比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜   作:naogran

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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・部室。

せつ菜「では改めて!」

部員達「スクールアイドル同好会へようこそ!」

今日は新しく入部した三船栞子とランジュこと鐘嵐珠と、ミア・テイラーの歓迎会。

結羽介「新しい仲間が加わったな。」

ランジュ「こんなに歓迎されてるなんて・・・何だか変な気分だわ・・・」

ミア「ランジュ。緊張してる訳?」

ランジュ「うっ!・・・な、慣れてないだけよ!」

栞子「同好会の皆さん。まだまだ分からない事ばかりですが、どうぞ宜しくお願い致します。」

ミア「そんなに堅苦しくなくて良いんじゃない?」

愛「そう言うミアちは!前から同好会に居るみたいだけどね〜!」

ミア「って!ミアちは止めろよ!」

侑「随分賑やかになったな〜。」

歩夢「全員揃うと、部室もちょっぴり狭く感じるしね。」

栞子「あの部長。入部届を提出したいのですが。」

せつ菜「いえ。私は部長じゃないですよ。」

栞子「失礼致しました。侑さん。此方をお願いします。」

入部届を侑に提出するが。

侑「ああ、部長は私じゃなくて・・・」

結羽介「ああ。入部届は顧問の俺が受け取るよ。」

栞子「分かりました。」

入部届を結羽介に提出した。

結羽介「それで部長なんだが・・・」

かすみ「んんん!!この同好会の部長は・・・この中で1番人気があって実力があって、とびっきり可愛い子ですよ〜!」

この同好会の部長のかすみ。

ランジュ「え?ランジュ?」

ミア「んな訳ないだろ!」

栞子「あの、人気と実力は皆さんお持ちですけど。」

愛「同好会の部長はかすかすだよ。」

かすみ「かすかすじゃありません!!って言うか!部長はかすみんですけど!!かすかすと呼ばないで下さい!」

ミア「キャーキャー五月蝿いなぁ・・・子犬みたいだ。」

かすみ「こ、子犬・・・!?かすみんは仔犬でもありません!!がるるるるるるる!」

結羽介「いや子犬って言うか子猫みたいだな。」

かすみ「シャー!かすみんは子猫でもありません!!」

しずく「まあまあかすみさん。」

かすみ「ああもう!こんな状態じゃ先が思いやられます!!あ、そうだ!ねぇ、しず子ん家って広いよね?皆で泊まれる?」

しずく「え?あ、うん。大丈夫だよ。」

かすみ「皆さ〜ん!今度の連休は同好会の親睦を深める為にお泊まり会を開いちゃいましょう!!」

結羽介「急だな。」

ランジュ「お泊まり会!」

彼方「良いね〜。お泊まり〜。」

果林「折角だし、色んな所へ行きましょうよ。」

璃奈「楽しみ。」

かすみ(この同好会で、かすみんが部長である事を全員できっちり教え込んでやります!)

彼女の計画は上手く行くのだろうか。


第23話「かすみん☆ワンダーツアー」

連休に入った。待ち合わせ場所の横浜。

 

かすみ(かすみん部長化計画。それは、部員の尊敬を一心に集め、真の部長となる壮大な計画!)

 

栞子「凄いですこれ!かすみさん、全部予定を立てて来たんですね!」

 

侑「気合入ってるね〜!」

 

彼女が作ったスクールアイドル同好会の親睦のパンフレット。

 

結羽介「しっかし短期間でよく仕上げれたな。」

 

かすみ「まっ、部長として当然です。」

 

エマ「えっと、まずはショッピングして交流を深めるんだね?」

 

かすみ(っと、見せ掛けて。かすみん部長が皆をバッチリ引率しリーダーシップを示してやります。)

 

 

 

 

赤レンガ倉庫。

 

ランジュ「哎呀!(あらまあ!)素敵な所ね。」

 

結羽介「赤レンガ倉庫。初代ウルトラマンと大決戦!超ウルトラ8兄弟を思い出すな。」

 

愛「早速レッツゴー!」

 

かすみ「あ!ちょっと待って下さい!!」

 

彼方「ホラ〜。かすみちゃんも行こ行こ?」

 

かすみ「うわあああ!ちょっと彼方先輩ー!?」

 

彼方に引っ張られた。

 

果林「これを私に?」

 

一方の果林は、璃奈から猫のストラップを貰っていた。

 

璃奈「今日1日付けて欲しい。」

 

エマ「果林ちゃん似合いそう。」

 

果林「うふふ♪ありがとう璃奈ちゃん。」

 

 

 

 

ショッピング内。

 

かすみ「もお!かすみんが先頭に立って、皆をビシッと案内するつもりだったのに!」

 

歩夢「ねぇかすみちゃん!見て見てこれ!すっごく可愛いよ!」

 

帽子売り場で帽子を被った。

 

かすみ「わぁ〜!かすみんに似合いそう!」

 

彼女達はそれぞれのショップで色んな物を見る。

 

 

 

 

そんな中結羽介は、赤レンガ倉庫を散策してる。

 

結羽介「多分ここだな。長野博さんが立っていた位置。・・・おぉ〜。何か不思議な力を感じる。」

 

 

 

 

外では果林が買い物していると。

 

ミア「ねぇ果林。集合場所って何処?」

 

果林「え?」

 

 

 

 

一方他のメンバーは。

 

エマ「面白〜い!」

 

せつ菜・エマ「あ〜ん!」

 

ジェラートを掬って食べる。

 

せつ菜「ん〜!美味しい〜!」

エマ「ん〜!Buono!」

 

歩夢「あれ?ミアちゃんと果林さんが居ないね。」

 

彼方「さっき2人で居るの見掛けたよ?」

 

愛「もう集合時間なのに。何処行っちゃったんだろう?」

 

結羽介「もしかして、果林だけじゃなくミアも方向音痴だったり?」

 

かすみ「大丈夫!ここは部長のかすみんに任せて下さい!2人の行き先は大体見当が付きますから!」

 

全員「え?」

 

かすみ「恐らく2人は今も一緒。方向音痴の果林先輩が率先して何処かへ目指している可能性が低い。っとすれば!向かっているのはミア子の行きたい場所!ハンバーガーショップか、それとも中華街か!」

 

エマ「大丈夫だよ?」

 

かすみ「ん?」

 

璃奈「エマさんに頼まれて、果林さんの迷子対策してある。」

 

かすみ「ええ!?」

 

 

 

 

 

一方果林とミアは、横浜スタジアム近くの公園に来ていた。

 

果林「ここって・・・集合場所じゃないわよね?」

 

ミア「WOW!野球場じゃないか!you brought me to the best place!(最高の場所に連れて来てくれたね!)」

 

果林「え?」

 

ミア「聞こえる。白球を打つバットの快音。そして空高く舞い上がるボールを、目で追う観客達の声援が!」

 

果林「・・・何も聞こえないけど・・・」

 

ミア「フッフ〜ン♪このStadiumに染み付いたBaseballの熱気を感じたのさ!」

 

果林「ミアったら意外ね・・・」

 

ミア「果林の方向音痴の方が意外だよ。」

 

果林「うっ・・・」

 

エマ「おーーい!」

 

そこにかすみとエマと璃奈がやって来た。

 

果林「エマ!よくここが分かったわね。」

 

璃奈「任せて!」

 

あの時璃奈が果林に渡したストラップには、GPSが入っているのだ。

 

かすみ「むぐぐぐ・・・」

 

 

 

 

 

 

何とか全員合流。

 

侑「次は、スポーツで連帯感アップって書いてあるよ?」

 

かすみ(っと!見せ掛けて。かすみんのキャプテン感アップ作戦!)

 

結羽介「ん?」

 

侑「結羽介さん?どうしたの?」

 

結羽介「ああ。あの2人。」

 

全員「ん?」

 

彼が見てる方を見た。そこには・・・

 

 

 

 

雄一「横浜なんて久し振りだね。」

 

亜希「去年の新婚旅行以来だね。横浜中華街でモリモリ食べたのを思い出す〜。」

 

それは、松岡夫妻だった。

 

雄一「さて次何処行こうか・・・ん?」

 

亜希「どうしたの?」

 

雄一が向いてる方へ顔を向けた。そこには・・・

 

 

 

 

結羽介と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバー達が居た。

 

雄一「あらあれはゆっちゃん!」

 

結羽介「ユウチャンネルのお2人じゃないかー!」

 

亜希「それと・・・虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会の皆さんも居るよ!」

 

2人が駆け寄った。

 

結羽介「久し振りだな。どうしてここに?」

 

雄一「実は今日結婚記念日でな。それで横浜を旅行してるんだ。」

 

結羽介「そうか結婚記念日か。おめでとうお2人さん!」

 

歩夢「結羽介さん、そちらのお2人方は?」

 

結羽介「紹介しよう。松岡雄一と亜希さん夫妻。2人はユウチャンネルのユウちゃんとアキちゃんでもあるんだ。」

 

せつ菜「え!?あのユウチャンネルの!?凄いです!私ファンなんです!」

 

雄一「本当!?嬉しいですね〜!」

 

亜希「ファンと出会えて光栄です!」

 

雄一「それで、どうして横浜に?」

 

結羽介「実は同好会の親睦を深める為横浜に来てるんだ。栞子とランジュとミアが新しく加わったから。」

 

亜希「へぇ〜!」

 

せつ菜「もし良かったら、お2人もご一緒にどうですか?」

 

雄一「え?いや、俺達は今旅行中で。」

 

彼方「結羽介君の仲だし、参加しても良いよ?」

 

結羽介「お2人はどうする?」

 

雄一「そうだな・・・折角だしお言葉に甘えて。実はホテル取ってないから。」

 

亜希「面白そうですね。是非!」

 

こうして2人も結羽介のよしみで親睦旅行を参加する事に。

 

 

 

 

スポーツ開始。

 

かすみ「さぁ!練習を始めますよ!」

 

せつ菜「気合入ってますね!」

 

皆でバレーボール。

 

かすみ「それー!」

 

歩夢「はい!」

 

せつ菜「うわっ!」

 

ボールがしずくへ落ちていく。

 

しずく(私はバレーボール部のエース!球技が苦手な私でも、こうやって役に入り込めばどんなボールでも絶対返せる!はず!)

 

役に入り込んだが。

 

しずく「フギャン!」

 

だがボールが顔面に直撃してしずくが倒れ、ボールが高く飛んだ。

 

愛「ナイスレシーブ!行くよー!ハァッ!!」

 

スパイク炸裂。

 

かすみ「来なさい!」

 

だがボールが顔面に直撃。

 

かすみ「うわああ!!」

 

結羽介「愛のスパイクめっちゃ痛そう・・・」

 

雄一「体を張ってでもぶっ飛ばされるとか、宮下愛さん恐るべし・・・」

 

結羽介「愛は部活の助っ人が多いからな。ってか、かすみとしずく仲良過ぎだろ。2人してぶっ飛ばされたるし。」

 

 

 

 

木陰で果林と璃奈と栞子とランジュとミアと亜希が座っている。

 

ランジュ「ランジュも早くやりたいわ。」

 

彼方「順番順番。」

 

そして、ランジュの膝枕に寝ている彼方も居た。

 

彼方「寝転んで待ってたらすぐだよ〜?」

 

ランジュ「か、彼方!?」

 

亜希「気持ち良さそうに寝ているね。」

 

彼方「すやぴ。」

 

 

 

 

電車に乗り次の目的地へ。

 

結羽介「次は桜坂家へ向かう。」

 

亜希「メンバーのしずくちゃんのお家ね。」

 

歩夢「次のお題は、野菜!」

 

愛「えっと・・・レタス売レタッス!」

 

侑「あははははは!」

 

雄一「ダジャレで大笑いする子初めて見た・・・」

 

結羽介「侑は笑いのツボが弱いからね〜。」

 

 

 

 

一方ランジュは、今まで撮った横浜の風景を見ている。

 

ランジュ「はぁ・・・中々チャンスが無いわ・・・」

 

栞子「ん?何をしているんですか?」

 

ランジュ「え?な、何でもないわ。」

 

栞子「ん?」

 

かすみ「まだまだ・・・zzz・・・部長化計画はこれからですぅ・・・zzz・・・」

 

 

 

 

 

 

鎌倉駅に到着。駅を出てバス停留所。

 

しずく「ここからはバスで移動でーす!」

 

バスに乗って桜坂家へ向かう。

 

雄一「鎌倉と言ったら・・・鎌倉幕府!」

 

亜希「鶴岡八幡宮!」

 

結羽介「ウルトラマンティガ!」

 

※ウルトラマンティガ46話・いざ鎌倉!を参照。

 

 

 

 

 

 

桜坂家に到着。

 

全員「おー!おっきいー!」

 

結羽介「立派な豪邸ですな〜。」

 

栞子「うぅ・・・」

 

エマ「どうしたの?栞子ちゃん。」

 

栞子「じ、実は私・・・お友達とお泊まりは初めてなもので・・・少し緊張してしまって・・・」

 

ランジュ「ランジュもだわ・・・」

 

結羽介「コミュ障の悩みか。」

 

かすみ「あれ〜?そう言えばしお子もランジュ先輩も〜、まさか枕を忘れたなんて事ないですよね〜?」

 

ランジュ「枕!?」

 

栞子「ひ、必要だったのですか!?」

 

ミア「そんな訳ないだろ。」

 

かすみ「テヘッ☆」

 

彼方「持って来たよ〜。」

 

かすみ「え!?」

 

亜希「マイ枕・・・」

 

結羽介「相変わらず彼方は平常運転だな。」

 

しずく「さぁ皆さん。どうぞ。」

 

結羽介「お邪魔します。」

 

玄関のドアを開けると。

 

犬「ワン!」

 

亜希「わ!ワンちゃん!」

 

しずく「オフィーリア!お出迎えしてくれたのね〜!」

 

オフィーリア「ワン!」

 

結羽介「オ、オフィーリア?シェイクスピア?」

 

 

 

 

夕飯の支度が出来た。

 

しずくの母「ようこそ皆さん。ゆっくりしていらしてね。」

 

せつ菜「ありがとうございます。」

 

結羽介「お世話になります。」

 

豪華なフルコース。

 

全員「おおー!」

 

雄一「凄え・・・旅館の料理みたいだ・・・」

 

亜希「どれも美味しそう!」

 

結羽介「では皆、頂きますか!」

 

全員「頂きまーす!」

 

皆が夕飯を美味しく食べる。

 

結羽介「ん〜!この天婦羅絶品だなぁ〜!」

 

雄一「サーモンの脂がとろける〜。」

 

亜希「ホタテ美味しい〜。」

 

 

 

 

夕飯の後。

 

かすみ「さぁて!お泊まり会のお楽しみと言えば、これですよ!」

 

ジェンガを出した。

 

結羽介「ジェンガ?」

 

侑「次はゲーム大会か。」

 

かすみ(このゲームで勝ちまくり、部長としての勝負強さを見せ付けてやります!)

 

 

 

 

勝敗の結果は。

 

かすみ「あああーーー!!」

 

ジェンガを崩して負け。

 

 

 

 

人狼ゲームの勝敗は。

 

かすみ「あああーーー!!」

 

人狼がバレてしまい負け。

 

 

 

 

箱の中身クイズ。

 

かすみ「あああーーー!!」

 

中身の蛇(おもちゃ)にビビって泣いた。

 

 

 

 

番犬ガオガオ。

 

かすみ「あああーーー!!」

 

音を出してしまい負け。

 

 

 

 

全て惨敗。

 

歩夢「大丈夫・・・?」

 

結羽介「凄い敗北ラッシュだったな・・・」

 

かすみ「うううぅぅぅ・・・・・」

 

雄一「かすみさん、お気を確かに。」

 

かすみ「悔しいです〜〜〜〜〜!!!」

 

亜希「でもかすみちゃん、素晴らしい悲鳴だったよ?」

 

かすみ「褒めてないですよ〜〜〜〜!!!」

 

全員「あははははは!」

 

 

 

 

寝室。侑と愛が布団を敷き、ランジュは枕カバーに枕を入れるのを苦戦。

 

 

 

 

洗面所では、せつ菜と璃奈と栞子と雄一が黙々と歯磨きとマウスウォッシュ。

 

せつ菜・璃奈・栞子「・・・・・」

 

雄一「クチュクチュクチュクチュ・・・」

 

 

 

 

寝室では、彼方とエマがゴロゴロ転がってる。

 

彼方・エマ「ゴロゴロゴロ〜。」

 

途中でぶつかった。

 

愛「よーしよーし。」

 

オフィーリアを撫でてる愛。

 

ミア「こ、コイツ噛まないの・・・?」

 

しずく「オフィーリアはとってもいい子だから大丈夫ですよ。」

 

オフィーリア「ワン!」

 

ミア「うわあ!!」

 

吠えられてミアが怖がる。

 

結羽介「オフィーリア。お手。」

 

オフィーリア「ワン。」

 

結羽介「おかわり。」

 

オフィーリア「ワン。」

 

結羽介「タッチ。」

 

オフィーリア「ワン。」

 

お手、おかわり、タッチを連続でこなした。

 

結羽介「めっちゃ良え子やん!」

 

オフィーリアを撫で撫でする。

 

 

 

 

果林「もっと胸を開いて。」

 

ランジュ「こ、こうかしら?」

 

かすみ「ぐぬぬぬぬ・・・!!」

 

亜希「かすみちゃん大丈夫?」

 

ヨガに苦戦してるかすみ。

 

 

 

 

 

 

その夜。侑が外で音楽を聴いている。

 

歩夢「あれ?侑ちゃん何してるの?」

 

侑「え?ああ。曲の構想を練ってたんだ。」

 

結羽介「お。お2人さんまだ眠れない?」

 

侑「うん。」

 

歩夢「お泊まり会、やっぱり楽しいね。」

 

侑「だね。かすみちゃんに感謝だよ。」

 

結羽介「部長の器になれそうだしな。」

 

侑「皆と一緒に居るとね、アイディアがどんどん浮かんでくるんだ。」

 

歩夢「そっか〜。」

 

結羽介「侑のセンスも上達してるみたいだな。」

 

歩夢「綺麗だね。月。」

 

侑「うん。」

 

結羽介「月はいつも、そこにある。」

 

 

 

 

皆が寝静まっている。結羽介と雄一と亜希の大人組は隣の寝室で寝ている。

 

 

 

 

そんな中、かすみはリビングで何かを始めようとしていた。

 

かすみ「こうなったら明日!一気に挽回してみせますよーーー!!」

 

オフィーリア「ワン!」

 

部長化計画の改変を始めた。だが、ある人物が改革を練ってるかすみを覗いていた。

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

かすみ「今日の鎌倉観光は!オリエンテーリング形式にしたいと思います!」

 

全員「オリエンテーリング?」

 

結羽介「それは一体何だ?」

 

かすみ「詳しくはりな子からどうぞ。」

 

璃奈「スマホを使って、鎌倉を散策しながらあちこちランダムに現れる13匹のバーチャル猫を集めるってゲーム。猫に近付くと音がして、地図上に出て来る。誰かが先に捕まえても、同じ猫が発生するから取り合わなくてOK。時間内に沢山集めた人が優勝。」

 

彼方「へ〜。」

 

亜希「面白そうなゲームね。ポケモンGOに似てるけど。」

 

ミア「璃奈がこれを作ったの?」

 

結羽介「君将来起業してそうだな。」

 

璃奈「エッヘン!」

 

かすみ「我が同好会はライバルだけど仲間。仲間だけどライバルです!競い合いつつも、絆を深めて行きましょう!」

 

侑・歩夢・しずく・せつ菜・エマ・愛「はーい!」

 

結羽介・雄一「おー!」

 

かすみ(っと!思わせて。かすみんが1番になって『流石です部長〜!』と言うイメージアップ計画です。)

 

愛「所で、優勝したら商品ってあるの?」

 

かすみ「えええ!?と、特に考えてなかったんですけど・・・」

 

結羽介「おい!」

 

彼方「じゃあ優勝した人のお願いを、皆で叶えてあげるのはどうかな?」

 

雄一「おっと彼方さん。それはナイス提案!」

 

しずく「良いですね!」

 

せつ菜「だったら私は皆さんと、12時間耐久アニソンカラオケ大会がしたいです!」

 

亜希「喉が枯れそう・・・」

 

結羽介「あ!だったら俺は皆とJ-POPカラオケやりたい!」

 

雄一「ゆっちゃんがノリノリ・・・」

 

愛「愛さんは皆に胴上げして貰いたいな〜!」

 

ランジュ「ん〜・・・」

 

スマホで横浜の画像を見て悩んでる。

 

栞子「ん?」

 

エマ「私は侑ちゃんに新曲作って貰おうかな〜?」

 

侑「え?うん!私の曲で良ければ喜んで!」

 

しずく「本当ですか!?」

 

侑「でも、私が買ったら皆にも何かお願いしちゃうよ!」

 

せつ菜「望む所です!」

 

かすみ「それでは!鎌倉散策ニジガクGO!スタートです!」

 

 

 

 

それぞれ分かれて猫を探しまくる。途中で休憩しておやつやスイーツを食べる。

 

雄一「お!猫ゲット!」

 

亜希「こっちもゲット!」

 

 

 

 

ランジュ「全然見付からないわね・・・」

 

栞子「一体何処に居るんでしょう・・・」

 

ランジュ「・・・・」

 

何かに悩んでるランジュに、栞子が近付く。

 

栞子「ランジュ。どうかしましたか?」

 

ランジュ「あ、ううん。何でもないわ。」

 

 

 

 

結羽介「よし。1匹ゲット。ん?」

 

かすみ「ん〜・・・」

 

猫を探しているかすみだが、1匹すら見付かってない。

 

かすみ「はぁ・・・うぅぅ・・・全然見付からないじゃん・・・」

 

結羽介「まだ1匹もか?俺はもう7匹捕まえたぞ?」

 

かすみ「うぅぅ・・・」

 

結羽介「他の皆はどうなんだろうな。見るか?」

 

他の皆が捕まえた猫の数を調べる。

 

かすみ「嘘お!?皆結構集めてる!」

 

結羽介「ランジュと栞子とかすみが未だ0か。」

 

かすみ「かすみん家の近所であれだけ特訓して来たのに!!」

 

結羽介「いや、家の近所だけで13匹捕まえるのは無理だろ。って言うかかすみ、部長化計画の改変丸潰れまくりじゃねえか。」

 

かすみ「し、知ってたんですか!?」

 

結羽介「昨日徹夜して計画の改変をしてたよな。トイレから戻る途中に覗いたんだ。」

 

かすみ「どうしよう!部長化計画全部ダメだったら、かすみん部長じゃいられなくなって皆さんに自慢出来なくなっちゃいますよ!!」

 

結羽介「まさかその為に・・・」

 

するとそこに。

 

栞子「かすみさん。結羽介さん。」

 

結羽介・かすみ「ん?」

 

栞子「どうかされましたか?」

 

結羽介「あれ?栞子にランジュ?」

 

かすみ「0匹仲間じゃないですか・・・そうだ!4人で一緒に猫を探しに行きませんか?」

 

結羽介「俺を巻き込ませる気か君は。」

 

 

 

 

4人で猫を探しに行った。

 

栞子「居ないですね・・・」

 

ランジュ「ここも・・・」

 

かすみ「こっちも・・・」

 

結羽介「あれぇ?さっきまで快調だったのに。ここに来て1匹も出てない。やっぱ猫は気まぐれだな。」

 

かすみ「ムキーーー!!こんなに探してるのに!!」

 

1匹見付からず地団太踏む。

 

栞子「お、落ち着いて下さい!!」

 

結羽介「怒ってると猫が逃げちゃうぞ?」

 

ランジュ「かすみったら、よっぽど優勝したいのね。」

 

かすみ「だって!優勝したら凄いって思われるじゃないですか!そしたらきっと、かすみんなら部長として立派にやれるって認めて・・・あ!!」

 

結羽介「本音が出た。」

 

かすみ「って言うのは冗談で・・・」

 

結羽介「誤魔化した。」

 

かすみ「もしかすみんが優勝したら皆に100万回可愛いって言って貰いますからね!」

 

結羽介「100万回生きたねこ?」

 

かすみ「あー!あっちの方に猫の気配がするー!さ、さらばですーーー!!」

 

走り去って行った。

 

ランジュ「かすみって可愛いわね。」

 

結羽介「それ本人が居る時に言ってやれよ。」

 

栞子「ええ。あんな風に自分の気持ちに正直にいられるって素敵だと思います。」

 

ランジュ「そうね。かすみが羨ましい。」

 

栞子「ランジュも。自分の気持ちに素直になって下さい。」

 

ランジュ「え?」

 

結羽介「ずっともじもじしてたもんな。」

 

栞子「昨日から、何か隠してませんか?」

 

ランジュ「それは・・・その・・・」

 

栞子「私、ランジュの考えてる事を知りたいです。」

 

結羽介「俺達に教えてくれるかな?」

 

彼女はスマホを出した。

 

ランジュ「・・・写真を・・・」

 

結羽介・栞子「ん?」

 

ランジュ「同好会の皆と・・・一緒に写真を撮りたいの!」

 

結羽介「写真を?」

 

栞子「・・・ふふふふふ。」

 

ランジュ「何よ!正直に話したのに!!」

 

栞子「ですが、そんな事を悩んでたなんて・・・」

 

結羽介「撮りたいなら撮りたいって言えば良いのに。」

 

ランジュ「だって!皆に何て言ったらいいか分からないんだもの・・・」

 

結羽介「ん〜コミュ障の宿命かな?これも。」

 

栞子「ランジュ。」

 

ランジュ「ん?」

 

栞子「まずは、私と2人で撮りませんか?」

 

ランジュ「・・・!!」

 

栞子「結羽介さん。カメラお願いします。」

 

結羽介「お任せあれ。」

 

スマホを借りて、2人を写す。

 

結羽介「撮りますよ〜。はいチーズ。」

 

猫『ニャー。』

 

結羽介・栞子・ランジュ「ん?」

 

2人の後ろに猫が現れた。

 

結羽介・栞子・ランジュ「居た!!」

 

これで結羽介の猫は8匹目。栞子とランジュは1匹ゲットした。

 

 

 

 

 

 

全員が集まり、結果発表。

 

璃奈「発表します。優勝は、13匹全部捕まえた・・・侑さ〜ん!」

 

侑「やったー!」

 

優勝は侑。

 

せつ菜「おめでとうございます!」

 

彼方「流石侑ちゃん!」

 

結羽介「おめでとう!」

 

果林「残念。後1歩及ばなかったわ。」

 

雄一「俺は7匹かぁ・・・」

 

かすみ「かすみん・・・1匹だけ・・・」

 

しずく「よしよし。」

 

亜希「泣かないで。」

 

優勝出来なかったかすみをしずくと亜希が慰めてあげる。

 

ランジュ「あ〜あ。」

 

ミア「悔しそうだね。ランジュ。」

 

ランジュ「ええ。でも凄く楽しかったわ!」

 

ミア「僕もさ!」

 

愛「で、ゆーゆのお願いは何なの?」

 

侑「えへへ!実は、この12人の為に前から曲を作ってて。」

 

全員「えええ!?」

 

結羽介「12人全員に!?」

 

侑「うん。その曲に、皆で歌詞を付けて欲しいんだ。ダメ・・・かな?」

 

歩夢「そんなの勿論良いに決まってるよ!」

 

エマ「最高のお願いだね!」

 

侑「かすみちゃん。」

 

かすみ「ん?」

 

侑「昨日も今日も最高の楽しかった!これも全部かすみん部長のお陰だね!」

 

かすみ「えええ!?あの・・・その・・・」

 

結羽介「照れた。」

 

ランジュ「そうよ!かすみは立派な部長だわ!」

 

栞子「はい!それにかすみさんが居るだけで、同好会がとても華やぎます!」

 

結羽介「報われて良かったな。かすみ部長様。」

 

かすみ「ま、まあそんな事もありますよ〜!」

 

結羽介「チョロい。」

 

愛「やるね〜!かすかす部長!」

 

ミア「NICE!子犬ちゃん部長!」

 

かすみ「だ〜か〜ら〜!かすかすでも子犬でもありませんってば〜!」

 

結羽介「あはは。上げて落とされたな。子猫ちゃん♪」

 

かすみ「もお!結羽介さん子猫って言わないで下さいよ〜〜!!!」

 

全員「あはははははは!」

 

かすみ「もお・・・コホンッ。じゃあ早速!これから皆で歌詞を作りましょう!」

 

 

 

 

 

 

桜坂家に戻り、皆で歌詞を作る。その間、結羽介と雄一と亜希は夕飯の支度をしている。

 

 

 

 

夕飯の時間。庭でグランピング。

 

結羽介と雄一と亜希がバーベキューを焼いている。

 

皆がバーベキューを楽しみ、結羽介と雄一はビールを豪快に飲む。

 

更にはマシュマロを焼いてスモアにしたりもした。

 

 

 

 

夜になり、皆で花火。花火を亜希が撮影する。

 

侑「ありがとう。皆。すっごく素敵な歌になったよ!」

 

かすみ「この14人ならきっと、もっと色んな事に挑戦出来そうです!」

 

侑「うん!」

 

彼方「こう言うの、きっと忘れられないね。」

 

エマ「だね。」

 

果林「あ。もう消えちゃうわ・・・」

 

3人の線香花火が消えそうになった時。

 

かすみ「大丈夫です!!まだまだ花火いーっぱいありますよー!」

 

雄一「打ち上げ花火セットばっかり・・・」

 

結羽介「風情も何もあったもんじゃねえな。」

 

かすみ「どんどん打ち上げていきますよー!」

 

結羽介「亜希さん、最高の花火動画を撮って下さいね!」

 

亜希「任せて下さい!」

 

栞子「ランジュ。」

 

ランジュ「ん?」

 

栞子「ほら。」

 

ランジュ「・・・うん!ねぇ皆!」

 

全員「ん?」

 

ランジュ「お願いがあるんだけど。」

 

 

 

 

結羽介がランジュのスマホを持って、皆を写す。

 

結羽介「もっと寄って寄って!はいOK!じゃあ行くぞー!はいチーズ!」

 

13人の写真を収めた。

 

 

 

 

 

 

合宿から数日が経ったある日。

 

かすみ「だ、大ニュース!!大ニュースですよーーーーー!!」

 

廊下を慌てて走るかすみ。一体彼女が耳にした大ニュースとは何か。

 

『END』




         キャスト

    比良坂結羽介:島崎信長

       高咲侑:矢野妃菜喜
      上原歩夢:大西亜玖璃
     中須かすみ:相良茉優
     桜坂しずく:前田佳織里
      朝香果林:久保田未夢
       宮下愛:村上奈津実
      近江彼方:鬼頭明里
     優木せつ菜:楠木ともり
   エマ・ヴェルデ:指出毬亜
     天王寺璃奈:田中ちえ美
      三船栞子:小泉萌香
   ミア・テイラー:内田秀
       鐘嵐珠:法元明菜

      松岡雄一:山谷祥生
      松岡亜希:山崎エリィ

     しずくの母:柚木涼香
    オフィーリア:麦穂あんな



結羽介「スクールアイドル同好会が部に昇格した!?そんな話を耳にしたかすみは大慌てで部室に駆け込むが、結局は噂話でしかなかったと判明する。部への昇格は希望制と聞き、考え込む同好会の面々。しかし眼前に迫る定期試験の方も問題だ。せつ菜の提案のもと、学年ごとに分かれて勉強会をする事に。しかし部長であるかすみは同好会のままでいるべきか部になるべきか、どうしても気になって勉強に身が入らない。一方、果林もまたある事に思い悩んでいた。」

次回・過去・未来・イマ

結羽介「ウルトラ悩むぜ・・・」

どっちが面白い?

  • 比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜
  • ラブライブEXTRAシリーズ
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