さて、クランクさんはどうなったかな…?
一万UAを越えました!ありがとうございます!
あの決闘から数日。
俺は鉄華団にちょっと高めの給料もらう代わりに、鉄華団の専属パイロットとして雇われることになった。
そして、奪ってきたグレイズもグレイズが出せる限界まで、そして鉄華団の在庫が許してくれる範囲で改造を施していた。
とはいえ、実質的な内容はシステムやOSの調整の再調整に宇宙での活動を可能にするための改造を急ピッチで仕上げているだけだが。
二機のグレイズは一つは原作通り昭弘が乗り、もう一機はリミッターを外した俺専用のグレイズ。
リミッターといってもそこまでぎょうさんな物ではないが。
とりあえず、反応速度を主に最大値にした。
で、現在はCGSこと鉄華団が保有する戦闘艦【イサリビ】に乗って、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球へと移送する仕事を続行中。
つーか、クーデリアさんの事を忘れてたなぁ…
「あ、そこ配置が違う」
「え?ほ、ほんとだ…」
今は昭弘のグレイズの調整中だ。
俺はある程度の整備能力と電子機器の腕を雪之丞さんに買われて、今はタカキ君とライド君に教えている最中。
まあ、俺が知っているのは基礎なので、自動車とかに応用できなくはない程度のもの。
本来なら専門の人がいる方が、とても楽なんだけどね。
でも、鉄華団だからしょうがない。
一応、オルガ団長や雪之丞さんにもちゃんと言ってあるので、問題はないはずだ。
しかし、たまに感覚が遥か遠い先にプレッシャーというか、何かに対して反応して少し機嫌が悪い。
しかも、それが宇宙に出るとさらに悪化している。
たまに吐き気を感じて、トイレに籠ったりした。
オルガ団長たちに心配されたが、俺としては大丈夫だとしか言えない。
俺がニュータイプって言ったって、多分わからないだろうし。
まあ、最近はそんなことはなくなってきたので肝心なところで邪魔されたのに機嫌を損ねながらも、タカキ君たちに色々と教える。
そして、遂にギャラルホルンと戦うことに。
数日、宇宙空間にいたのは宇宙港でやっていたイサリビのメンテナンス云々である。
そのため、ようやく出発なのに邪魔が入る始末。
確か、コンラッドだっけ?
あの小物感出してる無能さん。
正直、素人目でもバカじゃね?と思うようなことしてるし。
しっかり、原作通りグレイズが出てきている。
こちらもバルバトスにグレイズ改二機を出撃。
制御にシステム周りなどを俺専用に改造したグレイズ改・Mだ。
本来ならマグネットコーティングとかしたかったが、資材がないし、そもそも機器がないし。
技量で頑張ることにした。
武装は単発の威力を上げた、120㎜ライフル・カスタムにバトルアックス、バトルソードである。
ソードはクランクさんのグレイズの持ってたやつを、俺のグレイズにマウントさせている。
「三日月・オーガス、出るよ」
勢いよく射出されてくバルバトス。
俺もカタパルトで射出されるのだろうが、あの射出の仕方は初めてなので、なれそうにないな……
「禍月桐谷、グレイズで出る!」
頭の上からGがかかる。
いつもは、いや宇宙世紀では前から来ていたので本当に慣れない。
「禍月、指揮を頼むぞ」
「おけ」
一応俺はこの即席小隊の隊長を務めさせてもらっている。
またかよ……
「三日月は俺と一緒に敵を倒す。昭弘は、イサリビにすぐ駆けつけられる位置でイサリビの守備!イサリビの後方も注意しろ!」
「わかった!」
「うん、わかった」
バルバトスを前に、俺はついていく。
普通にスラスターの推進力の差だ。
まあ、そこまで差があるわけではないが。
「見つけた…!」
俺は勘で敵を見つける。
三日月はモニターの画面で頭に「?」のマークがついてそうな顔だったが、見えたのは見えたので狙撃をする。
俺のカスタムしたライフルは、単発射撃のみになる代わりに、威力と射程が大きくなり、敵を狙撃することもできる。
まあとてつもない技量と勘が必要だが。
「オラッ!」パンッ!
とりあえず試しに一発。
「な、なにぃっ!?」バゴン!
グレイズの一機が、直撃を受けて体勢を崩す。
「追加の一撃!」パンッ!
「ぐわっ!?い、一体どんな手品なんだっ!?」
体勢を直しているうちに、バルバトスがそのグレイズの前に出る。
「…う、うそだっ!?」
「遅いよ」ガゴンッ!
バルバトスの巨大なバトルメイスが、グレイズのコクピットに叩きつけられた。
そして、そのグレイズを蹴ってイサリビ方面に飛ばして三日月は次の獲物を狙う。
俺は彼の援護…と言いたい所だが、俺の技量を見て焦るかビビったのかは知らないが、増援を呼んだらしく、グレイズが何機かやって来た。
「やっぱりアホか」
あまりの非現実さで困惑しているのなら、それはそれで致し方がないとは思うが……まあ、俺は知らん。
残った全戦力を俺にぶつけるのは、多分悪手だろ。
俺を警戒するのは正しいが、自分の近くにいるバルバトス…三日月を無視するのはとてもではないが、提督とか将軍とか務まらないだろう。
数百年も前の厄災戦で作られたとはいえ、それでもモビルアーマーを相手取るために開発された鉄血世界の最も強い部類に入る性能を持つフレームなのだから。
そして、俺を囲むグレイズたちはそれなりに俺をよく攻めている。
連携も良い方だ。
だが、相手が悪い。
「選り取り見取りだぜ!」
……はい、シーマ様のセリフですよ。
ダメですか!?
別に良いだろ!?ちょっと言ってみたかったし!
まあ、とりあえず誰に向けてるか解らんセリフを内心でボケていられるので、それくらい余裕があるということかな。
ちなみに、俺のグレイズ改なら20機ぐらいはなんとかしてみせる。
まあ、それでもノーダメは少し厳しいかもしれないが。
そもそもグレイズの性能が量産機だから、エースと言ってもおかしくない俺にとっては相性が良くない。
全くと言って良いほど、相性がないわけではないが、やはり自分専用のモビルスーツの方がやりやすい。
自分好みの機体なら、グレイズが100体来ても勝てる気がする。
あくまで気がするだけだからな?
重要なので2回言いました。
「後ろか!」
そうこうしているうちに、グレイズを2機撃破して残りは7機。
俺の後ろに回り込んだ一機のグレイズが、ライフルを撃ってくるがさすがはニュータイプ能力。
しっかりそれを予知して、俺にダイレクトに伝えてくる。
もはや直感を超える動きに、グレイズのパイロットたちは後ろに目玉でもついているのかと疑心暗鬼に陥っていた。
「オラオラァァーー!!」
左手にバトルアックスを持たせて、コクピットを潰し、頭を吹っ飛ばす。
ライフルで他のグレイズを近寄らせず、当てられるならコクピットや関節部を狙う。
そうして、あっという間にすべて倒す。
そしていつの間にかバルバトスは、ガエリオ・ボードウィンのシュヴァルベ・グレイズと対峙していた。
多分、ガリガリとかチョコの人の隣の人とか言われてんだろうな……
あ、マクギリスのシュヴァルベ・グレイズだ。
「三日月!青いのは俺がやる!」
「ん、わかった」
弾切れが近いライフルを捨てて、右手にソード、左手にバトルアックスを持たせて相対する。
「二刀流………か?これ?」
「なんだ?この動きは…!」
何度もバトルアックスとソードを打ち合う。
結局、勝負はつかずに時間切れになった。
そして、時はタービンズとの戦いに移る。
「禍月桐谷、グレイズで出る!」
ここまでの禍月桐谷(クガヤ・アルファラ)
年齢17(精神年齢94くらい)
取得能力:ニュータイプ、耐G体質(14Gまで)
搭乗機体
ジム、アベンジャーガンダム、ジム・クゥエル、ネモ、ガンキャノン・ソレデリア、NEO・Hi-νガンダム、グレイズ(地上)、グレイズ改M