ペーパシャッフルも中盤戦、学力優秀組に問題の作成はお任せして、ぼちぼち俺は勉強に励んでおります。餅は餅屋ですよ。
ここで問題発生である。その問題は1年生全員に送られた一枚のプリントだった。
そこには印刷された文字で、
『1年Bクラス、一之瀬帆波が不正にポイントを集めている可能性がある。龍園翔』
と書かれていた。
不正にポイントを集めているとは飛んだ言いがかりである。だが、それはクラスの中での話。他のクラスとの一悶着の種になりそうだ。目的はBクラス内の混乱の為なんですかねぇ…
そして問題はこれを誰が入れたか、だ。紙には龍なんとかさんと書かれているが、これは情報操作の為の罠だろう。彼ならやりそうな手法だが、今回は戦うクラスが違う。一番怪しいのはAクラス、次点でDクラス。
俺が判断するには情報が足りませんねぇ…面倒なので手っ取り早い方法でいきますか。
俺は携帯を取り出して、とある相手を呼び出した。
「赤羽君から呼び出しとは、珍しいですね。」
場所は変わりまして、俺のマイルームである。落ち着いて話が出来る所があたしんちしかないのである。んで、呼び出したのは坂柳。Aクラスのトップに聞いてしまうのが一番手っ取り早いよね(安直思考)
「まぁな、ちょっと聞きたいことがあるんだが良いか?」
「私が答えられる事なら。」
「単刀直入に聞くが、一之瀬のポイントの噂を流布したのは、Aクラスか?」
「違いますね。あんな安直な事はしませんよ。」
「そうなると、Dクラスか。誰か心当たりあったりしませぬ?」
「そうですね…私は綾小路君ではないかと推測しています。」
「ほ~ん綾小路ねぇ…」
「彼はホワイトルームという英才教育の機関の出身でして。知識・戦闘教育に関しては只の高校生とは比べ物になりませんよ。まぁ、私が潰す予定ではありますが。」
ホワイトホワイト。ホワイトケーキ、ホワイトマッシュルーム、WWW(ワンダーワイドホワイトボール)、ケーキ食べたくなってきた。どら焼きじゃないよ。
「そ~ゆ~ことね~一度やり合ってみたいんだけど機会がなくてねぇ。」
「貴方は気付いていたいんですね、綾小路君の本当の実力に。」
「頭の良さの方は全く分からなんだが、腕っぷしの方は気付くっしょ。分からない奴はその程度の人間ってことよ。」
「彼は私の因縁の相手ですので、貴方が手出しする様なら、私も容赦はしないかもしれませんよ。」
「お前と俺とでは興味のジャンルが違うでしょうに…一応利害関係は一致してるって事で良いんですかねぇ…?」
「彼はまだ実力を隠してはいますが、Aクラスも目指すなら出さざるを得ないでしょう。もし、出さない様なら私が出させます。」
「それは頼もしい事で。俺はそのおこぼれにあずからせて頂きますよ。」
「貴方の力が必要になったら協力はして頂けますか?」
「…状況によるな。お前の弾除けに必要なら手を貸すかもしれないとは言っておく。」
「それは頼もしいですね。必要な時にはこき使って差し上げますよ。」
「丁寧な口調でえげつない事言いますねぇ…で、綾小路の目的は?」
「…さぁ?流石の私でもこの情報で彼の意図までは読み切れませんよ。」
「はぁつっかえ。」
「…流石に怒りますy「大変申し訳ありませんでしたぁ!」」
俺は爆速で坂柳にジャパニーズDOGEZAを決める。その潔さアッパレである(自画自賛)。その発言自体はウカツ!であったが。
「…もう少しプライドを持った方が宜しいのでは?」
「プライドは父親の睾丸の中に置いてきた。」
「…その発言はどうかと思いますよ…」
坂柳さんに軽く引かれてしまった。悪いとは思っているが反省はしていない。
「まぁそれはそれとして、情報ありがとさん。」
「どういたしまして。情報のお礼と言っては何ですが、一つお願い事を聞いてもらっても宜しいですか?」
「…無理なお願いじゃ無ければ聞きませう。」
坂柳のお願いですか…普通に嫌な予感がします。俺は詳しいんだ(またしても何も知らない大泉 洋さん(23))
「会って頂きたい方がいます。」
「ほむほむ、それは拒否しても良い案件でせうかね?」
「拒否権が無い訳ではありませんが、貴方の退学させる事も可能な権力者、とだけは言っておきます。」
「…実質強制じゃねぇか…分かりましたよ、行きますよ。」
「それでは、都合の合う時に連絡させていただきますね。」
「嫌な予感しかしないゾ。」
「フフッ。それはどうでしょう?」
情報を貰った代わりに面倒なお願いをされてしまった。はてさて、どんな人物が現れるのやら。
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