実力至上主義の学校で平穏を求めてみる   作:さっきのピラニア

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本日も駄文ですがお楽しみください。


無人島①

さて夏休み、学校の所有する豪華客船で無人島に移動しながらの2週間のバカンス旅行って事らしい。公的機関が生徒の為だけに無人島持ってるのおかしーなーとか思ったりしたけど、深くは考えないことにする。

それより無人島でのバカンスですよ!なんですかね、そこに学校所有のホテルとかがあって、そこで過ごす感じなんですかね。心躍りますよそれは。

この豪華客船も見事なもので、観劇やらレストランやらカフェやらで普通に素ん晴らしいまでの豪華客船。

 

で、無人島周辺に船が着いたというアナウンスがあった。ちょいと奇妙なアナウンスだった。

 

『生徒の皆様にお知らせします。お時間がありましたら、ぜひデッキにお集まりください。間もなく景色が見えて参ります。暫くの間、非常に意義ある景色をご覧頂けるでしょう』

 

船のデッキに上がって無人島を眺めてると、ザ・バカンスって感じのなんか良い所の御曹司とかが所有している無人島だった。

ただ、無人島には200人近くの学生を泊まらせるホテルがあるようには見えなかった。客船で宿泊してバカンスを楽しむって話だったら嬉しいんだけど、普通はホテルに泊まるはずだよなぁ。

これはちょっと覚悟しておく必要がありそうだ。

 

追加で、島に上陸する際はジャージになること、携帯以外の私物の持ち込みは禁止するというアナウンスがあった。…きな臭くなってきたな。

 

船を降りて点呼を取ると、携帯も没収され、代わりに腕時計型の端末を渡された。これで生徒の位置や健康状態をチェックできるらしい。ずいぶん大掛かりなイベントなこった。

さらにここで一週間のサバイバル生活を行うらしい。簡易トイレとテント2つは支給する事、無人島用に300ポイントが支給される事、他の物品は無人島での特別ポイントが必要な事、比較的生活しやすい場所にチェックポイント的な所があってリーダーのみが場所の占有が出来る事、リーダーが当てられるか他クラスのリーダを外すと50ポイント失う事、リーダーを当てると50ポイント得る事、そして余ったポイントはクラスポイントとして加算される事…と、いろいろと説明された。全部は覚えきれないから後でマニュアル見せてもらおう。そんなに頭は良くないのでね。天才になりたい。

 

 

そしてこの特別試験のテーマは「自由」だそうだ。…こんな閉鎖と管理された島で自由とは何の皮肉なんだろうかねぇ。笑わせてくれるよ、草バエル。

 

 

「やっほー赤羽くん。大変な事になっちゃったね!クラスの皆でこれから集まって話をしようと思うんだけど良いかな?」

 

「おーきーどーきー。いやぁせっかくの平穏なバカンスだと思ったのに面白い事になっちゃたねぇ。退屈しなさそうだ。」

 

「アハハ結構ポジティブだね…もしかしてサバイバルとかって経験あったりする?」

 

「勉強とかとかは普通だがこういうのは好きな方だ。一人なら1週間とは言わず一カ月はいれるな。…ただ、集団では俺は役に立たないかと思うぞ。」

 

「アハハ、私は初めてだから分からないけど、流石に一カ月はかんべん今日かにゃ〜。」

 

彼女は頬を掻きながら答える。

 

「で、一つお願いなんだが、自由時間はある程度島の中を散策させてもらえないか?最低限クラスでやらないといけないことは手伝うし、集合時間時間には戻ってくる。クラスには迷惑をかけるつもりは無い。どうだ?」

 

「それは良いけど…私も付いて行っちゃダメかな?」

 

「最初は厳しいんじゃないか。一之瀬は人望もあるし、学級委員長としてクラスをまとめる方が適任だろうに。」

 

無人島用のポイントで購入できる物も有るらしいし、そういうのはトップである程度決めてもらった方が手っ取り早い。トイレとかは早めに欲しいよね。男子はともかく簡易トイレは女子には辛そうだ。

 

「そうだよね~!生活が落ち着くまでは拠点探しとクラスのまとめる方を優先するね!それで、時間があるときに赤羽くんに島の中を案内してもらおっかな。」

 

「了解!まぁ探索は何人か必要だと思うし、そっちの班に割り振ってもらえると助かる。」

 

 

Bクラスは全員集まって担当の役回りを決めていく。他クラスを様子を伺っていたが、動き始めだけはAクラスと同じ位になりそうだ。

結局、俺は探索班として行動することになった。さて、今回の試験のテーマは自由だそうだし、こっちも自由にやらせてもらいますかね。

 

 




さて、始まりました無人島生活。これを書くために、この作品を書き始めたと言っても過言ではなかったりします。

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