冬のある日。1台のワゴン車が何処かへ向かっている。そのワゴン車の中には。
彼方「ごろにゃーん。」
エマ「うふふ。彼方ちゃん気持ちよさそう。」
歩夢「侑ちゃん、このお菓子美味しいよ?」
侑「本当?1つ頂戴。」
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバーがワイワイ賑わっている。結羽介が運転してる。
結羽介「お。見えたぞ。」
見えたのは、広大な湖。
都内にある大草原に結羽介達が到着した。
結羽介「よし着いた!」
ミア「Beautiful!こんな凄い所が東京にあるんだね。」
ランジュ「ん〜!空気が澄んでで気持ち良いわ〜!」
果林「しかし、結羽介君から急にキャンプに誘うなんて。」
結羽介「ああ。」
数日前。
結羽介『なぁ皆、キャンプ行かね?』
全員『キャンプ?』
しずく『どうしたんですか急に?』
結羽介『実は俺の幼馴染みがキャンプに誘ってくれてな。そしたら、可能だったら虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さんも誘ってくれるか?って。』
侑『私達も?』
結羽介『幼馴染み曰く、大勢でのグループキャンプの方がより楽しめるだろうって。』
ランジュ『キャンプね。面白そうじゃない!ね?栞子!』
栞子『そうですね。キャンプなんて久し振りですし。』
せつ菜『良いですね!私も是非参加したいです!』
他の皆も参加を希望した。
結羽介『決まりだな。当日が楽しみだ。』
そして現在。
かすみ「それでキャンプ場に来たのは良いですけど、最低限の荷物だけで良かったんですか?」
結羽介「ああ。他の道具はアイツらが持参するって。」
愛「ねぇ、ユッキーの幼馴染みってどんな人?」
結羽介「保育園時代からずっと一緒で、結婚して双子が産まれて4人家族になったんだ。」
愛「へぇ〜!」
結羽介「お、噂をすれば。」
そこに1台のキャンピングカーが到着した。
璃奈「あれが結羽介さんの幼馴染み?」
結羽介「ああ。」
キャンピングカーから4人の親子が降りて来た。
男性「久し振りだな結羽介。」
結羽介「よう和寿。涼子も元気そうだな。」
涼子「結羽介も相変わらず元気そうね。」
結羽介「おっす雅ちゃん。沙羅ちゃん。」
雅「おっすゆう君!」
沙羅「おいっすー!」
せつ菜「あ!もしかして美澤ファミリーですか!?」
歩夢「せつ菜ちゃん知ってるの?」
せつ菜「はい!今大人気のYouTuberです!」
和寿「おお!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さんか。しかも我々を知ってくれているとは光栄ですな。」
結羽介「皆、この4人が俺の幼馴染みとその双子だ。」
和寿「美澤和寿だ。」
涼子「美澤涼子よ。旧姓は泰村よ。」
雅「美澤雅です!こんにちは!」
沙羅「妹の美澤沙羅だよ!」
彼方「おおー。元気な挨拶だねー。」
結羽介「和寿。残りの2匹は?」
和寿「おおそうだ忘れてた。」
急いでキャンピングカーに戻る。
和寿「はいはいはいはい。」
2つのペット用のケースを持って来た。
しずく「何か飼われてるんですか?」
涼子「ええ。我が家のアイドル達よ。」
和寿「さぁ出ておいで。」
2つのケースから、三毛猫の子猫とポメラニアンの子犬が出て来た。
子猫「ミャー。」
子犬「アン!」
侑・歩夢・せつ菜・しずく・愛・彼方「可愛いー!」
ランジュ「キャハ!子猫と子犬だわー!」
和寿「三毛猫のシアとポメラニアンのマロンだ。」
シア「ミャー。」
マロン「アン!」
涼子「それじゃあ、早速テントとか色々用意しておきましょう。」
和寿「よっしゃ。結羽介手伝ってくれ。」
結羽介「任せとき。」
キャンピングカーから2つの超特大テントを持って来た。
侑「大きいテントだね。」
結羽介「このテント最新か?」
和寿「ああ。グループキャンプの為に買ったんだ。」
涼子「結構値段したわ。」
結羽介「でも設営するのに3人だと時間掛かりそうだな。皆、ちょっと手伝ってくれるか?」
侑「分かった!」
栞子「分かりました。」
侑達が加わり、超特大テントを2つ設営する。
結羽介・和寿・涼子「設営完了!」
侑「大きいテントだね。」
歩夢「皆入れそうだね。」
結羽介「これどっちがどっちなんだ?」
和寿「1組が俺達大人組。もう1組がスクールアイドル同好会の皆さんと雅と沙羅だ。」
エマ「雅ちゃんと沙羅ちゃんも?」
涼子「2人がスクールアイドルのお姉ちゃん達と一緒に寝たいって言ってね。お願い出来るかしら?」
せつ菜「はい!任せて下さい!」
彼方「私達子供大好きですからね〜。」
涼子「助かるわ。」
栞子「そう言えば、このキャンプ場の近くには何かあったりしますか?」
和寿「この近くに温泉があるぞ。湖を眺める露天風呂が最高だぞ?」
璃奈「私入ってみたい。」
エマ「うん!私も!」
結羽介「よし、テントも設営し終えた事だし。一休みするか。」
和寿「んじゃ、アレを作りますか。」
結羽介「アレって?」
和寿「ふふーん。ジャジャーン!」
取り出したのは、ジャガイモ。
結羽介「ジャガイモ!」
和寿「コレを使って変わったポテチを作るぜ!」
調理開始。
和寿「まずはジャガイモをスライスする。」
スライスでジャガイモをスライスする。
和寿「そして水でよく洗う。」
ボウルに入った水にスライスしたジャガイモを入れてよく洗う。
和寿「よし、次は衣作り!まずは卵2個をよく混ぜて、薄力粉80g。コーンスターチ40g。水80cc。そして塩と胡椒。これを混ぜる。」
衣を泡立て器で混ぜる。
和寿「よしOK!じゃあ挙げていくぜ!ジャガイモを衣に付けて、油へ入れて揚げる。」
衣を纏ったジャガイモを油へ入れて揚げる。するとジャガイモが膨らみ始めた。
せつ菜「ええ!?膨らみました!!」
エマ「凄い!風船みたい!」
ランジュ「どうなってるのかしら!?」
次々とジャガイモを揚げて膨らませる。
和寿「揚がりました〜!風船ポテトの完成だ!さぁ食べてくれ!」
結羽介「いっただきまーす!」
風船ポテトを実食。
エマ「ん!Buono!」
ミア「凄くサクサクしてて美味しい!」
かすみ「新しいポテトチップスですね!」
侑「ん〜!これ好きかも!」
結羽介「風船ポテト。初めて食べた時に衝撃を受けたな〜。」
雅「これとコーラのセットだと最高だよ!」
沙羅「もう1個!」
風船ポテト完食。
歩夢「美味しかった!」
果林「今までにない食感だったわ。」
せつ菜「また食べたいです!」
和寿「喜んでくれて何よりだ。」
沙羅「お母さん!お父さん!遊びに行ってもいい?」
和寿「おう!しっかり遊んでまた腹減らして来い!」
雅「お姉ちゃん達も遊ぼ!」
侑「うん!」
和寿「よしシア、マロン。」
取り出したフライングディスクを持って構える。
和寿「let's go!」
フライングディスクを投げた。
シア「ミャー!」
マロン「アン!」
フライングディスクを追いに走る。
雅・沙羅「待ってー!」
侑「2人共待ってー!」
歩夢「侑ちゃん危ないよー!」
愛「愛さんも行くよー!」
かすみ「かすみんも遊びますよー!」
せつ菜「行きましょう!」
しずく「はい!」
ランジュ「待ってよー!」
雅、沙羅、侑、歩夢、愛、かすみ、せつ菜、しずく、ランジュが遊びに走る。
結羽介「皆は行かないのか?」
栞子「はい。ここで待っています。」
彼方「彼方ちゃんはお寝んねしてるから〜。」
エマ「うふふ。」
ミア「僕は湖を眺めたいから。」
璃奈「ちょっと車に乗ってて疲れちゃったから。」
結羽介「そうか。」
涼子「それじゃあ私達は飲み物でも飲みましょうか。」
クーラーボックスからビール2本とレモンサワーを出した。
涼子「皆は何か飲む?ジュースあるわよ。」
璃奈「私ジュース飲みたい。」
エマ「私も下さい。」
6人にジュースと水とお茶をあげた。
和寿「それじゃあ乾杯。」
結羽介・涼子「乾杯。」
3人が乾杯し、ビールとレモンサワーを飲む。
結羽介「くぅ〜!」
和寿「あ〜旨い!」
涼子「ふぅ〜。」
和寿「結羽介。最近どうよ。充実してるか?」
結羽介「お陰さんでな。顧問の仕事は大変だけど、仲間達とワイワイ楽しめて何よりだし。芸能の方も相変わらず楽しんでるよ。」
和寿「そう言やお前、遂に佐藤健さんと共演したんだってな。」
結羽介「そうなんだよ!撮影の休憩中に電王やるろうに剣心とかのお話を色々して下さってな。」
涼子「どうだった?生で出会った佐藤健さんは。」
結羽介「そりゃあもう興奮したよ!何せ仮面ライダー電王の時からずっとファンでな!俺が変身ポーズ披露したら凄い喜んでくれてな!いやぁ〜あの時の俺は俳優ではなくファンの1人に返った感じだったよ。」
涼子「楽しんでるみたいで何よりね。」
結羽介「そっちはどうだ?」
和寿「そうだな。先週YouTubeで登録者数100万超えたしな。前より生活は更に充実してるし、子供達に不自由のない生活を与えている。」
結羽介「にしても今でも不思議に思うよな〜。お前ら2人が結婚しただなんて。」
和寿「俺と涼子の趣味が偶然に重なって結婚したからな。」
結羽介「俺なんて今でも彼女すら居ないってのに。」
涼子「なら虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の誰かと付き合えば良いんじゃない?」
結羽介「何て事言うんだ貴様!スキャンダルの汚名を俺に着させる気かこの野郎!」
涼子「そうじゃなくて、あの子達が将来成人したら誰かを選べば?って意味で言ってんのよ。」
結羽介「1人だけなんて選べねえよ!」
璃奈「結羽介さん前途多難だね。」
結羽介「そんな簡単に言わないでよ璃奈さん。」
和寿「まあまあ。人生まだ長いんだし、お前の幸せは何れ訪れるさ。」
結羽介「和寿は優しいなぁ。まぁ、俺の運命の人は俺自身で探すぜ。」
遊び終えた9人が帰って来た。
愛「ただいまー!」
結羽介「楽しめたか?」
愛「うん!もうたっぷり楽しめたよ!」
歩夢「シアちゃんとマロンちゃんとっても元気だね。」
シア「ミャー。」
マロン「アン!」
ミア「もうすっかり夕方になったね。」
和寿「よし、それじゃあお待ちかねのキャンプクッキングスタートだ!」
雅・沙羅「わーい!」
キャンプクッキング。
和寿「取り敢えず材料はこれで全部だな。」
テーブルには、大量の材料が揃えてある。
かすみ「す、凄い量ですね・・・」
ランジュ「これで何を作るのかしら?」
和寿「んじゃ、作りますか。皆も手伝ってくれるか?」
侑「私達もですか?」
和寿「料理は皆で食べると楽しいけど、皆で作る時も楽しいって言うもんだ。涼子、雅、沙羅は侑さん達に料理を教えてやってくれ。」
涼子「合点承知♪」
雅「りょーかい!」
沙羅「いえっさー!」
涼子「それじゃあ皆は、この野菜とお肉を切ってくれるかな?分からなかったら教えてあげるから。」
栞子「分かりました。」
女性陣は野菜を切る。
男性2人は。
結羽介「んじゃ俺と和寿は。」
和寿「恒例のアレ達だ。まずはコレだ!」
ペットボトルに入った赤い油。もう1つのペットボトルには黄金の油が入っている。
和寿「大量のエビの頭から抽出したエビ油とズワイガニとタラバガニから抽出したカニ油!」
結羽介「今日も一段と輝いているな〜。」
和寿「次はコレ!」
クーラーボックスからハマチ、ブリ、鮭、ニジマス、ホタテ、タラバガニ、そしてオマール海老を出した。
結羽介「ウッヒョー!魚介祭りー!しかもオマールとタラバ付きか!」
和寿「よっしゃ作るぜ!結羽介はこの魚介共を切って刺身にしてくれ。」
結羽介「おっし!」
ハマチ、ブリ、鮭、ニジマス、ホタテを包丁で切って刺身にする。
和寿「んでこっちは、このエビ油と大量の米を使ったエビ油炒飯を作るか。」
中華鍋にエビ油と卵と米を投入。そして剥いたエビと塩と胡椒と味の素を入れて混ぜる。そしてネギと醤油を入れて混ぜる。それを巨大なプレートに乗せる。これをカニチャーハン同様に米と2つの油を使い切るまで作る。
結羽介「あ〜。骨抜き気持ち良い〜。」
魚の骨抜きで快感を感じてる。
結羽介「おっほ〜。タラバガニの蟹味噌とオマール海老のエビ味噌〜♪」
和寿「それぞれの味噌を炒飯に入れて食うと更に美味いぞ〜。」
結羽介「あ〜早く食いてえ〜!」
和寿「まあそう焦るな。空腹は最高のスパイスだ。」
結羽介「そうだな。良い匂いを受けて極限まで腹空かせるぜ!」
女性陣。
雅「彼方お姉ちゃん上手だね!」
彼方「そうなんだよ〜。実は妹がいてね。」
雅「彼方お姉ちゃんの妹ってどんな人なの?」
彼方「とっても可愛いんだよ〜。お姉ちゃんは妹の為なら料理だって何だって出来るんだよ〜。雅ちゃんは沙羅ちゃんの事が好きかな?」
雅「うん!沙羅は私の大切な妹だよ!」
彼方「そっか〜。それじゃあ雅ちゃんは、これからも沙羅ちゃんを守っていかないとね。」
雅「うん!」
果林「こ、こんな感じで良いですか?」
涼子「そうそうその調子よ。果林ちゃんは料理は出来る方?」
果林「いえ、料理はやらないですね。」
涼子「でも良い腕してるわよ。」
エマ「うんうん!果林ちゃん上手だよ!」
果林「そお?ありがとう。」
歩夢「涼子さん、全部切れました。」
涼子「ありがとう。雅、沙羅、お願い。」
雅・沙羅「はーい!」
そしてキャンプ料理が完成した。メニューは、カニチャーハンとエビチャーハンのプレート盛り、キッシュ、卵焼き、刺身の盛り合わせ。
和寿「完成だ!」
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「美味しそー!」
結羽介「うっひょー!ご馳走だご馳走!」
和寿「それじゃあ飲み物を配るぞ。今日は油系が多いから、皆に黒烏龍茶を配ろう。」
黒烏龍茶を虹ヶ咲スクールアイドル同好会メンバーと雅と沙羅に配った。
和寿「ほい涼子。」
涼子「ありがとう。」
キンムギサワーを涼子に渡す。
和寿「ほれ結羽介。」
結羽介「サンキュー。」
エビスビールを結羽介に渡す。和寿もエビスビールを持つ。
和寿「それでは、親友の再会と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さんと一緒にキャンプが出来て光栄です。今日は目一杯食べて楽しもう!乾杯!」
結羽介・涼子・雅・沙羅・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「乾杯!」
全員が乾杯し、エビスビールとキンムギサワーと黒烏龍茶を飲む。
結羽介・和寿「旨え〜!」
涼子「あ〜美味しい!」
和寿「よっしゃ食うぜ!」
皆が豪華なキャンプ飯を頂く。
エマ「とってもBuono!」
侑「このエビチャーハン、凄いエビの香りがしてて美味しい!」
和寿「コイツにエビ味噌を加えれば美味いぞ?」
早速エビ味噌をエビチャーハンに乗せて食べてみる。
歩夢「本当!美味しいです!」
彼方「この卵焼き、彼方ちゃんが作る卵焼きより美味しい!涼子さん、作り方教えて貰えませんか?」
涼子「ん?どうして?」
彼方「この卵焼きを、妹の遥ちゃんに食べさせてあげたいんです。」
涼子「勿論よ。後でレシピあげるわ。」
結羽介「ん〜。やっぱりお前の料理は美味いな。」
和寿「って言っても、YouTubeのひみつ基地さんの動画を見て真似ただけなんだけどな。でも本当に美味いわ。」
結羽介「今度俺も作ってみようかな?まず部位からエキスを抽出してから・・・」
和寿「あれ結構時間掛かるぞ。」
果林「結羽介君と和寿さん、そんなにビール飲んでるとお腹壊さないのかしら?」
結羽介「何の何の。俺達にはこの程度へっちゃらさ。」
和寿「俺達ビールに強いしな。」
雅「本当美味しそうに飲んでるよね。」
沙羅「私達も大人になったら飲めるのかな?」
和寿「おう勿論!ビールは旨えぞ?まあ苦手だったら飲まなくて大丈夫だ。」
かすみ「ん?このサラダのドレッシング美味しいですね!」
涼子「それ私オリジナルのドレッシングよ。」
かすみ「やりますね!」
涼子「ふふ〜ん♪ミアちゃんどうだった?料理作ってみて。」
ミア「僕は音楽一筋だけど、たまには料理も悪くないかもね。」
キャンプ料理完食後、全員が近くの銭湯で体を癒す。
女湯。
ランジュ「いっぱい食べたわ〜。」
しずく「もうお腹いっぱいです。」
涼子「皆って本当スタイル良いわね〜。昔の私みたいね。」
歩夢「そうなんですか?」
涼子「ええ。私学生時代にスカウトされた事があってね。でも自分のやりたい事があったから断ったの。」
果林「何処にスカウトされたんですか?」
涼子「Earth Entertainmentよ。」
かすみ「そこって、結羽介さんが所属してる事務所じゃないですか!」
涼子「そうなのよ。そして高校卒業後に結羽介がそこでアイドルデビューしたのよね〜。」
璃奈「もし涼子さんが芸能活動してたら、結羽介さんと組んでた事も?」
涼子「あったかもね。でも私はね、普通の生活が好きだから一般の道を選んだの。そして、こんなに可愛い娘2人に恵まれてるんだもの〜!」
雅「くすぐったいよ〜!」
沙羅「キャッキャ!」
せつ菜「何か憧れますね。家族を持つのって。」
涼子「子供は本当に可愛いのよ〜!将来皆が結婚したらこの気持ち分かるわよ?」
侑「子供・・・」
歩夢「侑ちゃん?」
男湯。
結羽介・和寿「ふへ〜・・・」
和寿「そうだお前。最近EXTRAの2人と会ってるか?」
結羽介「ん〜。仕事ではちょいちょい会ってるけど、プライベートではたまにしか会ってないな。何しろ今も引っ張り凧だしなあの2人。」
和寿「流石は人気アイドルだな。とか言うお前も引っ張り凧な癖に。」
結羽介「にひひ。お陰様で。そうそうあの2人、またスクールアイドルの顧問やってるしな。確かLiella!だったな。」
和寿「結ヶ丘女子高等学校のスクールアイドルグループか。確か11人になったって噂だ。」
結羽介「11人って多いな。虹ヶ咲に次ぐメンバー数だ。そうだ、この前お前のファンの西島秀俊さんと共演したぞ。」
和寿「マジで!?いいな〜。俺生の西島さんとお会いしたいな〜。」
結羽介「シン・ウルトラマン観てましたって言ったら喜んでくれたな〜。そうだ、今度西島さんが出演する舞台があるから一緒に観に行こうぜ。」
和寿「お!行きたい行きたい!」
結羽介「お、見ろよ。星空が綺麗だ。」
和寿「おお。今年も冬の星空が輝いてるな。」
銭湯から上がった結羽介達は、キャンプ椅子に座って星空を眺めている。女性陣はブランケットを羽織っている。ラジカセからヒーリングミュージックが流れてる。
侑「星空が凄く綺麗だね。」
歩夢「そうだね。」
ミア「こんなに綺麗な星空久し振りに見たな。」
沙羅「うぅ〜寒い〜。」
雅「沙羅。ギュー。」
寒がる沙羅を雅がギューっと抱き締めた。
雅「どお?温かい?」
沙羅「うん!ありがとうお姉ちゃん!」
歩夢「侑ちゃんもギュー。」
侑「あはは。歩夢ったら。」
雅を真似るように、歩夢も侑を抱き締めた。
和寿「星空を眺めながらヒーリングミュージックを聴くのが俺なりの拘りだ。」
しずく「とても癒されますね。」
和寿「そう言えば歩夢さん。結羽介から聞いたんだが、ロンドンへ短期留学へ行ってたんだよね?」
歩夢「あ、はい。そこでアイラちゃんって言う友達と出会ってスクールアイドルの事を色々教えてあげたんです。それからアイラちゃんも日本へ短期留学して楽しい時間を過ごしました。」
和寿「ロンドンどんな感じだった?」
歩夢「最初は不安だったんですけど、周りの人達は凄く優しくて良かったです。」
涼子「もしかして、ロンドンで名所を回ったりもしたの?」
歩夢「はい。アイラちゃんが案内してくれたんです。」
涼子「何処回ったの?スマホに撮ってあったり?」
歩夢「ありますよ。」
スマホからロンドンの名所の写真を見せる。
涼子「ビッグベン。バッキンガム宮殿。あ!アビーロードもあるじゃん!」
侑「アビーロードって確か、ビートルズで有名な横断歩道だよね?」
結羽介「ああ。ビートルズと言えばアビーロードだもんな。」
涼子「良いわね〜イギリス。ねぇ和寿、いつかイギリスへ家族旅行に行こうよ!」
和寿「まず計画を立てないと行けないしな。涼子何処行きたいんだ?イギリス着いたら。」
涼子「ホワイトチャペルかな?切り裂きジャックの聖地だし。」
和寿「お前それしかないんだなやっぱ。」
涼子「だって、切り裂きジャックって謎が多いじゃん?その聖地を見てみたいの。」
侑「切り裂きジャックって確か・・・」
結羽介「別名ジャック・ザ・リッパー。19世紀末にイギリス全土を震撼させた世紀の連続殺人鬼。歩夢はイギリスで学んでなかった?」
歩夢「アイラちゃんから聞いたんです。昔イギリスに凶悪な殺人鬼が現れたって。切り裂きジャックってどんな感じなんですか?」
結羽介「切り裂きジャックは1888年。当時ホワイトチャペルで娼婦だった女性達を殺害し続け、気付けば20人程と言われている。ロンドン警視庁とスコットランドヤードが連携し懸命に捜査したにも関わらず、証拠や足取りは掴めず迷宮入り。今でも正体不明のまま現在に至ってるって訳。」
涼子「最新技術で犯人が公表されたけど 鑑定結果にクレームが殺到し現在も犯人が誰なのか議論が広がってるの。」
かすみ「恐ろしいですね・・・」
和寿「まあジャック・ザ・リッパーの話はここまでにして話題を切り替えよう。歩夢さん、イギリスは雨多かったかい?」
歩夢「ええ。時々降ってました。」
和寿「イギリスは低気圧が多いから雨がよく降るんだ。それにイギリスと言えば、あのハリー・ポッターの聖地だもんな。」
果林「何だか眠たくなってきたわ。」
エマ「果林ちゃん眠そうだね。」
栞子「和寿さん。そろそろテントへ戻りますね。」
和寿「そうだな。俺達はまだ起きとくから、涼子、雅、沙羅。後は頼む。」
涼子「ええ。」
雅・沙羅「らじゃー!」
女性陣はテントへ入った。シアとマロンも一緒に。
シア「ミャー。」
マロン「アン!」
かすみ「広くて快適ですね。」
涼子「このテント、1つだけでもウン十万するんだもの。」
璃奈「薪ストーブがとても温かい。」
沙羅「私、せつ菜お姉ちゃんと一緒に寝たい。」
せつ菜「いいですよ。いらっしゃい沙羅ちゃん。」
沙羅がせつ菜に寄り添う。
雅「じゃあ私は・・・エマお姉ちゃんと一緒が良い。」
エマ「良いよ。おいで雅ちゃん。」
雅がエマに寄り添う。
涼子「うふふ♪2人はすっかり皆の妹になっちゃったね。」
彼方「小さい頃の遥ちゃんを思い出すな〜。」
涼子「彼方ちゃんは本当に妹さんが好きなのね。」
彼方「はい。妹って言うのはとっても可愛いんですよ〜。」
果林「涼子さんはご兄弟はおられるんですか?」
涼子「ええ。私も妹がいるわ。今でも凄い仲良しよ。それに娘達を凄い可愛がってくれてるわ。」
ランジュ「へ〜。」
ミア「姪っ子が好きなんだね。」
一方の結羽介と和寿は、隣のテントでAmazonプライムのゴジラ-1.0を観ながら雑談している。
和寿「新作ゴジラ楽しみだな。」
結羽介「ああ。しかも山崎監督が続投するからな。」
和寿「そうだ、最近めっちゃ美味いラーメン屋見付けたんだ。今度食いに行こうぜ。」
結羽介「マジで?行きたい行きたい。」
そこに涼子が戻って来た。
和寿「お、皆寝たか?」
涼子「ええ。ぐっすりよ。沙羅はせつ菜ちゃん、雅はエマちゃんと添い寝しているわ。」
結羽介「2人共幸せそうだな。」
和寿「おつまみ角煮あるけど食うか?」
涼子「あら良いじゃない。」
結羽介「涼子、そんなに食べて太らないか?って言っても野暮だったか。」
涼子「ええ。私の胃は消化が早いから太らない体質なのよ。」
結羽介「その体質ならフードファイターになれそうな気がするな。」
涼子「もし私がデブになっても私を愛してくれるって事かしら?」
和寿「・・・考えとく。」
涼子「どう言う意味よそれ!それにさっきの間は何なの!?」
結羽介「あはは!」
楽しい冬キャンプはこうして幕を閉じた。
『END』
キャスト
比良坂結羽介:島崎信長
高咲侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:林鼓子
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘嵐珠:法元明菜
美澤和寿:松岡禎丞
美澤涼子:佳村はるか
美澤雅:長縄まりあ
美澤沙羅:木野日菜
どっちが面白い?
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比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜
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ラブライブEXTRAシリーズ