次回はクローン・ウォーズを行う予定。
アンケートの件、モールの票の多さにびっくり。
続いて、カルだったので、カルの票が多ければ、ジェダイ・フォールンオーダーの話もオリジナリティありでやる予定。
その前にシスの復讐やらいろいろやることはあるけれど。
尚、今回の話、ドラえもんの映画版の小ネタが挟まっております。
「はぁ」
「マスター、溜息を吐くと幸せが伸びますよ」
「それを言うのなら逃げるだ。伸びてどうするんだ」
「あ、いけないや」
普通にしているのび太の態度にオビ=ワンは深い溜息を吐く。
二人はジオノーシスにある闘技場へ連れてこられて複数の柱の一つ一つに拘束されていた。
「この場所は嫌な予感がするな」
「周りにジオノージアンが集まっているから、これは本当に嫌な予感がするなぁ」
ぽつりとのび太が呟いていると新たに拘束されてやって来る者達がいた。
アナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラである。
二人が連行されてきたことにオビ=ワンは目を丸くしていた。
「これは奇遇ですね。マスター、ノビタ」
「私の通信は届けてもらえたのかな?」
拘束されているアナキンへオビ=ワンが尋ねる。
「届けたからここにきているんです。貴方を助けに来ました」
「助けにきた?そういう風にはみえないな。どちからというと拘束されているようにみえるが?」
「それは、色々と厄介な問題がありまして」
「ほう、その問題を教えていただきたいな」
「あの……僕を間に挟んでもめるのやめてくれない?」
二人の喧嘩を聞いている間に闘技場へ六本足に鎌を持つクリーチャー“アクレイ”や複数の目を持つ獰猛な獣“ネクスー”のび太からすればサイと似たようなクリーチャー“リーク”が運ばれてきた。
「うわぁ……すっごい嫌な予感がするよ」
「彼女が危ない!」
「アナキン、落ち着け」
「落ち着いてなんかいられませんよ!彼女は」
「アニー、横を見て」
のび太とオビ=ワンに言われて横へ視線を向けるアナキン。
いつの間にかパドメは手錠の片側を外して柱をよじ登っていた。
自分達よりも行動的な彼女の姿に絶句しているアナキン。
アクレイがオビ=ワンに接近するも鎌をうまく利用して手錠の鎖を破壊して次々から繰り出される攻撃を回避する。
アナキンは突進してきたリークを回避する。
かなり勢いのある突進はアナキンを拘束していた柱を壊したばかりか、隣ののび太の柱を壊す。
「げほっげほっ!」
土埃にせき込みながら倒壊した柱から脱出するのび太。
周りを見るとオビ=ワンはアクレイと戦い、アナキンはリークの背中に飛び乗るとパドメを狙っていたネクスーを仕留めると闘技場内を走り回っている。
「何か使える道具は……」
追いかけてくるジオノージアンから逃げながらのび太は奪われなかった四次元ポケットから出した道具をオビ=ワンへ投げる。
「おい、こんな時に食べ物か!?」
オビ=ワンは受け取った袋の中に入っている団子をみて叫ぶ。
「マスター!それは桃太郎印のきびだんごです!それを食べさせればどんな生き物もいう事を聞きますよ!」
「本当だろうな?非常事態だ。仕方ない」
道具を見たアナキンの叫びに過去の出来事を思い出したオビ=ワンは袋からだんごを一個取り出し襲い掛かってくるアクレイの口へ放り投げる。
口の中に入っただんごを咀嚼しながらゴクンとアクレイが飲み込んだことを確認してオビ=ワンは叫ぶ。
「よし、檻へ戻るんだ」
叫んだオビ=ワンの眼前へアクレイの鎌が振り下ろされた。
「……」
振り下ろされた鎌をみて、アクレイをみて、オビ=ワンは脱兎のごとく逃走した。
「おい!どういうことだ!?全くいう事を聞かないぞ!」
「そんなはずは……」
戸惑いながらのび太はオビ=ワンのだんごが入っている袋をみた。
「あ!?」
だんごの袋を見て目を丸くしたのび太。
「それ、桃太郎印じゃない!おしり印だ!」
本来の桃太郎印のきび団子は桃と葉っぱが描かれているのだが、オビ=ワンの手の中にある袋のデザインは葉っぱがなく、おしりらしきものが描かれている。
「はぁ!?」
「なんでそんなものを出すんだよ!?」
「あ、慌てていたんだよ!?」
のび太は慌ててポケットへ手を入れようとした時。
アクレイに異変が起きる。
目を丸くして腹部へ鎌を当てるアクレイ。
次第に体中から嫌な汗を拭きだすと近くにいたジオノージアンを薙ぎ払ってどこかへ去っていく。
「どういうことだ?」
「おしり印は即効性の下剤だから」
「腹を下したわけか」
なんともいえない表情を浮かべるオビ=ワン。
脱出のために四次元ポケットへ手を入れようとした時、ジェットパックを使ってジャンゴ・フェットが現れる。
「ジャンゴ・フェット」
「今度こそ、決着をつけようじゃないか……ジェダイ」
「ノビタ、一人で相手をするのは危険」
「おっと」
ブラスターがオビ=ワンの足元へ直撃する。
「そっちは大人しくしてもらおうか。一対一の……男同士の戦いだ」
ジャンゴ・フェットの低い声にのび太は四次元ポケットへ手を入れる。
互いに睨みあったまま一歩も動かない。
「(久しぶりだぜ。ここまで緊迫した空気、色んな奴を相手してきたが間違いない。コイツは最強だ)」
ホルダーへ手を伸ばしながら全身の神経を集中させるジャンゴ。
「(大丈夫、落ち着いていつも通りやればいいんだ。フォースもそうだけど、僕の射撃の腕は誰だって負けないんだ)」
のび太はコーヤコーヤ星で戦った相手、ギラーミンに勝利したことを思い出しながらも全身にフォースを纏う。
一歩も動かない状況の中で、すっきりして戻ってきたアクレイが近くにいたジオノージアンを始末する。
「!!」
「!!」
ジャンゴ・フェットはトリガーへ指を伸ばす。
のび太は四次元ポケットへ手を入れた。
ブラスターの音と空気の音が響く。
「いっつぅぅ」
膝をついたのび太。
「……ナ、ニィ?」
ドサリと音を立てて倒れるジャンゴ・フェット。
「ノビタ!」
膝をついたのび太へ近くにいたオビ=ワンが駆け寄ってくる。
オビ=ワンがみるとのび太の肩から少しばかり血が流れていた。
「大丈夫です、かすり傷だから」
「どういう、つもりだ」
ジャンゴ・フェットが起き上がる。
ヘルメットが地面に落ちて隠れていた彼の素顔が現れていた。
「その武器は殺傷能力がないな!どういうつもりだ!」
のび太の右手、すっぽりと覆っている黒い筒。
“空気砲”が装着されていた。
「決闘だけど、殺し合いをするって言っていないし……何より」
――貴方は悪人だけど、心から悪い人に思えなかったから。
「ハハハッ」
のび太からの言葉にジャンゴ・フェットは呆れた表情の後に笑い出す。
「え?」
「ハハハハハッ、貴様みたいなバカな奴に負けたのか、なんて笑える話だ」
「褒められている?」
「私が思うに、一応、褒められていると思うぞ?」
戸惑っているのび太とオビ=ワン。
その間にドロイデカとバトルドロイドが包囲していた。
「伯爵、何のつもりだ!」
ジャンゴは自身に向けられている銃口に驚きの声を上げる。
「キミは素晴らしい働きをしてくれた。だが、負けたのであればもう用済みだよ。ご苦労だった」
伯爵の言葉にジャンゴは舌打ちする。
「これならギャラをもらってさっさとトンずらすべきだったな」
身構えるジャンゴだったが、急にドロイドが動きを止める。
のび太達がドゥークーの方を見ると紫のライトセーバーを構えているメイス・ウィンドゥがいた。
彼の剣先はドゥークーへ向けられている。
「マスターウィンドゥ、遠路はるばるキミが来てくれて嬉しいよ」
「パーティは終わりだ」
共和国と戦争をするために集められたガンレイや分離主義勢力の連中が狼狽えている中でドゥークーは表情を崩さない。
「愚かだな、嘗ての友よ。多勢に無勢だ」
「そうかな?」
闘技場の至る所で輝くライトセーバー達。
アナキンやオビ=ワン、のび太達を助けるために多くのジェダイが集まっている。
「まずい!逃げよう!」
「慌てることはない」
沢山のジェダイがいることに慌てるガンレイだが、ドゥークーが指を鳴らす。
すると、ウィンドゥがやってきた通路から機械の稼働音が聞こえてくる。
振り返ると最新型のバトルドロイドが腕の武器を構えた。
ドロイドに追い立てられるようにウィンドゥは観客席から闘技場へ降り立つ。
そこからドロイドとジェダイの戦いが始まる。
次々と現れるドロイド達へライトセーバーを構えたジェダイ達がブラスターをはじき返しながら応戦していく。
ジャンゴ・フェットは自身も標的にセットされていることに気付いてドロイドを撃退しながら隠し持っていたライトセーバーをのび太へ返す。
「ジェダイ!」
「ありがとう!」
緑色の刃を起動させて近づいてきたバトルドロイドを両断する。
「助けてくれるの?」
「賞金稼ぎを従わせたいなら金を払え……それか」
のび太を背後から狙おうとしたドロイドへブラスターを撃ちこむ。
「賞金稼ぎを倒せるほどの実力を持っていることを証明することだ」
緑色のライトセーバーの刃がジャンゴのすぐ横を通過した。
彼を狙おうとしていたバトルドロイドの頭部が溶けて地面に倒れる。
「それなら問題ないね」
離れたところでオビ=ワンやアナキンも仲間から受け取ったライトセーバーで応戦している。
「ノビタ!」
「マスター!」
任務で離れていたクワイ=ガンがライトセーバーを振るいながらのび太へ声をかける。
「任務の方は?」
「無事に片づけてきた!しかし、この数のドロイドは参るな」
「マスターならまだ大丈夫ですよ!」
「人を年寄り扱いするんじゃない」
緑色のライトセーバーを操りながらブラスターを弾き、ドロイドの頭部を切り落としていく。
パドメもドロイドから奪ったブラスターで勇敢に戦っていた。
しかし、ドロイドの数は多く、一人、また一人とジェダイが倒されていく。
じりじりと縮まっていくドロイドの包囲網。
突如、ドロイド達が動きを止めた。
突然の事に戸惑うジェダイ達。
「マスターウィンドゥ!」
そんな彼らにドゥークーが呼びかける。
「キミたちは勇敢に戦った!この戦いはジェダイのアーカイブに記録される価値があるだろう!だが、ここまでだ。降伏しろ。そうすれば命は助けてやる」
「捕虜となって交渉の材料になるつもりはないぞ!ドゥークー!」
周囲を警戒しながらウィンドゥは叫ぶ。
「それでは残念だ」
ドゥークーが手を下すと構えを解いていたドロイド達が一斉に銃口を向けてくる。
ライトセーバーを構えなおすジェダイ達。
「あれをみて!」
ブラスターを構えたパドメが空を指す。
ジェダイやドゥークー達が空を見上げると複数の戦闘機が次々と降りてくる。
「クローン兵士だ!」
のび太の叫び通り共和国の元老院の承認が下りたことに設立された共和国軍のクローン・トルーパー達をヨーダが受領して救援に駆け付けたのだ。
低空強襲トランスポートが次々と闘技場内のドロイド達を倒していく。
「乗り込むんだ!」
ウィンドゥの指示でトランスポートへ乗り込んでいく。
周辺を警戒しつつトルーパーがブラスターでドロイドを破壊する。
「俺はここまでだ」
近くのトランスポートへ乗り込もうとするのび太へジャンゴ・フェットが告げる。
「これ以上お前達と一緒にいたら牢獄にぶち込まれてしまうからな、こっちは勝手に逃げるとする。ボバにもしもの手段として逃走の準備はしてある」
のび太は引き留めるか少し考えて。
「わかった。でも、また何かあったら協力してよ」
彼を一緒に連れていくべきではないと判断する。
「ギャラ次第だな」
ジャンゴの言葉にのび太は笑う。
「そうだ、これを」
ブラスター・ピストルが収められたホルスターをのび太へ投げる。
驚きながらものび太は受け取った。
「これ……」
「ジェダイの技についてはわからないが、お前の射撃の腕は腐らせるに勿体ない。それを使え、最高の賞金稼ぎの武器だ。最高に頼りになるぞ」
「……ありがとう!」
のび太はライトセーバーの反対側にブラスター・ピストルを装着する。
「またね。賞金稼ぎ」
「またな、ジェダイ」
飛翔するトランスポートからのび太は手を振る。
ジャンゴ・フェットはサムズアップすると近くのドロイドを火炎放射で破壊しながら逃走を開始した。
というわけでジャンゴは生存です。
その結果、ボバに降りかかる災難のいくつかは回避されます。
のび太のパダワンは誰がいい?
-
カル・ケスティス
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トリラ
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バリス
-
予想外の予想外でモール