果林「もう12月だし、ライブするならやっぱり年内が良いわよね。」
結羽介「一応12月の候補となる日程を書いてる。皆何日が良い?」
歩夢「クリスマスとか?」
彼方「25日はラブライブの東京予選。遥ちゃんが出るからダメ〜。」
侑「確かに!フェスに出てくれた皆を応援しないと!」
せつ菜「配信はリアタイ必須です!」
ランジュ「予選は無観客なのよね。」
結羽介「まあ今回の予選はリモートでやるんだし。」
歩夢「そう言えば、ランジュちゃんは紫苑女学院のスクールアイドル部と何処で知り合ったの?」
結羽介「それ気になってた。一体何が切っ掛けで?」
ランジュ「あぁ。日本に来てすぐにゲリラライブした時、たまたまあの子たちも見てくれてて。ランジュのパフォーマンスに魅了されちゃったみたい。」
結羽介「成る程ね〜。」
璃奈「そうだったんだ。」
栞子「クリスマスを避けるとなると・・・」
愛「だったら大晦日しかないよ!盛り上がると思うよ!」
全員「おぉー!」
結羽介「大晦日かぁ。今年最後のイベントに相応しいかもな。」
しずく「年末と言えば、クリスマスと大晦日ですしね。」
愛「賛成の人ー!」
全員「賛成ー!」
結羽介「よっしゃ!」
全員の賛成が決定し、大晦日にファーストライブを開催する事になった。
果林「開催日は決まりね!」
かすみ「じゃあ次は、ライブのキャッチコピーを決めましょう!」
璃奈「キャッチコピー?」
エマ「どんなライブにしたいかは、凄く大事だよね!」
結羽介「キャッチコピー思い付いた人挙手。」
かすみ「はいはーい!」
結羽介「はいかすみ!」
かすみ「"かすみんとカワイイ年末過ごしませんか?"とかどうですか~?」
ミア「What are you saying・・・」
かすみ「やっぱり良いと思う?」
結羽介「いや、”意味分からねえ”だって。」
かすみ「なっ!?」
全員「あははははは。」
侑「・・・・・」
彼方「ん?」
歩夢「・・・・」
結羽介「ん?」
結羽介・彼方「んん?」
何か悩んでる2人に疑問を抱く。
部室に副会長と色葉達3人組がやって来た。
色葉「同好会ファーストライブやるんですか!?」
今日子「是非私達にも!」
浅希「お手伝いさせて欲しいです!」
副会長「虹ヶ咲初の単独ライブ!最高のものにしましょうね!せつ菜ちゃん!」
せつ菜「はい、一緒に頑張りましょう!」
結羽介「副会長、もうガチ勢になってる。」
果林「当日の応援も宜しくね。」
色葉「勿論です!」
浅希「そうだ!焼き菓子同好会でクッキー焼いて来たんですけど。」
エマ「見せて見せて!」
結羽介「食い付き早!」
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバーのクッキー。
全員「わぁ〜!」
今日子「ランジュちゃん、ミアちゃん、栞子ちゃん。」
栞子・ミア・ランジュ「ん?」
今日子「はい!」
なんと3人のクッキーも焼いてくれたのだ。
ミア「これって僕達?」
浅希「3人の事も応援するからね!」
ランジュ「本当に!?」
栞子「嬉しいです!」
今日子「さぁ栞子ちゃんも!」
栞子「あ、ありがとうございます。」
色葉「結羽介先生!はい!」
更には結羽介のクッキーも焼いてくれたのだ。
結羽介「俺のクッキー!?」
今日子「皆を支えてくれたお礼を兼ねて焼いたんです!」
結羽介「めっちゃ嬉しい!ありがとう!」
廊下。侑と愛としずくと彼方と結羽介が荷物を運ぶ。
侑「ステージ演出も考えなきゃね。」
しずく「皆さんそれぞれの個性を出せるよう照明やモニターで工夫しましょう。」
彼方「しずくちゃんの得意分野だね~。」
侑「お願い出来る?」
しずく「任せて下さい!」
結羽介「今回の監修も任せとけ。」
侑「うん。あ・・・」
横の掲示板に貼られてる関東作曲コンクールのポスターを見た。
侑「・・・・」
愛「どうしたの?」
侑「あ、ううん。何でもない。」
結羽介・彼方「ん?」
その夜。近江家。
遥「ファーストライブの準備はどう?お姉ちゃん。」
彼方「順調順調。遥ちゃんは?」
遥「部の皆と毎日特訓してるよ。」
彼方「大事なラブライブの予選でもセンターなんて本当凄いよね。配信楽しみだよ~。」
遥「うん。」
彼方「ん?」
遥「だからこそ人一倍頑張らなきゃ。私にセンターを託してくれた先輩達や、応援してくれるファンの皆の為にも、いいパフォーマンスをしなきゃいけないんだ。」
彼方「遥ちゃん・・・」
翌日。ランジュが栞子とミアを校舎の裏へ呼び出した。
栞子「どうしたんですか?こんな所に呼び出して。」
ミア「しかも練習着で来いってまだ昼休みだろう?」
ランジュ「特訓するからに決まってるじゃない。」
栞子・ミア「え?」
栞子「私達3人でですか?」
ランジュ「えぇそうよ。同好会はソロだけじゃない。皆の気持ちが重なれば一緒に歌う事もあるでしょ?私にそれが出来るのか自信はないけど、同好会に入ったんだもの。挑戦してみたいわ!栞子、ミア手伝って欲しいの!」
ミア「Sounds good!(良いじゃん!やろう!)」
栞子「私も挑戦したいです!」
ランジュ「ありがとう2人共!」
一方の歩夢は、1人教室に居た。
歩夢「・・・・」
彼女は、送られたメールを読んでいた。
『はじめまして。私はロンドンの公立学校に通う16歳の学生です。先日友達と一緒にスクールアイドルフェスティバルの動画を見て歩夢ちゃんにときめいてしまいました。友達は自分もスクールアイドルになりたいと言っています。私も彼女の夢を応援したいのですが、ここにはスクールアイドルの文化がなくてどうしていいか分かりません。でも諦めたくはありません。いつかスクールアイドルフェスティバルに参加して歩夢ちゃんに会いたいです。これからも応援しています。』
あのメールは、ロンドンに住む16歳の少女からのメールだった。
歩夢「私を見てこんな風に思ってくれた人がいるんだ。」
廊下を歩いていると。
歩夢「あ。」
壁に貼られてるロンドンの短期交換留学の知らせが貼られていた。
歩夢「ロンドンか・・・」
一方侑は、結羽介と薫子に相談していた。
薫子「このコンクール知ってるわよ。結構昔からやってる奴だから。」
結羽介「ここから多くの作曲家が輩出してるって有名ですもんね。」
侑「音楽科のクラスメイトも沢山参加するみたいなんですよね。」
薫子「でしょうね。良い成績を収めれば作曲家の道も開けるかも知れないし。」
侑「そうなんですか?あ。歩夢。」
外へ出ようとする歩夢を呼び止めた。
歩夢「あ。ん?」
侑を見た歩夢が、侑の横にある関東作曲コンクールのポスターを見た。
外に出て、コンクールの事を話す。結羽介は部室に戻って行った。
歩夢「作曲コンクール応募するの?」
侑「う~ん・・・興味がない訳じゃないけど今はいいかな。」
歩夢「何で?」
侑「私はただやりたいって思って音楽を始めただけで、本気で作曲家の道を目指すかどうかなんてあまり考えてないし。」
歩夢「そっか・・・」
侑「歩夢はそう言うの考えた事ある?」
歩夢「漠然とはあるけど・・・」
侑「コンクールって本気の皆が集まる場所じゃん?そんな中にただやってみたいだけの私が入っちゃっていいのかなって思うんだよね。今、同好会で十分楽しくやれてるし。」
歩夢「・・・そうかもね。」
その後歩夢は、部室に居るエマ、ミア、ランジュの留学生組に相談する。
ランジュ「日本以外の国でスクールアイドルは出来るかって?」
エマ「そもそもアイドルって言葉の定義がない国も多いし。」
ミア「それを言うなら、部活の形も日本とは全然違うよ。」
歩夢「そうなんだ・・・」
エマ「実際はかなり難しいと思う。だからランジュちゃんや私はここに来た訳だし。」
歩夢「う〜ん・・・」
音楽科の教室で、侑はまだ悩んでいる。
夕方。歩夢達はストレッチをしてる。
夜。遥が部屋でダンスの練習をしている。
彼方「遥ちゃん。ご飯だよ〜。遥ちゃん?」
遥「あ、ごめん。何?」
彼方「・・・・」
翌日。侑が自販機でジュースを買っていると。
結羽介「よう。元気か?」
侑「結羽介さん。」
自販機に小銭を入れてコーヒーを買った。
結羽介「コンクールの話、決まったか?」
侑「う〜ん・・・まだ分からないかな?」
結羽介「ゆっくり考えれば良いさ。やるかやらないかは自分次第なんだし。」
侑「そうだね。」
彼方『よいしょ〜!』
侑「彼方さん!?」
結羽介「彼方!?」
外から彼方の声が聞こえた。
外では。
彼方「っと!」
書道パフォーマンスで遥へのメッセージを書いた。
彼方「ちょっと大きく作り過ぎたかな?」
侑「彼方さーん!何してるんですか?」
彼方「おお侑ちゃ〜ん。結羽介く〜ん。」
結羽介「うわっ!何じゃこりゃ!?書道パフォーマンスやってたの!?」
侑「これは?」
彼方「遥ちゃんを応援するのに使えないかと思ってさ。」
侑「へぇー。」
結羽介「だとしても何で書道?」
彼方「そうだ。侑ちゃん最近何か考え事してるよね?」
侑「えっ?どうして分かったんですか?」
彼方「彼方ちゃん意外に皆の事よく見てるからね~。」
結羽介「彼方も気になってたんだ。」
侑「実は・・・」
コンクールの事を彼方に話した。
侑「歩夢にはコンクールには応募しないって言ったけど、少しだけ挑戦してみたい気持ちもあるんです。結局怖い気持ちの方が勝っちゃってるんですけど・・・」
彼方「そっか~。何で侑ちゃんはそれを歩夢ちゃんに伝えなかったのかな?」
侑「それは・・・何でだろう?」
侑「多分、私と歩夢は同好会に入ってからお互いに相手の背中を押してここまで来たから。私が立ち止まっているときは歩夢がまた押してくれるって、勝手にそう思っているのかも。」
彼方「じゃあもうちょっとだけ待ってたら良いんじゃないかな?2人は大の仲良しさんなんだから、きっと歩夢ちゃんは侑ちゃんの期待に応えてくれるよ。」
結羽介「侑と歩夢は幼馴染みなんだろ?だったら、お互いに気持ちがすぐに決まると思うぞ?」
彼方「彼方ちゃんも侑ちゃんの背中を押してあげたいけど今は我慢しとくね。」
侑「彼方さん・・・結羽介さん・・・そうしてみます!ありがとうございました!」
彼方「どういたしまして~。」
侑と別れた後。
結羽介「決まったみたいで良かったな。」
彼方「うん。さて、どうしたものか。」
結羽介「いや考えてなかったんですかい。」
巨大習字をどうするか悩んでいると。
歩夢「彼方さーん。結羽介さーん。」
彼方「ほぇ?」
すれ違いに歩夢がやって来た。
彼方「歩夢ちゃん。」
結羽介「おっす。」
歩夢「あの、今・・・大丈夫ですか?」
彼方「うん。」
結羽介「ああ。」
歩夢が海外留学について相談する。
彼方「海外留学?」
結羽介「しかもロンドンから?」
歩夢「2週間の短期留学なんだけど、メールをくれた子達が住んでる町で直接会って手助け出来るかもって。」
彼方「何だか壮大な話だね。なぜその相談を彼方ちゃんと結羽介君に?侑ちゃんに言ってないの?」
歩夢「離れてしまうのが怖くて・・・侑ちゃんとは同好会に入ってからもずっと一緒に進んできて。けどやりたい事は同じじゃないから。このままお互いが進めば進むほど距離は離れていってそのうち同じ場所にはいられなくなってしまう。今は大袈裟な話だけど、いつかはそんな現実が来るんじゃないかって・・・」
彼方「今じゃなくて将来の話か~。皆考える事は一緒だね。」
歩夢「え?」
彼方「ううん。こっちの話。夢を真剣に追い求めるなら同じ場所にいられなくなる。ランジュちゃんが最初に言ってた事もある意味正しかったのかもね。」
歩夢「・・・」
彼方「2人の悩みが分かったのは良かったけど、これは結構難題かも。」
結羽介「だな。」
歩夢「ん?2人って?」
彼方「いや。これもこっちの話。」
結羽介「なぁ歩夢。そのアドバイス一応保留しても良いか?」
歩夢「え、はい。」
夕方。半紙を持って帰る。結羽介が後ろを支えてる。
彼方「要するに2人共同じ理由で足踏みしちゃってるって事だよね。お互いがお互いの背中を押したら離ればなれに・・・」
結羽介「挑みたいけど挑めない。行きたいけど離れたくない。親友同士の宿命かな〜これは。」
彼方「そうかもね〜。一緒にいられたらいいのにって気持ち、彼方ちゃんにも分かるよ。」
結羽介「どうしたものかな〜。」
深く考えていると。
???「見付けた!」
結羽介・彼方「ん?」
突然3人の東雲学院の女子高生が前に立ち塞がった。
女子高生A「近江彼方さんですね?」
女子高生B「そしてあなたは比良坂結羽介さんですね?」
彼方「こ、これはあげないよ!」
結羽介「いや半紙目的じゃないだろ?えっと、君達は?その制服東雲の?」
女子高生C「折り入ってご相談があるんです!」
突然頭を下げられて2人が戸惑う。
結羽介・彼方「え?また?」
食堂で3人から相談を受ける。
女子高生A「私達東雲学院スクールアイドル部のファンクラブをしております。」
ファンクラブの会員カードを見せる。
彼方「おぉ~!いつも遥ちゃんがお世話になっております~!」
結羽介「どうもご丁寧に。」
ファンクラブB「私達、皆違う部活やってるんですけど、スクールアイドルフェスティバルを切っ掛けにすっかり意気投合しちゃって。」
ファンクラブC「スクールアイドルって最高ですよね!勉強や部活で疲れても動画を見たら元気が貰えるし!」
彼方「うんうん!分かる〜!」
結羽介「俺も分かるな〜!好きな動画を見たら疲れなんて吹っ飛ぶし!」
ファンクラブA「これまでのお礼に、ラブライブと言う大舞台に挑戦する遥ちゃんたちにエールを届けたいんです!」
彼方「なんと!」
結羽介「ほう!」
ファンクラブB「会場には行けないけどとびきりの応援をしてあげたくて!」
ファンクラブC「お力を貸して貰えませんか?」
結羽介「俺達で宜しければ・・・」
彼方「同志よ!」
結羽介「彼方!?」
彼方「彼方ちゃんもそうしたいって思ってたんだ~!」
結羽介「彼方、その反応してるって事は・・・」
彼方「実は・・・」
翌日の部室。彼方と結羽介が皆に提案する。
果林「応援?」
彼方「うん。皆にも相談したくて。遥ちゃん日に日に笑顔が無くなってきてるんだよね。」
結羽介「昨日彼方から聞かされて、俺も困ってるんだ。」
彼方「本人は言わないけどプレッシャーを感じてるんだと思う。本当に一生懸命に練習してるから後悔するような事になって欲しくないんだ。本番の時も大丈夫だよって伝えてあげたいんだよ。」
栞子「それは遥さんだけではないかも知れません。」
せつ菜「えぇ。この日の為に努力して来たのは、出場する皆さん同じでしょうから。」
愛「皆にとっては大きな目標だもんね。」
歩夢「・・・っ!事情は分かったよ!協力する!」
侑「うん!遥ちゃんもそうだけど、皆の事も応援しよう!」
全員「大賛成〜!」
彼方「ありがとう!」
エマ「後は会場で応援してあげるのが一番なんだけど。」
しずく「予選は無観客ですからそれは難しいですね。」
璃奈「会場に入れなくてもやれる事はあると思う。ファーストライブ用に準備してたんだけど・・・」
かすみ「えっ!何!?」
結羽介「こんな事もあろうかと展開!?」
密かに準備していたプランを皆に見せた。
全員「おぉ~!」
エマ「これ良いんじゃない?」
ランジュ「えぇ!楽しそう!」
侑「私、皆に連絡取ってみる!」
かすみ「これで行きましょう!題して"スクールアイドルみんなで応援プロジェクト"スタートです!」
全員「オー!」
ラブライブ東京予選当日の朝。
遥「それじゃあ!」
彼方「行ってらっしゃ~い。」
遥が外へ出たタイミングで侑に電話する。
彼方「遥ちゃんは出発したよ。合流するね。」
海浜公園。
侑「了解!」
璃奈「セッティングはもうすぐ終わるよ。」
結羽介「知り合いのスタッフを頼んで正解だったな。」
ラブライブ東京大会Dホール。東雲の他に、YG学園、紫苑女学院のスクールアイドルも集まってる。全員緊張に包まれてる。
クリスティーナ『緊張してる?』
遥「だ、大丈夫です!」
美咲「そう言うクリスも足震えてるよ。」
クリスティーナ「ええ!?」
ラクシャータ「気持ちは分かります。観客のいない予選は独特の空気感ですから。」
すると遥のスマホに着信音が。
遥「ん!?す、すみません!あ、お姉ちゃん?」
それは姉の彼方からのLINEだった。
『見てほしいものがあるんだ 予選に出てる みんなの所にも送ったよ』
その下にURLがある。
遥「はっ!皆さん!」
クリスティーナ「どうしました?」
遥「メールを確認してみて下さい!」
Dホールにいる全員が自分のスマホに送られたメールを確認する。全員がURLをタップすると。
生配信が始まった。
かすみ『本当に見て貰えてるんですかね~?』
璃奈『もう繋がってるよ。』
かすみ『うわぁぁ!本当!?』
急いでかすみが退ける。彼方が画面に映った。
結羽介『それでは彼方さんどうぞ。』
彼方『ラブライブ東京予選に出てる皆、今日私達は会場には行けないけど今から気持ちを届けたいと思います。』
カメラを横に向けると。
全員『皆〜〜!!』
虹ヶ咲や他校の生徒達が映った。
咲夜・咲良「あっ!」
遥「あっ!」
遥・東雲学院『遥ちゃん最高〜!』
藤黄高校『私達がついてるからね!』
YG国際学園『ちゃんと見守ってるから!楽しんでね!』
紫苑女学院『いつも通りの咲夜ちゃんが見られたら私達は幸せです。』
侑『ほらランジュちゃんも。』
ランジュ『えっ!私も?』
結羽介『応援コメントどうぞ!』
ランジュ『えっと・・・何て応援すればいいのかしら?』
栞子『難しく考える必要はありませんよ。』
ミア『思ったこと言えばいいんだよ。』
ランジュ『そ、そっか・・・じゃあ。無問題ラ!ベストを尽くしなさい!』
愛『こっちはもう楽しむ準備は出来てるからね!』
侑『せ〜の!』
全員『頑張れ~!スクールアイドル~!』
ラブライブ予選に向かうスクールアイドル達への応援メッセージに皆が涙を流す。
美咲「これはちょっと・・・」
ラクシャータ「きちゃいます・・・」
咲良「凄く勇気出ました・・・」
遥「私達は1人じゃない!」
姫乃「私達も応援してますから!行ってらっしゃい!」
遥「うん!」
勇気を貰えた遥達がステージに立った。
海浜公園。噴水にプロジェクターを映してライブを盛り上げる。
歩夢「皆楽しそう。」
侑「気持ち届いたんだね。」
結羽介「これで大丈夫だな。」
彼方「そうだね距離なんて関係ない。それに・・・スクールアイドルはそれぞれ学校が違うし、ファンもそれぞれやりたい事は全部違うけど。それでも同じものを好きになれば仲良くなれるし、力を与え合える。突き詰めると、皆根っこは一緒で大切な人を応援出来る友達なのかもね。歩夢ちゃんと侑ちゃんみたいに。」
歩夢「あ・・・」
彼方「背中を押して距離が離れたって、押してくれた手のぬくもりは残るよ。2人ならきっと大丈夫。」
歩夢「・・・ありがとう彼方さん。」
決心がついた歩夢が侑に打ち明ける。
歩夢「侑ちゃん!私 年が明けたらスクールアイドルは凄いって伝える為に留学して来る!」
侑「え?えぇ〜!?」
歩夢「驚いた?侑ちゃんもどんどん進んでくれなきゃ置いてっちゃうんだから。もし失敗したら励ましてね?私もそうするから!」
侑「あはは・・・っ!うん私も決めた!作曲コンクールに参加して自分を試してみる!」
結羽介「やったな彼方。」
彼方「うん。」
翌日。スクールアイドル同好会部室。
彼方「zzz・・・」
エマ「へぇ~!侑ちゃんはコンクールにチャレンジで歩夢ちゃんは留学か~!」
歩夢「すぐ戻って来るけどね。」
果林「いいんじゃない?」
しずく「ファーストライブに込める思いがまた1つ増えましたね。」
歩夢「うん。私達の新しい一歩にしたい。」
愛「いいねぇ!何か燃えてきた~!」
侑「私もトキメキ全開だよ!」
そう言うと侑が、色とりどりの楽譜をテーブルに置いた。
侑「だからその勢いで全員のソロ曲作っちゃった!」
全員「ええええぇぇーーーー!?」
結羽介「ワオ!」
そして彼女達のライブは開演の日を迎える。ファンとアイドル、あなたと作る新しい始まりのステージが。
『END』
キャスト
比良坂結羽介:島崎信長
高咲侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:林鼓子
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘嵐珠:法元明菜
近江遥:本渡楓
クリスティーナ:石見舞菜香
綾小路姫乃:日岡なつみ
紫藤美咲:本宮佳奈
ラクシャータ:山北早紀
黒羽咲良:大森日雅
色葉:若井友希
今日子:桑原由気
浅希:川井田夏海
三船薫子:日笠陽子
生徒会副会長:杉山里穂
結羽介「遂に迎えたファーストライブ当日。会場には虹ヶ咲学園らしい個性的な差し入れや、沢山の応援メッセージが届いていた。期待に胸を膨らませて詰めかけた沢山のファン達。皆の想いに囲まれ、スクールアイドル同好会の13人は円陣を組む。それぞれが想いを届ける為に、支えてくれた人達に向けて感謝を伝える為に。そして、ステージの幕が上がる。「私たちの虹を咲かせに!」」
次回・響け!ときめき――。
結羽介「ウルトラ咲かせるぜ!」
どっちが面白い?
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比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜
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ラブライブEXTRAシリーズ