嬉しくてアライ・猪狩状態です…
本日は晴天なり、そして中間テストの結果発表である。
試験テストの内容は中学問題が多く比較的難易度が低い…筈だったんだが結果としては大分やらかしてしまった。頭の出来は何ともし辛い所である。
担任の星乃宮先生から期末試験に関しての話があった。小テストの結果を元にペアを決めて試験に臨まなければならないそうだ。8科目合計800点、二人合わせて1600万パワー。各科目のペア二人の合計点が60点以上かつ総合点のボーダーの約700点を下回ると退学。
ベアークローを両手につけて二倍、いつもの二倍のジャンプを加え、三倍の回転を二人で加えれば2×2×3×2の19200万パワーですね。これでバッファローマンにも負けないね。
しかも問題は生徒が作るときたもんだ。攻撃側と防衛側の総合点をそれぞれ比べ、多い方が50クラスポイントを得る。例えばAクラスと直接対決をして攻撃も防衛を成功すれば100クラスポイント奪う事ができるわけだ。その逆もしかり。で、例年2組程度の退学者を出しているらしいので注意しないといけない。…意外と少ないですね。
先生の話が終わり放課後、一之瀬委員長からお声がかかる。
「神崎君、柴田君、それと赤羽君、ちょっと時間良いかな?」
「大丈夫だ。」
「うん、良いよ!」
「…何で俺なんですかねぇ…」
一人ごちた後、聞こえないフリして帰ろうとしたが、一之瀬に強引に腕を掴まれて連行された。場所は近くの空き教室である。
「結局連行されてしまった。帰りたい。」
「そんなこと言わずにさ。赤羽君二人三脚の時、咄嗟の機転が利くタイプなのが分かったし!」
「あれは咄嗟の機転じゃなくてアドリブ一発勝負のパワープレイじゃないですかねぇ…?運動と今回みたいな頭の良さが求められる試験は別でない…?」
「期待してるぞ、赤羽君!」
バシンバシンと背中を叩かれる。どうしちゃったんでせうか一之瀬さん。体育祭で鍛えすぎてパワー系委員長になってしまったのん?
「…全然話聞いてくれねぇ…」
「仲が良いのは喜ばしいんだけど、そろそろ本題に入らないかな…」
柴田が苦笑いで話をインターセプト、ナイス柴田。流石サッカー部なだけはある。
「にゃはは…ゴメン。」
俺は…早く…帰りたいです。…安西先生…
「それじゃ、今回のペーパシャッフルの試験での意見を聞いてみたいと思います!何でも良いよ!」
一之瀬の元気な声が空き教室に響く。人気者柴田とブレイン神崎はともかく俺は要らないんじゃないのでせうか。
「帰りたい、って言っても聞いてくれないんだろうなぁ…。じゃ勝手に推測しちゃいますと、とテストのペアで一番可能性がありそうなのは、小テストの点数の一番高い奴と低い奴からペアを組まされる事ですかねぇ。それ以外の候補色々とあるが…他は似たり寄ったりだろうねぇ…」
「成績の良い順のペアや完全ランダムの可能性は本当に無いのか?」
神崎が質問を飛ばす。何か推測を補強するデータが欲しい所。
「一之瀬は先輩達の退学状況とか分かんないっかね?」
こういうときに頼れるコミュ力お化け、情報通の一之瀬委員長である。
「えっと…二年生も三年生もDクラスの退学者がちょっと多いかな位でクラスが崩壊する人数にはなってなかったと思うな。先生もこの試験での退学者は1か2ペア位って言ってたし。」
「上の学年の退学者の数が理由になりそうねぇ…クラス分けがある程度成績順で決められているのは周知の通りだと思うから。過去のDクラスが成績の良い順にペアを組まされていたとしたら。現時点で残りの人数は壊滅的だと思う。でもそんな事は無いので可能性は高そうってのが俺の意見ですぅ。」
「…お前達、事前に話す内容を決めて臨んで来てないか…?」
チュッ チュクチュッチュ〜チュクチュッチュ〜チュッ チュクチュッチュッチュ 違います!(DJ数学教師)
傷付くわ〜と思いながら心の中のファンタを開ける。俺は早く帰りたいだけである。あと相談する時間なんて無かったでしょうに…
「んで、クラスのポイント差を考慮すると、確定はDクラスがCクラスを狙う。あくまで学力差の総合力順でクラス配分されているなら、一番勝率高めでクラスが上がる目も出るからねぇ…。Aクラスは現時点での派閥次第だが、坂柳が指揮を取るならBクラス狙い。葛城が指揮を取るならDクラスかCクラスだな。龍園は知らん分からん理解するつもりもない。」
「私も概ねそんな感じだと思うな。じゃあ私たちはどのクラスを狙おうか?」
「Aクラスだな。トップがまだ確定してない今の段階が叩ける数少ないチャンスだと思う。」
「僕もそうかな。今が一番Aクラスに上がれる可能性が高そうだし。」
神崎と柴田はAクラスを狙うのに賛成な様だ。
「赤羽君は?」
「Cクラスだな。同盟を破棄する覚悟ならDクラスだ。」
「…どうして?」
一之瀬は俺の答えが意外だった様だった。理由を聞こうと俺に問いただす。早く帰りたいが、言いたいことなので言っときましょう。
「坂柳が指揮を取ると仮定するとあまりに分が悪すぎる。あの身体能力でAクラスに在籍しているということは、反対に頭の方は言わずもがななわけで。俺らの想像を超えて何かしてきそうだな、と。ぶっちゃけ葛城相手でも勝てるとは思えない。……正々堂々やりたいなら、多数決で俺は従いますよ。」
今回の試験はクラスが上なほど圧倒的に有利な試験だ。確かに勝てればAクラスになれるが、おそらく地力は相手が上だろう。坂柳さん攻撃的な性格以外、何考えてるかサッパリ分からんのよね。そのうち夢に出てきて精神攻撃とかしてきそう。
「…私もAクラスを狙うのに賛成かな。勝てればAクラスに上がれるし。」
と、いうわけでこの場ではAクラス狙いで話はまとまった。俺、必要でしたかね…?
アンケートの回答ありがとうございます。皆さん烈海王好きすぎじゃないですかね。私も好きです。個人的な話ですが、烈海王が亡くなった時に友人が中国に黙祷を捧げたっていうエピソードでクソ笑いました。彼の命日って何日なんですかね、誰か知ってたら教えてください。
お気に入り登録・しおり登録ありがとうございます。増えるとプレッシャーにもなるんですがモチベーションにもなってます!
感想・評価もお待ちしています!
作者の趣味で今後R18表現が入る場合があります。その場合の対応についてアンケートを取らせていただきます。
-
R18作品に切り替え
-
R18部分のみ説明を書いて別に投稿
-
R17.9を攻める
-
わたしは一向にかまわんッッ