で、なんだんだで試験当日。
座禅から始まり、入りから出まで審査される方式の様だが特に問題なくクリア。
ペーパーテストとかとかは、まぁ、、うん、、、普通くらいだよ。察して…
最後はもちのろん駅伝である。得意分野なのでちっとは貢献したいところ。
だかしかし!Aクラス陣営からは1.2キロで良いと言われてしまった。ラストで順位俺がグループで一番速いんですがねぇ…まあ良いや。
「ふーん、ラストランナーは赤羽ボーイだったか。お手柔らかに頼むよ。」
そう言い横に並ぶのは記憶に新しいお風呂での対決のあった高円寺さん。個人的には黒歴史ですよあれは。
「こちらこそお手柔らかに頼むよ高円寺ボーイ。」
「フフフ食えないねぇ。君とサシで走るのも面白そうだが、少し分が悪そうだねぇ。」
「ほぇ~自信家に見える割に謙虚なこって。」
「私自身の実力は自分が一番分かっているからねぇ。相手の実力もまた然りだよ。」
高円寺はクシで髪を整えながら答える。何となしに質問を返す。
「はほーん。で、俺はどう見えるんですかねぇ…?」
「殆どの部分では平々凡々に見えるねぇ…ただ一部に関しては超天才の私を凌ぐ、と言った所かねぇ。」
「で、その分野で俺とやり合う気は?」
「無いねぇ。勝敗が分かっていて愚かな事はしないのだよ私は。」
「さいでっか。」
雑談をしていると、後ろには俺のグループの生徒が見え始めた。高円寺と走り合う事は無さそうだ。
「んではお先に。機会があれはヨロシクヨロシク。」
「後ろ向きに検討しない事にするよ。、赤羽ボーイ。」
完全なお断りと言葉を貰ってしまった。お互いに食えない者同士と行った所でしょうか。
駅伝は特に波乱も無く一位でゴールし、いつもの結果発表-!(cv.略
グループ一位でした。俺が貢献してたかは不明だけど。
波乱と言えば堀北先輩の3年Aクラスの女子が退学になりかけてポイントで阻止した、って事位でしょうか。端で話を聞いていた限りでは南雲先輩が一枚噛んでいたご様子。こっちのクラスには実害ないので特に口出しはしなかったけれども。
ーーー
合宿も無事?終わり、学校へ戻って今は2月上旬。
学年内にあまり良くない噂が流れ始めた。
一之瀬帆波は犯罪者である、と。
風の噂に興味の無い俺でも暴な力やら援助な交際やら窃な盗やら薬な物やらやらなんたらかんたらうんからかんたら、と耳に入って来る来る鬱陶しい事この上ない。あのこの文章読みづらい事この上ない。
人の噂は七十五日と言ったものだが、二ヶ月半って結構長くて、二ヶ月と15日位ですね。
神崎あたりが噂の出所を突き止めようと動いているみたいだけど、突き止めた所で解決はしなさそうだけどねぇ…。
噂の張本人である一之瀬さんは何故か曖昧な返答をしている様子なので、鎮火するのも時間がかかりそうですね。
さて、噂の出所は何処からか?フーダニット。分かりやすいのは一之瀬あるいはBクラスを揺さぶって一番得をするのは誰か?一つは堀北先輩の妹率いるCクラス。Cクラスは一応同盟関係らしいが、Bクラスが射程圏内に入りDクラスからCクラスに上がって勢いのある今、仕掛けて来ている可能性は十分にある。確証は全く無い。
もう一つは坂柳率いるAクラス。一之瀬を崩して下位3クラスを団子にしてしまえば、Aクラスの位置は暫く盤石になる。この類の噂は何時でも仕掛けられるので、何故今感があるが意図は分からんよ。
あとはワンチャン一之瀬に恨みを持つ人間。彼女は恨みを買う人間では無さそうだけど、なんかの理論で二割は何をしても嫌われるらしいのでそこらへんの可能性もあるよね。ホワイダニットは知らん。
ま、確証も持てないししばらくは静観って事にしておきましょうかね。