ドラえもん のび太のSTARWARS   作:断空我

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今回からEP4へ突入します。
お待たせしてすいません。

諸事情によりパソコンが全く触れておりませんでした。

タイトルバレですが、彼ら参戦です。





EP.4 新たなる希望
砕け散る宇宙救命ボート


 

スカリフの戦いと後に呼ばれる争いが目の前で行われている。

 

帝国の秘密兵器の情報を求めて侵入したローグ・ワンと彼らを助けようとする反乱軍の攻撃。

 

ある戦いでローグ・ワンのメンバーは一人、また一人と命を落として、現れた秘密兵器によって星事散るという。

 

そんな未来は彼らの介入によって起こらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそっ!なんなんだ、あいつら!」

 

戦闘隊長として指揮をとるトルーパーは悪態をつきながらブラスターを構える。

 

目の前のトルーパー達が次々と一人の男によって倒されていく。

 

「何なんだ。お前は!」

 

悪態をつきながら近づいてくる男へブラスターを構えようとするが見えない何かに殴られたように壁へ叩きつけられた。

 

「ジェダイだ」

 

カル・ケスティスは相棒のBD-1と共にトルーパーを一掃させていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイパースペースから現れたデス・スター。

 

惑星を破壊することなく最低出力で攻撃せよとターキンが指示を出す。

 

デス・スターの光線がこと切れたクレニックを吹き飛ばし、次々と大地を焼き尽くしていく。

 

そんな光景を海岸の近くで足を負傷したジンと満身創痍のキャシアンがみている。

 

「届いた、かな?」

 

「届いたさ、きっと」

 

デス・スターの設計図が保管されていたタワーは破壊されてしまったがデータは反乱軍のところへ届いたはず。

 

彼女達が安心した表情を浮かべていた時。

 

目の前に帆船タイプの宇宙船、マンティスがハッチをあけながら接近する。

 

「乗り込んで!時間がないわ!」

 

ハッチを開けて手を伸ばすシア・ジュンダ。

 

 

戸惑っていたジン達を乗り込ませてグリーズに指示を出す。

 

「急いで!」

 

「わかっている!しっかり掴まっていろ!」

 

グリーズの運転によって急上昇するマンティス。

 

炎が唸り声をあげて迫りくる中でマンティスは無事に大気圏を突破する。

 

「間一髪、だったな」

 

歓声をあげるグリーズの傍のシートでカルが安堵の息を吐く。

 

同じようにダソミアのナイトシスターのメリン、そして元尋問官のトリラも同じような表情をしている。

 

「ローグ・ワンのメンバーね?他の人達も私達の仲間が保護しているわ」

 

「アンタたちは一体……」

 

シアの言葉に頷きながら警戒するキャシアン。

 

戦いで武器を失っているため、彼らを相手するとなると厳しいだろう。

 

「帝国に反旗を翻す者達っていったところかしら」

 

シアの言葉にカルやメリンは苦笑するも、トリラは興味ないという風に視線をそらす。

 

そんな彼らの姿に二人は呆然としていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻。

 

帝国軍のスター・デストロイヤー〈デバステーター〉がスカリフの宙域から逃げ去った一隻の船、タンティヴⅣを追跡していた。

 

逃走するタンティヴⅣへデバステーターの容赦ない砲撃が降り注ぐ。

 

やがて、エンジン部を損傷したタンティヴⅣをデバステーターが鹵獲する。

 

タンティヴⅣの内部でC-3POとR2-D2が逃げ惑っていた。

 

「速く逃げるんだ!R2!帝国に敵対勢力として捕まったドロイドはひどい目にあうんだぞ!」

 

振り返った3POだがR2がいないことに気付く。

 

探している間に怪しい音が船に近付いていた。

 

タンティヴⅣの乗組員達は武装して入口前に待機する。

 

武装して構える船員達の前で爆発する隔壁。

 

隔壁の向こうからストーム・トルーパーが一人、また一人現れる。

 

タンティヴⅣの乗組員が迎撃する。

 

ストーム・トルーパーの反撃によって一人、また一人と乗組員達が倒されていく。

 

壊れた隔壁からダース・ベイダーが現れる。

 

ベイダーに気付いた乗組員の一人がブラスターを撃つ。

 

迫る光線をベイダーは掌で受け止めた。

 

驚いている乗組員をフォースで引き寄せる。

 

「帝国から盗んだ設計図はどこにある?」

 

乗組員を持ち上げてベイダーは冷たい声で尋ねる。

 

船内で激しいブラスター戦が行われている中、ある人物から任務を託されたR2は3POと共に脱出ポッドへ乗り込む。

 

タンティヴⅣから射出される脱出ポッド。

 

当然のことながらデバステーターは脱出ポッドに生命反応がないかチェックを入れていた。

 

「また脱出ポッドか」

 

「生命反応はない……問題ないだろう」

 

スキャンを任された者は問題ないと判断する。

 

事前にタンティヴⅣの船長がポッドをいくつか射出しておいた事が功をなしたらしい。

 

R2と3POを乗せた脱出ポッドはそのまま砂の惑星タトゥイーンへ落ちていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽系第三番惑星【地球】

 

「みつかった!?」

 

「いないよぉ」

 

「くそっ!どこいきやがったんだ!?」

 

ススキガハラの空き地。

 

そこで源静香、骨川スネ夫、剛田武ことジャイアンの三人が集まっている。

 

彼らは少し前から消息がわからなくなっている野比のび太を探していた。

 

のび太のパパとママも心配して警察に依頼しているが消息はわかっていない。

 

子どもである彼らも裏山や街を調べていた。

 

「もしかしたら、ドラえもんが何か知っているかもしれないよ?」

 

「そうね。ドラちゃんのところへ行きましょう」

 

しずかの提案に二人は頷いてのび太の家へ向かう。

 

のび太の家に彼らが向かうと部屋でドラえもんがあるものを調べていた。

 

「ドラちゃん?」

 

「おい!何やってんだよ!のび太を探しにいかないのか!」

 

「そうだよ!そんな変なものを調べてさぁ!」

 

ドラえもんは正方形の青い物体を調べている。

 

宇宙完全大百科を真剣に見ていたドラえもんは「やっぱり」と呟く。

 

「のび太君の居場所の手がかりをみつけた」

 

「本当!?」

 

「のび太はどこにいるの?」

 

「早く教えろよ!ドラえもん!」

 

「これだよ」

 

ドラえもんは宇宙大百科で調べていた立方体を指す。

 

「のび太君がいなくなった日。机の上にこれがあったんだ。宇宙大百科で調べてみたけど。これは地球上で作られたものじゃないということだけしかわからなかった」

 

「どういうことだよ?」

 

「もしかして、のび太は宇宙にいるってこと!?」

 

「その可能性がある」

 

「でも、宇宙は広いのよ?どうやって探すの?」

 

「それなら方法はある」

 

ドラえもんは三人を連れて空地へきていた。

 

「方法ってなんなのさ!」

 

スネ夫は嫌な予感を覚えながら渋々ついてきて尋ねる。

 

「これだよ。宇宙救命ボート!」

 

ドンと四次元ポケットから取り出した円筒形の宇宙船。

 

「これのシステムにこの立方体を入れることでのび太君がいる場所へ向かうことができる!」

 

そこでドラえもんは周りを見る。

 

「そんな方法があるなら早く言えよな!俺様も行くぜ!」

 

「私も!」

 

「宇宙は危険がいっぱいだ。何が起こるかわからない」

 

「危険がなんだよ!のび太の手がかりがあるかもしれないんだろ!だったら俺は行くぜ!」

 

「私も!」

 

「僕は、遠慮」

 

「お前も、行くよな!?」

 

危険があるかもしれないっていうことで断ろうとしたスネ夫だったが、がしりと肩に手を叩くジャイアン。

 

ジャイアンの威圧を感じながら渋々という形でスネ夫も参加する。

 

救命ボートへ乗り込む四人。

 

ドラえもんは立方体をシステムの中へ入れる。

 

「じゃあ、行くよ!」

 

最終確認を含めたドラえもんの問いに全員が頷いた。

 

ドラえもんは救命ボートのスイッチを押す。

 

エンジンが起動して一気に宇宙に向かって飛び立つ救命ボート。

 

宇宙に出るとワープを開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンティヴⅣの船内。

 

トルーパーに連行されて一人の女性が連れてこられる。

 

「やりましたね!ベイダー卿!特使の船を攻撃するなど、元老院が黙っておりませんよ!」

 

「見え透いた嘘はやめていただこうか、レイア・オーガナ。この船は外交船ではない。我々から盗んだ設計図はどこにある?」

 

「何を言っているの?この船は外交の一環としてオルデランへ向かっているのよ」

 

「違うな。お前は反乱軍と繋がっている。帝国から盗んだ設計図をどこに隠した?話は我々のステーションで聞かせてもらおう。連れていけ!」

 

ベイダーの指示によって連行されるトルーパー。

 

隣に控えていた部下がベイダーに意見する。

 

「彼女を拘束することは危険では?元老院が反乱軍支持に傾きかねません」

 

「姫が反乱軍に関わっていることは明白だ。この船の遭難信号を送信後、船は沈没したと元老院へ報告すればいい。姫についてはステーションに連行して尋問する。設計図は必ず取り戻さなければならない」

 

「ベイダー卿、この船に設計図はありません。データを送信した痕跡もなく……ただ、船からいくつか脱出ポッドが射出されたそうです」

 

「分隊を送り込んで脱出ポッドを捜索しろ。失敗は許されんぞ」

 

「失礼します。ベイダー卿。宙域に小型の宇宙船が出現。撃墜したと報告が」

 

「反乱軍かもしれん。乗組員は死亡したか?」

 

「いえ、三人ほど、捕縛したという事です」

 

「よし、そいつらと姫をステーションへ連れていく」

 

ダース・ベイダーは踵を返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何度もワープを繰り返している」

 

「のび太の奴。どこにいったんだよ」

 

「ね、ねぇ、大丈夫かな?その……ワープした先に凶悪な宇宙人がいるとか、そんなこと」

 

「安心しろよ。こっちにはドラえもんがついているんだぜ!」

 

不安の表情を浮かべるスネ夫に大丈夫だとジャイアンは言う。

 

「そうだ。念の為、船外に出ても大丈夫なように」

 

四次元ポケットからひみつ道具を取り出す。

 

「宇宙クリームスプレータイプ」

 

「それ、銀河漂流船団の時に使ったものね?」

 

「うん。宇宙は危険がいっぱいだからね」

 

三人へ宇宙クリームスプレータイプを振りかける。

 

これで三人は宇宙服をつけた状態になり、万が一、宇宙に放り出されることになっても問題はない。

 

「お、ワープを抜けるみたいだぞ」

 

ドラえもんが告げた直後、目の前に見たことのない巨大な宇宙船が現れる。

 

「あれは何かしら!?」

 

驚いているしずか。

 

同じように覗き込んだスネ夫が信じられないものをみたと目を見開く。

 

「そんな、あれって、スターデストロイヤーだよ!?」

 

「スネ夫、あれのこと知っているのかよ!」

 

「みんなで行く約束をしていた映画にでてくる宇宙船だよ。あれは」

 

スネ夫が最後まで言い切る前にボートが大きく揺れる。

 

「どうしたの!?」

 

「攻撃を受けているんだ!前の船から」

 

「僕達を敵だと思っているんだよ!!すぐに逃げよう!地球に戻ろうよ!」

 

スネ夫が叫ぶ。

 

「のび太を見つけていないのに戻れるかよ!」

 

ジャイアンがドラえもんへ叫ぶ。

 

「なんかないのかよ!」

 

「とにかく、この場所から離れ――」

 

ドラえもんが最後まで言い切る前にスターデストロイヤーから撃たれた砲弾が宇宙救命ボートへ直撃。

 

ボートは爆発を起こして四散した。

 

 




亀更新ですが、お付き合いしていただけると助かります。
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