ドラえもん のび太のSTARWARS   作:断空我

1 / 49
リハビリがてらお試しで短編を作成。

もしやるとなれば、つぎはぎなれど、エピソード9まで案はある。




時空乱流

「じゃーん」

 

その日、いつもの空き地に集まったのび太達。

 

そこでスネ夫が四枚のチケットをのび太達へみせる。

 

「パパの知り合いで映画会社に働いている人がいて、特別にもらったんだ!」

 

スネ夫がみせているチケットを見てのび太は首を傾げた。

 

「なんのチケットなの?」

 

「のび太は遅れているなぁ、今話題のSF映画のチケットだよ。名前はスター・ウォーズ」

 

「おぉ!?マジかよ!」

 

ジャイアンが興奮して喜ぶ。

 

「なにそれ?」

 

「海外で公開しているけれど。とても大人気らしいのよね?」

 

「流石、しずかちゃん!来年までならないと日本じゃみれない特別な映画だよ」

 

「へぇ、すごい!」

 

みんなの話でようやく状況を理解するのび太

 

しかし。

 

「のび太はだめぇ」

 

「えぇ!どうしてぇ!?」

 

「チケットは四枚しかないの。それに、のび太は臆病だし、みるだけ無駄ってものだよ」

 

いつものようにのび太をのけ者にするスネ夫。

 

馬鹿にされたのび太は悔しくて家へ戻ってドラえもんに泣きついた。

 

「映画なんて待てばいいじゃない」

 

「うわぁぁぁ、ドラえもんはわかっていないんだぁ!みんながみて、僕だけみてないからのけ者にされるんだ!」

 

「まったく、キミときたら」

 

呆れたドラえもんは外へ出ていく。

 

「あ、どこへいくのさ!」

 

「どら焼きの特売」

 

笑顔でドラえもんはドアを閉めて出ていく。

 

残されたのび太は地団駄を踏む。

 

「そうだ!」

 

あることを思いついたのび太は机の引き出しを開ける。

 

勉強机の引き出しの中はドラえもんが未来からやってきたときに使ったタイムマシンが置かれているのだ。

 

「一年後の未来へ行ってその映画を見てこようっと!」

 

引き出しの中に入って設置されているタイムマシンを起動する。

 

「あれ?」

 

その時、のび太はタイムマシンの座席の上に置かれているものをみつけた。

 

「ドラえもんのスペアポケットだ。しまい忘れたのかな?」

 

以前、ポケットを紛失して取り寄せた時に落としていたのだろうか?不用心だなと思いながらスペアポケットをしまう。

 

「出発!」

 

笑顔ののび太。

 

しばらくしてタイムホールの中が薄暗くなっていく。

 

「な、なんだぁ!?」

 

驚くのび太。

 

やがて、タイムマシンは緑色のスパークを放つ中へ突入していく。

 

この時期、タイムホールでは不規則に時空乱流が起こっており、不用意な時空間航行は制限されていた。

 

のび太は当然のことながらそのことを知らない。

 

衝撃でふりおとされないように必死にしがみついていたのび太。

 

しかし、強い衝撃でタイムマシンから放り出されてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁああああああああああああああああああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太は突如、出現した時空乱流に飲み込まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、うーん」

 

頭上で声が聞こえてのび太は目を開ける。

 

のび太が体を起こすと同い年くらいの少年が聞いたことのない言葉でこちらに話しかけてきた。

 

「何を言っているのかわからない……そうか、言葉が通じないんだ」

 

のび太はポケットからドラえもんのスペアポケットを取り出す。

 

「確か、この中に」

 

――ほんやくコンニャク。

 

軽くちぎってほんやくコンニャクをのび太は食べる。

 

しばらくして、少年へ尋ねた。

 

「ここはどこ?」

 

「なんだ、話せるんだね」

 

言葉が通じるとわかって少年は笑顔になる。

 

「キミは砂漠の真ん中で倒れていたんだ」

 

「そうなの……あれ、タイムマシンは!?」

 

「タイム……なんだって?」

 

のび太は慌てて少年へ尋ねる。

 

少年は目を白黒させながら「何もなかったよ。キミだけが倒れていたんだ」と話す。

 

「ここは」

 

「あら、目を覚ましたのね」

 

奥から女性がやってくる。

 

「私はシミ・スカイウォーカー。貴方は?」

 

「僕はのび太……野比のび太っていいます」

 

「ノビって名前なの?」

 

「ううん、のび太が名前だよ」

 

ファーストネームがのび太であると訂正をして周りを見る。

 

家みたいなのだがまるで岩の中をくりぬいたような造りにみえた。

 

日本で少なくともこういう建物は見ない。

 

「(外国に来ちゃったのかな?)」

 

首をかしげるのび太に少年が話しかける。

 

「僕、アナキン。ねぇ、ノビタ。キミはどこの星から来たの?」

 

「え、なんだって?」

 

一瞬、アナキンが何を言っているのかわからなかった。

 

ぽかんとしているのび太にアナキンは尋ねる。

 

「だから、どこの星?」

 

「!?」

 

嫌な予感がしてのび太はシミ・スカイウォーカーの呼ぶ声を振り切って外に出る。

 

ドアを開けた途端に顔へ飛んでくる砂に手で防ぎながら空を見た。

 

「そんな……」

 

のび太は呆然と夕焼け空を見る。

 

空に浮かぶふたつの星。

 

「ここって、地球じゃないの!?」

 

のび太は理解する。

 

ここは地球ではない。

 

どこか別の惑星だ。

 

そして、帰るための手段はここにない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドラえもぉぉぉぉおおおおおおおおん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかの空に向かってのび太は叫んだ。

 

 

 

 

クローン・ウォーズをする場合、のび太にパダワンは必要か?(期限は次話投稿まで)

  • いる
  • いらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。