色々と用事とかが重なってしまい、更新が遅くなってしまいまして。
「よし、行くぞ!」
反乱軍と帝国軍の激しい戦いは続く。
のび太は操縦桿を握って開いてを繰り返して、Xウイングを加速する。
R3が小さな悲鳴を上げる中、のび太は小さな笑みを浮かべて砲撃で固定砲台の一つを破壊。
「危ないって?昔と比べたらそこまででしょ?」
パネルに非難を表示するR3にのび太は平然とした表情でウェッジを狙おうとしていたTIE・ファイターが爆発する。
「うひゃあ」
「すげぇ、あれがのび太かよ」
戦闘機で何とかTIE・ファイターを相手していたジャイアンとスネ夫は驚きの声を漏らす。
ひらりと回転しながらのび太のXウイングが敵機を落としていた。
『のび太君、凄い!』
「ありがとう、ドラえもん。でも、このくらいは簡単だよ」
ヘルメットの中で微笑みながらのび太は減速する。
TIE・ファイターはそのままのび太のXウイングを通過してしまう。
抜いた瞬間、Xウイングの攻撃が直撃してTIE・ファイターが爆発する。
「そろそろ、第一陣が攻撃を開始……っ!」
のび太は強いフォースの存在を感じ取る。
「この感覚……」
『のび太君、どうしたの!?』
「大丈夫……今の……」
『おい!増援だぞ!』
『い、いっぱい、出てきたよぉ!』
ジャイアンとスネ夫の声にのび太は強いフォースを放つ存在から意識を外す。
気になるものの、今ののび太がやることは多くの敵を引き付けて、デス・スター破壊チームへ近寄らせない為、多くの敵を撃墜する。
デス・スターがゆっくりとヤヴィン第四衛星に近付いていく中、反乱軍のYウイングの編成がデス・スター破壊を試みるも、ダース・ベイダーのTIE・ファイターアドバンスによって次々と撃墜されていく。
レッドリーダー率いるXウイングが反応炉破壊を試みるも失敗。
残されたルーク、ウェッジ、ビッグスの編成でデス・スターの反応炉へ接近していく。
しかし、阻むべくダース・ベイダーのTIE・ファイターの編隊が迫る。
『ルーク!奴らが近づいてくるぞ!』
「スピードをあげるんだ!今は破壊に専念するんだ!」
焦るビッグスに対してルークは逃げることを選択。
三機のXウイングが速度を上げる。
同じように追いかけるべく速度を上げたベイダーのTIE・ファイターアドバンスがウェッジのXウイングを撃った。
『やられた!だ、ダメだ!ついていけない!』
「離脱するんだ!」
『すまん!』
ウェッジのXウイングがコースから離脱する。
離脱した所を待機していたTIE・ファイターが狙おうとするものび太のXウイングに阻まれてしまう。
『た、助かりました!ノビ将軍』
「まぁね」
ちらりとのび太はコースを進むルークをみる。
「ルーク、オビ=ワンの声を、彼の声を聞くんだ」
ぽつりと呟きながらのび太は迫るTIE・ファイターを撃ち落とす。
ターキンの傍に一人の将校がやってくる。
「敵は反応炉を目指しているようです。撤退すべきでは」
「撤退?勝利を目前として?」
将校へターキンは信じられないという顔をする。
「あんな小型機で何ができる?デス・スターの力の前に全て滅び去るのみだ!今日、反乱軍は滅び、帝国の支配が完全となるのだ!」
『ルーク…………フォースを………使うんだ』
ビッグスが落とされ、R2が撃墜された中、ルークは照準を調整しながら反応炉を目指す。
聞こえる声を幻聴だと思い、首を振る。
出撃時から聞こえるベンの声。
ルークは幻聴だと切り捨てていた。
しかし、何度も聞こえる声にルークはシステムをオフにする。
『ルーク、どうした?システムの故障か?』
「大丈夫だ!僕を信じてくれ」
ウェッジからの通信にルークは自信満々に答える。
『えぇ!?大丈夫なの!?』
『的はちっせぇんだろ!ドラえもん、俺達もルークさんの助けに』
『うん』
『待って、大丈夫だ』
『大丈夫って、何を言ってんだよ!?』
スネ夫の叫びにのび太は冷静に返す。
『強いフォースを感じる……ルーク、キミならできる』
そして、強いフォースをベイダーも感じ取っていた。
『強いフォースを感じる!……前の奴が放っているのか!?だが、これで終わりだ』
ベイダーの照準がルークのXウイングを捉えた瞬間。
横にいたTIE・ファイターが爆発する。
『なんだ!?』
『いやっほう!』
真上からミレニアム・ファルコン号の攻撃が降り注ぐ。
『危ない!』
TIE・ファイターのパイロットがベイダーを庇うも爆発によってベイダーのTIE・ファイターアドバンスがコースから外れていく。
『邪魔者は消えた。とっととやっちまいな!』
ソロからの言葉を聞きながらルークはプロトン魚雷を放つ。
発射されたプロトン魚雷が反応炉の中に入る。
「命中した!脱出するんだ!」
ルークの指示で残存兵力がデス・スターから脱出していく。
直後、デス・スターは大爆発を起こした。
残った数機のXウイングと戦闘機がヤヴィン第四衛星の秘密基地へ帰還する。
帰ってきたルーク達を仲間は出迎えた。
「戻ってきてくれると信じていたよ!」
「まぁな!」
「二人とも!」
ルークとソロをレイアは抱きしめる。
「のび太さん!ドラちゃん!たけしさん、スネ夫さん!」
「「「「しずかちゃん!」」」」
駆け寄ってくるしずかにのび太、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫の四人は笑顔で出迎える。
喜ぶ彼らだが、
「あぁ、R2」
ベイダーの直撃を受けて被弾したR2がXウイングから降ろされる。
「治りますか?」
「なんとかしてみよう」
「お願いします。こいつがいないと寂しいですから」
「ドラえもん」
のび太に促されてドラえもんは四次元ポケットからタイムふろしきを取り出す。
「タイムふろしき!」
タイムふろしきにR2を包み込む。
しばらくして、撃墜される前の時間までR2を戻した。
「お前!無事なのか?」
不思議そうな音を鳴らすR2に3POは喜びの声を上げる。
「あぁ、良かった!ドラえもんさん!ありがとうございます」
「いやぁ、それほどでも」
皆が喜びの表情に包まれている。
『いかなくていいのかな?』
「マスター、ルークを見守っていたんですね」
ヤヴィン第四衛星の基地。
外にいるのび太へ声をかける者がいた。
彼以外の仲間、ドラえもんやルーク達はデス・スター破壊の功績を称えられ、勲章を受け取ることになっている。
勿論、その中にのび太も含まれているのだが。
「表彰を受けるって、昔から、慣れていないんですよ」
のび太が振り返るとオビ=ワン・ケノービの姿がそこにあった。
「霊体ですね?」
『そうだ。マスターヨーダから教わった術だ』
「こんな形の再会になってしまって、残念です」
『だが、私としては再びキミと会えた事を嬉しく思う。あの時、何度、後悔したか……』
「マスターはそうだとしても、僕とアニーは後悔していませんよ。託せたんですから」
オビ=ワンはのび太の隣に立つ。
『アナキンは、まだ、フォースの中に?』
のび太は無言でうなずく。
「でも、いつか、アニーも戻ってきます」
『やれやれ、デンジャラスコンビ再結成も近いわけか』
「懐かしい言い方だ」
のび太は少し間を置いてからオビ=ワンへ問いかける。
「マスター、あの漆黒のシス卿は」
『わからない。だが、その答えを知っているかもしれない者が惑星ナブーにいる』
「ナブーに?」
『あの方はキミを待っている。もしかしたら、アナキンを連れ戻す手がかりを知っているだろう。そして、ルークを鍛えてやってほしい』
「彼は……アニーの」
『そうだ』
オビ=ワンの言葉にのび太は尋ねる。
「アニーの事については」
『はっきりと伝えていない……だが、いずれルークは知ることになるだろう』
「そうですね。もしかしたら、あの時の事も」
のび太の脳裏に蘇るムスタファーの戦い。
マグマが降り注ぐ中でライトセーバーを構えるのび太とアナキンの二人。
拳を握りしめる。
「過去の因縁は僕が決着をつけます」
『一人で背負い込むことはない。キミの事を支えてくれる仲間がいる』
「マスター」
『私は霊体だ。できることは限られているが、キミ達を見守っている』
そういってオビ=ワンは去っていく。
「マスター!」
『フォースと共にあらんことを。ノビタ、私は見守っているぞ。キミの事を』
「のび太君!」
ドラえもんがのび太のところへやってくる。
「何をしていたの?」
「別に」
首を振りながらのび太はドラえもんの方へ向かう。
「急がないと授与式が始まるよ」
「えぇ、僕、面倒だよぉ」
「そんなこと言わないの!もう、いい大人になっているのに」
「勘弁してよぉ~」
ドラえもんに背中を押されながら反乱軍の基地の中へ入るのび太。
その後、二人のやり取りを見て、R3がドラえもんへ激突することがありながらのび太は仲間と共に勲章を受け取った。