー粒子散布下ではないので、よく聞こえるのだが、ヘルメットの音量が大きめのようで耳がキーンと鳴る。
「了解!今すぐ行くぞ!」
向かってみると、例のモビルスーツ二機が組み合っていた。
【クシャトリヤ】がファンネルを展開する。
「大丈夫だろうが…落とさせてもらうな!」
ファンネルを撃ち落とす。それを察した【クシャトリヤ】は、こちらにビームを撃ってくる。
「当たりはしない!」
軽く避け、そのまま横を通過する。
その時、【クシャトリヤ】のパイロット、マリーダ・クルスから、驚愕の感情を感じた。
「ふっ。それくらいで驚いてちゃあダメだろ!」
ビーム・バズーカとビーム・ライフルを連射する。
全て当たらなかったが、牽制程度にはちょうどいい。
「さっさと撤退しろ…!」
そう思いながら、バルカンやビーム・ライフルで弾幕を張っていると、【ユニコーン】が飛び出す。
「うおぉぉぉーーー!」
「なっ!バカッ!」
危うくビームを【ユニコーン】に当てかけた。
これで当たっていたら、結局あのモビルスーツ何だったの?みたいなどうしようもないというか、残念な結果になる。
そして、【ユニコーン】がNT-Dを起動する。
徐々に押され始めた【クシャトリヤ】は撤退し、【ユニコーン】は沈黙する。
とても、騒がしい一幕だった。
【ユニコーン】は停止状態のまま、【ネェル・アーガマ】に運ばれ、コクピットハッチを開ける作業が行われていた。
「おう。リディ少尉じゃないか」
誰もいない一室で【ユニコーン】を見ていた俺は、民間人を連れたリディが入ってくる。
「た、大尉?」
「そんな階級で呼ぶな。隊長と同じく名前で呼んでくれ」
「すみません。クガヤ大尉」
まあ、目の前には歴戦のエースパイロットがいるのだから当たり前か。
「えぇ!?マジで!?あの〔大地の復讐鬼〕って呼ばれた!?」
「やめて…恥ずかしいし昔の話だし」
と、そこでコクピットハッチが開く。
そこで会話を中断し、リディが誰が乗っているのだろうと聞いてくる。
いや、俺に言われてもなぁ。
「どこぞの訳あり少年じゃね?」
「少年…ですか?」
「【ガンダム】のパイロット、アムロ・レイも当時は少年だったろ。そして、今まで乗ってきたガンダムのパイロットも大抵は少年だったよ。もはや風習だな」
と、そこでコクピットの中がハッキリと見えるようになる。
「ば、バナージ!?」
「嘘…!?」
「ほ、本当に少年だった…!?」
ああ。なんか気まずい。
ユミ「次回予告でーす。次回は新しいモビルスーツが来るよ~!」
フロル「なにやってんの?お義母さん」
ユミ「次回予告よ~」
フロル「……最初の頃のです口調はどうしたの?」
ユミ「いつの間にか直ってた~。今だと伸びる癖を直さないとね~」
フロル「はあ~」( ̄▽ ̄;)