比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜   作:naogran

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躊躇わないで真っ直ぐに。大好きを届けに行こう。






ある日の同好会部室。

せつ菜「メイキング映像?」

映像研究部部長「えぇ!今年の文化祭はスクールアイドルの祭典と合体した記念すべきイベントだもの!」

せつ菜「そう言えば生徒会に相談が来ていましたね。」

映像研究部部員「スクールアイドルは今回の象徴的な存在だから思いっきりフィーチャーしたいんです!」

結羽介「君大丈夫?目の下のクマが気になるが。」

映像研究部部員「大丈夫です!気にしないで下さい!」

結羽介「お、おう。」

映像研究部部長「特に神出鬼没の謎アイドル優木せつ菜ちゃんの正体にも迫っちゃいたいなぁ~なんて!」

せつ菜「っ!それだけは絶対ダメです!!」


第19話「”大好き”の選択を」

早速せつ菜を撮影する事に。

 

かすみ「せつ菜先輩!スマイルですよ?」

 

結羽介「ホラホラ!マナカ・ケンゴみたいにスマイルスマイル!」

 

せつ菜「あんまり撮らないで下さい・・・」

 

かすみ「そう言う訳にはいきませんよ。映像研究部にはオンラインライブの時に協力して貰ってますし。お礼にとびっきり可愛いのを撮らないと。生徒会長だと分かる所は後でカットしておきますから。」

 

結羽介「かすみが言うと説得力ないな。」

 

かすみ「失礼ですよ!!」

 

果林「やっぱりまだ正体は明かしたくないのね。」

 

歩夢「家族にも内緒のままなんだよね?」

 

彼方「ファンの子達がせつ菜ちゃんの正体の話題で盛り上がってたよ?」

 

愛「愛さんも聞いた事ある!実は有名な女優さんだとか!あるいは宇宙人んだとか!」

 

エマ「せつ菜ちゃん宇宙人だったの?」

 

しずく「実はスパイだったりして。」

 

結羽介「正体が菜々だからウルトラセブンだったり?」

 

せつ菜「うっ・・・そう言う噂が流れているのは知っています!私自身ミステリアスなのも良いなと思っていましたし、今更夢を壊すような事は出来ません!それに・・・生徒会長とスクールアイドルって全然違うものですから。どちらも大好きでやりたい私としてはこのままの方が良いと思うんです。」

 

侑「そっか。」

 

結羽介「合同文化祭は近付いてる。悔いのないイベントにしよう!」

 

全員「オーーー!!」

 

 

 

 

レッスン、運動、打ち合わせなどを撮影する。

 

 

 

 

音楽科。

 

生徒「演奏会で弾く曲決めた?」

 

生徒「うん!ん?スクールアイドルを撮ってるんじゃないの?」

 

侑「そうだけど、皆頑張ってるなって。」

 

先生「席に着いて。」

 

教室に先生が来た。侑がカメラを仕舞う。

 

先生「今日から一緒に授業をする事になった教育実習の先生を紹介します。」

 

薫子「三船薫子です。宜しく!」

 

侑「?」

 

 

 

 

 

 

外ではんぺんを撮影。

 

璃奈「ほら。こっちだよ。」

 

猫じゃらしではんぺんと遊んでる。

 

愛「可愛いよりなりー!」

 

璃奈「愛さん恥ずかしい・・・」

 

はんぺん「ミャー。」

 

愛「お!ミアち!」

 

そこにミアがやって来てカメラを向けた。

 

ミア「ミアち?僕の方が先輩だって言っただろ?何そのカメラ?止めてよ。」

 

愛・璃奈「・・・・・・」

 

ミア「何だよ?」

 

璃奈「私。1年の天王寺璃奈。」

 

ミア「3年のミア・テイラーだけど。」

 

璃奈「知ってる。最近新曲の動画沢山上げてるよね?」

 

愛「そうなの?」

 

璃奈「うん。凄い再生数。」

 

ミア「当然の結果さ。」

 

璃奈「はんぺんと遊びに来たの?」

 

ミア「悪い?」

 

璃奈「悪くない。ここ撫でると喜ぶよ?」

 

はんぺんの顎下を撫でた。

 

ミア「ふーん。」

 

ミアもはんぺんの顎下を撫でる。はんぺんが気持ち良さそうになった。

 

愛「ミアち可愛い!」

 

ミアの笑顔をカメラに収めた。

 

ミア「っ!止めろって!」

 

 

 

 

 

 

校舎内。生徒達が文化祭の準備をしている。

 

結羽介「皆頑張ってるな。」

 

侑「うん。」

 

そこに薫子が2人に近付く。

 

薫子「あなた。スクールアイドル同好会に入ってるんだって?」

 

侑「は、はい。」

 

薫子「あははは。そんなに緊張しないでよ。」

 

結羽介「あ、俺は顧問やってます。」

 

薫子「知ってる。比良坂結羽介。元アイドルで本職は俳優よね?」

 

結羽介「はい。その通りです。」

 

薫子「教育実習生って言ってもただの大学生なんだし。ここの卒業生でもないんだから。」

 

侑「そうなんですか?」

 

薫子「うん。どうせなら音楽科がある所に行きたくてさ。文化祭とスクールアイドルのライブを合体させちゃうなんて面白い事考えたわよね。」

 

侑「提案してくれたのは私達じゃなくて三船栞子さんなんです。」

 

薫子「へぇ~そんな事言ったんだ。」

 

侑「あ、先生も三船ですね。」

 

結羽介「え?三船?って事は・・・」

 

薫子「そう。栞子は妹よ。」

 

侑「え?」

 

結羽介「お姉さん!」

 

薫子「これからも仲良くしてあげてね。」

 

結羽介「これはたまげた。じゃあ侑、部室に戻るわ。」

 

侑「うん。」

 

 

 

 

 

 

生徒会室。

 

菜々「それでは他に議題がなければ終わりにしましょうか。所用があるので先に失礼しますね。」

 

栞子「お手伝いしましょうか?」

 

菜々「だ、大丈夫です。生徒会とは関係ない用事なので。」

 

栞子「そうですか。」

 

菜々は生徒会室を出た。

 

副会長「あ。こけし同好会の申請書類、記入漏れがあるわね。」

 

栞子「それなら私が話してきます。丁度部室棟に行くつもりだったので。」

 

副会長「じゃあお願いするわ。」

 

 

 

 

 

 

スクールアイドル同好会部室。

 

せつ菜「お待たせしました!」

 

しずく「お疲れ様です。」

 

結羽介「お勤めご苦労さん。」

 

歩夢「大変だね、せつ菜ちゃん。」

 

せつ菜「このくらい何でもありません。今の私はすっごく気合いが入っているんですよ!」

 

 

 

 

廊下。

 

せつ菜『せつ菜と菜々、2つの大好きを持ってはいますが私は結局1人な訳で。』

 

栞子「ん?」

 

会話が廊下を歩く栞子に聞かれてしまった。

 

 

 

 

部室。それを知らないせつ菜は語り続ける。

 

せつ菜「2学期で会長の任期は終わりですし。スクールアイドルと生徒会の職務を一緒にやれる機会なんてもうないかも知れません。ですからこの行事を私の集大成にしたいんで・・・」

 

部室のドアが開いた。

 

結羽介「ゲゲンチョ!?」

 

せつ菜「ん?あ・・・!!!」

 

歩夢・しずく「あ・・・!!!」

 

栞子「成る程。生徒会長は優木せつ菜さんだったんですね。」

 

さっきの会話を聞いた栞子が、せつ菜の正体が菜々である事を知ってしまった。

 

せつ菜「な・・・なな、何の事でしょう?私はえっと・・・菜々です!中川菜々!」

 

歩夢「そうだよ!眼鏡してるしどこから見ても菜々さんだって!」

 

しずく「せつ菜ならここに居ますよ!せつ菜スカーレットストーム!ふぅ~。今日もまた世界を救ってしまいました~!」

 

結羽介「無茶あり過ぎる・・・」

 

栞子「・・・」

 

菜々「はぁ・・・悪気はなかったんです!ですからどうかこの事は内密に!」

 

しずく「私達からもお願いします!」

 

歩夢「うん!」

 

結羽介「だから頼む!」

 

そう懇願する4人。しかし栞子は。

 

栞子「安心して下さい。誰にも言うつもりはないですよ。」

 

結羽介・歩夢・しずく・せつ菜「え?」

 

栞子「私は会長が学園の為に沢山貢献されて来た事も、せつ菜さんがスクールアイドルとして人気を獲得している事も知っています。どちらにも適性があって皆さんを幸せに出来ている。その邪魔をする理由などありません。」

 

秘密にしてくれる栞子をせつ菜が抱き締めた。

 

せつ菜「ありがとうございます!!私頑張ってやり切りますから!!」

 

結羽介(良かったぁ・・・栞子が味方になってくれて・・・)

 

 

 

 

 

 

その頃生徒会室では、問題が発生した。

 

生徒会書記「副会長!これを見て下さい!」

 

副会長「ん?どうしました?え!?」

 

ノートパソコンを見た副会長が驚いた。

 

副会長「すぐに会長にご連絡を!」

 

 

 

 

 

 

発生した問題をすぐにスクールアイドル同好会に報せた。

 

結羽介・侑「キャパオーバー!?」

 

栞子「皆さんのユニットやランジュのライブや比良坂先生が顧問をやっている事が話題になっていたのは勿論把握していたのですが・・・」

 

せつ菜「締め切り直前に参加の応募が殺到してしまって、全て行うのは不可能な状況です。」

 

結羽介「人気が上がり過ぎた結果と言う訳か。」

 

歩夢「そんな・・・」

 

栞子「参加者を抽選で選び直すと言う方法も考えられますが・・・」

 

愛「誰かが落ちちゃうなんて嫌だよ。」

 

かすみ「こんな話してたらせつ菜先輩の正体バレちゃうんじゃ・・・」

 

しずく「もうバレちゃったんだ。」

 

かすみ「え!?そうなの!?」

 

結羽介「せつ菜の会話を栞子がたまたま聞いちゃってて・・・」

 

侑・歩夢・しずく・せつ菜「あははは・・・」

 

果林「それは兎も角、校内が無理なら前のフェスティバルみたいに外のステージを借りたら?」

 

エマ「それだよ果林ちゃん!」

 

結羽介「その辺はどうだったんだ?」

 

栞子「当たってはみましたが、急だったもので何処も無理でした。」

 

結羽介「やはりな・・・」

 

全員が落ち込んでいる。するとランジュが駆け込んだ。

 

ランジュ「ちょっと!フェスティバルが出来なくなるってどう言う事!?学園中で噂になってるわよ!?」

 

せつ菜「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

生徒「文化祭のステージ減らせばライブ出来るんじゃないの?」

 

生徒「やだよそんなの。クラス皆で準備してきたのに。」

 

噂が既に広まってしまった。

 

 

 

 

 

 

生徒会室。

 

副会長「文化祭とフェスティバル、どちらを優先すべきか生徒の間で意見が割れているようです。」

 

決断を迫られた菜々が下した決断は。

 

菜々「それは考えるまでもない事です。合同開催は白紙、例年通りの文化祭に戻す形で検討を始めましょう。」

 

生徒会書記「会長・・・」

 

副会長「いいんですか・・・?」

 

菜々「すみません三船さん。折角ご尽力いただいたのに。」

 

栞子「いえ。残念ですが生徒会長として正しい判断だと思います。」

 

 

 

 

 

 

その後せつ菜は外で1人で考え込んでいる。

 

せつ菜「そう上手くいきませんよね・・・」

 

すると結羽介、歩夢、しずくがせつ菜を見付けた。

 

歩夢「せつ菜ちゃん!」

 

しずく「皆探してたんですよ!」

 

せつ菜「すみません・・・」

 

結羽介「それで、決断は?」

 

せつ菜「フェスティバルは延期になると思います。前回以上の規模になる事も分かったので次はいつ開催出来るかも分かりません。」

 

結羽介「そうか。まあ仕方の無い事だ。」

 

せつ菜「参加を表明してくれたスクールアイドルやファンの皆さんには今日中にお詫びの挨拶に行きます。ランジュさんにも謝らないといけませんね。納得はして貰えないかも知れませんが生徒会長として誠意を持って・・・」

 

3人は笑顔でせつ菜を見ている。

 

せつ菜「何で笑ってるんです?」

 

歩夢「だって、自分1人だけが悪いみたいな言い方してるから。」

 

しずく「誰もせつ菜さんのせいだなんて思ってませんよ。」

 

結羽介「全部責任を背負って解決するのはお門違いだぞ?」

 

せつ菜「ですが!誰かが責任を取らなければ・・・」

 

歩夢「まだ出来ないって決まった訳じゃないでしょ?」

 

しずく「考える時間は残ってます。」

 

結羽介「ここで諦めるなんて勿体無いぜ?」

 

せつ菜「・・・いっぱい考えました。でも私には何も思い付かなかったんです・・・」

 

侑「そりゃあ1人じゃそうだよ。」

 

せつ菜「はっ・・・」

 

そこに同好会の皆がやって来た。

 

せつ菜「皆さん・・・」

 

かすみ「全く。どうしてそう何でも抱え込もうとするんですかねぇ。」

 

せつ菜「それは・・・今回は仕方ないじゃないですか。私は生徒会長なんですよ・・・」

 

彼方「生徒会は会長しか居ないのかなぁ?」

 

せつ菜「っ!」

 

果林「あなたの事だもの。役員の子達にもろくに相談してないんでしょ?」

 

愛「もっと頼っちゃいなよせっつー!」

 

エマ「私達にもね!」

 

璃奈「1人じゃない。」

 

かすみ「生徒会にも同好会にもこんなに仲間がいるなんて先輩は幸せ者ですねぇ。」

 

結羽介「どんな時でも、必ず君には仲間が付いている。そうだろ?」

 

歩夢「やり切りたいんだよね?”始まったのなら貫くのみ"でしょ?」

 

せつ菜「っ!・・・・・まだ方法はあるのでしょうか?」

 

侑「もう一度考えよう。皆で!」

 

結羽介「困ったら相談!俺達も力になるぜ!」

 

せつ菜「・・・はい!」

 

自信を取り戻したせつ菜。

 

 

 

 

 

 

生徒会室。

 

菜々「皆さんの知恵を貸して下さい!」

 

副会長「勿論です!」

 

菜々「では早速スクールアイドルの皆さんに集まっていただきましょう!」

 

4人「ん?」

 

菜々「仲間は虹ヶ咲だけではありません!」

 

 

 

 

 

 

会議室。結羽介、侑、かすみ、ランジュ、YG国際学園。東雲学園。藤黄高校のスクールアイドルの部長副部長を集めた。

 

菜々「急なお話ですみません。」

 

遥「謝らないで下さい。」

 

ジェニファー「私達全員の問題でしょ?」

 

ランジュ「そうそう。私がいなきゃ始まらないものね。」

 

菜々「オンラインでお集まりいただいた皆さんもありがとうございます。私達ならきっと今の状況も解決出来るはずです!」

 

 

 

 

会議から数分後。

 

ジェニファー「ギブアップ!ノーアイディア!」

 

ランジュ「我累了。休憩しましょう。」

 

かすみ「最初の勢いは何処へ?」

 

結羽介「今回は難題が多いなぁ・・・」

 

かさね「でもこれじゃどう考えても虹ヶ咲でやるのは難しいよ?」

 

姫乃「私達の学校が代われたら良かったんですが・・・」

 

ラクシャータ「うちの学園も来週から文化祭ですが、そもそもこの中では虹ヶ咲が一番大きいですからね。」

 

かすみ「そうですよねぇ・・・」

 

菜々「・・・・」

 

副会長「ん?どうしました?」

 

菜々「YG国際学園って同じ週に文化祭なんですか?」

 

ラクシャータ「えぇ。虹ヶ咲と日にちは違いますが。」

 

美咲「うちもだよ。」

 

遥「東雲もです。」

 

菜々「詳しく教えて貰えますか!?」

 

 

 

 

ホワイトボードに日程を書いた。

 

菜々「日程が近いのは3校。まだ足りないかも知れませんがチャレンジしてみる価値はありますね。未参加の学校にも声を掛けてみましょう。」

 

侑「まさか!」

 

結羽介「それって!?」

 

菜々「えぇ。虹ヶ咲だけでなく他の高校の文化祭でもスクールアイドルフェスティバルを合同開催するんです!』

 

全員「ええーーー!?」

 

姫乃「今からですか!?もう1週間切ってるんですよ!?」

 

ランジュ「・・・」

 

美咲「動いてみなきゃ分からないよ!」

 

ジェニファー「自分の学校でやった方が私達らしいライブが出来るかも!イエス!」

 

かさね「うん!その方が面白くなりそう!」

 

副会長「早速生徒会から学園に提案してみます!』

 

菜々「お願いします!」

 

 

 

 

 

 

それぞれの高校が企画を進めた。それに賛同する意見が多数寄せられた。

 

 

 

 

 

 

スクールアイドル同好会部室。

 

かすみ「YG国際もOK出ましたよ!」

 

エマ「やったー!」

 

歩夢「これで行けるかな?」

 

せつ菜「いえ。全部のライブと出し物をやるにはギリギリ足りません。やはり後1校・・・」

 

???「じゃあ解決ね。」

 

そこに2人の少女がやって来た。

 

果林「どなた?」

 

結羽介「あ!君達は紫苑女学院の!?」

 

咲夜「うふっ。紫苑女学院の黒羽咲夜と。」

 

咲良「黒羽咲良です。」

 

結羽介「やっぱり!話題沸騰中の黒羽姉妹だ!」

 

咲夜「鐘嵐珠から話は聞いた。内なる声に従い今からフェスティバルに参加を希望するわ!」

 

エマ「内なる声?」

 

結羽介「結構中二病だなぁ・・・」

 

咲良「気にしないで。何時もの事だから。紫苑の文化祭でもライブ出来るって事だから。」

 

せつ菜「是非お願いします!」

 

しずく「ランジュさんにも感謝ですね。」

 

 

 

 

 

 

その夜。中川家。

 

菜々の母「あ、菜々。文化祭明日からだっけ?」

 

菜々「明日は前夜祭だよ。お母さん。」

 

菜々の母「ん?どうしたの?菜々?」

 

菜々「大事な話があるんだけど。」

 

意を決して母に話した。

 

 

 

 

 

 

翌日の夕方。今日は文化祭の前夜祭。

 

映像研究部部長「撮ってもらった映像バッチリだったよ!」

 

侑「えへへ。」

 

結羽介「よし。始めよう!」

 

映像研究部部長「オッケー。スタート!」

 

 

 

 

スクリーンに虹ヶ咲学園のPVを流した。

 

今年の文化祭はスクールアイドルフェスティバルとの合同。そして更に5つの学校による連続開催と言うこれまでにない形で行われる事となりました。

 

菜々『虹ヶ咲学園生徒会長中川菜々です。私自身も今回の出来事から自分を支えてくれる人達との繋がりを再認識する事が出来ました。皆さんの大好きな気持ち。その全部が私を助けてくれて それを感じて感謝する度にもう今の私は大好きを隠す必要はないんだって気付く事が出来ました。だから今ここで皆さんに生徒会長の私と一緒にスクールアイドルの私も紹介しようと思います!』

 

PVに映る菜々が髪を解き、せつ菜へと変身した。

 

せつ菜『スクールアイドル同好会の優木せつ菜です!』

 

 

 

 

副会長「ええ・・・!?えぇぇええええええええええ!?」

 

副会長の絶叫が響き渡った。そしてステージに演劇部部長が立った。

 

演劇部部長「It's Show Time!」

 

マジックで歩夢、しずく、せつ菜を召喚した。

 

歩夢「皆ー!お祭りが始まるよー!」

 

しずく「まずは私達3人が皆さんを夢のようなステージにご招待しま~す!」

 

せつ菜「沢山の大好きが集まった私たちの夢の場所!楽しまないと損をしちゃいますよ!」

 

A・ZU・NA「私達!A・ZU・NAです!」

 

 

 

 

 

 

『Infinity!Our wings!!』

 

 

 

 

 

 

大好きが沢山集まったライブは成功。会場に拍手喝采が沸き起こった。副会長は泣き、菜々の母はリモートで娘のライブを見て喜んでる。

 

侑「それじゃあ行くよ!」

 

全員「うん!」

 

侑がエンターキーを押した。

 

 

 

 

校舎のプロジェクターで合同文化祭を宣言した。いよいよ文化祭が始まった。

 

 

 

 

 

 

A・ZU・NAのライブを栞子が見ている。

 

栞子「凄いですね。自分のやりたい事を全て叶えるなんて。」

 

薫子「栞子はやらないの?やりたいって言ったじゃないスクールアイドル。このお祭りに協力してるって事は、そう言う事でしょ?」

 

栞子「・・・・・」

 

だが彼女には、抱えている悩みがあった。

 

『END』




         キャスト

    比良坂結羽介:島崎信長

       高咲侑:矢野妃菜喜
      上原歩夢:大西亜玖璃
     中須かすみ:相良茉優
     桜坂しずく:前田佳織里
      朝香果林:久保田未夢
       宮下愛:村上奈津実
      近江彼方:鬼頭明里
     優木せつ菜:林鼓子
   エマ・ヴェルデ:指出毬亜
     天王寺璃奈:田中ちえ美
      三船栞子:小泉萌香
   ミア・テイラー:内田秀
       鐘嵐珠:法元明菜

       近江遥:本渡楓
     支倉かさね:千本木彩花
     綾小路姫乃:日岡なつみ
      紫藤美咲:本宮佳奈
    ジェニファー:愛美
    ラクシャータ:山北早紀
      黒羽咲夜:近藤玲奈
      黒羽咲良:大森日雅

      三船薫子:日笠陽子
      菜々の母:白石涼子
      はんぺん:麦穂あんな
    生徒会副会長:杉山里穂
     生徒会書記:佐々木李子
           市ノ瀬加那

     演劇部部長:小山百代
        先生:藤原夏海

       その他:雨宮夕夏
           綾瀬有
           稲垣好
           岩井映美里
           薄井友里
           風間万裕子
           川村玲奈
           杉浦しおり
           鈴木亜里沙
           高橋咲貴
           豊洲りお
           森山由梨佳

結羽介「遂に始まった5校合同開催による第2回スクールアイドルフェスティバル。1日目は東雲学院、2日目は藤黄学園、3日目はY.G国際学園と続き、4日目は紫苑女学院での開催となった。その展示室に飾られていたスクールアイドル時代の三船薫子と幼い栞子の写真。嘗て栞子にもスクールアイドルに憧れる気持ちがあった事を知った俺達は、栞子を同好会に誘う。しかし、3年間真剣にスクールアイドル活動に打ち込んだものの「ラブライブ!」への出場が叶わなかった姉・薫子の姿を見ていた栞子は、自分の適性を最大限発揮出来る生き方、自分に合った役割を全うすると話し、その誘いを断ってしまう。」

次回・夢の記憶

結羽介「ウルトラ誘うぜ!」

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