史上最強のRTA ~梁山泊入門禁止縛り~   作:(´・ω・`)ガンオン修行僧

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BOXガチャ開封作業が終わったので初投稿です。

更新頻度が落ちていますね……お兄さん許して!


(神聖ラグナレク)~

 新たな舎弟を手に入れたRTAはーじまーるよー。

 

 

 前回はホモくんがロキの誘いを受け、神聖ラグナレクのリーダーに就任したところまででしたね。

 お披露目までのしばらくの間は大人しくしていろとロキは言っていましたが、そんなもん関係ありませんのでチャート通りに進行しましょう。参謀風情がリーダーに指示すんじゃねぇよ(暴君

 

 

 

 神聖ラグナレクとしての祝うべき初仕事を発表する前に、まずは原作の流れをおさらいしましょう。

 原作ではこの後、ケンちゃん初めての道場破り(with逆鬼師匠)、マツエラークでのプールイベント、ケンちゃんVSトール、ケンちゃんVSワルキューレ、キサラ隊のラグナレク離脱、そしてケンちゃんVS龍斗ですね。

 このケンちゃんVS龍斗が切っ掛けとなって無敵超人による修行という強化イベントが入るのですが、ラグナレク側に強化が入っている本RTAではケンちゃんの戦闘力が不足してしまいます。

 なのでホモくんが刺激♂してあげましょう。神聖ラグナレクの発展のために新白連合は邪魔だから仕方ないね。恥将ロキが何か言っていたような気がしますが、まあいいでしょう(すっとぼけ

 

 

 介入時期ですが、道場破りをしてからしばらく経った頃が良いです。

 ハーミット戦(2回目)で妹を人質に取られるという経験をしたケンイチくんは、ラグナレクという危険なチームを放ってはおけないという正義感から、新白連合とラグナレクの抗争に前向きに協力し始めます。

 そして、はじめての道場破りからしばらく経った頃になると、新白連合対ラグナレク下っ端のような軽い抗争に出てくるようになるんですねぇ~。

 今回はこ↑こ↓に殴り込みをかけます。新白連合が全員揃っているため、最大の効果を発揮できるでしょう。

 

 やることは単純です。おっとりしたケンちゃんにこれまでにない敗北感を味わってもらい、より一層修行に励んでもらいましょう。要するに、原作の龍斗が行ったことを前倒しにするだけですね。

 とは言っても、大した因縁も煽るための知性も持ち合わせないホモくんでは、長老との山篭りイベントを発生させるほどの効果はないでしょう。

 しかし、このタイミングであれば、山篭りほどではないにせよ大きな効果を得られるんですねぇ~。

 

 

 

 

 ホモくんが公園にやって来ました。ちょうど抗争が終わったところのようですね。

 顔見知りであるホモくんが突然襲いかかってもケンちゃんは本気で戦ってくれないことがあるので、不良狩りの時に使っていた衣装を着て正体を隠しておきましょう(1敗)

 

 戦闘開始です。はい、よーいスタート。

 まずは不意打ちでネームドを沈め……あ、宇喜田兄貴お疲れ様でした。ついでに水沼くん達もパパパッと殴って終わり!

 ここで不良狩りの正体はホモくんであり、ラグナレクの第一拳豪や第二拳豪を倒したこともあると知る我らが新島総督が青ざめていますね。そして逃げるよう再三騒いでいますが、宇喜田兄貴が倒されたことによりTKD兄貴はヤる気♂満々ですね。

 

 

 TKD兄貴戦ですが、宇喜田兄貴のようなTKD兄貴の友人であるキャラを足蹴にするなどの挑発を行うと、面白いくらい引っかかって短絡的な攻撃を仕掛けてきます。友情♂に生きるホモの鏡ですね。

 しかし今回はそんなものフヨウラ!! ホモくんに防御の二文字はありませんので、いつものように攻めまくりましょう。

 

 おっ、ホモくんと制空圏の修行をしているだけあって、かなり使えるようになっていますねぇ!

 TKD兄貴はホモくんの攻撃を数手防いでいましたが、龍斗の制空圏を正面から破れるホモくんの制空圏破りは止めきれませんね。所詮は弟子級かつ防御を苦手とするホモくん仕込み(意味深)の制空圏ですから、こんなもんです。

 この時期のTKD兄貴は、今回鍛えた制空圏抜きだとバーサーカーに完封される程度の実力しかありません。ホモくんとの接近戦に付き合えるはずもなく、敢え無く地面に転がりましたね。

 

 

 

 はい、これであとはケンちゃんだけで―――おファッ!?

 

 沈んだと思ったTKD兄貴が得意のボロパンチを仕掛けてきて、ホモくんが被っているフードを剥ぎ取られてしまいました。このボクサータフすぎぃ! ホモくんとの合同修行の成果を甘く見ていましたね(震え声

 TKD兄貴はホモくんのさらなる一撃で今度こそ沈みましたが、ケンちゃんに顔を見られてしまっていますね……。

 

 ケンちゃんは戸惑っていますが、途中でやめるという選択肢はありません。ホモくんの残念な知性で出来うる限りの挑発をして殴りかかっていきましょう。

 制空圏習得前のケンちゃんの防御技術では、ホモくんの攻撃を止めることは難しいようですね。それなりに被弾していますが、持ち前の耐久力でまだ膝を突いていません。TKD兄貴を倒した時の倍以上ぶん殴ってるんですがそれは……。

 戦闘中にもケンちゃんが話しかけてくるため、会話選択肢が出ています。その度に挑発系の選択肢を選んでいますが、大して効果があるように見えませんね(絶望

 

 

 これ以上はタイムがまずいですね……アライメントがまず味ですが仕方ありません、奥の手を使うとしましょう。

 もうしばらくするとTKD兄貴や宇喜田兄貴が起き上がってくるので、それまでケンちゃんを適当に殴りながら待ちます。集中力デバフが発動していますが、必要経費と割り切りましょう。

 

 もうそろそろ……お、死んだふりをしていた宇喜田兄貴が突然ホモくんの足を掴み、TKD兄貴が起き上がってまた殴りかかってきました。ケンちゃんが制止しようとしましたが、聞く耳を持ちません。

 再度挑発的な会話選択肢を選びながら二人を倒すと、今度こそケンちゃんが怒って攻めかかってきます。ケンちゃんは友人を傷つけられると怒って戦闘に応じてくれるため、何らかの事情で彼と戦いたい兄貴は覚えておきましょう。

 

 

 いつも通り先手必殺で倒したいところですが、今回はケンちゃんに制空圏の存在を知らしめる必要もあるため、少しだけ防御に徹してケンちゃんの攻撃を完封しましょう。

 ここで大事なのはケンちゃんが敗北感を味わうほどの一方的な勝利であり、一発も被弾しないことが理想ですね。

 

 なぁに、この時期のケンちゃんはそこまでの実力ではありませんので、ホモくんの拙い制空圏でもなんとか凌ぎきることができ―――あ、あれ? おかしいですね……ケンちゃん強くない?

 これもしかして横浜での戦闘やらで原作より強化され……あ、そういえば集中力デバフが発動していましたね(ガバ

 これにより、武術のみに関わらず全ての技術にデバフがかかります。特に、制空圏やカウンター系の技はマイナス補正がくっそ大きいですね……デバフ状態にあってもケンちゃんを倒すだけのステータスがあるはずですが、何故かケンちゃんが試走の時より強いため苦戦しています。

 

 

 ……はい、かろうじて倒せましたね。ホモくんのコンディションが良くなかったため、HPが半分以上削られてしまいました。これではケンちゃんの強化イベントがどれほどのものになるかは不明です。祈りましょう。

 我らが新島総督は、自身が害されることはないとわかると、新白連合襲撃の理由をホモくんに尋ねてきますね。ホモくんは善良な正直者なので、全部話しておきましょう(ホモは素直

 

 

 

 

 えー、若干思っていたのと違いましたが、どうにか目的は達せそうですね。

 この時期のケンちゃんは自身に必殺技がないことを気にしています。そのため、原作になかったこの戦闘に敗北すると、師匠達に泣きついて今まで以上に技の修行に励んでくれます。だから道場破り後のこのタイミングで襲撃する必要があったんですね。

 これにより、ケンちゃんは原作ラグナレク編終盤より強く育ってくれるでしょう。 

 

 しばらくすると、トールやキサラのラグナレク離脱の噂と一緒に、あの不良狩りと元第四拳豪のロキが率いるという、神聖ラグナレクのことが一気に広まりましたね。知将()が頭を抱えていますが、ホモくんには関係ありませんね。

 ブチギレたロキがホモくんに詰め寄ってきますが、適当にあしらっておきましょう。こうなった以上、ホモくんという戦力は必要不可欠の存在なので神聖ラグナレクから追い出すこともできません。もうロキくんにはどうすることもできませんね。知将(笑)

 

 そして、トールとキサラがラグナレクを離脱したということは、原作は今のところ順調に進んでいるようです。彼らも未来の新白連合の一員なので、一応気にかけておきましょう。そして、この後はチャートが狂っていなければ、ケンちゃんと龍斗が戦うはずです。

 ここでのケンちゃんの敗北が切っ掛けとなって、龍斗が新白連合を潰す決心をします。ケンちゃんとの決着を付くことで新白連合への興味を失うためですね。

 我らが神聖ラグナレクが介入するのはこのタイミングです。それまでは恥将からしっかりと情勢を聞き出しつつ、TKD兄貴との修行が無くなった分で琳師父との時間を増やしましょう。

 

 

 

 ……おかしいですね。いつもならとっくにラグナレクと新白連合の最終決戦が始まっているはずなんですが、一向に発生しませ―――あ、発生したようです。

 我が軍の優秀な諜報員が、新白連合とキサラ隊の親睦会をラグナレクが襲撃するという情報を察知しましたね。ここには新島春男や白浜兼一、南條キサラを含めた主要メンバーが勢ぞろいするようで―――ケンちゃん!?

 ラグナレクと新白連合の最終決戦は、ケンちゃんが龍斗に敗北し、山篭りに出掛けた数日後に発生するはずです。なのになんで親睦会にケンちゃんがいるんですかねぇ!

 

 (ケンちゃんが山篭りに行って)ないやん!

 (山篭りで長老の修行を受けないと)まずいですよ!

 (このままじゃ龍斗に勝てるわけ)ないです。

 

 

 何が起きているかわかりませんが、最終決戦が始まったことは確かです。高度な柔軟性を維持した臨機応変なチャートで乗り込んでいきましょう。では、いざ鎌倉!

 

 

 

 今回はこのへんで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

―――――

―――

 

 

 ほのかが攫われたあの事件からしばらく経った頃。

 僕は新白連合のみんなと一緒にラグナレクと戦っていた。新島の企みに手を貸すことは本意ではなかったけど、ラグナレクのような危険なチームを放ってはおけなかった。

 

 そうしてラグナレクの人達を倒した僕たちの目の前に、白いフードを目深に被った人物が襲いかかってきた。瞬く間に宇喜田さんや水沼くん達を倒してのけたその人の拳筋は、どこか見覚えがあって……。

 まさかと思って逡巡していた僕が我に返って制止するよりも先に、武田さんがその人に挑んでいった。

 武田さんは制空圏という新技で彼の攻撃を数手防いだけど、すぐに懐に飛び込まれて倒されてしまった。間違いない、あれはほのかを攫ったロキを倒したあの人の拳筋と……。

 

 

 彼がこちらへ向き直った直後、倒されたと思った武田さんが突然起き上がって鋭いボロパンチで仕掛けた。そのパンチで彼のフードが剥ぎ取られて、彼の素顔が露わになった。

 悪戯がバレた子供のような表情を浮かべるあの顔は、間違いない。幼かった頃の僕を助けようとしてくれたヒーローで、僕の信念を抱かせる切っ掛けになったもう一人の憧れの人。鉾崎基樹くん、その人だった。

 

 鉾崎くんも、谷本くんと同じような二面性を持ち合わせた人なのかと思ったけれど、彼がそんな器用な人間とは到底思えなかった。

 それだけに、彼が何故戦う理由もない僕たちに、それも最近一緒に修行までしているという武田さんに襲いかかってくるのか、皆目見当もつかなかった。

 そうして戸惑っている僕に、彼はその苛烈な拳で猛然と襲いかかってくる。

 

 

 僕の防御をすり抜けるでもなく、正面から打ち破って彼の拳が打ち込まれる。その一打一打から、尋常ではない功夫と愚直なまでの武への向き合い方が伝わってくる。

 

 

 ―――だったら、何故?

 

「ぜんぜんつよくないや」

「昔のまんま?だね」

「そんなんじゃ自分も守れないね」

 

 防戦一方になりながらも疑問をぶつける僕に、彼が挑発のような言葉を返す。しかしそれは明らかに不慣れな言葉で、僕には違和感しか感じられなかった。

 

 

 攻撃の最中、突然鉾崎くんが一瞬だけ動きを止めた。彼の足を掴む宇喜田さんの叫びに呼応するように、武田さんも立ち上がって、僕が制止するのも厭わずに果敢に攻めていく。

 

 

「ほら、やっぱり誰も守れない」

 

 

 その強烈な拳で武田さんの顎を打ち据え、踵でもって宇喜多さんの眉間を踏み抜く彼の言葉に、僕の中から冷たい怒りが湧いて出た。

 昔、何も出来なかった僕のために勝ち目のない戦いに身を投じ、横浜でも僕たちと共に戦ってくれた彼が、心からあんなことを言っているのだとしたら、力ずくでも彼を改心させる。たとえそれが力ずくだとしても、それが僕の役目だ。

 ―――()()()()()()()

 

 

 

 彼は武田さんがさっき使った制空圏という技を使い、僕を迎え撃つ。

 打ち掛かる僕の拳は、彼の間合いに入った瞬間に全て叩き落とされる。ならば、すべての武術の得意技を繋げて出す最強コンボで……。

 

 最強コンボの初手である山突きを躱され、驚愕する。けれども、今までの戦いの経験が、その最中にあって動きを止めることを良しとしなかった。

 両手で彼の首元を掴み、その顔を目掛けて飛び膝蹴り(カウロイ)を仕掛ける。彼は両掌を交差させて膝を受けるが、止めきれずに掌ごと顔面にめり込んだ。

 そのまま攻撃の手を緩めずに烏牛擺頭へ繋げようとするが、それよりも早く彼が足を跳ね上げ、僕の身体を弾き飛ばした。

 

 カウロイをくらいながら怯みもせずにすぐ反撃してくるなんて、なんて反射神経なんだ。

 ……いや、あれは反射神経なんてものじゃない。戦いの最中にあって怯みもしない頑丈さと胆力、そして条件反射レベルにまで刷り込まれた彼の武術がそうさせているんだ。

 

 僕の全力の拳に、彼はさらなる拳でもって応じる。

 決着が付くまでに、そう時間はかからなかった。打ちのめされ、薄れゆく意識の中で聞いたのは新島の声と、神聖ラグナレクを率いていると言う彼の言葉だった。

 

 

 

 

 彼と再会することになったのは、龍斗との戦いを経た後、ラグナレクとの決戦の最中だった。

 再びあの白い装束を纏いフードを目深に被った彼は、倒れ伏す大勢の人達を背に、僕の前に立ちはだかっていた。

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